2種類のアジは、眼鯵(メアジ)と丸鯵(マルアジ)
漁港が併設されている
沼津魚市場のメリットの一つが
新鮮な地物の小魚が
水揚げされることです
2025年7月23日
Vol.4669

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、沼津魚市場から
戻って来ると
ふぐのぼり君が
やって来ました

「おはよう、親方
何だかんだ
色々、仕入れて来たね」
「おはよう🐡

こんな感じで
細かい魚が多いよ」
と、自分
「アジみたいなのが
多いけど・・・」
「みたいっていうか
アジ類が
2種類いるよ

眼鯵(メアジ)と

丸鯵(マルアジ)だよ
胡麻鯖(ゴマサバ)も
いるけど

これは
鯵じゃないからね」
「メアジとマルアジは
どこ産なの?」
「眼鯵も

丸鯵も

由比(ゆい)のだから
地物じゃないよ」
由比とは
静岡市にある小さい漁港です
「メアジは
これ以外にもいるけど・・・」
「そうだよ

沼津の西浦の定置網で
水揚げされたものも
いるよ」
「今更だけど
味も違うんだよね?」
「じゃが芋と里芋くらい
違うよ」
「ってことは
別ものじゃん!」
「そうだよ
今日の眼鯵のうち

大きめのは
揚物にして
小さいめのは
そのままだったり
卸したのを
南蛮漬にするよ
で、丸鯵の方は

酢〆(すじめ)に
したよ

あと、小鯖も
南蛮漬に仕込むんだけど

小さいから
そのままだよ

サバ繋がりで
1本だけど
サバフグもいるけどね
「メアジもマルアジも
そういう使い方を
するものなの?」
「サイズで
仕込み方を変えただけで
どっちも
同じ使い方が出来るよ」
「味も違う
って言ってたけど
どっちが美味しいの?」
「比べれば
丸鯵だけど
眼鯵も十分
美味しいよ」
「そうなんだぁ」
「それはそうと
そろそろ
お昼にするから

光物の盛合せを
作ってみたよ」
「んまそぉ~🤤

どれがどれか
説明してよ」
「まぁ、慌てなさんな

酢で〆た
眼鯵と

貝割(かいわり)で

叩きは
丸鯵だよ」
「カイワリは
この間も仕入れて

「そうだね
ただ、眼鯵と貝割は
昨日仕込んだものだよ」
「へぇ~
こんだけあると
アジの味比べだね」
「気の利いたこと
言うね~」
「えへへ (∀`*ゞ)エヘヘ」
サバフグ以外の小魚は
マイナー魚と言えるのですが
これらを仕入れることが
出来るのも
漁港が併設されている
沼津魚市場だからこそです
こういう
地方ならでは市場の
メリットを最大限に活かし
日本料理という魚菜食文化の
魅力を伝え続ける姿勢を
失うわけにはいきません

「今朝のブリは
ランチとか夜のコースの
西京焼用なんだって
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
















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