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銀鱈の西京漬が・・・

日本料理店【佳肴 季凛】の西京漬に使う銀鱈は、

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沼津の魚市場にある冷凍ものや塩干ものを扱う売場で、

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仕入れて来ます。ただ、この売場以外にも、銀鱈を扱っている問屋もあるので、時には、そこで仕入れることも、しばしばです。

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こんな風に、銀鱈は並んでいるのですが、この中から、良さそうなものを、選ってきます。右側の箱に、USAとあるように、アラスカ産です。左側のも、同じアラスカ産ですが、小さいサイズのもので、1,5~1,8キロぐらいの大きさです。

 

自分が選るのは、右側の箱の2,5~3キロ前後のもので、今朝も、

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2本仕入れ、冷凍庫にしまっていた1本を加え、

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明日仕込めるように、出しておきました。

 

ここまでは、ごく普通のお話しですが、実は、この銀鱈に大きな異変が起きているのです。異変の一つが、銀鱈の不漁による魚価の高騰です。不漁の原因は、長年に渡る乱獲、地球温暖化による生態系の変化が、主な原因です。

 

さらに、為替相場つまり、円安により、日本の商社が、買い負けているのです。相場だけの問題なら、クリア出来る部分もあるのですが、日本経済の景況が好転したとは報じられているものの、今後の状況の不透明感は、明らかで、買い付けることが出来ても、その後、売れるかどうかの不安がある以上、強気に買うことが、出来ないのです。

 

今朝仕入れた銀鱈は、今年の春以降の漁で、水揚げされたもので、新ものは、来春以降まで、入荷はないので、水産会社や商社の冷凍庫にある在庫だけで、まかなくてはならないのです。

 

そんな状況にあるので、これまで、当店の西京漬は、1枚から、お買い求めいただくことが可能でしたが、しばらくの間は、銀鱈とサーモンの3枚以上のセットもしくは、銀鱈、サーモン、鯖の各2枚以上のセットのみのご用意とさせて頂きます。なお、銀鱈以外のものは、これまで通り、1枚からでも、構いません。

 

今後、どのような状況になるかは分かりませんが、ご理解のほど、宜しくお願いします。また、詳細については、直接お問い合わせください。

 

★★★ 冬の特別献立 ★★★

女性のお客様に限り、会席料理“冬ごもり”を、御用意致しました。
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(お一人 3,000円  食事、デザート付 全9品)
なお、“冬ごもり”は、ご予約なしでも、お召し上がり頂けますが、11月18日~12月18日までの金、土曜日以外の御用意となっております。

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