お弁当の揚物用のさばふぐは、“しずまえ”こと静岡県由比産
Vol.3952
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(3月5日)も
お付き合い下さいませ。
ふぐはふぐでも
さばふぐについて
書きました。
今朝の沼津魚市場は
戸田(へだ)のトロール漁にはじまり
近郊の旋網(まきあみ)など
地物の魚が
多く並んでいました。
こんな感じに並んでいたのは
久し振りのことで
それこそ、THE魚市場🐟
また、地物ではないものの
同じく駿河湾に面している由比産の
入荷しており
由比産の魚は
しずまえ鮮魚として
流通しています。
また、由比は桜海老(さくらえび)の
産地としても、有名です。
そんな様子を尻目に
自分の窓口となっている
問屋に行くと
注文しておいたさばふぐが
置いてありました。
注文しておいたのは
明後日のお弁当用の
揚物に使うためです。
由比産なので
しずまえのさばふぐです。
定休日前ということもあり
この他の仕入れは
冷凍ものだけで
スチロールに移し替え
持ち帰ることにしました。
【佳肴 季凛】に戻ると
ミニふぐがやって来て
「おはよう、親方🐡」
「おはよう🐡」
「しずまえって札があるけど
どういう意味なの?」
「しずまえって
静岡市の前浜(まえはま)の
海沿いの地域のことだよ。
位置としては
駿河区石部(せきべ)から
清水区蒲原(かんばら)だね。」
「へぇ~、江戸前みたいじゃん!」
「あと、静岡市には
用宗(もちむね)、清水、由比の
3つの漁港があるんだよ。」
「じゃあ、このさばふぐは
しずまえってことになるね。」
「そうだね。」
「あと、由比は
サクラエビでも有名だよね。」
「よく知っているじゃん。」
「えへへ・・・♬」
「先を急ぐから
離れていてね。」
「はぁ~い♬」
さばふぐは
背びれと
尻びれを切り落としたら
頭の付根に包丁を入れます。
包丁を入れたら
ぐる剥(む)きという方法で
頭と皮を取り除きます。
ぐる剥きをしてくれるのは
ほぼほぼ、女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです。
剥き終えた真由美さんは
水洗いをしてくれ
自分が手直しをし
拭き上げ
さばふぐの仕込みが終了。
「親方
ピチピチしているね。」
「そうだね。
ランチの新規の予約が入ったから
急がないと・・・。」
「あっ、本当だ。
真由美さん、頑張れ~!」
大急ぎで
掃除を始めると
//
♬お片付け~ お片付け~
さぁさ 二人で
お片付け!
\\
ランチの営業が終わったら
明後日のお弁当の唐揚用に包丁。
休憩を取りたかったものの
明日の休日出勤を減らしたいので
煮物を仕込みました。
とりあえず、お弁当の仕込みの
半分はクリア。
残りは明日に回し
そんな明日は休日出勤にして
魚市場の休みが明後日なので
仕入れにも行って来ます。
ということで、この辺で・・・。
「明日は早く
終われるといいね。
じゃ、また🐡」 by ふぐとらちゃん
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