『食の都の授業(味覚の授業)』当日
今日は、富士市立広見小学校で、静岡県から依頼を受けた『食の都の授業(味覚の授業)』が行われ、その講師をさせて頂いた日でしたが、講師の依頼を受けたのは、自分が、
【ふじのくに食の都の仕事人】に、7年前に選ばれているからです。
その授業の中で使うというより、生徒に試食してもらう玉子焼を焼くため、
5時過ぎから、仕事を始めました。
この授業を受けるのは、4年生の約120人ですので、用意する玉子焼は、6本です。
用意しておいたボウルに、
卵を、
一つずつ割り、
ボウルに移していきます。
このようにするのは、割った卵に不都合があった場合に備えてのことで、移す時は、殻の破片などがないことも、確認するのは、言うまでもありません。
また、玉子焼1本に対して、
L玉を8個使い、割り終えたら、
菜箸で、切るようにほぐしながら、混ぜ合わせます。
『味覚
玉子焼用の出汁を加え、
再びよく混ぜ合わせたら、玉子焼の出汁の準備が、
整いました。
茶碗蒸しのように、漉さないのは、漉してしまうと白身のコシが無くなり、巻きにくくなってしまうからです。
ところで、玉子と卵を使い分けていることにお気付きでしょうか?
玉子は、玉子焼のように、料理名の一部や、料理を表す場合に使い、卵は、素材として扱う場合に、使うのが、料理の世界では、一般的です。
ですので、蟹玉と書くことはあっても、蟹卵とは書きませんし、このように書くと、カニという生き物の卵つまり、卵巣を意味することになります。
玉子焼の出汁の準備が整ったら、
焼き始めました。
1本目が終わり、
2本目、
3本目、
4本目、
5本目、
そして、
6本目が、
焼き上がったら、
2本ずつバットに移し、
他の道具なども用意し、
出掛ける用意が整いました。
授業を行う小学校は、小学校の学区ではないものの、中学校の学区ですので、車で10分程度の場所にあり、
校舎の玄関前には、
自分を含めた講師用の駐車スペースが確保されており、
校舎に入り、
集合場所の教室に向かったのでした。
この後、授業までの準備をし、
教室へ向かい、
授業時間となりました。
これまで経験した職業講話と異なりましたが、どうにかこうにか無事に終えることが出来、改めて、教えることの難しさを感じた次第です。
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