頂き物のトラフグパズル
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3654回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
昨日、頼んだ覚えのない荷物が、
届いたのです。
手に取ると、軽いことが分かり、中を開けると、
トラフグパズルなるものが入っていました。
以前、注文したことがあり、履歴から、寝ぼけていたり、酔っぱらっていた状態で、「再び注文する」の類をクリックしてしまったのか、それこそ、記憶にございません。
注文確認のメールも届いていないどころか、その類の通販サイトと思しきサイトから届くメールは、SPAMメールばかりで、「ついに来たか!」と不安でなりませんでした。
すると、中から、
メッセージ付の伝票が出て来たので、杞憂(きゆう)に終わり、ひと安心。
メッセージには、
先日のお返しとの文言があり、写真付きでメッセージを送ると、「もう、持ってました?」との返信。
「 https://www.kakoh-kirin.jp/blog/?p=58365
ブログねたは、いくつあっても困らないので、助かります♬ 」と、返信。
ちなみに、上のアドレスは、
『トラフグパズル』というブログのアドレスです。
このトラフグパズルの右下の完成品は、
玄関でお客様を迎えるミニふぐのモデルということもあり、
折角の2つめということもあり、以前購入したものと共に、癒しのふぐギャラリーに置くと、
ミニふぐがやって来て、
「親方、僕たちとそっくりだね。」
「君たちが来た時のことを、思い出しちゃった。
一年以上経つかなぁ。」
「もうそんなになるんだね。」
「今調べたら、去年の3月の終わりにやって来て、『フェイクふぐ付のリボンリース』っていうお話しに書いてあるよ。」
「あっ、本当だ。」
「あの頃は、おとなしくて、ちっちゃくて、可愛かったんだけどね~。」
「あの頃ってことは、今は可愛くないの?」
「いやいや、十分可愛いよ。最近は、ブログにも出てくれるから、うちの子であるだけでなく、店の従業員みたいな存在だよ。」
「なんか照れるなぁ~。」
「君たちが来て以来、段々とふぐファミリーが増えたし、あそこがあるから、癒されているしね。」
「ありがとう、親方!これからも、宜しくね。」
「 👍 」
「照れているから、絵文字だよ。」と、二人でひそひそ。
「何か、言った?」
「いやいや。あと半日、頑張ってね。バイバ~イ♬」
「肝心なことを忘れたよ。」
「何?」
「君たちだけでなく、ふぐファミリーを生んでくれた【PLUSROSE】さんが、
6月4日(土) 5日(日)に個展を開くんだって。」
「行きたい!連れてって、親方。」
「自分も行きたいんだけど、もしが重なって、タイミングが合えば・・・。詳しいことは、上のPOPに書いてあるけど、【PLUSROSE】さんのインスタにも投稿してあるから、見てみて。」
「はぁ~い。大勢来ると、いいね。」
「そうだね。」
“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとって、一年365日、ふぐグッズは熱烈歓迎で、自らも探し求めるだけでなく、皆様のご厚意も、心よりお待ちしております。(笑)
静岡・由比産のさばふぐ&南伊豆・妻良(めら)産の翻車魚(まんぼう)
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3653回目の今日も認(したた)めます。
今朝、沼津魚市場に着くと、
自分の買い番(47-9)が書かれていたさばふぐ(8,3キロ)が、
用意されていました。
このさばふぐは、桜海老(さくらえび)で有名な静岡県由比産のものです。
その後、構内を歩いていると、
ひときわ大きい魚が乗ったパレットが目に留まり、近づくと、
まんぼう(翻車魚)で、
南伊豆・妻良(めら)の定置網で、水揚げされ、まんぼうについては、後でお話しすることにします。
仕入れを終え、
【佳肴 季凛】に戻り、さばふぐの仕込みをしようとすると、「おはようございます、親方♬」と、チビふぐ達。
「おはよう。」
「久しぶりに、さばふぐを仕入れて来たね。」
「そうそう。4月の終わりぐらいから、由比の定置網が操業していなかったからね。」
「そうなんだぁ。さばふぐは僕たちの仲間だね。」
「フグ目フグ科だからね。さっきの写真のまんぼうも、実はフグ目なんだよ。」
「え~っ、そうなの!?初耳学。」
「自分もそうなんだけど、さっきも書いたけど、まんぼうの話は、さばふぐの仕込みが終わってからね。」
「引っ張るねぇ。」
「まぁまぁ、後で、御覧(ごろう)じろ。」
さばふぐは、
背びれと、
尻びれを切り落としたら、
頭の付根に包丁を入れたら、
頭ごと皮を剥き、このやり方は、ぐる剥きと呼ばれており、これをやってくれるのが、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
剥き終えたら、
真由美さんが水洗いしたものを、
自分が手直しをし、
洗い終えたら、
拭き上げたら、
唐揚げ用に包丁しました。
同じ形のものを並べ、
日付、個数を書いたら、
真空パックしておきました。
ところで、まんぼうですが、先程の写真を、
「♬ ウ~ マンボウ! 」と、Twitterに投稿したら、いいねをはじめ、リツイートをして下さる方が、多くいらっしゃいました。
その中には、まんぼうの研究者の方もいらっしゃり、その方が、御自身の研究に使いたいのことで、もちろん快諾。
さらに、その方のサイトを見ていたら、まんぼうは、フグ目マンボウ科ということを知りました。
ひれをパタパタさせて泳ぐ姿は、様々なふぐと同様で、さらに色々と探していると、まんぼうが捕食する動画も投稿されています。
海中に漂うような泳ぎ方をしていると思いきや、普通の魚のように泳ぎ、その動画については、こちらを御覧下さい。
最終的に、今朝のまんぼうは、静岡県のスーパーマーケートの鮮魚のお飾りとして陳列され、その様子は、Twitterで投稿されていました。
ちなみに、まんぼうは、食べることが出来る魚で、魚市場では、身、肝、腸などの部位に分けられて、売場に並ぶことがあり、自分も食べたことがあります。
これを機会に、まんぼうに興味が沸いたので、まんぼうが入荷していたら、久々に実食してみるつもりです。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、
【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
定休日の朝一で箱詰した『西京漬』
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3652回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
今朝、
『オンラインショップ』から、
『西京漬』のご注文のメールが届いていたので、
箱詰をし、御覧のように、銀鱈4枚、サーモン2枚、鯖2枚が入ったものです。
箱詰を終えたものの、送り状を発行するシステムが時間外だったので、
冷凍庫に、
しまっておきました。
その後、娘を学校に見送るため、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんがやって来たので、
送り状を発行し、営業所が開くまでには早過ぎたので、再び冷凍庫へ。
普段なら集荷に来てもらうのですが、定休日ということもあり、営業所に持って行こうとすると、
「僕たちも、行きたい、行きたい!」と、チビふぐ達。
「ダメ~!」
「え゛~っ。何で何で?」
「雨、
降っているじゃん。」
「ありゃりゃ・・・。」
「だから、また今度ね。」
「うぅ~ん。」
『西京漬』を養生したら、
宅配便の営業所に行き、
無事に発送したのでした。
ふぐ刺と西京焼を献立に入れた法事料理
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3651回目の今日も認(したた)めます。
コース料理を基本としている当店ですが、ここ最近は、ふぐ刺と西京焼を組み込んだ献立のご要望が多く、その分、品数を減らして、質を上げた献立にしています。
そんな今日の法事の御席も、そのような献立でした。
ということで、今日の法事料理の献立が今回のお話しです。
法事のように、それなりの人数が集まる御席の場合、
御席には、小鍋、御飯(香の物付)をセットしておき、今日の小鍋は、
鰻鍋でした。
また、御飯は、
名残とも言うべき筍御飯で、香の物(おしんこう)は、
浅漬と糠漬です。
お客様が御来店され、献杯が済んだら、料理をお出ししていき、先付(さきづけ)は、
グリンピース豆腐で、天にあしらってあるのは、枸杞(くこ)の実で、甘酢に漬けてあります。
先付の次が揚物(海老の彩り揚げ、鯵のしんびき揚げ)で、
会席料理では、献立の後の方になるのが多いのですが、献杯の時にはビールを飲まれる方もいらっしゃるだけでなく、豪華な昼ごはんとか贅沢なランチという意味もあるので、早めにお出し出来るものから、お出しするようにしています。
また、法事ということで、天紙(てんし)は、
緑でふち取られたものです。
3品目が、
ふぐ刺で、ふぐは、三重県熊野産の天然のとらふぐでした。
すると、チビふぐ達がやって来て、
「親方、FIGHT!」
そして、ふぐ刺同様、お客様のご希望の西京焼をお出しし、
今日は、鰆(さわら)をお出ししたら、
鰯つみれ錦糸蒸しをお出ししました。
最後は、
梅のアイスで、チビふぐ達が再びやって来て、
「親方、お疲れ様。」
「まだ片付けもあるし、夜の御席の準備もあるから、まだまだだよ。」
「じゃあ、もう一回、FIGHT! 」
片付けをし、
夜のセットを終えたら、
しばし、休憩。
昼ほどハードではないものの、夜の営業を無事にこなし、お客様がお帰りになったので、
洗い場で、“冷却水”を注入しながら、ゴールデンウィークを挟んだ13連勤が終わったのでした。
保冷剤替わりの『西京漬』
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3650回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
昨日お話ししたように、当店には、お持ち帰り(テイクアウト)のお品書きはなく、当ブログの“お持ち帰り(テイクアウト)”のカテゴリーやSNSの投稿が、それに近いかもしれません。
特に、SNSの場合、自分のおかずであれ、娘達の食事であれ、自分が作っているので、基本的には、メニュー化が可能です。
ところで、先日ご用意したのが、
お持ち帰りのローストビーフで、
容器に入っているのは、
お手製の『ぽん酢』です。
また、ローストビーフと共に、生野菜をご用意し、
『西京漬』などに使っている化粧箱に、
盛付けると、
ふぐネット29人衆がやって来ました。
「親方、お疲れ様です。色んな野菜が入っているみたいだけど、何が入っているの?」
「刻んであるのは、キャベツ、レタス、水菜、人参(橙、黄)、ピーマン、パプリカ、大根、アーリーレッド、紫キャベツ、ラレシ、貝割で、その上に、胡瓜、ミニトマト、若芽と海藻クリスタルだよ。」
「16種類も!」
「そうだね。」
「胡瓜は変わった切り方をしているね。」
「水玉胡瓜といってね、梅雨前後の時季に使うことが多いというか、基本かな。」
「雨のしずくが、水面に落ちたみたいで、涼しげな感じがするね。」
「日本料理では切り方や剥(む)き方で、季節を表現することが多く、日本料理の特徴の一つかもしれないよ。」
「へぇ~。」
「料理の展示会や講習会に行くと、野菜でここまで出来るの?なんてものも、何度も見たことがあるよ。時間がある時にでも、色々と検索してごらん。このお持ち帰り料理の続きがあるから、この辺にさせて。」
「はぁ~い。」
生野菜と共に、
オリジナルドレッシングの『野菜感溢れるドレッシング』もご用意しました。
この原材料の中で、生野菜に入っていない食材(調味料を除く)が、にんにく、りんご、レモン、セロリで、いわゆる野菜サラダで、20種類の食材を味わうことが出来るのは、当の自分も驚きます。
お客様がご来店されたら、
箱に詰めたのですが、保冷剤が入っていないのは、
『西京漬』が、保冷剤替わりだからです。
御覧のように、
『西京漬』をご自宅へお持ち帰りになる場合は、化粧箱に入れない方もいらっしゃいます。
昨日も然り、今日も然りですが、お持ち帰り料理に限らず、ご要望に応じて、可能な限り対応させて頂いておりますので、お気軽にお申し付け下さい。
2022.5.7|西京漬 お持ち帰り(テイクアウト) 野菜感溢れるドレッシング 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
お持ち帰り(テイクアウト)の海老フライとハムカツの盛り合わせ
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3649回目の今日も認(したた)めます。
お持ち帰り料理(テイクアウト)のお品書きを御用意していないのですが、あえて言えば、当ブログの“お持ち帰り(テイクアウト)”のカテゴリーが、そのページとも言えます。
また、SNSの投稿をご覧になられた方に、「この間、投稿していたような料理って、注文出来るんですか?」と訊かれることもしばしばで、返答は、ほぼ100%で「熱烈歓迎!」です。
そんな今日、御用意したのが、
海老フライとハムカツの盛り合わせでした。
どちらも、特別な仕込みをしていませんが、強いて言えば、生パン粉を使っていることかもしれません。
また、今日のご注文は、近所の常連さんでしたので、当店の器で御用意しました。
器に、
生野菜(キャベツ、レタス、人参、レッドキャベツ)と、
グリンリーフを盛付けたら、
海老フライと、
ハムカツを盛付けたら、
ミニトマトを包丁すると、ミニふぐ達がやって来て、
「僕たちも食べたい、食べたい!」
「こどもの日と母の日を兼ねてのご注文って、言われたよ。」
「親方、訊きたいことがあるんだけど、いい?」
「何?」
「ミニトマトが半分に切ってあるけど、そのままでも、いいんじゃね?」
「そう思う人も多いと思うよ。でもね、へたが付いたままだと、洗っていないと、思われる可能性もあるよね?」
「うん。」
「もっと言うと、へたが変色していて、そのままだったら、どう思う?」
「ヤバいじゃん!」
「そうだよね。洗ってから、包丁してあれば、調理した証明になるし、だからこそ、お客さんからお金をもらえることになるじゃん。」
「そうなんだぁ~。それって、親方の考えなの?」
「偉そうに言ってはいるけど、浜松の旅館にいた時の親方に教えられたことだよ。その親方には、料理に取り組むべき姿勢を、色々と教わったね。」
「へぇ~。」
「口下手だけど、面倒見が良い親方で、季凛の開店日には、浜松から来てくれたし、今でも、連絡を取ったりしているよ。」
「そういう師弟関係って、凄過ぎる!」
「凄いかどうかは分からないけど、人と人のつながりはそういうもんだと思うし、親方って言葉には、親が付いている以上、それだけの意味はあるはずだし、日本人らしい考えだよね。」
「うんうん。」
「まぁ、これ以上、話すと熱くなるから、この辺にしておくね。」
「そうだね。でも、一つ言わせてもらっていいかな?」
「何?」
「よっ、熱血料理人!」
「あはは・・・。」
冒頭でもお話ししたように、お持ち帰り料理に限らず、どのような料理でも、可能な限り、対応させて頂きますので、ご興味、ご関心がございましたら、お気軽に、お問い合わせ下さい。
2022.5.6|お持ち帰り(テイクアウト) |permalink|コメントはまだありません
母の日用のラッピングをした【西京漬】
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3648回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
先日お話ししたように、母の日が近いこともあり、『オンラインショップ』をはじめ、SNS、直接のお電話などを通じて、
【西京漬】のご注文を頂いており、この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。
また、『オンラインショップ』のページには、熨斗(のし)の有無を伺う箇所があるので、自分も色々と工夫したり、新しいものを探している次第です。
そんな昨日包装したのは、
銀鱈4枚、サーモン2枚、鯖2枚のセットでしたが、化粧箱の大きさに対して、“ありがとう”のシールでは、見た目が宜しくなかったので、「母の日 のし」で、画像検索をしたら、良さげなものが見つかり、プリントアウトして、
化粧箱に掛けると、
包装担当の女将兼真由美さんと共に、「いいじゃん!」
明くる日の今日も、
ご注文を頂き、
箱詰をしていると、チビふぐ達がやって来て、
「親方、おはようございます♬母の日の注文?」
「そうそう。」
「銀鱈、サーモン、鯖が2枚ずつ入っているね。」
「一番人気のセットだよ。」
「まだ母の日のプレゼントが決まっていないから、今年は、これにしようかな。」
「オンラインショップからだと、そのまま決済出来るから、便利だよ。熱烈歓迎でお待ちしております♬」
「はぁ~い。」
御中元や御歳暮の時季のように、仕込みや包装などに追われることはないものの、今日は、
銀鱈を仕込み、明日は、鯖(さば)を仕込みます。
御祝い用のお弁当と、法事用のお子様弁当
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3647回目の今日も認(したた)めます。
昨日ご用意したお弁当は、
このようなもので、
紅白の紐をかけると、
ふぐネット29人衆曰く、「親方、このお弁当は、御祝い用だね。」
「正解!」
また、今日のお弁当の掛け紐は、
紫と白だったこともあり、ふぐネット29人衆がやって来て、「これは、法事のお弁当だね。」
「正解!」
「これも、法事用?」
「そうだよ。」
「箸が、お子様用みたいだけど・・・。」
「っていうか、みたいじゃなくて、お子様用。」
「どっちのお弁当も見た~い!」
「これから、お話しするから、あとで読んでみて。」
「はぁ~い♬」
大人のお客様のお弁当は、
このようなお弁当で、法事用ですので、
天紙も緑でふち取られたもので、揚物は、さばふぐの唐揚げと鯵の新挽(しんびき)揚げです。
一方のお子様用のお弁当は、
このように仕立てました。
御飯は、
鰹節と韓国海苔のハーフ&ハーフで、白御飯をよそったら、
下半分にホイルをかぶせたら、軽く塩を振ったのち、
鰹節を盛付けます。
今度は、鰹節の方にホイルをかぶせたら、
韓国海苔を盛付け、韓国海苔ですので、塩は振っていません。
揚物は、
海老フライとハムカツで、海老フライは、召し上がりやすいように、尻尾を取ってあり、盛付の都合で、丸くしてあり、
紙皿と仕切りの間に、ソースを入れておきました。
また、法事用ですので、天紙も大人の弁当と同様です。
口取(くちとり)は、
サーモンの西京焼、じゃが芋のチーズ焼、玉子焼で、大人のお弁当の焼物は、
鰆(さわら)の西京焼で、偶然、どちらも骨の無い部分ですが、お子様用のお弁当は、必ず骨の無い尾の部分を使っています。
お子様が召し上がるので、不都合があると、宜しくないのは、言うまでもありません。
最後が、
鶏肉の照焼でした。
お子様用のお弁当の内容は、その時によって様々で、様々なのは、お子様の好み、年齢などを考慮しているからです。
そんなこともあり、可能な限り対応させて頂きますので、お気軽にお申し付け下さい。
お弁当の盛付も、“昼ふぐ”も個室
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3646回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
南蛮漬やお新香などお弁当用の料理は、普段なら、お弁当のご注文を頂いている前日に盛付けるのですが、
今日は、明日もお弁当のご注文を頂いているので、今日、用意しました。
その後、
揚物(鯵のしんびき揚げ、鶏の唐揚げ)にはじまり、
銀鱈の西京焼、玉子焼などを仕上げたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛付けてくれ、
このように仕上がり、今日のお弁当は、お祝の御席ということもあり、
紅白の紐をかけておきました。
お弁当を盛付け終えたら、
真由美さんは、“昼ふぐ”の御席の準備をしてくれ、一方の自分は、
ふぐちりを盛付けたら、
ふぐ刺を引き終えると、
「おはようございます、親方♬あと、お弁当もお疲れ様でした。」と、ミニふぐ達。
「おはよう。今朝も、
市場に行って来たから、
ダブルでお疲れかな!?市場からの富士山も、こんな感じだったよ。」
「それはそれは、改めてお疲れ様でした。」
「ところで、ふぐ刺って、白いイメージがあるけど、このふぐ刺は薄く赤い色をしているけど、なんで?」
「このふぐは、ジャンボちゃん(4キロ以上の天然とらふぐ)のもので、大きくなると、皮目の模様がはっきりしてくるんだよ。」
「へぇ~!じゃあ、僕たちは真っ白だよね。もっと言うと、僕たちの心も純白だよ。」
「心の純白さは、どうだろうねぇ。(笑)ラップをかけるから、手伝って。」
「はぁ~い。」
冷蔵庫にしまい、程なくすると、ランチの営業時間となり、お客様も御来店され、二品の先付にはじまり、先程のふぐ刺、
唐揚、厨房で温めてから、ふぐちりをお出しし、今更ですが、ふぐ料理のコースでお出ししているふぐは、全て天然のとらふぐです。
ふぐちりを召し上がったら、土鍋を下げ、厨房でふぐ雑炊を作り、再びお客様の元へ。
“昼ふぐ”の合間には、通常のランチメニューを召し上がったお客様もいらっしゃり、気忙(ぜわ)しい朝から昼を過ごし、夜の営業に備えたのでした。
お弁当用の西京焼は、銀鱈(ぎんだら)、鰆(さわら)、サーモン
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3645回目の今日も認(したた)めます。
今朝、沼津魚市場に着き、
最初に向かったのは、
【西京漬】用のサーモン(ノルウェー産)を扱う売場でした。
山積みにされた中から選んだのは、
5,3キロのもので、
加熱調理するとは言え、
えらを見て、鮮度を確認した上で仕入れています。
また、サーモン同様、
【西京漬】に仕込む鯖(さば)も仕入れたのですが、
昨日仕込んだので、
そのまま冷凍庫へ。
荷物の整理が終わったら、サーモンの下処理をしようとすると、
ミニふぐ達がやって来ました。
「おはようございます、親方♬」
「おはよう。」
「さっきの写真で気になったことがあるんだけど、どうして、サーモンなのに、鰤(ぶり)の発泡スチロールに入っているの?」
「1ケースに4~5本入れた状態(20~25キロ)で出荷され、国内の問屋が小分けして売るからで、サーモン専用のスチロールは無いんだよ。」
「ふぅ~ん。」
「そもそも商売人は、そんなことに頓着しないし、するのは、魚の良し悪しだからね。こんな説明で分かったかい?」
「いつも色々教えてくれて、有難う。今日も仕事、頑張ってね!」
「はいよ~。」
サーモンは切身にしたのち、
有機JAS認証済の西京味噌をベースにしてお手製の西京味噌と共に真空パックし、
サーモンの【西京漬】の仕込みが終わりました。
ところで、明日と明後日は、お弁当のご注文を頂いており、焼物はいつものように、西京焼を御用意するのですが、明日は、
銀鱈で、明後日は、
鰆(さわら)で、お子様用のお弁当のご注文も頂いているので、お子様には、
サーモンを御用意します。
その後、
煮物(人参、ごぼう、つくね、白滝)を仕込んだら、
明日と、
明後日用に分け、煮物のあしらいに使う隠元(いんげん)も、
同様にして、冷蔵庫へ。
また、揚物(鯵のしんびき揚げ)は、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが打粉をしてくれ、
同様にしておき、お弁当の仕込みが終わる頃には、ランチの営業時間となり、夜の営業が終わったら、
道具類を用意し、明日に備えたのでした。