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もっとおいしいお話し

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金目鯛(キンメダイ)のフライが、最強にフワフワな理由 


昨日、沼津魚市場で

漁師から貰った金目鯛は

予定通り

フライにしました


2026年3月3日

Vol.4851





いらっしゃいませ

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認めます


「ねぇ、親方


このフライの量

ヤバくね?」



と、ふぐとらちゃん


「そう!?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG8074.jpg


今日の夕飯だけど・・・」

と、返しました 


「まぁ、4人で

食べるから

この量なのは

分かるんだけど


この中に

昨日のキンメダイも

あるんでしょ?」



「そうだよ


これね👆」


「キンメの他は

何なの?」



「沢山あるのが

ヒレカツで



その下に隠れているのが

フライドポテトだよ



たださぁ、揚物は

ついつい

多めになっちゃうんだよ」




「何となく

分かるけど

予定通りの

キンメだね」



「まぁね

折角だから

器に盛り付けたよ


たださぁ

こうも大きいと

生野菜も隠れちゃうし

彩りのミニトマトも無いから

見栄えも悪いけどね

味は文句無しだよ」



「悪いけど

親方にしては

盛付けが

ちょっとつまんなくね」


「そこは

おかずってことで

いいにして」



「昨日のブログに

キンメのフライが

フワフワって書いてあったけど

どうして、なの?」


「科学的な根拠があるし

魚の中でも

最強レベルなんだよ

今、話すけど」


「わぁ~

最強かぁ・・・♬」


その前に

昨日のブログを

お読み下さい👇





金目鯛のフライが

フワフワな理由は

以下の3つです



①多脂魚でありながら

 身質が柔らかい


深海魚の金目鯛は

水圧に耐えるため

体に沢山の脂があるものの

水分含有量も適度にあるため

加熱すると脂が溶け出し

バリアのようになって

蒸された状態になるため




②コラーゲンの恩恵


コラーゲンを多く

含んでいるので

加熱されると

コラーゲンがゼラチン化し

それが脂と混ざり合うことで

口の中でとろけるような

独特の質感を生むため



③パン粉との食感の違い


サクサクの衣と脂と水分の

ギャップの違いで

よりフワフワを

感じるため



「へぇ~

科学的な理由があるんだね

なんだか

NHKのEテレを

見ているみたい」



「Eテレかぁ

つい、教育テレビ

って言っちゃうんだよ」



「あはは

さすが、昭和生まれ!」



料理は科学と

呼ばれるように

読んで字の如く

理屈を料(はかる)のが

料理なのです

休日出勤手当は、貰い物の金目鯛


定休日ですが

休市日前なので

今朝は仕入れに

行って来ました 

そんな今日は

幸運にも

休日出勤手当付きでした


2026年3月2日

Vol.4850




いらっしゃいませ

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認めます



「おはよう、親方🐡

キンメダイを仕入れるなんて

珍しくね?」


と、ふぐとらちゃん


「おはよう🐡

仕入れたんじゃねなくて


公好丸の親方から

もらったんだよ


南伊豆の金目鯛専門の漁師で

これまでにも

キンメだけじゃなく

目鯛(メダイ)も

もらったことがあるよ」


と、返すと


「え゛~っ

何度もなんて

身内とか!?」


と、訊いてきました



「漁師の応援団兼

代弁者だけど

身内に漁師なんて

誰もいないよ

もらったこともあるけど

ちゃんと

仕入れたこともあるよ」



「ってことは

ただの知り合い?」



「簡単に言えば

そうなんだけど 

市場で何となく

話しているうちに

仲良くなって


おかずをあげたり

何だかんだしていたら

仲良くなったんだよ」


「そんな風に

仲良くなれるものなの?」




「そもそも

市場へ来るのは

仕入れが目的だから

ある漁師の魚を

仕入れて

それが良かったら

『この間の魚

良かったよ』

で、話が始まるんだけどね

思うけど・・・」




「っていうか

漁師の名前まで

気にして

仕入れているの?」



「気にするっていうか

その都度、頭に入れているよ」


「そんな人、いるの?」



「いないかもね

まぁ、このキンメの

公好丸の親方の奥さんとも

よく話すよ


今日は来ていなかったけど

漁師メシのことで

盛り上がったこともあるよ」



「料理で盛り上がるなんて

親方らしいじゃん

で、どんな料理」


「キンメはフライが

美味しいってことを

教わったよ」



「金目鯛のフライ

そんなのあるの?」


「そりゃ、どんな食材だって

パン粉をつけて、揚げれば

フライじゃん」





「まぁ、そうだけど・・・

で、やったことあるの?」


「あるよ

魚なんだけど

異次元の美味しさだったよ




これが、その時のブログだよ👆


脂が乗る魚だから

揚げると

フワフワなんだよ」



「今、読んだけど

ここに写っているのが

漁師の奥さん?」



「そうそう」



「優しそうな人じゃん♬

油で揚げるのに

脂があるとか

無いとかなんて

関係ないんじゃね?」



「そう思うでしょ

理屈は分からないけど

また、食べたいなぁ」


「ってことは

このキンメは

フライになるの?」 


「・・・・・😎」 


「ズ~ルっ!

今度は、どうして

フワフワになるかも

書いた方がいいんじゃね」

「チッ!

貰い物の方が

高くついちゃうよ」



「えへへ・・・」

その後、水洗いをし


頭も焼いてから

出汁を取るので


水洗いをしておきました」



「身は身で

しっかり使うし



アラもアラで

しっかり使うなんて




漁師の親方も

苦労して

獲ってきた甲斐が

あるよね」




「だ~か~ら

何度も、漁師の応援団

って

言ってるじゃん

漁師がいてこその

魚菜食文化の

日本料理だからね」



「そうだったね

たいへん失礼しました!」


魚に限らず

農水産物は

生産者あってこそ

味わうことが出来る素材で


命を懸けて

獲りに行ったり

作ったものです



しかも、自然という

強者(つわもの)を

相手にしている以上

並々ならぬ

精神力が必要ゆえ

生産者には

ただただ

頭が下げるしかありません 



命懸けで

命あるものを

我々の命に替えることを

生業とした以上


それを突き詰めるのが

自分の使命なのです 

満月が近いので、休み前に鯵(あじ)の仕入れ


定休日前の仕入れは

控え目にすることが

多いのですが


今日は、いつもとは違う

仕入れでした 


2026年3月1日

Vol.4849




いらっしゃいませ

マクロビオティック 

(玄米菜食)を

基本に据えた 

“身体に優しい

美味しい日本料理”

を信条とし

魚菜食文化でもある

和食文化を

支えてくれる漁師の

代弁者として

静岡県富士市の

日本料理店【佳肴 季凛】の 

店主兼熱血料理人の

志村弘信が認めます




今朝、沼津魚市場で

仕入れた鯵(アジ)は


沼津港か近い志下(しげ)の

小型旋網(まきあみ)船

毘沙門丸が

水揚げしたものです


水揚げ直後なので

死後硬直前のものを選び

計量後


えらを抜き

ほぼほぼの活〆状態にした

朝獲れの

鮮度バリバリの鯵です


水洗いを終え


水気をふき取り

冷蔵庫へしまおうとすると


ふぐゑびすさんが

訊いてきました


「ねぇ、親方

休み前なのに

数、多くね?」



「多いと言えば

多いけど

明日、鯵みたいな小物が

あるとは

分からないからだよ」




「あるか、ないかは

行ってみなきゃ

分からないじゃん」


「そうなんだけど

無い可能性が

高そうなんだよ


最初の方の

この写真を見てごらん」



「見たけど・・・」


「分からないみたいだから

近付けるね


ちょっと

手ブレしているけど」


「・・・・・」

「真ん中のこれは


分かるよね?」


「月じゃん

しかも、満月じゃね?」



「満月は


明後日だけど


94,9%だから

ほぼ満月だね」


「満月とアジが

どう関係あるの?」



「水産業界では

満月の日のことを

お月さんって

呼んでいるんだけど

その近辺は

潮の満ち引きの関係で

魚が獲れにくくなるから


月休みとか言って

漁に出ないんだよ」



「へぇ~」


「しかも、火曜日が

休市日だから

このままにしておいて

酢締めにするには

問題ないからね」



「晴とか雨の天気以外にも

月の状態まで


考えておかなきゃ

ならないなんて

たいへんじゃん」


「あと、天気でも

風のことも

頭に入れる必要があるけど

そこまでは・・・」


「そうは言っても

知りたがりの親方だから

近い将来

覚えるんじゃね?」


「無きにしも非(あら)ず

かもね・・・(笑)」 


今のやり取りでは

ありませんが


これらの気象条件を

全て把握しなくてはならないのが

漁師の仕事です


しかも、海は

簡単には

アクセス出来ない場所で

そこは、命の危険と

隣合わせと言っても

過言ではありません



知り合いの漁師に


「今では、海でも

色んな情報を得ることが

出来るようになったのが

非常に便利だ」

と、言われたことがあります 


そのような条件の下で

仕事をする漁師には

ただ脱帽するのみ


しかも、彼らは

食の最前線にいるだけでなく

魚菜食文化の

日本料理を支えてくれる

最大の功労者で

それを知ったのも

自ら、沼津魚市場に出向き

多くの漁師と

懇意になれたからです


だからこそ

漁師の応援団にして

代弁者として

自分は声を

出し続け

それを使命として

日々の仕事に

臨み続けます

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