すみっコぐらしの鱧(はも)
今日まで続く
鱧(はも)のお話しの
最終回です
2026年10月8日
Vol.4985

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます
水槽を見た
ふぐのぼり君が曰く

「おっ、親方🐡
水槽の海水も
きれいになって
ハモもスイスイじゃん!」
「中の側面とか
底に茶色の苔(こけ)を取れば
完璧だけど

海水には
問題が無いから
鱧(はも)が
もう少し減ったら
掃除するつもりだよ」
「これは
汚れじゃないんだぁ」
「そうだよ
海水中の魚の排泄物
残り餌から発生する
硝酸塩、リン酸塩を栄養源にして
照明や日光の光を受けて
繁殖する 珪藻類
要は海藻で
これが育つってことは
海水のミネラルが
活きているってことなんだよ」
「ヤバっ!
海水も知識も
完璧じゃん!」
「訊かれると思って
調べたんだよ
っていうか
一昨日からのアクシデントで
水槽とか海水について
勉強したからね」
「怪我の功名じゃん」
今、お話しした


この2つをお読み下さると
一連の話が繋がるのですが
この流れは
月曜日にスタートしたものにして

「面白いっていうか
厄介なのが

この鱧たち
何故か、隅っこに
集まるんだけじゃなく

中には
こんなのもいるんだよ」
「落っこちちゃうんじゃね?」
「っていうか
落ちちゃって
下の濾過槽(ろかそう)にいて
それを捕まえるのに
たいへんだったよ
どんどん潜っちゃうし
しかも、2本」
「ヤバっ!
そもそもさぁ
隅っこが好きってことは
ハモって
すみっコぐらしじゃん」
ご存知のように

「これまでに
かなりの数の鱧を
水槽に入れたておいたけど
鱧が隅っこに集まるのは
初めて見たんだよ」
「え゛~っ!?」
「長い魚の穴子(あなご)は
ともかく、どこでもいいから
狭い場所が好きで
穴子も水槽で
活かしておいたことがあって
その時は塩ビの筒を
入れておくと
必ず、そこに集まるんだよ」
「だから、アナゴ漁は
筒を使って
獲るんだぁ」
「そうそう
だけど、鱧も
隙間に隠れることがあるけど
自分で砂とか泥を掘って
隠れるんだって
で、その巣穴の前を通る
魚とかを襲って
食べるライフスタイルだから
延縄(はえなわ)で獲ったり
定置網や底引き網漁で獲る
っていう理由が分かったんだよ」
「へぇ~
今日までの4日間で
かなり偉くなって
知の巨人が
アップデートされたんじゃね?」
「いやいや
まだまだ
チはチでも
痴のチだから
痴の巨人というより
痴の狂人
の方が正しいかもね」
「痴の狂人!?」
「そうだよ」
「そんなこと言うから

AIに訊いてみたら
こんなことを言ってたけど
一言にすると
料理の道に
命を捧げた変態
なんだって」
「結構、結構
間違っちゃいないからね」
「あはは・・・」
月曜日から
今日までの四日間で
色んな知恵がついたことで
料理道における
痴の狂人が
さらにバージョンナップされました
これからも、お付き合いのほど
くれぐれも宜しく
お願いします
















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