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実は、初市

新年の営業は、5日からでしたが、暦の都合で、沼津魚市場に仕入れに行ったのは、今年初でした。

 

そんな今朝は、三重県から天然のとらふぐが届くことになっていたので、

この売場に行き、

自分宛ての荷物を受取り、

中を確認すると、4本全てスイスイとなれば、もちろん萌え燃え・・・

 

その後、別の売場で、

『鰯の丸煮』に仕込むため、

千葉県産の真鰯を2ケースをはじめ、

島根県産の鯵を、

仕入れました。

 

その後、『西京漬』用の銀鱈(アラスカ産)の在庫も、冷凍庫に1本しかないので、

1ケース(12本入)仕入れ、

再び梱包してもらい、魚市場から帰ることにしました。

 

【佳肴 季凛】に戻ると、

4本のとらふぐを締め、

血抜きのため、

海水へ。

 

“ふぐに魅せられし料理人”の自分にしてみれば、すぐにでも卸したいのはやまやまですが、先ずは、

鯵の下拵えから始め、

次に、真鰯の下拵えをすることにしました。

 

それぞれの水洗いを、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんがしてくれ、

真鰯の下拵えが終わると、

まな板の上には、真打ち登場し、再び萌え燃え・・・

 

幸先良く、

1本目のとらふぐはオスで、年も明けたこともあり、十分に成長した白子が現れ、

2本目と3本目からも、白子GET!

 

天然のとらふぐの白子は、美食中の美食ゆえ、眺めているだけでも、うっとり・・・

 

しかしながら、4本目は、

メスでしたので、真子と呼ばれる卵巣が入っていました。

 

ご存じかもしれませんが、真子は猛毒ゆえ、食べることは出来ませんし、仮に食べると、痺れてしまいます。

 

卸し終えたら、鯵と真鰯同様、真由美さんが水洗いしてくれ、

自分が手直しし、

洗い上げ、ランチの営業時間も近づいていたので、とりあえず冷蔵庫へ。

 

そして、ランチの営業時間の合間を見ながら、

クッキングシートを敷いた鍋に、

真鰯を並べ、蓋をし、水と酢を注ぎ、

超弱火で、火にかけました。

 

その後、冷蔵庫から、ふぐを取り出し、

身やあらだけでなく、

白子も拭き上げ、ふぐの仕込みが終わりました。

 

そうこうしていると、ランチの営業時間も終わり、お昼を食べることにしたのですが、

今日は、鯵の叩き丼で、明日のお昼は、『鰯の丸煮』には少し大きめの真鰯を失敬したので、

塩焼にします。

 

魚市場に行く時は、4時起きですので、たいへんなのは否定出来ませんが、自分で食べたい賄いを作ることが、密かな楽しみで、本業は勿論のこと、服副業でもある賄い作りに、今年も精を出すことを、再確認した初市の日でした。

 

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毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

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