『西京漬』と『鰯の丸煮』のセット色々
Vol.3879
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の


それぞれのページに
掲載されているものから
お選び頂くようになっています。
ネットでのお買い物が
不慣れな方もいらっしゃるので

直接のご注文も可能です。
今朝お電話で頂いた『西京漬』
(銀鱈、サーモン各4枚入)のように

商品のラインナップに
入っていないものも
御用意が出来ます。
また、時には

銀鱈、サーモン

鯖の『西京漬』に
『鰯の丸煮』を各2パック

詰め合わせたギフトのご注文を
頂いたこともあります。
最近では、単身の方へのギフトとして

3種類の『西京漬』に

『鰯の丸煮』を各1つずつ

詰め合わせたセットや
銀鱈

鯖の『西京漬』が

各2枚に

『鰯の丸煮』が1パックの

セットなども。
これらを見たミニふぐ達曰く

「僕達みたいに、ミニサイズだね。」
「そうだね。」
先程お話ししたように
これらのセットは
直接のご注文となります。
また、御予算に応じてのご注文など
可能な限り
対応させて頂きますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています。
ご興味、ご関心がある方は
是非、御覧下さい。
【西京漬】の鯖(さば)の仕込みついでに、醤油干しと煮付
Vol.3878
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます。
今日は

【鰯の丸煮】と

鯖の【西京漬】を仕込みました。
✖がついているものは

身割れしそうなものなので

ギフト用に出来ません。
なので、ランチメニューや
会席料理の焼物として
お出しすることになります。
身割れしそうでも
串の打ち方次第で
それを防げるのは
言うまでもありません。
今日のように


重なる時に仕込むのが

賄い用の

煮付です。
今日のおかずとはならず

そんな今日のおかずは

醤油干しにしました。
煮付も醤油干しも

先ほどの✖同様
身割れしそうなものです。
濃口醤油と日本酒を同割にしたものに

20分ほど漬けたら

干したところ
風も吹いていたので
1時間ほどで乾きました。
食べようとすると

熱血君がやって来て
「んまそうじゃん、親方!
昨日の

真鰯の醤油干しも
んまそうだったなぁ~。」
「鯖も間違いないよ。」
「でも、冷凍なんだよね?」
「そう、冷凍のノルウェー産。

国産の生よりも
ずっと脂が乗っているんだよ。」
「え~っ、そうなの!?」
「『加熱するなら
国産よりノルウェーの方が上』
っていうのが常識だね。」
「へぇ~。」
鯖に限らず、水産業界では
国産よりも輸入の方が
多いのが実情です。
水産資源の枯渇という
問題点を抜きにしても
食料政策をないがしろに
し過ぎているのは
間違いありません。
国家の基本政策は
食料政策とエネルギー政策で
日本政府の無為無策ぶりには
辟易とします。
エネルギー政策はさておき
食料政策を含めた一次産業を
軽視し続けた結果が
今の日本の食料事情であるのは
明らかです。
一介の料理人の自分が
出来ることには限度があります。
とは言え、一次産業あっての料理人。
一次産業が隆盛すべくよう
食材を大事にし
その中でも魚の美味しさを
伝え続けます。
【西京漬】用のサーモン&【鰯の丸煮】用の真鰯(まいわし)
Vol.3877
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます。
沼津魚市場が休みでも
魚の仕込みで
一日が始まりまった
今日(12月20日)です。
冷蔵庫から

サーモン(ノルウェー産)を出し

卸したのち

切身にしました。
逆さになっている6枚は

正月のバスツアーの西京焼用で
枚数が多いのは

ギフト向けの

【西京漬】用です。
それぞれ

有機JAS認証済の西京味噌を
ベースにしたお手製の西京味噌と共に

真空パックしておきました。
サーモンが終わったら

【鰯の丸煮】用の

真鰯(まいわし)の下処理で
真鰯は千葉県銚子産です。
真鰯を見た熱血君が

「冷凍だけど
どんな感じなの?」
「鮮度が良く
脂が乗っているから
バッチリだよ。」
「ふぅ~ん。マイワシって
一年中獲れるものじゃないの?」
「漁獲枠っていうものがあるから
獲ることが出来ないんだよ。」
「初耳学!」
「はっきりしたことは
分からないけど
11月過ぎからは
真鰯の入荷が
少ないような気がするね。」
「へぇ~。」
「魚そのものを
仕入れるためだけじゃなくて
魚に関する情報も
仕入れに行っているのは
確かだよ。」
「他の時季でも
冷凍を使うことがあるの?」
「もちろん。
生の入荷が無い時は
冷凍を使うよ。
でも、これまでに使った冷凍の中で
この銚子のが一番だね。」
「そうなんだぁ。」
この時季ですので
解凍出来ていないものもあり

それらは水に浸けながら
仕込みをしただけでなく
冷たいので

お湯で手を温めながら
仕込みをしました。
そうでないと、感覚が無くなり
怪我をするかもしれないからです。
いつものように
水洗いをしてくれる
女将兼愛妻(!?)の真由美さんも

同じ様に
足湯ならぬ手湯をしながら・・・。
身だけなく

頭も下処理をしておき

頭は出汁を取るため

焼いておきました。
水洗いをした身は

仕上げの水洗いをしてから

クッキングシートを敷いた鍋に

並べてから
水と酢を注ぎ

超々弱火で火に掛け
仕上がりは明日になります。
仕上げの水洗いをしたのは

中骨の残っている血痕を
落とすためです。
また、胆のうの痕を包丁した後の
腹をきれいにするためでもあります。
この水こそが、生臭さの原因で
これを取り除かないと
美味しい仕上がりにはなりません。
そんな今日の昼ごはんは

真鰯の醤油干し定食で
開いた真鰯を

濃口醤油と日本酒を
同割にしたものに
20分ほど漬け込んでから

干して、焼いたものです。
焼いた真鰯を見た熱血君は

「んまそう!」
「間違いないね。」
「いいな、いいな♬」
「魚って、色んな種類があるから
それだけで楽しめるのが
いいよね。」
「そうだね。」
「明日の昼も
魚の予定だよ。」
「いいなぁ~。」
魚の美味しさこそが
魚食文化である
日本料理の魅力です。
日本人である以上
その美味しさを知らないのでは
悲しいこと、この上ありません。
そのために自ら魚市場に通い
魚のことを学び
魚食文化の復権を目指します。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が、

投稿して下さっています。
ご興味、ご関心がある方は、
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急遽、【西京漬】用のサーモン
Vol.3876
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます。
定休日でしたが
沼津魚市場に

仕入れに行って来ました。
構内の売場を見ながら

冷凍ものを扱う売場に行くと
注文しておいた
千葉県銚子産の真鰯(まいわし) が

用意されており
仕入れが終了。
真鰯は

【鰯の丸煮】用です。
売場の雰囲気が
いつもと違っていたので
「何だか、バタバタしているけど
年末モードに入ったから?」
と訊くと
「っていうか、明日は(市場が)
休みなんです。」
「え゛っ、マジで?」
カレンダーを見ると
確かに休市日です。
先々週の6日を最後に
火曜日休みは無いと
思っていたので
事なきを得ました。
明日来て
真っ暗だったと思うと
今朝の寒さに負けず劣らず
ゾッとするばかり。
ちなみに、これまでに
そのような経験はありません。
急遽、【西京漬】用の

サーモン(ノルウェー産)を 仕入れるため

こちらの売場へ。
ちょうど

サーモンの仕分けをするところで

秤にかけてもらい
この1本を

仕入れることにしました。
サーモンを積もうとすると

「こ?お?り?」
氷が入っているようなものを
仕入れたわけではないのに・・・。
コンテナを見ると

製氷皿状態。
寒いとは言え
ここまでの寒さとは
思いもよりませんでした。
【佳肴 季凛】に戻ると

シートの水滴も氷。
コンテナは

洗ったそばから

製氷皿。
そんな寒さでも

サーモンは無事で、ひと安心。
すると 「さびぃ~、さびぃ~。」 と

ふぐネット。
「おはよう、寒いのなんの。
12月でこの寒さとは
たまんないよ。」
「さすがの熱血料理人も
この寒さには、参る?」
「寒くても
ハートは熱いぜ!」
「やっぱ、熱いは。
そんなことより
休みじゃないの、親方?」
「そうだよ。最初は

鰯だけのつもりだったんだけど
明日が休市だから
サーモンも仕入れたんだよ。」
「そうなんだ~。
休日出勤、頑張って!」
「いやいや、今日は
頑張らない。」
「え゛っ!?」
「どんどん始めるよ。」
サーモンは

鱗を取り

水洗いまでにして、冷蔵庫へ。
気乗りしない状態で
仕事をしても
良い料理には仕上がりません。
また、怪我をする場合もあり
色んな意味でよろしくないので
撤収することに。
包丁を砥(と)ぎ

明日の準備をし

本日、打ち止め也。
明日の魚市場行きが
無くなったので
少しばかり気楽ですが
その分を明日の仕込みに回せます。
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新しい化粧箱
Vol.3871
“身体に優しい、美味しい日本料理”を、
信条とする『佳肴 季凛』店主兼
熱血料理人の志村弘信です。
朝一番にするのが

オンラインショップの受注確認です。
確認後

化粧箱の準備をしてくれるのは

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
今朝箱詰めしたのは


【西京漬】でした。
化粧箱と言えば、昨日

新しいものが届きました。
中を確認し

大きさを確認すると
これまでのものよりも

ひと回り小さいものです。
先週の時点でサンプルを取った
とは言え
念には念です。
発送の準備が出来たら

冷凍庫へしまいました。
また、お歳暮の時季ということもあり
仕込みにも追われている毎日で

今日は【鰯の丸煮】だけでなく

鯖(さば)の【西京漬】も仕込み

「親方、お疲れ様♬」
「お疲れさん。
市場へ行かなかったから
今日は、それほどでもないよ。」
「明日は行くの?」
「行くよ。
今朝は行く予定だったんだけど
自分目当ての魚が無かったから
行かなかったよ。」
「どうして分かったの?」
「売場の担当者に訊いたんだよ。」
「それでも、早く起きたんでしょ?」
「そうだよ。
その後に寝たから
『それほどでもないよ。』って
言ったじゃん。」
「そういうことだったんだぁ。
明日、お目当ての魚があるといいね。」
「そうだね。
風が強かったようだから
少し心配だけど・・・。」
「じゃあ、早く寝ないとね。」
「はいよ~。」
これからの時季は
天気が良くても
風が強いことも多く
魚の入荷に気を揉むことも
珍しくありません。
明日は、そんなことが
杞憂で終わって欲しいものです。
★☆★大晦日・お持ち帰り料理『言祝ぎ』☆★☆
焼物と揚物の盛り込み料理
『言祝ぎ』(おひとつ 6,264円)を

ご用意しております。
お引き渡しの時間は
31日の11時から13時です。
皆様のご注文
心よりお待ちしております。
暮れに、化粧箱のサンプル
Vol.3866
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます。
今日は

お歳暮用の『西京漬』の

箱詰、発送の準備をしました。
もっとも多く箱詰したのが

各2枚入った一番人気のセットです。
ところで、先日

化粧箱のサンプルが届きました。
中から取り出し

組み立てました。
組み立てだけでは
分からないと思います。
一番小さい化粧箱と

比べてみても

分からないはずです。
小さい化粧箱は

4枚までしか入りません。
今日使った化粧箱の場合

ミニふぐ2匹分の幅に対し
サンプルだと

1匹分です。
「僕達も手伝いが出来たね、親方♬」
「言われてみれば、そうだね。」
「えへへ・・・♬」
「お歳暮の注文に追われているから
もっと手伝って欲しいんだけど・・・。」
「猫の手じゃなく
ふぐのひれも借りたいってこと?」
「そんなことを言っているようじゃ
こりゃ、無理だな。」
「お後がよろしいようで・・・。」
早速、使ってみたところ

これまでよりも、宜(よろ)し。
納品までの日数を訊いたところ
それほど時間もかからないとのこと。
余分な心配をすることなく
お歳暮の仕事に臨め
これまた宜し。
静岡うまいもの楽天市場店
Vol.3860
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます。
お歳暮関連の仕事が
真っ只中の今日この頃です。
そんな今日は

銀鱈(アラスカ産)だけでなく

鯖(ノルウェー産)を

『西京漬』に仕込みました。
銀鱈の鱗を取ってくれたのは
いつものように

女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
ここから

一連の仕事は

全て

自分の役目です。
もちろん

鯖もです。
鯖は、半解凍状態になったら

腹骨の一部を欠きます。
ここには苦玉とも
呼ばれる胆のうの痕が
残っていることがあり
残っていると、「苦っ!」となるので

取り除かなくてはなりません。
上(かみ)と下(しも)に包丁したら

脱水シートに挟み、冷蔵庫へ。
その後、有機JAS認証済の
西京味噌をベースにした
お手製の西京味噌と共に
真空パックしたのが
先程の写真です。
今日の場合、銀鱈の上に乗せ

挟んでおきました。
その頃

真由美さんは事務仕事中で
それを察知したらしく

珍しく、無言。
「ところで、親方。

これって?」
「あっ、これね。

『楽天市場』に出店したんだよ。」
「へぇ~。」
「楽天っていうか

に出店したんだよ。」
「楽天とは、違うの?」
「少しだけね。それで

これが、うちのページ。」
「どういうこと?」
「これから話すよ。」
「はぁ~い。」
『静岡うまいもの楽天市場店』は

静岡県内の店舗や企業が
出店しているページです。
言ってみれば、

『オンラインショップ』や
カートのページが本店で

楽天はテナントということになります。
そのため、楽天の方は
全ての商品が
販売されているわけではありません。
ちなみに、『西京漬』と

『鰯の丸煮』の一部です。
また、制約もあるので
お値段にも差があります。
ただ、楽天ですので

楽天ポイントが使えるのが
最大の魅力です。
お客様のニーズに応じて
ご利用頂けますので
これまで同様
ご贔屓のほど、宜しくお願いします。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
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召し上がった方々が、

投稿して下さっています。
ご興味、ご関心がある方は、
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真鰯(まいわし)の醤油干し
Vol.3852
“身体に優しい、美味しい日本料理”を、
信条とする『佳肴 季凛』店主兼
熱血料理人の志村弘信です。
今朝も

沼津魚市場に行って来たのですが

入荷はかなり少なめでした。
仕入れを終え
【佳肴 季凛】に戻ったら
仕込みスタートです。
冷蔵庫から解凍しておいた真鰯を出すと

「おはよう、親方♬」と、ミニふぐ達。
「おはよう。」
「このイワシは・・・?」
「冷凍の真鰯で

『鰯の丸煮』用だよ。」
「冷凍のだけど
どうなの?」
「冷凍だからと言って
侮れないよ。

目を見てごらん。」
「僕達の目みたいに

キラキラしているよ。」
「そうだよ。
鮮度が良いうちに
冷凍してあるからだよ。」
「なるほどね。
目って言えば、親方の目も
キラキラしているよね。」
「そう?実はさぁ、若い頃
少女漫画に出て来る
男の子みたいな目って
言われたことがあるよ。」
「そうなの~。
まだキラキラしているってことは
歳を取っていないってこと!?」
「戸籍上は取っているけど
気分は28歳のまんま。」
「あはは・・・。
でも、気持ちって大事だよね。」
「気力があるから、体力が充実し
体力があるから、気力が充実すると思うよ。
どっちが欠けてもダメだけど
先ずは気持ちだよね。」
「なんだか、朝から熱いね。
やっぱ、熱血料理人だわ・・・。」
「さぁ、始めるよ。」
「親方、FIGHT!」
鱗を取り、頭を落とし
はらわたを抜いた後

水洗いをしてくれるのは
女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
身だけでなく

頭も下処理をして

水洗いしてもらいました。
頭は焼いてから
出汁を取るためで
粗末には出来ません。
その後

最終確認をしてから

水洗いしてもらったら
クッキングシートを

敷いた鍋に並べ
水と酢を注ぎ

超々弱火で、仕込み始めました。
先程の最終確認というのは
胆のうの痕を包丁することです。
苦玉と呼ばれる
胆のうの痕が残っていると
食べた時に

あ゛~っ、にがってなるからです。
ところで、先日、真鰯を仕込んだ時

鯖(さば)と一緒に醤油干しを仕込みました。
その日に

鯖を食べたのですが
真鰯は食べず仕舞い。
そんな今日

ようやく、昼ごはんに登場。
食べようとすると

ミニふぐが
再びやって来て

「脂乗り乗りで、んまそ~!」
「器の上のオレンジ色の汁が、脂だよ。」
「これ、絶対

うまいやつ~♬」
その間に
しっかりと堪能させてもらいました。
魚は種類が豊富なので
それぞれに美味しさがあり
魚の美味しさこそが
日本料理の魅力です。
中でも焼物(焼魚)に
勝るものは、ありません。
西京焼に向く魚もあれば
塩焼、照焼に向くものと
様々です。
何よりも、焼物の良さは
御飯に合うことで
そこが一番の美味しさである以上
その魅力を伝え続けます。
その魅力とは
日本料理、和食文化の
魅力に他なりません。
醤油干しにした『西京漬』の鯖(さば)と『鰯の丸煮』用の真鰯(まいわし)
Vol.3849
“身体に優しい、美味しい日本料理”を、
信条とする『佳肴 季凛』店主兼
熱血料理人の志村弘信です。
今日は、沼津魚市場が休みなので
仕入れこそないものの

『西京漬』に鯖を仕込むため
冷凍庫から、鯖を出してから

仕込みを始めました。
すると、ミニふぐがやって来て

「おはようございます、親方♬」
「おはよう。」
「市場に行ってないけど
スタート時間が早くね?」
「鯖の仕込みは
それほど手間がかからないけど
鰯の仕込みがあるから
早めに始めたんだよ。」
鰯とは

『鰯の丸煮』用の
真鰯(まいわし)のことです。
「そうなんだぁ~。
それはいいんだけど
どうして、鯖はステンレスっていうか
アルミみたいなバットの上に
置いてあるの?」
「金属製の容器の方が
熱の伝導率が高く
早く解凍するためだよ。」
「???」
「温度の伝わり方が
早いってこと。」
「へぇ~。料理人には
理科の知識も必要ってこと?」
「そういうわけでもないよ。
あとね、仕込んだものを
バット(金属製)と
タッパ(プラスチック製)
にしまうのでは
“持ち”が違うんだよ。」
「えっ?」
「バットの方が
中の温度も
下がりやすいからだよ。」
「どれくらい違うの?」
「調べたことはないけど
おそらく、2、3日は
違うんじゃないかな。」
「そんなに違うんだ。」
「それにバットは
そのまま蒸し器にも
入れられるから
都合がいいんだよ。」
「タッパは、そういうわけには
いかないもんね。」
「分かったみたいじゃん。」
「大体っていうか
何となくかな。」
「とりあえず始めるから
下がっていてね。」
「はぁ~い。」
そんなやり取りを終え
出汁を引くなど
普段の仕込みを終える頃には

半解凍状態となったので

腹骨の一部を欠き
上(かみ)と下(しも)に包丁したら

脱水シートに挟み、冷蔵庫へ。
腹骨の一部を欠くのは
胆のうの跡を
取り除くためで
にが玉とも呼ばれる
胆のうの跡が残っていると
食味を損ねてしまうからです。
入れ違いで
冷蔵庫から出したのが

昨日から解凍しておいた真鰯で
冷凍ものでも
鮮度が良い状態で冷凍したものなので

目が澄んでいます。
まるで、自分の心そのものと
言っても間違いありません!?(笑)
鱗を取り、頭を落とし

はらわたを抜いたら
いつものように

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが
焼いてから出汁を取るため

頭も水洗いしてくれました。
鮮度はもちろんのこと

脂もしっかり乗っています。
折角なので、鯖も真鰯も

日本酒と醤油を同割したものに
20分程度漬け込んでから

干しておきました。
折角とお話ししたのは
賄いというか
おかずにするためです。
真鰯の下拵えが終わったら

真由美さんと

仲良し子吉で

お掃除タイム。
ランチの営業時間のピークを過ぎたら
仕上げの下処理をすることに。
仕上げの下処理とは

鯖同様、胆のうの一部を
包丁することです。
その後、真由美さんに

水洗いしてもらったら

クッキングシートを敷いた鍋に並べ
水と酢を注ぎ、超々弱火で

火に掛けました。
干し上がった鯖は

お昼のおかずに焼いたところ
案の定にして、安定の美味しさ。
真鰯の方は明日以降で
結果は、鯖同様、間違いなしでしょう。
メインたる仕込みの方は

ギフト用と
ランチや会席料理用に分け

お手製の西京味噌と共に
真空パックしておきました。
鯖も真鰯のどちらも
同じ青魚ですが
その味わいは別物です。
さらに言うと
魚には沢山の種類があり
それぞれの美味しさがあります。
それこそが、魚食文化である
日本料理の魅力であるのは
間違いありません。
和食文化の担い手として
その美味しさと魅力を
伝えられるよう
これからも日々の仕事に
臨み続けます。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が、

投稿して下さっています。
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9時前に終了した休日出勤
Vol.3848
“身体に優しい、美味しい日本料理”を、
信条とする『佳肴 季凛』店主兼
熱血料理人の志村弘信です。
明日が休市日ということもあり
定休日でしたが

沼津魚市場に仕入れに行って来ました。
昨日お話ししたように
予定通りというか予想通り
鮮魚の仕入れは無し。
とは言っても
仕入れがないわけではありません。
こちらから向かったのが

冷凍ものを扱う売場で

『鰯の丸煮』用に

千葉県銚子産の真鰯を仕入れました。
冷凍ものではありますが

先月仕入れたものと同じものですので
特に問題は無いはずです。
無いはずと書いたのは
解凍して、卸すまでは
本当のことは分からないからです。
『佳肴 季凛』に戻ると
女将兼愛妻(!?)の真由美さんは

明日の御席のセットをしていました。
明日仕込むため

真鰯は、そのままにしておき
仕込みを始めることに。
最初に

南京豆腐(南瓜の豆腐)を仕込むと
熱血君がやって来て

「おはようございます、親方♬」
「おはよう。」
「定休日なんだよね。」
「そうだよ。
明日の準備とかもあるから
休日出勤。」
「たしか、先週も
そうだったよね?」
「そうだよ。
休日出勤8連荘の最中で
今日が6回目。」
「そりゃ、大変じゃん。」
「まぁね。一人っていうか
真由美さんとの二人仕事だから
しょうがない部分もあるよ。」
「そっか~。」
「でも、二人だから
適当に間引きしているよ。
とりあえず、仕込みは少ないから
早めには終われそうだよ。」
「頑張って~。終わったら
デートにでも行ってくれば・・・。」
「そうだね。(笑)」
個室のセットを終えた真由美さんは

小鍋用の仕込みを始めてくれ
小鍋の野菜は

玉ねぎ、長ねぎ、えのき、人参です。
一方の自分は

サラダ素麺の野菜を準備しておきました。
包丁すると
表面積が大きくなるので
鮮度が落ちるからです。
今日包丁すれば
明日の仕込みはなくなります。
楽や手抜きをすれば
味が落ちるので
それは出来ません。
ちなみに、サラダ素麺の野菜は
以下の9種類です。
・長ねぎ ・みょうが ・人参
・ピーマン ・パプリカ(赤、黄)
・紫キャベツ ・アーリーレッド
仕込みが終わったら

包丁を砥ぎ
この時点で

8時半過ぎ。
その後

器出しをし
真鰯の仕込みをするので

その準備をしたら、休日出勤の終了です。
夕方になったら

宅配便の営業所に行き
お歳暮の発送をするため

送り状をもらいに行って来ました。
来週の休日出勤は
お歳暮関連の仕事もあるので
今日より長くなることは
間違いありません。
それでも、昼過ぎまでには
終われるようにしたいものです。
2022.11.21|鰯の丸煮 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません















