最高レベルの漁師メシは、金目鯛(キンメダイ)のフライ
漁師メシと言うと
船で食べたり
水揚げ直後の浜で
食べる料理が
一般的ですが
それらとは違う漁師メシも
中にはあります
そんな漁師メシとは・・・
2025年7月22日
Vol.4668

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方
これって
キンメダイ?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
そうだよ

昨日、市場で
南伊豆の漁師から
もらったんだよ」
と、自分
市場とは
ホームグランドの
沼津魚市場のことです
「キンメなんて
超ヤバっ!」
「実はさぁ

別の漁師からは
これらも
貰っちゃったんだよ」
「マジで、ヤバっ!」
「普段の行いが
素晴らしい良い子になると
こうなるんだよねぇ」
「そういうことを
自分で言っているうちは
マジな良い子には
まだまだじゃね!?」
「あはは・・・」
で、これらが

昨日、卸した時点の
様子です
眼鯵(メアジ)など
殆どの魚は

揚物や南蛮漬用に
卸し

貝割(カイワリ)だけは
酢締めにし

こちらが
貝割(カイワリ)です

「これらは
いいんだけど
キンメダイは
何にするの?」
「フライだよ」
「え゛~っ
フライって
フライでしょ?」
「パン粉をつけて
揚げたフライだよ
まぁまぁ
仕上げは流々
御覧(ごろう)じろ」
「わぁ~い♬」

卸し身の
真ん中にある血合い骨を
抜きます

抜き終えたら

上(かみ)と下(しも)に
包丁し

塩、胡椒を振り

打粉(うちこ)をしたのち

生パン粉をつけ
揚げるだけです

油が切れたら

盛付けました

「見た目は
ごくごく普通の
フライだけど・・・」
「まぁ、これから
食べるから
待っていてよ」
そして、実食すると
「どうだった
どうだった?」
「魚のフライを
越えた味だよ」
「魚なのに
魚の味じゃないの?」
「鯵(アジ)フライみたいに
魚感ゼロなんだよ」
「魚感無しってことで
魚の味じゃないんだね」
「そうそう
金目鯛だけじゃないけど
脂が乗っている魚を揚げると
フワフワな食感になるんだ
しかも、生パン粉だから
サクサク」
「フワフワで
サクサクかぁ・・・🤤
でも、こんなフライを
どこで思い付いたの?」
「かなり前に
この金目鯛をくれた
漁師の奥さんが
市場で話していたのを
聞いたんだよ
いつかチャンスがあれば
やってみたかったんだけど
如何せん、金目鯛は
安くないから
おかずにするのには
かなり勇気がいるからね」
「ってことは
漁師メシじゃん」
「そうだね
漁師メシって言うと
船の上で食べたり
水揚げ直後に食べる
刺身の類が殆どだけど
ちゃんと調理した漁師メシも
ありだね」
「でもさぁ
親方の場合
自分で市場に行って
気に入った魚を仕入れて
その鮮度の良さを
最大限に活かすわけだから
料理人的漁師飯
になるんじゃね?」
「そうかもね
何だかんだ言っても
鮮度に勝るものはないし
漁港がある市場だからこそ
色んなマイナー魚を
仕入れることが出来るから
これからも
最大限に活かすよう
仕事をしていきたいね」
「👏👏👏」
地方には地方の
日本料理があり
それを支えてくれるのは
多くの漁師です
彼らの応援団
そして、代弁者として
魚菜食文化の
日本料理の魅力を
伝え続ける姿勢を
貫き続けます

「お持ち帰りの煮物じゃん
色々入っていて
んまそぉ🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐのぼり君
















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