“凛”以上、“佳肴”未満のふぐ料理
Vol.4311
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です
今日(2月27日)は
ふぐ料理の“凛”と“佳肴”の
中間のコースについて
お話しします
一昨日のことです
ふぐちりを盛付け終えると
ミニふぐちゃんがやって来て
「今夜のふぐちりって
量も多いし
1個のパーツが大きくね?」
と、訊いてきました
「そうだよ、ほら👆
それだけじゃなくて
大きいとらふぐのあらで
仕立てているよ」
「ってことは
スペシャルコースの“佳肴”?」
「いや、フルコースの“凛”以上
“佳肴”未満」
「・・・・・
どういうこと?」
「君達は分かっているだろうけど
知らない人のために
ふぐ料理のページを
見てもらわないとね」
ということで
「このページの
これは知っているでしょ?」
「もちろんだよ♬
以上、未満って
言ってたけど
金額もそうなの?」
「そうだよ
“佳肴”の方は
焼白子を献立に組み込んでいるけど
今回のコースは
白子が苦手だから
無しで用意したんだよ」
「なんか、もったいない感じ」
「そうなんだけど
白子って
内臓だから
好き嫌いがあるから
分かんないわけでもないよ」
「そっかぁ~
親方は内臓とかは
平気なの?」
「普通には食べられるけど
基本的には
スルーしてもいいタイプ
あん肝、たら子、いくら、白子
・・・・・」
「じゃあ、とらふぐの白子も!?」
「いや、あれだけは別格
天然のとらふぐの白子だけは
平気どころか
並んででも
食べたいね!」
「そんなにも違うんだぁ」
「美食中の美食だね」
「はぁ~🤤」
「そんなことより
この間の献立を話さないとね」
「そうだね
僕達も復習が出来るから
楽しみだなぁ♬」
本題に入る前に
二品の先付(さきづけ)を
お出しした後に
ふぐ刺です
二品の先付は
“凛”のコースも変わりません
🐡ふぐ刺🐡
言うまでもありませんが
天然のとらふぐで
静岡県遠州灘産です
「こんだけあると
食べ応えがあるし
箸でダァ~ッてやれるね🥢」
🐡唐揚げ①🐡
「いつもより
大きめだから
んまそう~🤤
でも、①って・・・」
唐揚げに使ったのは
頭と
かまの部分で
薄口醤油と日本酒を
同割にしたものに
10分ほど漬けてから
片栗粉をつけて
揚げてあります
🐡ふぐちり🐡
🐡ふぐしゃぶ🐡
身皮と呼ばれる薄皮をつけたまま
厚めに引いてあります
“佳肴”の場合
つけだれ用に
焼白子を添えていますが
白子NGなので
無しです
🐡唐揚げ②🐡
「おかわりじゃん!
だから、①と②なんだぁ」
「そうだよ
こっちは、骨付のまま
ぶつ切にした身の部分だよ」
「絶句・・・・・🤩 」
デザートの
シャインマスカットのアイスを
お出しすると
「雑炊は・・・?」
「いや、お腹一杯になったから
雑炊はパスって
言われたんだよ」
「え゛~っ
でも、こんだけ出たら
分かんない訳ないけど・・・」
「そうなんだけど
雑炊まで行き着かないで
お腹一杯になるくらい
ふぐちりを堪能するのが
いいんだよね」
「堪能って?」
「たんのうって読んで
大満足って意味だよ」
「ふぅ~ん」
「ふぅ~んじゃなくて
漢字テストに出るかもしれないから
覚えておいた方がいいよ」
「そっちぃ~(笑)」
「ふぐちりこそが
ふぐ料理の真髄みたいなものだから
ふぐちりで満腹が
理想だね」
「ふぐに魅せられし料理人
の親方が言うなら
間違いないかもね」
ふぐ料理に限らず
ご予算、ご要望に応じて
可能な限り対応させて頂きますので
お気軽にお問い合わせ下さい
「今年の2月は
28日が最後じゃないんだね
そんじゃ、また🐡」
ゆるキャラ一同より
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