【鰯の丸煮】用の大鍋
今日は、
ギフト用の【西京漬】(銀鱈)と、
【鰯の丸煮】を仕込んだのですが、【鰯の丸煮】を仕込んだ鍋が、
こちらです。
この大鍋は、
直径60㎝のアルミ製で、
今日から使い始めました。
というのも、
これまでに使っていた鍋の底に、
穴が開いてしまったからで、長年の労をねぎらい、
お清めの塩をして、
廃棄処分したのですが、その前に、比べてみたところ、
新しい鍋の方が、二回り程度大きいことが、お分かり頂けます。
新しい鍋の深さは、
22センチですので、
その容積は、0,3m×0,3m×3,14×0,22mにして、0,062172㎥になり、それに1000をかけると、62,172ℓゆえに、約62リットルになります。
ちなみに、この大鍋に、水を目一杯入れると、62キロになり、ここまで大きいと、鍋というより盥(たらい)と言っても、過言ではありません。
今日デビューした大鍋は、
明日も【鰯の丸煮】を仕込むので、正確には、明日から火曜日まで使うことになり、3日使うのは、定休日の月曜日を挟むからです。
【鰯の丸煮】が仕上るには丸2日かかり、月曜日は、 鍋に入れたままにする“鍋留(なべどめ)”はせず、 店舗兼住宅のメリットかデメリットかはともかく、合間を見ながら、火に掛けます。
いずれにしても、新しい道具は心躍るもので、気に入った道具で、気に行った食材で料理を作ることが出来るのは、料理人冥利に尽きること、この上ありません。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せ商品などを召し上がった方々が、
【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
平らになった砥石
3週間前の月曜日に、直しを依頼した砥石が仕上ったので、今日は、
沼津市の『正秀刃物店』に、取りに行って来ました。
既に用意された箱には、
クッションシートに包まれた砥石があり、
クッションシートを外すと、予定通り平らになっており、ひと安心。
この砥石を使うのは、しばらく先になりますが、スペアの砥石ったことで、悩ましい仕事の砥石直しから解放されたのが、何よりでなりません。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
お取り寄せの箱は、練物(ねりもの)
沼津魚市場の仕入れのついでに立ち寄るのが、沼津市の隣の清水町にある『食遊市場』で、野菜をはじめ、色んな食材を仕入れています。
昨日も立ち寄ったのですが、ひととおりの仕入れを終え、
カートに積んである小さい箱は、お取り寄せの商品を発送するためのもので、以前、それについてはお話したことがあります。
小さい段ボール箱は、スーパーなどでも、品出しをしたら廃棄してしまうことが多いこともあり、調達するのが難しいのですが、『食遊市場』のように、商売人が集まるところは調達しやすく、お互いが商売人ゆえ、レジ袋やビニール袋などの出費を避けるようする或る種のDNAがあり、そういう意味では、時代にあっているような、ないような・・・。
ちなみに、『食遊市場』は一般の方でも自由に入ることが出来、飲食に関する専門店のショッピングモールになっており、『食遊市場』は、このようなところです。
調達してきた段ボールが入っていたものは、
練物が多く、
それ以外は、
佃煮や、
お新香などの食品であるので、何ら躊躇する必要がありません。
棚に乗せておこうとすると、
ギフト用の『西京漬』のご注文を頂き、
発送の準備までし、
冷凍庫へしまったら、
棚の上に乗せるやいなや、
お取り寄せのご注文を頂き、早速、もらって来た箱に詰め、
午後、発送しました。
そして、明くる日の今日も、夕べ頂いたご注文のものを箱詰めし、
昨日発送出来なかったギフト用の『西京漬』と共に、
発送したのですが、昨日の箱詰め同様、得てして、一つの仕事が終わると、似たような仕事をするもので、発送が終わったら、ご注文を頂き、
箱詰めし、明日発送出来るようにし、冷凍庫へ。
この3日間に発送したものは、
『西京漬』と、
『鰯の丸煮』を、ご注文に応じてセットにし、冷凍便で発送したのですが、
セットにする場合は、
お客様のご了解を得た上で、
冷蔵便で発送しています。
そんなこともあり、常温か冷蔵と冷凍の場合に限らず、到着時間、お支払いの方法など、発送に関しては、こちらからお尋ねすることもございますので、くれぐれも宜しくお願い致します。
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玉葱(たまねぎ)と酢で、鍋の焦げを落とす
一度に50人前とも、100人前とも仕込む賄い用のカレーが仕上がり、
自然の流れで、
今日のお昼ごはんになり、トッピングしてあるのは、エリンギの天ぷらです。
また、いつものように、
鍋持参で、
常連さんに取りに来てもらい、残りは、
お食事に見えたお客様や、お取り寄せのおまけ用に、真空パックして冷凍するようにしておきました。
ところで、賄い用のカレーは、仕込みや営業時間と言った“本業”の合間に作るので、“本業”に追われると、その存在を忘れてしまい、
鍋底を焦がしてしまうこともあり、その時点で、別の鍋に移しておきます。
焦げですので、落とさなくてはならないのですが、たわしを使って、擦(こす)るにも限度があり、そういう時は、
鍋に、
玉葱の皮と、
酢、水を注ぐのですが、酢は、鯵(あじ)、小肌(こはだ)などを酢締めに仕込む時に使った“二番酢”と呼ばれるもので、参考のために、締め鯵の仕込み方をお読み下さい。
その後、
火に掛け、沸いてきたら、
弱火にし、そのまま放置しておき、
しばらくすると、
焦げが取れる始め、そのままにしておき、大体の焦げが取れるようになったら、
クレンザーをつけて、
こすれば、
焦げが取れ、
移し替え、まさに“ビフォア・アフター”となり、無事にカレーが仕上りました。
ところで、玉葱の皮で焦げが落ちるのは、硫化アリルとケルセチンという成分によるもので、煮ることによって、これらの成分が水に溶け出し、焦げが浮くからです。
さらに言うと、玉葱の皮と二番酢という使い道が限られているもので、焦げが落ちるのは、コストパフォーマンスがかなり高いと言っても過言ではありません。
鍋が焦げるのは有り難くないことですが、そうなった時、試してみて下さい。
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当店のお取り寄せの商品は、お電話、SNSなどの直接のご注文だけでなく、
【そのまんま通販】の当店のページからのご注文も可能です。ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
新しい砥石(といし)
料理人の商売道具の一つが包丁で、包丁の相方とも言うべき道具が、
砥石で、砥石には、粒子の大きさにより、荒砥(あらと)、中砥(ちゅうと、なかと)、仕上げの3種類があり、この3つを使って、自分も包丁を砥いでいます。
先程の写真の場合、右から中砥、荒砥、仕上げで、包丁を砥いでいると、砥石の表面が、すり減って、凹(へこ)んでくるので、砥石を直さなくてはならないのですが、一人仕事の自分にとっては、一番最後になってしまう仕事です。
また、11月の最初から暮れまで、
御歳暮の『西京漬』 や、
『鰯の丸煮』 の仕込み等に追われていたこともあり、案の定、砥石直しまで手が回らず、気を揉んでいました。
砥石直しをしなくても、包丁を砥ぐことは出来るのですが、丁寧な仕事には程遠く、道具をぞんざいにしていることは否めず、付き合いのある包丁屋の御主人に相談したところ、砥石直しをしてくれるとのことで、そのために、今使っているものの代替砥石を買い求めることにしたのです。
ちなみに、砥石の直し方は、色々とありますが、自分は、コンクリートのブロックで、ひたすら擦(こす)っており、それについては、こちらをお読み下さい。
砥石を持参し、
向かったのが、
先程お話しした沼津市の【正秀刃物店】です。
既に、要件は伝えてあるので、
持参した砥石を預けると、
自分の砥石と同等のものを用意してくれ、
この3つに決め、左から中砥、荒砥、仕上げで、
持参してきた容器に入れ、持ち帰ることにし、預けた砥石は、
直すべく段取りをし、持ち帰った砥石は、
水につけ、明日から使えるようにしておきました。
代替砥石を購入したことで、砥石直しから解放され、明日からの包丁砥ぎが、それこそ滑るような仕事になりそうです。
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ふぐ刺など、ワンランク上のお持ち帰り(テイクアウト)用の容器
今日、
宅配便で、 東京・豊洲の折屋(包装資材店)から、
お持ち帰り(テイクアウト)用の容器が届きました。
届いた容器は、
丸いものと、
四角いもので、
持ち帰り用ゆえ、蓋と本体がセットですが、飲食業界、包装資材業界では、本体のことを、
身(み)ということがしばしばです。
丸い容器は、
お持ち帰り用のふぐ刺などに使い、四角い容器は、
ふぐちりや、
盛り込み料理に使い、この盛り込み料理は、大晦日用の『言祝ぎ(ことほぎ)』のもので、どちらも、それなりのお値段を頂いております。
また、大晦日のようなハレの日のお料理に対し、ご自宅で、お召し上がりになるようなお持ち帰りのローストビーフ、
天ぷらの盛り合わせ、
鶏肉の照焼などには、
通常の容器で、
料理の分量に応じて、
大きさを変えています。
容器を変えるのは、稀代の美食家、北大路魯山人が言うように、「器は料理の着物」ゆえ、それに合わせる必要があり、ふぐ刺が、
この容器に盛り付けられていたら、スーパーの鮮魚コーナーの刺身と何ら変わらず、仮に、養殖のとらふぐでも、ふぐ料理の価値が台無しになってしまいます。
ましてや、天然のとらふぐをはじめ、ふぐという魚をこよなく愛し、“ふぐ 🐡に萌え燃え・・・💖”を座右の銘にし、ふぐに魅せられし料理人の自分としては、天然のとらふぐに申し訳が立たなってしまいます。
また、容器代は料理のお値段とは、別途に頂いてはおりませんが、ご自宅用の器をご持参されても、お値段は変わらないので、ご理解の程、宜しくお願い致します。
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2021.1.10|お持ち帰り(テイクアウト) ふぐ 器 道具 |permalink|コメントはまだありません
お取り寄せ用の箱
11月も終わりとなり、お歳暮のご注文、お問い合わせを頂いておりますが、それに伴い、昨日は、
ギフト用の化粧箱を、
届けてもらったのですが、
こちらは、
『西京漬』だけでなく、
『鰯の丸煮』にも使うことがあり、
シールは、その時によって、貼り分けています。
大半の『鰯の丸煮』は、
こちらを使っており、
もう一つの化粧箱には、
『ぽん酢』を、2本まで入れることが出来ます。
言うまでもなく、化粧箱ゆえギフト用ですが、所謂(いわゆる)お取り寄せの場合、簡素な包装をご了承して下さる方が殆どで、そういう意味では、レジ袋の有料化は、あながち不便なものでもないかもしれません。
そんなこともあり、お取り寄せ用には、箱を購入することはせず、
沼津魚市場で乾物などを扱う問屋の頼んでおいた空き箱で、発送しているのですが、このような小さいサイズのものは、入手するのが難しいのです。
というのも、スーパーを例に挙げると、この程度の買い物なら、マイバッグに入りますし、それ以上なら、段ボールに入れて、持ち帰れば済むからで、あっても、商品を陳列したら、処分されているからです。
ただ、このサイズの箱は、宅配便の規格で60サイズと呼ばれ、3辺つまり、縦、横、高さの合計が60センチのサイズで、一番安い料金で発送することが出来るので、お取り寄せ用には、願ったり叶ったりのサイズで、先程お話ししたように、取り置きしてもらっています。
持ち帰ったら、
棚に上げ、
出荷待ちと相成りました。
ところで、箱と言えば、夕方になり、
箱入りの有機JAS認証の西京味噌と、
『野菜感溢れるドレッシング』、『胡麻だれ』、『ぽん酢』用のボトル、栓、蓋が届いたのですが、こちらの一番大きな箱でも、お取り寄せも可能ですので、よろしければ、いつでもご注文、お待ちしております。(笑)
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器、お盆、タッパ持参のお持ち帰り(テイクアウト)の天ぷらの盛り合わせ&鶏の唐揚げ
当店では、お持ち帰り(テイクアウト)の料理のお品書きを御用意していないものの、当ブログの『お持ち帰り(テイクアウト)』のカテゴリーが、それに類するもので、こちらをお読みになって、ご注文をされる方もいらっしゃいます。
また、Twitter、
Instagramなどの投稿を御覧になってから、
お問い合わせ、ご注文を頂くこともしばしばです。
ところで、
昨日御用意したお持ち帰り料理は、
天ぷらの盛り合わせと、
鶏の唐揚げでした。
お気付きかもしれませんが、どちらも器で、お持ち帰り用の使い捨ての容器ではありません。
実は、ご注文されたお客様が、ご近所ということもあり、こちらから、器持参の旨をお伝えしたところ、ご了承して下さったので、このように仕立てたのです。
使い捨ての容器は、プラスチックごみということもあり、自治体によって、その処分の仕方が様々で、意外と面倒なケースが多いだけでなく、レジ袋が有料化されたことに伴い、プラスチックごみを避ける傾向もあるので、そういう点では、有料化も好都合のような気がしています。
天ぷらの盛り合わせ、鶏の唐揚げのどちらも、お持ち帰り料理ですので、揚がったら、
油を切るため、 キッチンペーパーを敷いたバットに移し、
粗熱が取れたら、盛り付けました。
天ぷらの内容は、
海老、
鯵(あじ)、
牡蠣(かき)、
下足(げそ)までが、魚介類で、野菜は、
玉葱、
南瓜、
茄子、
パプリカ、
大葉で、合計で9種類でした。
いたずらに9種類ではなく、魚介類の場合、味、旬を考慮しており、野菜のそれは、色を重視しています。
そもそも、料理は、陰陽五行説に基づき、5が鍵となっており、色つまり盛り付けの場合、赤、白、黄、青(緑)、黒を使うと、美味しく見え、今風に言うなら、インスタ映えというか、映(ば)えるということになるのです。
そして、
それぞれの器に、
天紙を敷き、
冒頭の写真のように、
盛り付け、
天ぷらの盛り合わせには、
持参して頂いたタッパに天つゆを添えたのですが、天種が2つなのに、富士卸しとも呼ばれる生姜が乗った大根卸しが3つなのは、3人家族だからです。
ご高齢ということもあり、少しずつ色んなものを召し上がりたいとのことでしたので、鶏の唐揚げも加えれば、合計3人分ということになるので、このように仕立てました。
ラップをしたら、
これまた持参して下さったお盆に乗せるや否や、
取りにいらして下さり、夜の営業の準備に追われていたこともあり、お盆に乗せた写真はありません。
これまで、ブログで何度もお話ししておりますが、お持ち帰り料理に限らず、全ての料理に関して、ご要望、ご予算に応じ、可能な限り対応させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ、お申し付け下さい。
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当店のお取り寄せ商品を召し上がった方々が、
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2020.11.7|お持ち帰り(テイクアウト) 器 道具 |permalink|コメントはまだありません
ふぐの小皿と箸置
今朝、
沼津魚市場に行くと、 山積みにされた発泡スチロールの中に、
福島県産の1,4キロのとらふぐがあったのですが、
2本(1,4キロ)あり、2本共仕入れることが出来たので、萌え燃え・・・❤
他の仕入れを終えたら、
魚市場近郊にある包装資材店に立ち寄ると、いつものことながら、入口には、
見切り品の器などが置かれており、お値打ちのものがあることもあるので、必ず覗くことにしています。
そして、棚の一番下に、
ふぐの小皿!
“ふぐに魅せられし料理人”ゆえ、ふぐとなれば、ふぐの種類に限らず、どんなものでも素通り出来ないので、手に取らないわけにはいきません。
見切り品ゆえ、数も揃わないながらも、とりあえず、自分のふぐ愛を満たすがため、自分用に1枚だけ買うことにし、
店内に入ると、
ふぐの箸置きが目に留まり、こちらもカートに。
【佳肴 季凛】に戻ったら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんに水洗いしてもらったら、
自分が手直しをする常の流れで、
拭き上げてもらい、
とらふぐの下処理が、
終了。
さらなる常の流れは、
その後の掃除で、
今日のようなとらふぐに限らず、 魚の下処理をした時は、
まな板周り、カウンター内、側溝の掃除は不可欠です。
そして、買って来た小皿ですが、
黒い部分である背側を見ると、
棘(とげ)と思しきものがあり、種類にもよりますが、ふぐ類には棘のある種類もいて、その一つがとらふぐで、とらふぐは無毒ゆえ、棘を取り除き、
湯がいてから、包丁すれば、
その独特の食感を楽しむことが出来、
ふぐ刺のあしらい(添え物)としても、欠かせません。
ただ、小皿のふぐは、その色とデザインからして、
トトロそのものです。
一方の箸置は、
お腹の柄は、
自分が知る限りのふぐ類には、該当しないものの、これはこれで良し。
どちらも、一つずつ買わなかったところ、「折角なら、それなりの数があれば、良かったのにぃ~。」と、真由美さんからのぼやきが聞こえ、いつの間にか、彼女も、ふぐに萌え燃え・・・❤!?
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せ商品を召し上がった方々が、
【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
天然のとらふぐをモチーフにしたマスクチェーン(マスクストラップ)
マスクが生活必需品となって、半年以上が経ち、未だに慣れない方も多いかと思いますが、自分もその一人です。
仕事柄、味見をしたりするので、着けたり、外したりする動作が厄介、極まりないだけでなく、マスク嫌いゆえ、もどかしい日々を送っていました。
そんな時、常連さんが、 ご自身の大のマスク嫌いが高じ、マスクチェーンを作り始め、
「マスクチェーンやマスクストラップ等のアクセサリーで、マスクをつける憂鬱を拭き飛ばしましょう ♬」というフレーズと共に、
マスクチェーンが、
それこそ、
数珠繋がりで、投稿されており、以前、この方に、
お手製のふぐ柄のマスクケースも作って頂いたことがあります。
同じくマスク嫌いゆえ、マスクの鬱陶しさを紛らわせたいので、「 インスタ見る限り、マスクチェーンは、女性向けですか? 」のメッセージを送ると、「 今今のところ、女性のお客様ばかりなので、ビーズでキラキラですが、男性用も考えております。 ビーズではなく、ヒモなどで作ることも可能です。 試作してみますね。 」と、返信がありました。
「 黒&白ベースの萌え柄で、萌えをイメージする赤かピンクも入れた感じで・・・。さらに、それとお揃いというか、ペアっぽい感じで、真由美さんの分もお願いしたいです。彼女は、赤が好きで、自分は青です。 」と、自分が返信し、萌え柄とは、“ふぐに萌え燃え・・・💖”をキャッチコピーにしていることにちなみ、天然のとらふぐのような柄のことです。
SNS上では、萌え=ふぐという図式が成り立っているので、もはや暗号というか、符牒(ふちょう)のようなものです。
そして、「わかりました!頑張っ・・・てみます(笑)出来ましたら連絡します。お待ちくださいませf(^_^;) 」と返信があり、💖のスタンプを送り、待つこと半日。
「こんばんはこんな感じで作ってみましたが、いかがでしょうか?」とのメッセージと共に、
こちらの写真が届き、「 早っ、匠の技♬いいじゃん、いいじゃん!真由美さんも、『すごい、すごい!!!』と、言ってますよ。」と返信した2日後、届けてくれました。
その後、以下の投稿をご自身のインスタグラムに投稿して下さったのですが、公開設定の都合で、アカウントがある方でも御覧になれないので、リンクは貼らず、投稿文と写真を、自分の構成及び訂正でお話しさせて頂きますが、基本的にそのままです。
>>> 富士市の日本料理店『佳肴 季凛』さんのご主人様からご連絡いただきました。ふぐと奥様を愛するご主人様。
「どうしよう?」と、一瞬考えましたが、『トンボ玉』で、表現しました!
チェーン部分は、黒地に白いドットのイメージが強いトラフグの体を黒ビーズと白い樹脂パールで。
ご主人様は、青、奥様は、赤が好き。
「どうしよう?」と、一瞬考えましたが、『とんぼ玉』で、表現しました!
チェーン部分は、黒地に白いドットのイメージが強いトラフグの体を黒ビーズと白い樹脂パールで。
気に入っていただけて、お届けしたら、すぐに奥様が付けて使ってくださり、赤のワンポイントがとても、お似合いでした!ありがとうございましたm(__)m >>>
出来上がったマスクチェーンの下に敷かれている布も、萌え柄で、こういう心遣いは、同じものつくりを生業としている身としては、素通り出来ず、改めて勉強にもなりました。
この投稿にもあるように、
マスクに付けた真由美さんは、
「いいじゃん!有り難うね~♬」と、お客様が見えるのを、別の意味で楽しみにしており、真由美さんが着ける前は、
自家用とはいえ、
レースの袋に入れて下さり、
特別感があり、
おまけとして、
手芸用のデコパーツのふぐをつけて下さり、
自分としては、嬉しい限りでした。
さらに嬉しかったのが、
このとんぼ玉で、とんぼ玉は、柄が入った小さなガラス玉のことで、ガラス玉をとんぼの眼に見立てたことにちなみ、嬉しかったのは、とんぼは勝ち虫とも呼ばれる縁起物だからです。
とんぼは、前にしか進まず、退かないことから、不退転に通じる精神を表すものとして、武士が喜ぶもので、百足(むかで)も、とんぼ同様、前にしか進まないので、縁起物として、戦国時代の武士に好まれていました。
また、江戸時代には、青地に白の花模様のガラス玉のことを、とんぼ玉と呼び、それ以外のものは、模様に応じて、すじ玉、雁木(がんぎ)玉など呼び分けていましたが、現在では、模様に関係なく、とんぼ玉と呼ばれているとのことです。
このマスクチェーンを使うようになってから、マスクを着ける手間がかなり楽になり、以前よりは、マスクに抵抗もなくなったのは、何よりでなりません。
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