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HOME ≫ ブログ ≫ 蝉魴鮄(セミホウボウ)を卸してみた 

蝉魴鮄(セミホウボウ)を卸してみた 

Vol.4284 (1月31日)

いらっしゃいませ

マクロビオティック(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし 

天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です



「いよいよ今日は

セミホウボウを卸す話だね♬」 

と、熱血君 


「そうだね

初めて仕入れた魚だから

勉強しながら

話しているから

いい勉強になるよ」 



「へぇ~

“人は教えることによって学ぶ”

ってやつだね」 


「気の利いたこと

知っているじゃん!」 


「えへへ・・・♬」 


今回から

お読みになる方は

過去2回のブログを

お読み下さい


・第一話


・第二話





水洗いしておいた

蝉魴鮄(セミホウボウ)です


三枚に卸すと

このような身をしています


締めてから

一日経っており

薄いピンクをしています 



セミホウボウのような

紡錘形の魚は

身(内)から皮(外)に向かって

骨が入っているのが

特徴です 



また、紡錘形の魚は

ワニ型の魚とも呼ばれており

ワニを英語で何という?覚えておきたい表現3選


ワニとは

いわゆるワニのことです


骨が入っているので

頭の方から

抜いていきます



普通の魚のように

血合い骨そのものを

切り分けないのは

身が少なくなってしまうからです 


また、初めて卸す魚なので

骨の形が不明なので

手探りで

抜いていきます


結果的に

骨の先端が二股になっていませんでした


骨を抜き終えた身です👇



皮を引くと

脂が乗っているのが

わかります


引いた皮を

改めて見ると

鱗(うろこ)というより

鎧(よろい)のような感じです 

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実際、鱗の役割は

外敵から襲われた時に

身を守るためだけでなく 

水の抵抗を減らすためや

海では水分が

出ていかないように

するためでもあります



「鱗と鎧って

似ているんだね。」 

出汁を取るため

焼いた皮は

かなり脂が乗っており


締めたのが月曜日で

今日の水曜日で

三日目ですが 

予想していたよりも

期待出来そうな身質でした 


ということで

明日は

クオリティチェックということで

実食してみます 


初めて手にした魚で

ここまで楽しめるのは

自ら魚市場に

通っているからこその特権です 


明日が最終回の

蝉魴鮄シリーズに

乞うご期待!

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