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続・賄いの冷たい蕎麦コレクション

7月とは言え、雨降りにして、気温の上がらない日も多く、夏野菜の生育だけでなく、秋のコメの収穫を懸念する声も目にし、食材の供給以上に、不作による農家の方達への不安も気になっています。

とは言え、傍観するしかない自分ですが、暑過ぎない程度の例年らしい天候であって欲しい限りです。

そんな昨今は、気温だけでなく、湿度も高い日もあるので、冷たい蕎麦を賄いで食する機会も増えており、今回のお話しは、賄いの冷たい蕎麦についてですが、以前お話ししたこともあるので、その続篇です。

ラーメン以外の麺類に欠かせないというか、あって欲しいのが天ぷらで、

海老、鯵、下足の天ぷらを乗せたものや、

鱧(はも)、海老、ズッキーニ、隠元(いんげん)を乗せたものを作りました。

天ぷらを乗せた変わり種が、

鱧とズッキーニの天ぷらと、滑子(なめこ)とアボカドをあしらったもので、アボカドのねっとりとした食感が、予想通りの美味しさでした。

滑子と天ぷらのコラボの蕎麦と言えば、

えのき、湿地(しめじ)、舞茸の天ぷらの冷やしきのこ蕎麦を作ったのですが、きのこ好きには嬉しいものがありました。

天ぷらには天ぷらの良さがありますが、麺類の揚物は、

かき揚げが一番だと思っているので、

その美味しさは、普通の天ぷらにはない美味しさがあり、かき揚げは、天ぷらのオーケストラのような味わいがあります。

天ぷらのような揚物ではありませんが、

油揚げを煮含め、素揚げした茄子を盛り付けた冷やしきつねも作ったことがあり、今度は、揚げ玉も乗せた冷やしたぬき&きつねも作ってみたくなりました。

また、暑くなると、先程お話ししたネバネバ系も捨て難いものがあり、

滑子卸し蕎麦や、

とろろ昆布、めかぶを乗せたものや

モロヘイヤ、納豆、若布、アボカドに、胡瓜、茗荷の薬味増し増しの蕎麦も、さっぱりしつつも、食べ応え十分な味わいでした。

写真には収めてはいない蕎麦も沢山あり、どれもこれも、自分好みというか、食べたい時に食べたいものを作れる料理人の唯一の特権を利用しているので、その時の気分を考慮すると、優劣はありません。

蕎麦に限らず、賄いで作る料理は、商売抜きゆえ、お気楽極楽で、しかも美味しいのが、何よりです。

夏真っ盛りの手前ですので、まだまだ冷たい蕎麦を作る機会があり、そのコレクションもまだまだ増えそうで、機会を見て、お話しさせて頂きます。

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

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