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静岡県沼津産のジャンボちゃんこと、天然とらふぐ

今朝は、沼津の魚市場に仕入れに行って来ました。いつものように、一番最初に向かったのは、

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生簀のある活魚売場でした。

 

生簀を覗くと、

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南伊豆・妻良の定置網にかかっためいち鯛が、

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沢山入荷していました。

 

例年、8月の頭から、9月のお彼岸辺りまで、入荷してくるのですが、知る人ぞ知る高級魚で、相場次第ででは、1枚が、1諭吉とまではいかなくても、1一葉なんてことは、ざらにあるのです。

 

個人的には、好みではないので、余程のことがない限り仕入れることはせす、今日も然りでした。そんな様子を尻目に、生簀を物色していくと、

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“ふぐに魅せられし料理人”の自分がこよなく愛す天然のとらふぐが、入荷していました。

 

いわゆる地物で、

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沼津産の4,0キロのものでした。

 

しかも、自分が“ジャンボちゃん”と呼んでいる4,0キロものでした。ちなみに、自分は、4,0キロ以上のものを、そのように呼んでいます。

 

どんなに沢山のめいち鯛があろうとも、自分は素通りするのですが、天然のとらふぐしかも、“ジャンボちゃん”となれば、素通りするわけにはいかないので、仲買人と作戦を練り、セリに臨むと、

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思惑通り、GETすることが出来ました。

 

となれば、気分は、萌え燃え・・・

 

その後、すぐに、

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締めて、

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血抜きのため、海水を注ぎました。

 

『佳肴 季凛』に戻り、

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卸してから、水洗いし、

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綺麗に拭き上げてから、

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刺身にするため、3枚に卸し、

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晒に包(くる)み、

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冷蔵庫へ。

 

この時季、入荷してくる地物のとらふぐは、鯵(あじ)や魳(かます)などを獲る旋網漁にかかるもので、天然のとらふぐの延縄漁が始まるのは、地域にもよりますが、東海三県では、10月に解禁となるので、本格的な入荷は、まだまだです。

 

しかしながら、数の多い少ないはともかく、旋網にかかるとらふぐが、水揚げされるようになると、自分としては、秋の気配を感じぜずにはいられません。

 

市場に通っていると、魚の入荷で、季節の変化を感じることも出来るので、市場は、或る意味、歳時記のようなものですし、これも、市場へ通う楽しみの一つでもありますし、それが、料理を作る上での楽しみと同時に、悩みでもあるのは、確かです。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

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当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

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