鮮度バリバリの鰹(かつお)
昨日のブログの続篇です。
沢山の黄肌鮪(きはだまぐろ)が水揚げされていたにもかかわらず、素通りしたのは、黄肌鮪に混じって、
鰹(かつお)が水揚げされていたからで、あまりに鮮度が抜群で、鰹好きの自分としては、居ても立っていられなくなり、仕入れることにし、どれくらい鰹が好きなのかは、こちらをお読み下さい。
ただ、セリですので、人よりも高い値段を言わないと、セリ落としてもらえなるので、あえて強気の作戦を仲買人と立て、セリに臨んだところ、
3,1キロのものを、作戦通り、セリ落としてもらうことが出来ました。
嬉々としながら、魚市場から帰ったら、鰹の下拵えに取り掛かったのですが、
鮮度バリバリゆえ、
皮目は紫がかっており、触ると、ザラザラしており、鰹好きの自分は、このザラザラした皮のことを、鮫肌(さめはだ)ならぬ鰹肌と呼んでおり、紫色の鰹肌こそが、鮮度バリバリの証で、鮮度が落ちると、どちらも無くなってしまいます。
鰹は、卸す前に、
背や胸びれの辺りの皮を、身に傷つけないように、包丁で取り除いていきます。
一見すると、
鱗(うろこ)が無いような感じがしますが、このように鱗があり、同じサバ科の仲間である鮪(まぐろ)も同様の構造をしています。
鱗のある皮を取ったら、
背びれの部分に包丁を入れていき、背びれを取り除いたら、頭を落とし、はらわたを抜き、水洗いをします。
卸したところ、
鮮やかな赤い色を帯びており、鮪の延縄漁で水揚げされたものですので、身の状態は完璧で、それこそ朝獲れですので、申し分ありません。
これ以上を求めるのなら、朝、漁に出て、昼過ぎに水揚げされる“もち鰹”と呼ばれる鰹しかなく、御前崎や浜松・舞坂で水揚げされているものが、有名です。
自分の目利きにうっとりしながら、
柵取りをし、腹の腹の部分は、
別にしておきました。
そして、背と、
腹の節を、
皮を上にしておき、金串で、
皮目に、
穴を開け、氷の上におき、
軽く塩を振ったら、
バーナーで、皮目だけをFIRE!
炙ったら、
すぐに皮目を下にし、冷蔵庫の送風口のそばにおき、熱が入らないようにし、
今度は、背の部分を、FIRE!
同様にした後、キッチンペーパーで、余分な水分を拭き取り、冷蔵庫にしまっておき、血合いを外し、切り付け、
昨日の家族4人分の夕飯に用意したのですが、鰹好きの自分にしてみれば、この一皿は、軽い軽い♬
というよりも、足りないので、自分用に、
替え玉ならぬ替え刺身を用意しておき、とりあえず、これで納得することにし、明くる日の今日は、
てんこ盛りの鰹丼にし、
鮮度バリバリの鰹を堪能したのは勿論、自分の目利きに、満足したのでした。
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