西京焼用と刺身用の鰆(さわら)とサーモン
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3589回目の今日も認(したた)めます。
昨日、お話ししたように、今日は休日出勤をし、
沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、気を揉んでいたのが、明日のバスツアー用の刺身です。
売場を物色すると、
大分県産の鰆(さわら)が目に留まりました。
基本的に鰆は、西京焼に仕立てるのですが、状態が良いものは、刺身でお出しすことも、しばしばです。
自分が仕入れる鰆は、4キロ以上で、
3本のうちの1本(3,5キロ)は、見るまでもなく、パス。
というのも、鰆は4キロを超えないと、脂の乗りが薄いからです。
4,3キロと、
4,1キロの2本を見ると、
4,1キロの方が、腹周りが良く、鮮度を確認するため、えらを見ると、
鮮やかな赤い色をしており、即決。
4,3キロの方も見たのですが、鮮度もイマイチだったのは、言うまでもありません。
その後、
前注文しておいた『西京漬』用のサーモン(ノルウェー産)を受け取りに行くと、
「季凛さん、来ないかと思って、心配していましたよ。」と、売場を見ると、
自分の1本だけで、
今日着ゆえ、鮮度もバッチリで、
今朝の仕入れは終了し、サーモンの目方は、
5,3キロです。
【佳肴 季凛】に戻り、
荷物を下ろすと、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、軽トラの掃除をしてくれたら、
小鍋用の野菜(玉ねぎ、長ねぎ、えのき、人参)を仕込み、一方の自分は、
サラダ素麺の野菜(長ねぎ、みょうが、赤ピーマン、青ピーマン、パプリカ、人参、紫キャベツ、アーリーレッド)と、
ふぐちり用の野菜(白菜、水菜、えのき、長ねぎ)を仕込みました。
今度は、魚の仕込みで、普段とは順番が逆なのは、休日出勤ゆえ、片付などの都合によるからです。
最初に取り掛かったのは、
鰆で、
包丁でぬめりと鱗を取ったら、
頭を落とし、腹わたを抜くのですが、乳白色をしているように、脂が乗っていることが分かり、ひと安心。
今度は、サーモンの下処理で、
鱗が細かいので、包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取り除くのですが、サーモンは腹わたが抜かれた状態で入荷してくるので、頭を落としたら、そのまま水洗いすることが出来ます。
鰆から卸すことにし、
身割れすることなく、
卸すことが出来たので、胸をなで下ろしました。
というのも、鰆は、魚の中でも、もっとも身割れしやすい魚の一つだからです。
腹骨をすき取ったら、切身にしていったのですが、
尾の身になったら、
一番端を、弁当用の切身にし、この部分は筋っぽいので、生で使うには、不都合だからです。
残りの半身は、
最初に尾の部分を包丁し、ここから切身にしていくと、
きれいな切身を取ることが出来ます。
そして、刺身用の卸し身は、皮が縮まないように、包丁目を入れ、氷を敷いたバットに乗せたら、
バーナーで炙り、焼目がついたら、
すぐに返し、冷蔵庫で粗熱を取り、水分を拭き取ったら、
キッチンペーパーで挟み、冷蔵庫へしまい、この間に、
出汁を取るために、頭や骨などを焼いておきました。
鰆が終わったら、
サーモンで、
『西京漬』用の切身と、
バージョンアップしたランチメニューの西京焼用の切身にし、
ランチメニューの方は、約80グラムで、10グラム程度、小さくしてあり、
バージョンアップしたランチメニューについては、こちらをお読み下さい。
『西京漬』にしなかったサーモンの身は、
真空パックしておき、金曜日のバスツアー用の刺身替わりの山掛けでお出しします。
切身にした鰆とサーモンは、
有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、
真空パックしたのは、
休日出勤の終了間際で、
袋詰めしたところまで、時計の針を戻します。
袋詰めをしたら、
明日のバスツアー用の西京焼でお出しする銀鱈に串を打ち終えたら、
包丁を砥ぎ、
まな板周りとカウンター内を掃除し、
南京豆腐(南瓜の豆腐)を仕込んだら、仕込みが終了。
真空パックをしながら、
器出しをし、
休日出勤が終わったのでした。
ということで、今日のおまけ写真は、
鰆とサーモンを見ているジャンボちゃんとふぐ子ちゃんです。
二人の目方は4129グラムで、半端な数字なのは、良いふぐの語呂にちなんでいます。
4129×2=8358 ≒ 8,3キロですので、鰆とサーモンの合計(9,4キロ)には、かないませんね。ご笑納頂ければ、幸いです。
クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘(千秋楽編)
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたら、料理好きになり、その挙句に料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3533回目の今日も認(したた)めます。
昨日(9日)、
一昨日(10日)から続いている クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘ですが、
今日で、
無事に、
千秋楽となりました。
お客様を見送ったら、
後片付けをしたのですが、明日から三連休させて頂くので、
洗い物を終えたら、
油を処分し、フライヤーの掃除を始めました。
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが洗ったら、
自分が最終確認をし、
フライヤーの掃除が終わりました。
フライヤーの掃除とセットなのが、
側溝の掃除です。
一方の自分は、
包丁を砥いだり、他の片付をしていました。
油が冷めたら、
地元の小学校でリサイクル用に回収しているため、ペットボトルに詰めておき、他の雑用を済まし、千秋楽にして、年明けの2日から続いたクラブツーリズムの企画が完全予定終了。
2日から今日の10日までは、完全予約の営業とさせて頂いただけでなく、仕込みや準備の都合で、お断りしてしまったお客様も多く、改めて、この場を借りて、お詫び致します。
なお、暮れの12月13日を最後に、一ヶ月の連勤だったので、
先程お話ししたように、明日の11日から13日まで、三連休とさせて頂きますので、くれぐれも宜しくお願いします。
クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘(中日編)
生涯一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3532回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘の中日の今日は、
お祝いのお弁当の仕上げから、
一日が始まり、仕上った料理を盛付けてくれるのは、
いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんでした。
お弁当は、
このように仕上がり、
お祝い用ですので、紐は紅白のものです。
また、日曜日ということもあり、娘達の昼ごはんの用立てをしなくてはならず、志村家の場合、昼夜問わず、娘達の食事は、手が空いている方が準備をするのが不文律で、今日は自分が用意し、
鶏肉の照焼をメインにしたお弁当の余り物丼にしました。
今回のバスツアーは、4日、昨日と続いているので、時間の配分は100%に近い状態で把握しているだけでなく、早い始動だったので、ある程度の盛付けを済ましたら、
所謂(いわゆる)ブランチを食べることにし、夕方までの腹持ちを考え、牡蠣フライ付のカレーにし、マクロビオティック(玄米菜食)を基本にしていることもあり、御飯は玄米ベースの雑穀御飯です。
食べ終えたら、
ふぐ刺を引き、今日のふぐは、遠州灘舞阪産の天然のとらふぐです。
いたずらな地元産はそりに合わないものの、看板料理の一つですので、こういう時は、静岡産のものをお出しするように努めるのは、言うまでもありません。
全ての料理が整うと、添乗員から連絡が入り、予定通り、
到着。
3回目にして、二日連続ですので、ルーチン化する流れで、デザートをお出しするまでになったら、
外に出て、
ロイヤルクルーザーをチェックすると、クラブツーリズムのロゴが五色で、昨日までの2回分は、
金の一色でした。
色が違うのは、いくつかの理由があるのですが、そのことをドライバー、ガイト、添乗員の3人の乗務員に訊くと、「親方、よく気付きましたね。もしかして、バス男ですか?」との切り返し。
「いやいや、これだけ沢山のバスがいらっしゃっているので、素通り出来ないんです。」と伝え、これまでご来店されたバスの写真を見せたり、好みのバスを伝えると、「やっぱり、バス男?」と、話に華が咲きました。
お客様より早く食事を終えた乗務員が出発の準備をしていると、御予約に見えた定連さんが、「ブログやSNSに出て来る例のバスね。」と言ってきたので、「折角だから、見せてもらいます?」と尋ねると、「え゛っ!?」
その様子を見ていた乗務員が、「見るだけなら、どうぞどうぞ・・・♬」ということで、
車内見学。
定連さん曰く、「凄い、凄い!皆で、泊まりで行こうよ。季凛に迎えに来てもらって、どこか遠くにね。」
「いいね~。」
そんなやり取りを見ていた乗務員の方は、「是非、ご利用下さい♬」
出発時間にも余裕があったので、洗い上げた器を仕舞わず、
明日の段取りを取っていると、出発の準備も整い、
いつものように、
皆で、
お見送り。
店内に戻ったら、
片付をし、
掃除が終わったら、
個室、ホール席共に、三連荘の千秋楽の御席の準備、
器出しをし、器が異なるのは、グループごとによって、器が揃わない場合もあるからです。
他の仕込みや準備が終わり、一日が終わりました。
このような状況ゆえ、明日までは完全予約営業となっており、明後日の11日から13日まではお休みさせて頂きます。
通常モードに戻るのは、14日からですので、くれぐれも宜しくお願いします。
クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘(初日編)
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたら、料理好きになり、その挙句に料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3531回目の今日も認(したた)めます。
2日のクラブツーリズムの“ロイヤル・グランステージ 四季の華”と、
4日の“ロイヤルクルーザー 四季の華” のバスツアーの御席で、
新年が始まり、中三日の今日から、
4日と同じ“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘が始まり、 献立は、4日のものと全く同じです。
一般的に、バス旅行で欠かせないのがドライバーで、その時にもよりますが、ガイド、添乗員も同行しています。
ロイヤルクルーザー 四季の華” の旅の場合、添乗員は、お客様アンケートの中から高評価がつけられた添乗員です。
ドライバーやバスガイドは専属制をとっているので、添乗員同様、お客様からの評価も高いとされており、添乗員と乗務員の説明は、ホームページに書かれているのものを、コピペしました。
今日の場合、同行した添乗員自ら、
手書きのツアー日程を書いて、お客様に渡したそうです。
余分に作ったものを頂いたので、お話しすることにします。
A3サイズの紙に、
昨日、今日の日付が書かれてあり、
ツアー名にもあるように、富士山を愛(め)でる企画でした。
昨日、
東京を出発し、
清水港でフェリーに乗り、海からの富士山を眺め、【日本平ホテル】で宿泊し、
明くる日の今日、
【久能山東照宮】でロープウェイに乗り、空からの富士山を堪能したのち、
陸からの富士山を楽しんだ後の昼食が、
当店でした。
お客様の中には、このパンフレットに今日の献立をメモ書きされた方がいらっしゃり、お帰りの際に、それを見せて下さったのですが、このような経験は初めてでしたので、小躍りしたくなった次第です。
明日も同じような状況ゆえ、全ての料理を出し終えたので、下がった器を洗い上げたら、
仕舞わずにおき、様子を見ながら、明日の準備や仕込みの準備を始めました。
お食事を終え、出発時間となり、
お見送りをし、
当店から20分ほどにある【富士山世界遺産センター】と【浅間大社】を最後の立寄り場所にし、
帰路に就いたようです。
お見送りを終えたら、片付などは女将兼愛妻(!?)の真由美さん達にしてもらい、自分は、
先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)などの仕込みや、
明日のお弁当の準備を始めました。
そして、
明日のお弁当の道具と、
折や、
紐などを用意したら、本日打ち止め。
以前からお話ししているように、このような状況ゆえ、三連休ながらも、明後日の10日までは完全予約とさせて頂いております。
また、11日から13日まで、お休みさせて頂きますので、宜しくお願いします。
約2年振りのロイヤルクルーザー
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたくなったら、料理好きになり、その挙句に料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3527回目の今日も認(したた)めます。
これまで何度かお話ししているクラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華” ですが、今日は、その当日でした。
出汁を引くなどの普段の仕込みを終えたら、
盛付けを始めることにし、最初に盛付けるのは、冷蔵庫にしまう都合で、最後にお出しするものからです。
今日のデザートは梅のアイスですので、器のみで、最初に盛付けたのは、
酢の物のずわい蟹のドレッシング掛けで、ドレッシングは、
当店オリジナルの“野菜感溢れるドレッシング”で、お出しする直前に掛け、ミニトマトをあしらってからお出しするので、とりあえず、このまま冷蔵庫へしまっておきました。
全ての料理を盛付け終え、添乗員から連絡が入ったら、頃合いを見計らい、
小鍋、御飯をセットし、小鍋は、
鰻鍋で、御飯は、
昆布御飯です。
そして、予定通りに、
ロイヤルクルーザーが到着すると、小鍋の火を点け、先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)、
ふぐ刺をお出しし、
ふぐは、遠州灘産の天然のとらふぐで、豪華バスのロイヤルクルーザーの御席ですので、御食事時間にも余裕があり、お出しする側としては、通常の会席料理のような流れでした。
ふぐ刺とほぼ同時にお出ししたのが、
さばふぐの唐揚で、
サーモンの西京焼、
鰯つみれ錦糸蒸し、
ずわい蟹のドレッシング掛け、
梅のアイスをお出ししました。
ひと段落したこともあり、
外に出て、
ロイヤルクルーザーを、
チェック。
御食事を終えた乗務員が外に出て来たので、
ホールスタッフのバイトの長女が車内を見させてもらい、その豪華さに驚いていました。
自分と女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
約2年前に御来店した時に、車内を見させてもらっており、その時の様子や車内などについては、こちらをお読み下さい。
そうこうしていると、御食事を終えたお客様がバスに乗り込み、出発することにになり、
いつものように、お見送りをしました。
とりあえず、一昨日と今日のクラブツーリズムの新春バスツアーの企画の前半が終わり、週末の8日、9日、10日の三連荘が後半となります。
そんな状況のため、通常の営業をお休みをさせて頂き、11日から13日までは三連休とさせて頂き、一ヶ月振りの完全オフを頂くことにしました。
不都合が生じるかもしれませんが、ご理解のほど、くれぐれも宜しくお願い致します。
新年の口開けは、クラブツーリズム“ロイヤル・グランステージ 四季の華”
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたくなったら、料理好きになり、その挙句に料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3525回目の今日も認(したた)めます。
今日は、
以前からお話ししているクラブツーリズム“ロイヤル・グランステージ 四季の華”のお客様がお見えになるので、ランチ、夕席共、通常の営業をお休みさせて頂きました。
仕事を始める前に、正月休みを頂いている“季凛オンラインショップ”の営業開始の5日に間に合うよう、
『西京漬』用の銀鱈(カナダ産)を、
冷凍庫から出しておきました。
出汁を引くなどの普段の仕込みを済ましたら、蒸物の鰯つみれ錦糸蒸しを器に入れ、
あんを掛けたら、蓋をし、
温蔵庫にしまい、電源を入れるのは、御来店時の2~2時間半を目安にしています。
こうすることで、熱々をお出しすることのは、言うまでもありません。
その後、ふぐ刺用の薬味や、
先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)、
お新香を盛付けたのですが、
器が違うのは、グループごとの席割りだからです。
この後の盛付けは、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
小鍋の鰻鍋を、自分が、
ふぐ刺を引き、とりあえずの盛付けが終わり、ふぐは、遠州灘・舞阪産の天然のとらふぐです。
そして、温蔵庫の電源を入れると同時に、
焼物の器も温蔵庫に入れておきました。
御来店時間が近づいたら、
御席に御飯とお新香を並べ、御飯は、
昆布御飯です。
添乗員から、最終の電話が来たら、頃合いを見て、
サーモンの西京焼を焼き始めたのですが、途中、焼き具合を見ながら、
焦げないように、ホイルをかぶせておき、
温蔵庫から器を出し、前盛(まえもり)のさつま芋のレモン煮を盛付けておきました。
そうこうすると、
バスが到着したら、南京豆腐、
サラダ素麺、
ふぐ刺、
サーモンの西京焼、蒸物をお出し、最後のデザートを待つばかりとなり、ひと段落したので、
外に出て、バスを見ると、フロントガラスには、
今日のツアー名が書かれていました。
中に戻ると、料理の進み具合を見ながら、お客様ごとに、
デザートの梅のアイスをお出しし、全てのお客様にお出しし、しばらくすると、
出発時間となり、皆でお見送りをし、年明けのバスツアーの初日が終わったのでした。
初日とあるように、明後日の4日をはじめ、8日、9日、10日と断続的にバスツアーのお客様が御来店されるので、通常の営業を制限させて頂き、
玄関前のご挨拶には、
新年の営業日に関しては、空白にしております。
このような状況ゆえ、11日、12日、13日までお休みさせて頂き、ランチ、夕席共、通常の営業は、14日からさせて頂きますので、宜しくお願いします。
元日出勤は、バスツアーの準備
生涯一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3524回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
新年萌え燃え・・・ 💖 まして、おめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
新年の挨拶はさておき、昨日の大晦日同様、今日も、
明日の バスツアー“ クラブツーリズムのロイヤル・グランステージ”の料理の仕込みをし、仕事納めと仕事始めが同類項というのは、珍しいものです。
とは言え、旅館で働いた経験もあるので、約20年振りの年末年始の連続の仕事かもしれません。
先ずは、
刺身用の天然のとらふぐ(遠州灘・舞阪産)の卸し身を柵取りしたのち、
再び晒(さらし)にくるみ、冷蔵庫へ。
ふぐ刺と言えば、
ふぐ刺用の寸葱(写真 上)と薬味用の葱(同 下)を包丁しておきました。
その後、先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)、
焼物のサーモンの西京焼のあしらいのさつま芋のレモン煮、
サラダ素麺の野菜(長ねぎ、みょうが、人参、ビーツ、ピーマン、パプリカ、アーリーレッド、紫キャベツ)を包丁し、
自分の仕込みが終わりました。
一方の女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
小鍋用の野菜を仕込んだり、
野菜には、玉葱、長葱、えのき、人参が入っています。
また、明日の小鍋は、鰻(うなぎ)鍋ですので、
笹がき牛蒡(ごぼう)も、真由美さんが仕込んでくれました。
仕込みを終えた真由美さんは、
御席の準備を始め、グループごとの席割りであるだけでなく、
対面にならないような御席にしてあります。
包丁を砥ぎ終えたら、
器出しをしたのですが、
ふぐ刺だけは、引きながらの盛付けですので、
手元に置いておき、
元日出勤が終わったのでした。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、
【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
2022.1.1|バスツアー ふぐ 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
大晦日の仕込みは、バスツアー用
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたくなったら、料理好きになった挙句に、料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3523回目の今日も認(したた)めます。
大晦日の今日は、
盛り込み料理の“言祝(ことほ)ぎ”と、
ふぐ料理の“ふぐはうち”を仕上げたら、
明後日(1月2日)のバスツアー“ クラブツーリズムのロイヤル・グランステージ”の料理の仕込みに取り掛かりました。
今回は正月バージョンにして、お食事時間を余裕に取り、『佳肴 季凛』のカラーを押し出して欲しいというご要望でしたので、揚物をお出ししないで、焼物にし、焼物は言うまでもなく、
その定番の一つのサーモンをお出しすることにし、串を打ち、冷蔵庫へ。
串を打っている間に、
デザートの梅のアイスを仕込み始め、仕上ったら、
ディッシャーで抜き、冷凍庫にしまっておき、正月ゆえ、梅は欠かせません。
また、正月&『佳肴 季凛』バージョンゆえ、刺身はふぐ刺で、
卸し身を晒しに巻いておき、ふぐは遠州灘・舞阪産の天然のとらふぐです。
明後日の御席ゆえ、仕込みには限度があり、明日の仕込みをスムーズにするため、
先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)の素を準備したり、
お新香用の浅漬を仕込み、今日の分が終了です。
その後、昼ごはんを食べることにし、今年最後のそれは、
鰹丼で、鰹は昨日仕入れたものであるだけでなく、器は、
常連さんが作って下さったポーセラーツの角皿で、頂いて以来、賄いのお供で、“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとっては、癒やされるのは勿論のこと、緊張感の無い料理の賄いの楽しみを忘れさせてもらっています。
昼ごはんを食べ終え、片付をしたら、今年の仕事は終わり、仕事納めとなりました。
ただ、断続的に10日まで続くバスツアーの御予約があるので、元旦の明日も仕込みや準備をするので、それが終わるまでは、気が抜けません。
とは言え、大晦日ということもあり、月並みの文言ですが、来年もお付き合いのほど、くれぐれも宜しくお願いします。
バスツアーの日の仕入れは、下田産の葉血引(はちびき)のみ
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
生涯一料理人を貫くためが想いを、3518回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
今日は、バスツアーのお客様がお見えになるので、早めに沼津魚市場に行って来ました。
着くと、
下田産の目鯛(めだい)などの仕分けをしている最中で、
目鯛に限らず、
風船金目(ふうせんきんめ)や、
黒鯥(くろむつ)などが入荷しており、これだけ沢山あると、狙い目の魚の一つである葉血引(はちびき)もあることもしばしばで、
案の定、数本の入荷があり、仕分け前だったので、
先取りさせてもらい、まさに、早起きは三文の得としか言い様がありません。
『佳肴 季凛』に戻ると、すぐに仕事を始め、
バスツアーのお客様を迎え、
無事にお見送りをし、せわしない半日だけでなく、ラスボスならぬラスバスが終わったのでした。
以前からお話ししているいように、年明けは、
2日の クラブツーリズム ロイヤル・グランステージ四季の華の企画にはじまり、
4日から10日まで断続的に続く クラブツーリズムの最上級バスの旅 ロイヤルクルーザー四季の華のため、ランチ、夕席共、営業時間、営業日に変更がございます。
御来店の際には、くれぐれも前もってのお問い合せを宜しくお願いします。
クリスマスならぬ、クリスバス
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3517回目の今日も認(したた)めます。
クリスマスの今日は、
バスツアーのお客様がお見えになり、
お帰りの際には、
いつものように皆でお見送りをし、クリスマスということで、言うなれば、クリスバス!?
その後の片付は戦場の如くで、これも毎度のことですが、明日もバスツアーのお客様がお見えになるので、
使った器を仕舞わないでおき、
器出しをするまでの間に、先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)や、
デザートのココナッツミルクのムースを仕込み、
ふぐちりを用意しておきました。
これらが終わる頃までには、
ホール席の一部を、明日のバスツアーの御席用にセットしておいたのに対し、
個室は、 夜のふぐ料理の御席を用意しておき、
お帰りになったら、
セットをし、明日に備えたのでした。