3日連続で、バスツアー (千秋楽編)
一昨日、そして昨日と同じく、今日も、バスツアーのお客様見えるので、厨房に行き、仕事を始めたのは、
6時過ぎでした。
今日が、“千秋楽”ということで、仕事の流れは、ルーチンワークと化しており、
テーブル席も、
準備が出来たら、
打水をし、バスの到着を待つばかりとなりました。
程なくすると、
バスが到着し、
献立通りに、料理を出し始めました。このうち、小鍋(ひじきと野菜の小鍋仕立て)と、
御飯(松前御飯)は、すでに、配膳済みです。
先付(白子豆腐)に始まり、
お凌ぎ(サラダ素麺)、
刺身と、
次々とお出ししていきました。今日というより、この3日間の刺身は、生の本鮪(那智勝浦)、蛍烏賊(富山)、湯葉の三種盛りでした。
その後、揚物(海老の彩り揚げ、鯵の新挽揚げ)を、
お出しし、
蒸物(鰯つみれ錦糸蒸し)、
酢の物(ふぐ皮の辛子酢掛け)、
デザート(苺のムース)と、全部で、9品お出ししました。約30名のお客様に、1時間弱の間に、これだけお出しするので、かなりのバタバタ状態であるのは、言うまでもありません。
その後、自分は、仕込みに取り掛かりました。先ず、仕込んだのが、
お弁当に使う“生の本鮪の南蛮漬”でした。
その頃には、お客様も席と立ち始め、バスに乗り始め、出発となり、
お見送りしたのですが、このような写りなのは、
バスを止めた位置が、玄関のすぐ前だったからです。
ここから、再びバタバタ状態で、片付けをしたのですが、自分は、
先付の“白子豆腐”を仕込むことにしました。今日お出ししたのは、真ふぐの白子で作ったものですが、今日は、天然のとらふぐを使いました。
ある程度まで、準備をしたら、
片付けの都合上、
フライヤーの掃除を、
することにしました。
その後、先ほどの“白子豆腐”を、
流し缶に、流したら、
明日の夜のコース料理の焼物でお出しする“鰆の西京漬”に、串を打ちました。
この頃までには、片付けを終えた女将兼愛妻(!?)の真由美さんも、仕込みを始めてくれ、
小鍋の野菜を包丁し、その後、
蒸物でお出しする“蟹しんじょう蒸し”の仕込みに、取り掛かりました。
一方、自分は、刺身のつけ醤油の“土佐醤油”を仕込むため、
鍋に、日本酒、味醂、赤酒、昆布、干し椎茸の足”を、入れておきました。
これら以外にも、週末前ということで、細かな仕込みが、沢山あり、夜の営業開始時間の5時半に間に合いそうもなかったので、この時点で、夜の営業をお休みさせて頂くことにしました。
結局、後片付けをして、最後に器出しをしたのは、
6時を過ぎており、こうして、『3日連続で、バスツアー』の千秋楽の一日は、終わったのでした。
明日(20日)からは、ランチ、夕席共に、通常通り営業致しますが、この3日間、御予約だけでなく、御来店したお客様も、お断りしてしまいました。ですので、御来店の際には、御確認だけでなく、御予約をお勧めいたしておりますので、宜しくお願いします。
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