西京焼の前盛(まえもり)が、玉子焼になる理由
焼物などの料理には
前盛と呼ばれる
付け合わせが欠かせません
そんな今日は
玉子焼を
西京焼の前盛にしてみました
2025年10月9日
Vol.4734

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

今朝、法事用のお弁当が
仕上がると
ふぐのぼり君が
やって来ました

「お疲れ様~親方🍱
相変わらず
んまそぉ~🤤」
と、ふぐのぼり君
「スタート時間も
早くなかったから
お疲れって
ほどでもないけどね」
「お弁当に入れた
玉子焼とは別に

余っていたのがあるけど
どうするの?

あと、2つだけ
切ってあったのが
気になるんだけど・・・」
「これね

どうすると思う?」
「親方のおかずとか・・・
『卵料理は
あんまり好きじゃない』
って聞いているから
食べないだろうし・・・」
「まぁ、もう少し
時間が経てば
分かるよ」
「引っ張るなぁ~」
その後、ランチタイムとなり

鰤(ぶり)の西京焼が
仕上がると

\ \ キタ~(゚∀゚)~ / /
「こういうことだよ」
「なるほどね
普段は、さつま芋が
多いよね?」
「そうだね

こんな感じ」
「おっ、サーモンじゃん!
これは南瓜だね」
「こういう付け合わせを
日本料理だと
前盛(まえもり)
って言うんだよ」
「へぇ~」
「知っていると思うけど

ランチメニューのコピーが

選べる3つのコース
4つの西京焼
だから

鯖(さば)もあれば

銀鱈(ぎんだら)もあるよ」
「ん~っ悩むなぁ
どれも、んまそぉだし・・・」
「悪いけど
その話じゃないよ」
「あっ、そうだったね
南瓜も使うことが
あるんだね」
「その時の仕込みにも
よるけど
お弁当の注文があった時は
煮物の余りものを
前盛に使うんだよ」
「で、南瓜も
そうだったんだぁ~」
「そうだよ
お弁当の煮物と
前盛の仕込みが重なる時は
少ないけどね」
「ってことは
余り物の煮物が
前盛になるってことは
ツイているってこと?」
「そういう言う方も
ありかもね」
焼物の前盛に
大きな決め事は
ありません
ただ、そういう中にも
ちょっとした季節感を
入れる工夫は必要です
そういう時季のものを
少しでも感じ取って
もらえるような姿勢を
忘れるわけにはいきません

「時季って言えば
水カマスも
時季なんだよね~
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
















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