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今季3回目のふぐRUSH

沼津の魚市場に行く時は、携帯電話のアラームをセットするのですが、夕べは、セットし忘れてしまいました。所謂“寝坊”ですが、必要なものは、昨日の時点で、注文をしていたので、全く問題はなく、市場に向かいました。

 

市場に着いた5時半過ぎには、

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既に薄暗く、売場によっては、

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セリも始まっていましたが、どんな時でも一番最初に向かう活魚売場のセリは、まだでした。生簀を見ると、

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天然のとらふぐが8本入荷しており、

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静岡県舞阪産のものでした。仲買人に、自分の“作戦”を、伝えました。“作戦”は、曜日、ここ最近の相場、セリに参加しそうな仲買人など、ありとあらゆる要素を、考えた上で、練るもので、秘策はなく、それこそ出たとこ勝負なのです。

 

そうこうしていると、セリが始まり、結果的に、

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8本全て、セリ落としてもらうことが出来たのですが、このうちの2本を、付き合いのある仲買人に譲ってあげました。6本を、発泡スチロールに入れ、

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【佳肴 季凛】に戻りましたが、昨日の時点で、三重県から、天然のとらふぐが、届くことになっていたので、

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宅配便の営業所に寄りました。

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積み終え、【佳肴 季凛】に着き、

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全部の発泡スチロールを開け、ランチの営業前までに、お弁当を仕上げなくてはならなかったので、

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とりあえず、水槽に入れました。ちなみに、今朝の三重県産のものは、9本で、市場で仕入れて来た6本を加えると、15本仕入れたことになり、静岡からも、6本入荷があるという連絡があり、今季3回目の“ふぐRUSH”が、決まりました。前回が、10月3日のことでしたので、20日振りということになります。

 

お弁当の料理の目途がついたので、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、まな板周りを養生してもらい、卸し終えたのが、

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11本でした。ということは、水槽には、まだ4本いるということになります。そうこうしていると、ランチの営業時間になる頃、

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富士市内の魚屋さんが、

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用宗、吉田などの静岡県産の天然のとらふぐを、6本届けてくれ、とりあえず、そのまま水槽に入れておきました。ランチの営業が終わると、お弁当用の西京焼のサーモンを切身にし、再び真由美さんに、

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まな板周りを養生してもらい、水槽に1本だけ残し、

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9本卸しました。今日は、数も多かぅったので、

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ホールのアルバイトにも、水洗いを手伝ってもらい、自分は、その手直しをし、

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真由美さんに、水分をふき取ってもらい、ようやく“ふぐRUSH”は終わりました。

 

仕込みを終えた身というか、胴体の部分が、

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こちらで、頭とかまの部分だけでも、

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番重(ばんじゅう)は一杯になってしまい、くちばしと“うぐいす”と呼ばれる筋肉の部分は、

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別のバットに入れました。明日は、三重からの入荷もなく、沼津の魚市場にも行きません。入荷の可能性があるのは、静岡の市場だけです。

 

仮に入荷がなくても、“関東の一つ残し”ではありませんが、水槽には、1本いるので、卸すのは、確実で、天然のとらふぐに触れないというストレスだけは、回避出来るのは、自称“富士市でふぐが一番好きな料理人”の自分としては、何よりです。

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