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蜆(しじみ)の味噌汁

昨日のお昼の賄いは、

このようなものでした。

 

これまでにも何度もお話ししているように、自分は、マクロビオティックを基本にすえていることもあり、玄米をベースにした雑穀御飯を主食にしていますが、自分のマクロビオティックの考えについては、こちらをお読み下さい。

 

昨日は、

味噌汁も一緒に食べたのですが、味噌汁は、蜆の味噌汁で、自分が一番好きな味噌汁で、沼津の魚市場に仕入れに行くと、作って食べることもしばしばです。

 

作り方も、これまでに試行錯誤を重ねており、そんな蜆の味噌汁の作り方が、今回のお話しです。

 

蜆は、沼津の魚市場の貝類を専門に扱う売場で、

仕入れるのですが、その時によって、産地は様々で、昨日の蜆は、

島根県宍道湖産のものでした。

 

最近では、蜆だけでなく、浅蜊(あさり)や蛤(はまぐり)は、砂抜きされているので、すぐに使うことが出来ますが、時には、砂が抜けていないこともあるので、その辺りは、要注意ということで・・・。

 

そのままボウルに移し、

水道水で、2,3度水洗いしたら、

ザルに上げ、鍋に入れます。

 

蜆の入った鍋に、

一番出汁を入れるのですが、一番出汁は、鰹節、宗田節、昆布、椎茸の足で取ったものです。

 

さらに、加えるのが、普段使っている魚のあらを焼いてから、煮出しした出汁ですが、

この時は、真鰯の出汁で、魚のあらの出汁は、その時によって異なり、夏場だったら、鱧(はも)の時もあります。

 

その後、火に掛けると、

アクが出て来るので、丁寧に取り除き、殻も開いたら、

身が小さくならないように、ザルに上げておきます。

 

鍋に入っている出汁に、

酒粕を加え、溶けたら、

味噌、濃口醤油、味醂、赤酒で味を調えますが、普段なら、酒粕を入れるので、日本酒は使いません。

 

また、味噌は、その時にもよりますが、2種類くらいは使うことにしています。

 

一度には食べきることが出来ない時は、

蜆と汁を一緒にし、冷蔵庫へしまっておきます。

 

子供の頃、蜆の味噌汁を美味しいとは思わなかったのですが、大人になってからは、その滋味深い味わいが、気に入り、現在に至っています。

 

ところで、蜆は、肝機能の改善に効果が高いのは広く知られており、アラニンとオルニチンによるものと言われています。

 

アラニンとオルニチンの説明については、コピペとなってしまうので、割愛させ頂きますので、関心のある方は、それぞれ“グーグル先生”もしくは、“ヤフー先生”に訊いてみて下さい。

 

肝機能の改善以上に、自分が、蜆の恩恵に与ったのが、怪我をした時に処方された薬の成分を調べた時のことです。

 

その薬には、ビタミン12が含まれており、ビタミン12が多い食品を調べた結果、蜆が一番ということが分かり、毎日食べた結果なのかどうかはわかりませんが、怪我の症状が軽くなりました。

 

それ以来、自分は、蜆のことを天然のサプリメントと呼ぶようになり、以前にも増して、蜆を好むようになった次第です。

 

最近では、色んなサプリメントが販売されているだけでなく、何とか何個分とかというコピーが書かれた食品なども販売されていますが、やはり天然素材が美味しくて、安心出来るのは間違いありません。

 

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