グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ ≫ 休日出勤は、とらふぐ(天然)の皮引きと『鰯の丸煮』の箱詰

休日出勤は、とらふぐ(天然)の皮引きと『鰯の丸煮』の箱詰

Vol.3932

生涯、一料理人を貫くためが想いを

『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の

志村弘信が

今日(2月13日)も

認(したた)めます。

月曜日ということで

定休日ですが

今日は休日出勤でした。

刺身用の妻(つま)にするため

大根、人参、胡瓜を

かつら剥きにすると

ミニふぐがやって来て

「休みなのに

たいへんだね。」

「明日は魚市場に行くし

休み明けがバタバタするのが

どうも苦手なんだよ。」

「刺身のつまにする時って

トイレットペーパーみたいに

巻き直してから、切るの?」

「そうだよ。」

「へぇ~。」

「それを縦に包丁して

広げてから

繊維に沿って包丁すると

こんな感じ。

アーリーレッドも入っているよ。」

「へぇ~。」

桂剥きにした大根の芯は

大根おろしに回し

青い部分は

皮の一部を剥き

糠漬にします。

桂剥きをして、妻を仕込むと

手間がかかるように

思うかもしれませんが

使い勝手が広がるので

効率が良くなるのです。

なので、どんな仕事でも

手間を惜しむことは出来ません。

妻の仕込みの次が

とらふぐの皮の棘取りで

今日の仕込みのボスキャラです。

先日の

ふぐ子ちゃん

チビとら

合計21本分にして42枚。

「わぁ、沢山あるね!」

「かなり時間が掛かるよ。」

「どれくらい?」

「1枚4分として

168分=2時間半オーバーかぁ。

戦意喪失をさせるような

計算をさせないでくれるかなぁ。」

「そうは言っても

気になるじゃん。

とにかく、頑張って~。」

「はいよ~。」

やってもやっても

なかなか進みません。

唯一の救いが

定休日ですので

時間を気にする必要が

無いことです。

予定よりも

少し遅れただけで

FINISH!

となれば、往年の名画

『ロッキー』のエンディングが

「ロッキー」(1976)映画レビュー | CINEMA MODE

どこからともなく・・・。

勝利の余韻に浸る間もなく

これらの皮と共に

真空パックし、冷凍庫へ。

また、ひれは

半分にし

付根の部分を包丁したら

晒しておきました。

ひれは

佳肴季凛 自家製『ぽん酢』

オリジナルの『ぽん酢』

ひれ酒に使います。

ボスキャラを退治したら

包丁を砥ぎ

仕込みが終了です。

最後に

『鰯の丸煮』の箱詰をしていると

ミニふぐが

「ボスキャラは

かなり手強かったね。

お疲れ様でした。」と

声を掛けてきました。

「かなり手強かったよ。

それこそ、猫の手じゃなく

ふぐのひれを借りたいくらいだったよ。」

「見ているだけでも

疲れちゃったもん。

この『鰯の丸煮』は

ギフト用でしょ?」

「そうだよ。

チョコレートじゃない

バレンタイン用。」

「へぇ~。男の人には

こっちの方が

いいんじゃね?」

「そうだね。つまみにもなるし

おかずにもなるしね。」

「僕達もこういうのが

いいなぁ。」

「今年は

もらえそう?」

「どうかなぁ~。」

その後、帯紙を巻き

冷凍庫へ。

とりあえず

すべき仕事が終わり

休み明けは

新たな気分で

仕事に臨みます。

「そんじゃ

また明日🐡」 by 熱血君

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このページの上へ戻る