お持ち帰りの鶏肉の照焼重・三連荘(初日編)
今日から明後日までの3日間、
お持ち帰りの鶏肉の照焼重(鶏照重)の三連荘が始まり、3日間の合計で約100人前を御用意することになっており、今日は41人前で、そのような数を一度に御用意するのは初めてのことですので、かなりハードになることを想定しながら、仕事を始めました。
仕上がり時間や明日以降の準備などもあり、お休みをさせて頂いたのですが、こういう時に限って、御予約を頂くもので、改めて、この場を借りて、お詫びさせて頂きます。
所謂お休みとは言え、
日本料理では不可欠の一番出汁を引いたり、
一番出汁を引いた鰹節、宗田節、昆布、干し椎茸の足、魚のあら、野菜の皮などを使う【佳肴 季凛】オリジナルの出汁を引くことだけはし、当店の一番出汁については、こちらをお読み下さい。
仕上がり時間も午後ということもあり、
明日用のパプリカ、しし唐に串を打ったら、冷蔵庫にしまうことにし、
入れ違いで、今日の分だけでなく、
メインたる照焼用に仕込んだ鶏のもも肉で、慣れない大口のご注文ゆえ、鶏肉ついでに、
冷凍庫から、明日用のものを出したら、
三連荘の千秋楽用の鶏肉の仕込みを済ましたら、
冷蔵庫から出した鶏肉をスチームコンベクションオーブン(スチコン)に入れ、三連荘のスタートで、同時に、
冷蔵庫から、2升×2の米を出し、
炊く準備をしました。
冷蔵庫に入れておくのは、温度が一定で、鮮度が落ちるのを防げるだけでなく、沸点まで達するまでの時間が長くさせることによって、炊き上がった時の甘味が増し、より美味しく味わえるようにするためで、水も冷蔵庫で冷やしたものを使います。
メインの鶏肉をスチコンで70度で加熱すること1時間10分、
鶏肉の照焼の第1ステージ終了にして、
後発をスチコンへ。
仕上ったとはいえ、この状態では照焼ではないので、
焼台に入れ、
たれを掛けながら焼くこと3回、照焼に仕上り、その頃までには、
御飯も炊き上がりました。
粗熱が取れたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんがよそってくれ、
軽くたれをかけ、
包丁した鶏肉、
パプリカとしし唐を盛付けたのですが、パプリカも、
しし唐も、
素揚げした後、
串から外したら、
バーナーで炙り、
照焼用にたれにくぐらせてあり、追われに追われ仕事をしていると、
明日、明後日の分の折を持って来てくれました。
最後に、
たれを軽く塗ったら、
お新香を盛付け、
出来上がりです。
冷めたら、
蓋をし、
箸とおしぼりを挟んだら、
箱に詰め、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。
これで終わりではなく、
洗い場は、
洗浄ならぬ戦場と化し、
黙々と二人で片付、今日と同じ道具類を用意し、お持ち帰りの鶏照重の初日が終わり、流れを掴んだので、今日とほぼ同じ数とは言え、スムーズに仕事に臨めます。
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2021.7.13|お持ち帰り(テイクアウト) |permalink|コメントはまだありません
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