ふぐの蒲鉾(かまぼこ)&さつま揚げ
“ふぐに魅せられし料理人”
の自分としては
ふぐとなると
どんなものでも
素通り出来ません
そんな素通り
出来なかった代物が
ふぐの蒲鉾とさつま揚げでした
2025年4月29日
Vol.4624

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「ねぇ、親方
さつま揚げと蒲鉾に
ふぐのイラストが
描かれているけど
もしかして
ふぐの加工品?」
と、ふぐのぼり君が
訊いてきました
「そうなんだよ
味の想像はつくけど
試しに買ってみたんだよ」
「どうして
想像がつくの?」
「そもそも
加工品って
何とかの素の類が
入っているから
同じ味になっちゃうんだよ」
「何とかって
味のことでしょ?(笑)」
「そうそう
ケミカルなやつね
自分には
縁遠い調味料みたいなもの
だけどね?」
「みたいって
どういうこと?」
「工場由来のものは
全部そう呼ぶことに
しているんだよ」
「さすが
“身体にやさしい
美味しい日本料理”を
基本にしている
だけのことはあるね」
「それもだけど
素材の味を
大事にしているだけだよ」
「なるほど~♬」
「素材ONLYの100%は
難しいけど
出来る限り
ケミカルなものは
使わないようにしたいね」
「まぁ、親方らしいよね」
ということで

こちらが
蒲鉾で

こちらが
さつま揚げです

裏の原材料表示は
案の定で
作っているのは
山口県萩(はぎ)市の
蒲鉾メーカーです

袋から取り出した
蒲鉾です

こちらが
さつま揚げです

黒いのは
ふぐ皮ですが
表示には
ふぐの種類がとらふぐ
と、書かれていました
折角なので
包丁してから

こんな風に
盛付けてみました
🐡さつま揚げ

🐡蒲鉾

「おぉ~っ

こんな風になると
日本料理店の板わさ
って感じだね」
「器次第で
料理は変わるしね
魯山人じゃないけど
『器は料理の着物』
だからね」
「 北大路魯山人
(きたおおじろさんじん)
っていう
グルメの芸術家でしょ?」
「スッゲェじゃん
どこで覚えたの?」
「親方のブログに
たまに出て来るじゃん!
季凛に来て
そんなに時間が
経っていないから
親方のブログを
さかのぼっていたら
出て来たからね」
「👏👏👏
そうだよ」
「さかのぼるのは
いいんだけど
ブログの更新が
飛び飛びだったけど・・・」
「ギクっ!?
毎日、更新するよう
心掛けてはいるんだけど
終わるのが
遅かったりして
出来ない時もあるんだよ
どんなに遅れても
365日っていうか
365回は更新したいから
どうにかしてでも
穴埋めするつもりで

で、この間
「この時で
4468回って
すごくね?」
「凄いかどうかは
読む人次第だけど
どんな形でも
続けたいから
時間は掛かっても
何が何でも
穴埋めするよ」
「それなら
一日に2、3回分は
書く必要が
あるんじゃね?」
「そうなんだよ
それを言われると
返す言葉が無いんだけどね」
「そっかぁ
でも、頑張って
続けてよ
FIGHT、親方!」
「もちろんだよ」
この後
蒲鉾とさつま揚げを
食べたところ
やっぱり
予想通りの味でした
これはこれとして
ふぐというか
天然のとらふぐの
美味しさは
唯一無二です
その美味しさだけでなく
日本料理の魅力を
伝え続けるのが
自分の使命である以上
これからも
書き続けます

「あじの開きを
おかずにしたんだね
んまそぉ~🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
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