夕べの【特別会席】
今日のお話しは
昨日話すことが出来なかった
夕べの【特別会席】の献立
についてです
2025年1月9日
Vol.4555

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
昨日の夕方
個室に
お席の準備が出来ると
熱血君が
やって来ました

「小鍋がセットしてあるけど
どんな小鍋なの?」

「国産牛のすき焼だよ」
「そう言えば
この間の“昼特”でも
出していたよね?」
「そうだよ」
この間の“昼特”こと

「ホームページに
お客さんとの
相談の上で
献立を決めさせて頂きます
って書いてあるけど

実際には
どんな感じなの?」
「どんな感じって
かなりアバウトな
言い方だけど・・・」
「予算とか
料理の希望とか」
「先ずは
予算を訊いて
その時に
お客さんが
献立に入れて欲しい料理を
伝えてくれるケースが
殆どだよ」
「じゃあ
今夜のは?」
「お任せします
の一言だったよ」
「それって
難しくね?」
「っていうか
常連さんだから
好みを全て
把握しているし
過去の献立も
控えてあるから
そんなには
難しくないよ」
「そうなんだぁ」
「うちの料理を
気に入ってくれているから
あんまり難しく
考える必要はないけど
目先を変えるようには
しているよ
そのために
頻繁に市場へ
行っているからね
そうすると
何となく
面白そうなことが
浮かぶんだよ
あとは、料理人の友達の
SNSの投稿が
参考になるね
あとは
出来るだけ
食材の良さを
活かしたいから
余分な手を
加えないようにも
しているよ」
「どうしてなの」
「その方が
お客さんに
素材本来の美味しさが
伝わるからだよ
まぁ、そんなことは
どっかで話すから
今夜の献立を話すよ」
「はぁ~い♬」
ということで
ここから
献立をお話しします
◆先付(さきづけ)
南京豆腐(なんきんとうふ)

南京豆腐とは
南瓜で作った豆腐のことです
◆揚物①
鮑(あわび)の天ぷら

つけだれとして
鮑の肝醤油を
添えてあります

最近では
【特別会席】などの
揚物の定番に
なりつつあり
当店の看板の
とらふぐの唐揚げと
同じくらい
好評です
◆小鍋
国産牛のすき焼

すき焼と言えば
生卵を添えるのが
一般的ですが
それでは

手が掛かっておらず
料理とは言い難いので
温玉を添えてあります

「そうだよね」
「アレルギーじゃなけど
あんまり卵って
好きじゃないんだよね」
「そうだったの!?」
「特に、生卵は
パスだね
だから
卵かけ御飯なんて
四半世紀くらい
食べていないはずだよ」
「マジで!?」
「マジだよ
でも、温玉で
卵かけ御飯なら
平気だね
卵特有のクセも
感じないからね
どんなものでも
手を掛けないとね」
「それは
言えてるよね」
◆刺身
ふぐ刺

ふぐは
言うまでもなく
天然のとらふぐですが
浜松・舞阪の遠州灘産と
地元・沼津の駿河湾産の
合わせ技です
一般的には
ぽん酢と共に
お出しするのですが

味変を楽しんで頂くため
薄葉剥(うすばはぎ)の
肝醤油も
お出ししました


今更ですが
フグ類の肝(肝臓)は
無毒とされている種類でも
食用不可です
◆揚物②
とらふぐ(天然)の唐揚げ

ぶつ切りにした
骨付の身に
下味を付けてから
揚げてあります
◆蒸し物
蟹しんじょう錦糸蒸し

◆焼物
銀鱈(ぎんだら)の西京焼

奥の2枚の写真にもあるように
はじかみを
盛付けるのを忘れて
写真を撮ってしまいましたが
お出しする時は
盛付けたので
ご心配なく
◆食事
昆布御飯

食事と共に
おしんこう

蜆(しじみ)の味噌汁も
お出ししました

◆デザート
梅のアイス

以上が
夕べの【特別会席】の
献立でした
先程お話ししただけでなく
これまでにも
お話ししているように
【特別会席】の献立は
お客様の
ご予算、ご要望に応じて
決めさせて
頂いておりますので
詳細については
お気軽に
お問い合わせ下さい

「今夜は
豚カツなんだって
んまそぉ~🤤
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
【西京漬】をはじめ
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

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