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HOME ≫ ブログ ≫ 2023年初水揚げの静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)

2023年初水揚げの静岡県舞阪産のとらふぐ(天然)

Vol.3898

“身体に優しい、美味しい日本料理”を

信条とする『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信です。

今朝、沼津魚市場に着き

最初に向かったのが

こちらの売場でした。

魚市場の雰囲気

ほぼゼロですが・・・。

ここに向かったのは

自分宛のとらふぐが

届くことになっていたからです。

中を開けると

海水が汚れてはいるものの

スイスイとなれば

萌え燃え・・・💖

ちなみに、こちらが

説明がありません

ビフォアー画像。

海水が汚れているのは

お腹にあった餌を

吐き出したからです。

他の仕入れを済まし

『佳肴 季凛』に戻り

とらふぐを取り出すと

熱血君がやって来ました。

「おはよう、親方♬」

「おはよう。」

「今朝も寒かったね。」

「サボりたくなるくらい

寒かったよ。」

「サボることも、あるの?」

「たまにね。」

「それでも平気なの?」

「平気だから、サボるじゃん。」

「そっかぁ~。」

「でも、今日は🐡が来るから

そうもいかないからね。」

「そうだよねぇ。

今日のふぐって

年明け最初の?」

「そう、昨日が最初の水揚げだよ。」

「毎日、水揚げがあるんじゃないの?」

「天気が悪ければ、漁に出られないし

資源保護ってこともあるしね。」

「へぇ~。」

「締めるから、離れていてね。」

締めたら

血抜きのため、しばし海水へ。

まな板に乗せ

卸そうとすると

再び、熱血君。

「近寄っちゃ、ダメだよ。」

「締めたから、平気じゃないの?」

「平気じゃないよ。

噛み付かれたら、困るじゃん。」

「え゛~っ!そりゃ、困るよ。」

「自分なんて

お腹の辺りを噛み付かれたことがあるよ。」

「マジで?」

「マジだよ。」

「大丈夫だったの?」

「ゴム前掛をしていたから

平気だったけど、焦ったよ。

だから離れていないと、ヤバいよ。」

「うん分かった、離れているね。」

卸したら

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

水洗いしてくれ

手直しの水洗いは

自分。

そして

拭き上げてもらったら

ふぐの仕込みが終了。

真由美さんが掃除を始めると

熱血君が

「真由美さん、頑張って~!

親方はやらないの?」

「そんなことないよ。

ほら。」

「まぁね。でも

真由美さんの方が

たいへんじゃね?」

「だから、いつも感謝しているよ」

「そうだって、真由美さん。」

「そういうことにしておこうね

熱血君。」

「親方、ほらぁ~。」

「・・・・・。」

こうして朝の一幕が終わり

ランチの営業に備えたのでした。

ところで、ランチと言えば

明日は、日曜日と同様

クラブツーリズムの豪華バス

“ロイヤルクルーザー”の

お客様が見えるので

通常のランチの御席の

ご用意が出来ません。

既にお断わりしてしまったお客様には

この場を借りて

改めてお詫びさせて頂きます。

また、明日に限らず

ご予約時間が重なった場合

変更をお願いすることもあり

こちらへのご理解も頂けると

幸いです。

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