地魚の水揚げと陸送便の魚の入荷こそ、沼津魚市場のメリット
沼津魚市場は
地魚の水揚げがあるだけでなく
全国各地から
色んな魚が
送られてきます
そのメリットを活かして
“身体に優しい
美味しい日本料理”を作るのが
自分の使命です
2025年7月6日
Vol.4659

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます
仕入れを終え
沼津魚市場から戻って来ると
ふぐとらちゃんが
やって来ました

「おはよう、親方🐡
今朝の仕入れは?」
「丸宗田(マルソウダ)に

胡蘆鯛(コロダイ)

あとは

『西京漬』用の鰤(ブリ)だよ」
ちなみに

「親方の写真からして
マルソウダも
コロダイも
地物なの?」
「そうだよ
どっちも
沼津の西浦の定置網の魚で

丸宗田は

こんな感じ
青い箱は
30キロ入だから
ざっと200キロかな」
「ヤバっ!
ってことは
仕入れて来たのが
どれくらいあるの?」
「500gサイズだから
ざっくり400本とかかな」
「へぇ~
コロダイは
どうなの?」
「胡蘆鯛は
活かしだったんだけど

勘八(カンパチ)メインで
他の魚も
多かったよ

こんな感じだね」
「大混雑!」
「胡蘆鯛は

活〆だよ」
「こういう地魚って
その日に行かないと
有るか無いか
分かんないんでしょ?」
「それこそ
出たとこ勝負の博打(ばくち)
みたいなもんだね」
「ギャンブル!」
「潮の流れ
天気次第で
ガラリと変わるからね
だから、今日みたいに
水揚げがあっても
明日は半分なんてことは
当たり前だし
その反対に
今日は昨日の倍も
珍しくないしね
どっちにしても
毎日、同じ魚が
獲れるとは
限らないんだよ」
「そんなにも
違うもんなの?」
「最近じゃ
そういうのは
気にならなくなったけど
最初の頃は
『昨日の魚は
どこへ行っちゃったの?』
なんて思ったよ」
「へぇ~」
「でもさぁ
このスリルが
たまんないんだよね」
「どういう意味で?」
「何だろう
う~ん
脳内麻薬って感じとか・・・」
「親方、ヤバッ!」
「まぁ、この1、2年は
色んな漁師と
知り合いになれたから
そういう出会い的な楽しみも
あるんだよ
魚を仕入れるだけじゃなく
人との出会いは
魚以上に
面白いんだよね」
「親方みたいな人って
いるの?」
「見たことないね」
「やっぱりね」
「たださぁ
料理人こそ
沼津みたいに
漁港がある魚市場に行って
ザ・現場を体験して
食の魅力を伝えなきゃ
ならないんだよ」
「そうだよね」
「地物だけだけじゃ
まかないきれないから
他所から送られてくる魚でも
料理を作るんだけど
そういう魚のことを
送りとか
陸送便って
呼んでいるよ」
「その二つがあるのが
沼津の魅力ってこと?」
「素晴らしい!
その通りだよ
今日の場合だと

『西京漬』用の鰤は

高知産で

これが
2本分の切身だよ」
「地魚と

ブリみたいに
他所から来る魚が
あるから
季凛の料理が
成り立つんだよね」
「そうだよ

今日のランチの刺身は
胡蘆鯛、黄目近(キメジ)の
2つの地物入りだし
今日仕込んだ鰤は
入っていないけど

明日発送する
お中元の『西京漬』が
これだよ👆」
「マルソウダは・・・?」
「皮目を炙って

柵取りしたら

ジャ~ン!

夕飯のおかずだよ」
「ヤバッ

ズルくね?」
「ここんとこ
お中元の仕込みとかで
ハードだから
エナジーチャージしないとね・・・」
「まぁまぁ
明日の定休日も
市場へ行くみたいだから
早出&休日出勤手当
ってことで
許すよ」
「あざ~っす😋」
地魚と送りの魚を使える
というメリットを
最大限に活かし
魚菜食文化の日本料理の魅力を
これからも
伝え続けます

「さっきも言ってたけど
定休日だけど
明日は市場へ行くんだね
親方、FIGHT!」
by ミニふぐちゃん
















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