貰い物のチャッパと金目鯛を、夕飯に
沼津魚市場には
魚を仕入れるために
行っているのですが
それ以上に
人として
大切なものを
手に入れることが出来るのです
2026年5月8日
Vol.4889

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を支えてくれる
漁師の代弁者として
静岡県富士市の日本料理店
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認め(したため)ます

「この刺身とフライは
何なの?」
と、ふぐのぽり君が
訊いてきました
「チャッパの刺身と

金目鯛のフライなんだけど

今夜の夕飯だよ」
と、答えると
「マジで、ヤバ過ぎ~
っていうか
裏山Cィ~🤤
で、チャッパって・・・?」
「チャッパって
黄目近(キメジ)より
小さい魚のことで
静岡県内の
ローカルネームらしいよ」
「お茶どころの静岡だけに
チャッパとか?」
「そこまでは
分かんないなぁ」
「じゃあ、キメジは?」
「黄肌鮪(キハダマグロ)の
子供のことだよ」
「こんなの夕飯のおかずに
しちゃって
いいの?」
「いいさぁ

チャッパも

キンメも

漁師に
『おかずにして下さい!』
って、強~く言われたから
その通りに
したまでだよ」
「何だかなぁ
この様子だと
二人の漁師から
もらったってこと?」
「そうだよ」
「へぇ~

で、こっちの刺身は
何なの?」
「こっちは
常連さんの誕プレだよ」
「マジ!?」
「嘘を言っても
しょうがないじゃん
写真を撮り忘れたけど
鯖(サバ)のフライも
セットで渡したよ」
「ヤバっ!
これはこれで
裏山し過ぎる・・・🤤」
「他の言い方、無いの?」
「まぁまぁ
その辺は・・・
でもさぁ
もらえるってことは
仲がいいからなんでしょ?」
「そりゃ、そうだよ」
「仲良くなる
きっかけって?」
「きっかけ?
何となく声を掛けるんだよ
市場だから
おはようって言えば
それで通じるじゃん
使ったことがある魚を
持って来た漁師なら
尚更だしね
良さそうなものを見極めて
仕入れるから
良ければ
そこから話が始まって
こういう時代だから
SNSで繋がったり
ブログで書けば
仲良くなるのは
ごく普通の流れだしね」
「なるほど~
IT板前の本領
発揮じゃん!」
「仲良くなれば
自分が欲しい魚を
融通してくれるし
自分が知らない世界を
教えてくれるから
悪いことは
何一つないからね
何度も言ってるけど
漁師いてこその
魚菜食文化の日本料理だよ
漁師の仕事ほど
苛酷なものはないし
お金を積まれても
出来ないからね
いろんな意味で
漁師には頭が上がらないけど
こうやって
ブログで書いていれば
誰かしらに
漁業の大変さが伝わるだろうし
結果的に
それが日本料理の
魅力になって
巡り巡って
漁師の応援になれば
これ以上の喜びは
無いよね」
「キタ~!゜∀゜~!
お得意のセリフじゃん

身の行先は分かったけど
頭とか骨は
どうするの?」
「アラの部分も
綺麗に下処理して

出汁を取るため
焼くんだよ」
「捨てるとこないじゃん!」
「そうだよ
捨てるのは
内臓とか鱗(うろこ)ぐらいだね
ここに
マクロビの一物全体の
考えがあるんだよ
命を懸けて
命あるものを
獲って来てくれるんだから
粗末にする理由は
1ミリもないね」
「素晴らし過ぎる
👏👏👏」
良い魚を見極めるために
魚市場へ行くのは
料理人としての
初歩の初歩
それ以上に
人としての縁を紡ぐことが
一番尊いのです

「魚市場に
ブダイとタカノハダイを
キープしてあるんだね
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
















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