属こそ違えど、3種類のアジ類(沼津産)
鯵(あじ)という魚は
アジ科に属し
世界中では
140~150種類おり
日本近海では
50~60種類と
言われています
そんな今日仕入れたアジ類は
3種類でした
2026年8月23日
Vol.4945

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます

今朝、沼津魚市場から戻ると
熱血君が
やってきました

「おはよう、親方🐡
色々と仕入れてきたね」
「おはよう🐡
そうだね

目鯛(メダイ)に

ごちゃ混ぜセット」
と、返すと
「ごちゃ混ぜの説明をしてよ
よく分かんないじゃん(笑)」
「そうだったね

地元の旋網船(まきあみせん)が
水揚げした魚のうち

ごちゃ混ぜセットの中から
選(よ)った魚で

鱪(しいら)

尾赤鰘(おあかむろ)

丸鯵(まるあじ)

眼鯵(めあじ)

さばふぐの5種類だね
沼津だと
オアカムロは
オアカアジ
マルアジは
アオアジ
って呼ばれているけどね」
「ってことは
アジが3種類なんだぁ」
「そうそう
たださぁ、正確っていうか
難しいことを言うと
尾赤鰘(オアカムロ)と
丸鯵(マルアジ)は
ムロアジ属で
眼鯵(メアジ)は
メアジ属
なんだよ」
「ただ一括りで
アジ属じゃないんだね」
「大元(おおもと)の
アジ科はあっても
アジ属は無くて
鯵(あじ)と言えば
真鯵(まあじ)なんだけど
真鯵は
マアジ属なんだよ」
「へぇ~
そもそも
アジの仲間って
結構いそうなんじゃね?」
「世界レベルで見ると
150種類ぐらいいて
日本近海だと
60種類だから
かなりの数だね」
「ヤバっ!」
「この中にはいないけど
アジっぽくないアジ科の魚もいて
その代表格が
ブリ属で
その中に
鰤(ぶり)、平政(ひらまさ)
勘八(かんぱち)の
鰤三兄弟がいるんだよ」
「ブリ科っていう
大きなグループがあるかと
思っていたけど
そうじゃないんだぁ」
そんなやり取りをしながら

ごちゃ混ぜセットの
下処理が終わり

眼鯵は揚物用に
卸したら

真空パックし

尾赤鰘と丸鯵は
おかず用に

叩きにしました

「おぉ~
朝獲れの地鯵の叩き
んまそぉ~🤤」
「真鯵には敵わないけど
鮮度抜群だから
間違いないよ」
「マアジと
味って違うの?」
「じゃが芋と里芋ほどは
違わないけど
並べて、食べ比べしないと
分かんないぐらいかな」
「ほぼ一緒じゃん
見た目も似ているだけあって
似ているんだぁ」
「さっきも言ったけど
鮮度が一番だよ」
「そっかぁ」
レアとまではいかなくても
量が少ない魚を仕入れることが
出来るのも
自ら魚市場に行っているからですが
それを支えてくれているのが
漁師の存在です
漁師がいてこそ
魚菜食文化の日本料理が
支えられている以上
彼らの代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命に
他なりません
















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