トラフグのついでに、シマフグ
休市日の仕入れは
仕入れるべき魚ONLYが
普通ですが
何故か、今日は
ついでというか
おまけ付でした
2026年2月17日
Vol.4838

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「おはよう、親方🐡
市場が休みなのに
とらふぐを仕入れたってことは
親方宛てのとらふぐが
届いたってこと?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
そうだけど
うちのブログを
読み込んでいるだけあって
素晴らしい!」
と、自分
「まぁね
最近、AIが
どうのこうので
なんちゃらなんて
記事を見ると
素通りは出来ないからね」
「この際
色々と勉強して
たまには
ブログの代筆が
出来るくらいに
なって欲しいもんだよ」
「あぁ、ダメダメ
リアルな情報は
親方しか言うことが
出来ないから
無理ゲーだね」
「そもそも
君に書いてもらっても
その手直しだけで
倍以上の仕事になるからね(笑)」
「分かってんじゃん!

一匹、違う子が
紛れているけど・・・?」
「あっ、これね

しまふぐだよ」
「ヒレが黄色だから
秒で分かったよ」
「フグ類の中で
一番目立つ特徴があるからね」
「それはいいんだけど
シマフグもトラフグと
一緒に届いたの?」
「いや違うよ
順を追って
話すよ」
「はぁ~い♬」

休市日の沼津魚市場に
浜松から届いていた
遠州灘産のとらふぐです

誰もいない暗闇の中
電器を付け
活魚売場へ

スチロールから
とらふぐを取り出すと

1本だけ
万事休す

このように
活きて魚が
死んでしまうことを
水産業界では
落ちとか上がり
と呼んでいます
生簀に入れておく予定でしたが
落ちが出たこともあり
活かしておくのは
不安でしたので

活〆にしました
この少し前に
生簀を覗くと

熱海・網代(あじろ)産の
しまふぐが
泳いでいました

その場で
売場の担当者に
電話をすると
「昨日、行先が
決まらなかったので
お願いします」
とのことで
保護して
同じように
活〆しました
「こういう流れなんだよ

これが
落ちのとらふぐで

こっちが
活〆の方なんだけど
違うでしょ?」
「落ちの方は
逝っちゃっているから
すぐに分かったよ」
こんなやり取りをしながら
卸したとらふぐを
水洗いしてくれたのは

いつものように
女将(!?)の
真由美さんです

その後
自分が手直しをし

拭き上げ

とらふぐだけでなく

しまふぐの仕込みが
終わりました

「とらふぐは
この時季だから

白子もプリプリで
たわわって
感じじゃん

シマフグは
別のバットだけど・・・」
「しまふぐは
ふぐなんだけど
季凛的には
ふぐじゃないんだよ」
「季凛的・・・
親方的じゃないの?」
「季凛のふぐ料理は
天然のとらふぐONLY
だからだよ」
「あぁ~っ
そういうことね
ふぐ好きの親方としては
ふぐなんでしょ?」
「そりゃ、ふぐだよ
さっきの説明の補足になるけど
とらふぐ以外のフグ類は
唐揚げとか
このしまふぐみたいに
活かしのものは
皮目だけ炙って
たたきにして
ランチとか会席料理の刺身で
使うんだよ」
「おぉ~っ、さすが
ふぐオタクの親方だけに
そういうコースでも
ふぐなんて
やるじゃん🐡」
「日本で食べられるフグ類は
20種類で
それらが束になっても
とらふぐには
敵わないけど
これはこれで
十分美味しいからね」
「そうなんだぁ~」
「他の魚の出汁みたいに
あらは焼いてから
出汁を取って
色々と使うんだよ」
「で、皮とかは?」
「食用可能な部位は
とらふぐと
全く同じなんだけど
美味しくないから
使わないんだよ」
「そんなら
さっき言ったことが
正しいね
ズルするかと思って
ちょっと心配していたんだよ」
「そんなくだらない事しても
意味ないからね」
「そこが
親方らしいところ
なんだよね」
「まぁね」
しまふぐに限らず
彼岸ふぐ、赤目ふぐのような
マイナーふぐは
春先になると
地元や近隣の定置網で
水揚げされます
2月も半分過ぎたものの
寒さは冬そのものですが
春は、すぐそこです

「梅の花かぁ
もう春なんだねぇ
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐゑびすさん
















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