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一年を通じて、富士市で天然ふぐが安く食べられる訳

 まだまだ、寒い日が続きますが、ふぐのシーズンも段々と終わりに近づいてきました。
 ふぐの入荷量も、秋口に比べ、少なくなってきました。そうは言っても、時には、入荷量が多い時もあります。昨日もそうでした。
 沼津魚市場の活魚のセリ場です。
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 この他にも、ふぐが入っていました。
 
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 こういう時は、値段も安いので、自分は何本もまとめて、セリ落としてもらいます。
 そのままふぐを活かしたまま、”佳肴 季凛”のある富士市まで持って帰ってきます。そのまま卸すこともありますが、忙しくて卸せない時は、例の水槽ならぬ”富士市私設ふぐ水族館”に入れておきます。
 手が空いている時を見計らって、水槽から出します。
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 そして卸します。
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 今更ですが、これまでの作業(仕入れから、仕込みまで)全て、自分一人です。
 また、先程お話ししたように、余程のことがない限り高い値段で買うことはあまりしません。
 この卸したふぐを、しばらく寝かして使うこともあるのですが、今回のように多く仕入れた時は、真空包装して、冷凍するのです。
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 これを、マイナス40度で急速冷凍するのです。
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 冷凍しても、天然ふぐは、味が殆ど変わらないのです。百回中百回とまで言わなくても、十回中十回、違いが分かったら、その人はかなりのツワモノと言えます。
 実際ふぐ専門店(通称ふぐ屋)では、このようにやっています。ただこういうことがなせるのも、天然ものだからこそで、養殖ものではそうはいきませんし、実際そういうものもあるのですが、味は・・・。
 活きていたとしても、養殖ものは、逆立ちしても冷凍の天然ものにはかないません。繰り返しになりますが、天然の”冷凍”と”生”は遜色ありません。
 ”佳肴 季凛”では、予約が集中した時や、夏場のふぐが無い時はこのように、冷凍したものを使います。だからこそ、値段もそこそこに抑えることができるのです。
 参考までに、当店のふぐの値段は、こちらを
 ふぐが無い夏場でも、また、ふぐの本場でもない富士市でも、安く天然ふぐが食べられるのも、今日お話しした理由によるのです。また、夏場にも活きた天然ものの入荷もあるのですが、冬場のものに比べ、正直言って、味も落ちるので、値段も安くしてあるのです。
 もうすぐ、ふぐの旬は終わってしまいますが、”佳肴 季凛”では一年を通じてふぐが召し上がることができるので、「時季を逃した。」なんて言わず、いつでも召し上がって下さい。
 そのために、ストックしてありますが、無い時はご勘弁を。
   志村

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