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HOME ≫ ブログ ≫ 春立ち、紀州のマグロ船の入港す 

春立ち、紀州のマグロ船の入港す 


ホームグランドの

沼津魚市場には

地元の漁船だけでなく

他所の漁船も

入港して来ます


そんな漁船が

水揚げする魚とは・・・


2026年2月14日

Vol.4835




いらっしゃいませ 

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認めます




「ねぇ、親方🐡


昨日のFacebookに

アップした写真の

大きい魚は

マグロでしょ?」

と、ふぐのぼり君が

訊いてきました


「あっ、これね


そうだよ


この位置からの方が

分かりやすいかな?」


「デカっ!

何マグロなの?」




「本鮪(ほんまぐろ)だよ


全部で

11本だね」


「ってことはだよ・・・


お正月の初競りで

1本が5億円だったから

55億ってこと!?」



「え゛っ

アレはアレにしても

話半分どころか

それこそ桁違いだよ」


「そうだよねぇ~(笑)

沼津辺りにも

マグロ漁師が

いるってことなの?」




「沼津にはいないけど

南伊豆の下田の

須崎(すざき)にはいて

沼津の市場にも

持って来るよ」


「で、昨日のは

そこの漁師なの?」



「いや、他所だよ」


「他所って?」


「三重、和歌山の

紀州だよ


昨日はいなかったけど

宮崎、鹿児島からも

来るよ」



「そんな遠くから

来るんだぁ」



「毎年、春先になると

伊豆七島で操業して

沼津で水揚げするんだよ」



「ってことは

旅に出ているの?」



「そうだよ

紀州ぐらいの漁師なら

途中で戻ることも

あるようだけど

宮崎とか鹿児島の

九州のマグロ漁師は

3、4カ月くらい

こっち方面にいて

県内の焼津で

燃料や食料を積んで

漁に出るんだって」



「へぇ~

誰に訊いたの?」



「漁師に決まってるじゃん

AI先生は

知らないはずだね(笑)



って書いている以上

訊いてみるんだよ」


「いきなり

訊いちゃうの?」


「そうだよ

知らないことは

気にならない?」


「そりゃ、そうだけど

僕には無理だな

どうやって、訊くの?」


「どうもこうも

『○○(地名)から

来ているなんて

お疲れ様です』


って感じだけど

訊き方のハウツーが

他にもあるの?」



「まぁ、無いけど・・・

親方の言う通りだね」


「特に、三重だと

とらふぐの仕入れ先で

知っている魚屋も

何人かいるから


『三重なんだぁ

時季になると

三重の熊野とか

安乗(あのり)から

とらふぐを仕入れているんだよ』

って言うと

話も盛り上がるよ」


「フレンドリーっていうか

馴れ馴れしいっていうか

僕には無理ゲーだよ」


「商売やっていれば

初対面の人なんて

当たり前に来るわけだから

そう思えば

ぜ~んぜん気にならないよ」



「恐れ入ったよ」


「昨日の漁師で

話したことがあるのは

恵丸(めぐみまる)の親方で


普通に声を掛けて

おかずを渡したよ」



「おかずって?」



「賄いのカレーとか

フレークとか

色々だよ

漁に出れば

その合間に

食事時間だから

どうしても

簡単なものに

なっちゃうじゃん

漁師ファンを自称する以上

食料補給で応援するのが

手っ取り早いじゃん」


「へぇ~

魚市場で

そんな付き合いをする人って

いるの?」


「あんまりいないと思うよ

普通の話

売場に並んでいる魚にしか

関心を持たないのが

普通だろうし

何年か前までは

自分もそうだったからね」


「最初から

突撃隊じゃなかったんだね」


「そりゃそうさ

通う回数が増えてくると

同じ漁師なのに

一日違うだけでも

獲れる魚が変わることに

気付き始めたんだよ

その漁師がいれば

声を掛けるようになったのが

最初かな」


「なるほどね」


「そもそも

飽きっぽい性分だから

とっかえひっかえ

魚を仕入れたいんだよ」


「それなら

いつでも新しい魚だもんね」



「何だかんだ言っても

鮮度には

かなうものがないからね」


「確かに、時間だけは

どうにもならないもんね」



「仕入れる=買う

っていうのも

応援だけど

そうじゃないのも

ありだし

漁港がある地方だからこそ

そういう変わりもんの

料理人がいても

いいんじゃないの!?」



「やっぱ

変わってるわ」



「あはは・・・」

立春を過ぎ

暦の上でも

春になったものの

2月半ばゆえ

冬そのものです



獲れる魚だけでなく

それを獲る漁師の動きでも

季節を感じることが出来るのも

魚市場の面白さでもあります 


春本番ともなると

黄肌鮪(きはだまぐろ)の

水揚げも増えて来ますが

今年の春は

どうなることでしょう




「今夜のふぐ刺も

んまそぉ~🤤

そんじゃ、また明日🐡」

by 熱血君

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