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もっとおいしいお話し

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シンプルな『特別会席』

この時季の『特別会席』は、ふぐ料理をメインに仕立てることが多いのですが、先日お出しした『特別会席』は、通常のふぐ料理のコースをバージョンアップして、焼物を加えたシンプルなものでした。

ということで、今回のお話しは、その献立についてです。

先付は、

南京豆腐(南瓜で作った豆腐)で、通常なら、もう一品、先付をお出しするのですが、もう一品は、酢の物としてお出しすることにしました。

そして、ふぐ刺となるのですが、通常のコースなら、

22~23枚程度のところを、バージョンアップして、

同じ器で、目一杯盛り付けたので、30枚となり、これくらいあると、食べ応えは十分あります。

ふぐ刺の次が、

唐揚で、頭とかまの部分を、薄口醤油と日本酒を同割にしたもので下味をつけた後、片栗粉をつけ、揚げたものです。

普段なら、この後、

ふぐちりとなるのですが、バージョンアップということもあり、

焼白子をお出してから、

ふぐちり。

言うまでもなく、この日のふぐは、天然のとらふぐで、刺身に使ったのは、静岡県舞阪産で、唐揚とちりには、熊野、安乗(あのり)と、どちらも三重県産のものでした。

ふぐちりをお出ししたら、

もう一つの焼物として、銀鱈の西京焼をお出ししました。

飲まれる方にとっては、焼物は、刺身以上の肴と思っている自分ですので、こういう献立は理想的でなりません。

そして、ふぐちりを土鍋を下げ、ふぐ雑炊を仕度している間に、

酢の物のローストビーフをお出ししました。

使っている牛肉は、国産牛のももの部分で、真空調理で仕込んでいるので、矢若くて、ジューシーな仕上がりになっており、粒マスタードのドレッシングを掛けてあります。

酢の物をお出ししたら、

お新香と共に、雑炊用の取皿をお出し、程なくすると、

天然のとらふぐの旨味を凝縮した雑炊が仕上がり、雑炊を召し上がった後は、

デザートのマスカットのアイスをお出しし、これで〆となりました。

タイトルにもあるように、今回の『特別会席』はシンプルそのものですが、本当に良いものだけを取り入れた献立で、それこそ、”Simple is best.”とも言うべきもので、先程の付け足しのようになりますが、個人的には、自分が食べる場合、こういう献立は理想的です。

これまで『特別会席』については、色々とお話ししており、その都度、『特別会席』は、お客様のご要望によって、如何様にも、御用意することが出来ます。

また、『特別会席』に限らず、料理に限らず、お客様のご要望には、可能な限り対応させて頂いておりまので、お気軽にお問い合わせ頂けると、幸いです。

暮れの“昼ふぐ”

暮れは、夜の御予約の都合で、ランチタイムの営業を制限させて頂くことも多く、今日は、

御予約のみの御仕度とさせて頂き、お昼の時点で、

テーブル席、

個室と、全ての御席のセットをしておき、個室の土鍋は、

『特別会席』のメインの国産牛のしゃぶしゃぶ用のものです。

ところで、今日のお昼の御予約は、

“昼ふぐ”の御席で、 このような時は、

夜のふぐちりも盛り付け、冷蔵庫にしまっておきます。

そして、“昼ふぐ”のお席は、こちらに、

ご用意し、

ふぐ刺を引き終え、程なくすると、お客様が御来店され、料理をお出ししたのですが、

合間を見ながら、

夜の御予約分のふぐ刺を引き終えたら、

冷蔵庫へ。

暮れは、今日のような状況になることも多く、お昼の営業を制限させて頂くこともあるので、予めお問い合わせをして下さると幸いです。

ただ、夜の御予約の時間、人数などの状況によっては、お断りせざるを得ないこともあり、その際は、ご容赦をお願いします。

☆★☆ 新年の営業の御案内 ★☆★
年末の営業は、30日までで、新年は、

2日から5日まで営業し、6日、7日はお休みさせて頂きます。

皆様の御来店、心よりお待ち申し上げます。

『特別会席』deランチ忘年会

11月も半ばに差し掛かると、忘年会の御予約を頂くだけでなく、その御席を、ご用意することもしばしばで、今日は、ランチタイムに『特別会席』を御用意し、今回のお話しは、その献立です。

お昼の御席ですので、法事やバスツアーの御席のように、

御来店時間に合わせ、

食事(ご飯物)の昆布御飯だけは、配膳しておきました。

御来店され、ソフトドリンクで乾杯されたら、

先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)の次に、刺身の第一弾として、

ハーフサイズのふぐ刺をお出ししたのですが、勿論ふぐは、天然のとらふぐで、今日のとらふぐは、三重県安乗(あのり)産、ふぐ刺の次が、

とらふぐの唐揚で、刺身同様、天然のとらふぐなのは言わずもがなで、刺身と同じ三重県産ですが、三重は三重でも、熊野産のものです。

また、骨付の胴体をぶつ切りにしたものに、下味をつけてから、揚げているので、食べ応えは十分で、天然のとらふぐの旨味を、存分に味わって頂けます。

『特別会席』とは言っても、お昼御飯の時間ということもあり、お客様の召し上がるペースは速く、

塩釜産の生の目鉢鮪(めばちまぐろ)、北海道産の帆立、湯葉の三種盛りをお出し、ほぼ同時に、

国産牛のしゃぶしゃぶをお出しし、会席料理の一品ですので、

大鍋でなく、小鍋仕立てにして、一番出汁(鰹節、宗田節、昆布、干し椎茸の足)に、日本酒、塩、薄口醤油で味を調えた熱々の出汁をはり、

ぽん酢、もみじ卸し、打ち葱と共にお出し、刺身としゃぶしゃぶが終わる頃には、

焼物の鰆(さわら)の西京焼も仕上がりました。

お客様の召し上がるペースもひと段落し、蒸物の鰯つみれ錦糸蒸し、

酢の物のずわい蟹の辛子酢掛けをお出しし、

ひととおりの料理を出し終え、今日の御席は、女性のお客様も多かっただけでなく、お客様のご要望で、

デザートの桃のアイスと共に、

ホットコーヒーをお出しし、『特別会席』deランチ忘年会の御席が、終わりました。

ランチタイムとは言っても、ランチメニュー以外のものをご用意することも可能なだけでなく、ご予算に応じて、色々と対応させて頂きますので、詳細については、直接お問い合わせ下さい。

★★★ 『佳肴季凛』謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。

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銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

【特別会席】のような法要料理

今日は、法事のご予約を頂いたのですが、『佳肴 季凛』では、いわゆる法事プランとか、法要会席のようなものはなく、お客様のご予算、ご要望に応じて、色々と対応させて頂いており、今日の御席は、【特別会席】(おひとり 9,500円より)に近いような献立でした。

法事の御席のように、人数が多い時は、

予め、小鍋、御飯などをセットしておきます。

今日の小鍋は、

鰻鍋で、御飯は、

昆布御飯でした。

お客様がご来店され、献杯が済むと、小鍋に火を点け、先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)、

刺身のその1として、

ふぐ刺をお出しし、ふぐは、三重県熊野産の天然のとらふぐです。

ふぐ刺の次にお出ししたのが、揚物のふぐの唐揚で、ふぐは、刺身同様、熊野産の天然のとらふぐで、ぶつ切りにした骨付の身ですので、

食べ応え十分で、法事の御席ということもあり、緑で縁取った天紙を使いました。

揚物の次に、刺身のその2として、

生の目鉢鮪(塩釜)、小肌(佐賀)、湯葉の三種盛りをお出し、刺身の後は、焼物の鰆(さわら)の西京焼で、

当店の【西京漬】のページにもあるように、鰆の西京焼は、自分が最も好きな焼物で、今日の鰆は、佐賀県産の4,0キロのもので、4キロ以上のものしか使いません。

というのも、3キロ台と4キロ台では、別物と言ってもいいぐらいの脂の乗り具合に違いがあるからです。

焼物の後は、名残となった蒸物の鱧しんじょう蒸し、

酢の物の白魚の辛子酢掛け、

そして、最後は、

マスクメロンのアイスで、今更ですが、アイスもお手製です。

冒頭でのお話しの補足になりますが、法要料理に限らず、当店でお出しする料理などに関しては、可能な限り、対応させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

★☆★ リターンズ『とびっきり!しずおか』 ☆★☆
去る10月8日、静岡朝日テレビの情報番組【とびっきり!しずおか】の人気コーナー『とびっきり食堂』で、

当店が紹介されました。

見逃した方、放送エリア外の方、もう一度見たい方は、

とびっきり食堂

こちらをクリックして下さい。

ランチタイムに、カウンターで『特別会席』

今日は、ランチタイムに『特別会席』の御予約を頂いていたのですが、常連さんということもあり、

カウンターに御席を御用意しました。

『特別会席』については、色々お話しているように、料理内容については、お客様のご要望次第ゆえ、千差万別にして、今日の献立も、これまでにないもので、そんな今日の『特別会席』の献立が、今回のお話しです。

しかも、今日の料理は、先付とデザート以外、全てお客様のご要望通りのものであるだけでなく、カスタマイズ化された献立ゆえ、一般的な会席料理の献立とは全く違う仕立て方で、邪道とも言えるかもしれませんが、その辺りについては、ご了承下さい。

先付は、

もろこし豆腐(とうもろこしで作った豆腐)で、この次が、

刺身替りの第一弾として、岩牡蠣(宮崎産)をお出ししました。

御来店されてから、生か焼かを選んで頂き、生のままでお出しし、この次の料理は、

揚物の中で、自分が最も美味しいものとしている鮑(あわび)の天ぷらで、鮑の天ぷらについては、こちらをお読み下さい。

鮑の天ぷらに添えてあるのは、

肝醤油で、鮑の肝を蒸してから、裏漉したものを、土佐醤油で味を調えてあり、これをつけて、鮑の天ぷらを食べると、悶絶の彼方に葬られること、間違いありません。

鮑の天ぷらの次が、

ふぐ刺で、ふぐは、三重県熊野灘産の天然のとらふぐで、それととほぼ同時に、

焼白子をお出しました。

白子は、ふぐ刺同様、三重県熊野灘産の天然のとらふぐの白子で、ふぐ刺と同時にお出ししたのは、焼白子だけなく、焼白子を少しだけ、ふぐ刺につけてから、召し上がって頂きたかったからで、お客様の反応は、予想通りでした。

天然のとらふぐの揃い踏みの後は、

夏の美食の王道の一つでもある鱧(はも)を使った鱧しんじょう蒸しで、ふんわりとした食感が持ち味で、鱧を使った料理が、今日はこれだけだったのは、カスタマイズ化された献立だったことの特徴でもあります。

そして、岩牡蠣、ふぐ刺に次ぐ、刺身の第三弾が、

生の鮪(まぐろ)の食べ比べで、

手前が、

石垣島産の目鉢鮪(めばちまぐろ)で、

奥が、

アメリカ・ボストン産の本鮪でしたが、お出しした時に、目鉢鮪の方から、召し上がって頂くようにお伝えしました。

というのも、本鮪の方が、味が濃厚ゆえ、本鮪を最初に食べてしまうと、淡白な味わいの目鉢鮪の良さを消してしまうからです。

本鮪を刺身で召し上がって頂いた後は、

筋の強い中とろの部分を、

小鍋仕立てのしゃぶしゃぶにしてお出しし、小鍋に入っている野菜は、

玉葱、えのき、エリンギ、人参、くずきり、豆腐で、風味付けに、粉山椒をちらし、温めた出汁をはってから、

お出しし、出汁は、一番出汁を取った後の鰹節、宗田節、昆布、干し椎茸、焼いた魚のあら、野菜の皮などを、長時間、沸き立たせずに、煮出してから、味を調えたものです。

筋の強い中とろは、加熱することで、そのゼラチン質が溶け出し、刺身にはない旨味を味わうことが出来ます。

そして、銀鱈の西京焼を最後にお出ししたのですが、

あえて、御食事を献立に入れていなかったのですが、銀鱈と一緒に、白御飯を召し上がりたいとのことでしたので、

茶碗に半分ほど白御飯をよそり、お出ししました。

銀鱈に限らず、西京焼は、酒の肴というより、御飯のおかずのためのような料理で、おかずの中でも、もっとも贅沢なものの一つかもしれません。

白御飯の隣には、

鮑の天ぷらの時の肝醤油も添えてあり、濃厚な味ゆえ、白御飯のお供としては、うってつけなのです。

そして、最後に、

デザートの苺のアイスをお出しました。


今日の献立は、刺身が3種類、焼物が2種類と変則的なものでしたが、冒頭でお話ししたように、 『特別会席』は、お客様のご用望を重視したコースで、如何様にも仕立てることが可能です。

そのため、最良の素材をお出しするため、自ら魚市場に通うだけでなく、全国各地の産地や魚市場とコンタクトを取っています。

“素材に勝る味付けなし”という言葉があるように、良い素材を手にすることこそが全てで、そこを追い求め、その姿勢を失うわけにはいかないのです。

   ☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、9月5日(木)の予定です。

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パソコン、スマホでも、

こちらをクリックして頂ければ、お聴きになることが出来ますので、お時間の許す方は、是非是非・・・。

大皿の牛肉のしゃぶしゃぶ

『特別会席』(おひとり 9,500円より)については、これまで色々とお話ししていますが、そこまでのご予算でなくても、 ご要望に応じて、可能な限り、対応させて頂いております。

常連さんの中には、「今夜、豪華な夕飯を食べたいから、お願いします。」と、仰る方もいらっしゃり、そのようなご注文を頂くと、「召し上がりたいものを、お伝え頂ければ、何か御用意しますけど・・・。」と、応えています。

そんなご注文を頂いた昨日、御用意したのが、

牛肉(国産牛)のしゃぶしゃぶをメインにしたもので、ご家族での御来店ということもあり、大皿で御用意し、昨日の御席は、

テーブル席でのお支度でした。

献立ですが、先付のもろこし豆腐(とうもろこしで作った豆腐)をお出しするやいなや、

メインのしゃぶしゃぶをお出しすることにしました。

土鍋に、一番出汁(鰹節、宗田節、昆布、干し椎茸の足)を貼り、温めたものを御席に準備したら、

野菜(白菜、エリンギ、えのき、水菜、長葱、くずきり、とうふ)を盛り付けたものと、

牛肉をお出しし、

つけだれのぽん酢と胡麻だれ、

薬味のもみじ卸しと葱も、

一緒にお出ししました。

会席料理のようなコース仕立てですが、順番にお出ししてはいても、夕飯ということもあり、

刺身、

昆布御飯を、矢継早にお出しし、刺身は、生の目鉢鮪(石垣島)、帆立(北海道)、小肌(佐賀)、湯葉の四種盛りです。

御飯のおかずとも言うべき、しゃぶしゃぶと刺身を召し上がっているので、焼物は、

焼白子で、白子は、三重県熊野産の天然とらふぐのものです。

食事の昆布御飯以外は、格好の酒の肴ですが、美味しいものは、普遍的なものゆえ、飲まない方でも、十分なおかず以外の何物でもありません。

そして、締めのデザートは、

苺のアイスでした。

冒頭でもお話ししたように、料理内容に関しては、ご要望に応じて、可能な限り、対応させて頂いておりますので、詳細については、直接お問い合せ下さい。

★☆★ お盆休みの営業 ☆★☆
毎週月曜日が定休日の当店ですが、

12日は、ランチ、夕席とも、通常通り、営業させて頂きます。

なお、10日(土)から18日(日)までのお盆休み期間中も同様ですので、皆様の御来店、心よりお待ち申し上げます。

すっぽん鍋がメインの『特別会席』

【佳肴 季凛】のお品書きを開くと、

コース料理のページがあり、

その一つに、

『特別会席』というコースがあり、料理内容は、お客様との相談の上で決めさせて頂いているので、献立は千差万別で、これまでにも、色々とお話ししたことがあります。

そんな『特別会席』ですが、今夜御用意したものは、タイトルにもあるように、すっぽん鍋をメインにしたもので、その料理内容が、今日のお話しです。

メインとありますが、日本料理は、料理の品数も多いこともあり、コースの後世の仕方が、フランス料理などの洋食と異なるので、メインという位置付のような料理はありません。

ただ、お客様に訊かれることも多いので、そういう時は、その場その場の雰囲気や、会話のやり取りで、お答えさせて頂いています。

ということで、本題に移らせて頂くことにし、コースの一番最初にお出しする先付(さきづけ)は、

うすい豆腐で、うすい豆腐とは、グリンピースで作った豆腐のことで、グリンピースつまり、えんどう豆のことをうすい豆と呼ぶことにちなんでいます。

先付の次に、刺身の第一弾として、

ふぐ刺をお出ししましたが、『佳肴 季凛』の定番の食材でもある天然のとらふぐで、三重県熊野灘産のものです。

ふぐ刺の次は、

ふぐの唐揚げで、ふぐ刺同様、三重県熊野灘産のものでした。

そして、刺身の第二弾として、

生の本鮪(那智勝浦)、小肌(佐賀)、湯葉の三種盛りをお出ししたら、

メインとも言うべきすっぽん鍋をお出ししました。

すっぽんは佐賀県産のもので、すっぽんの美味しさを味わうには、やはり鍋に限ります。

すっぽん鍋を召し上がっている途中、

焼物の鰆の西京焼をお出し、鰆は長崎県産のもので、魚編に春と書きますが、秋の終わりから、このぐらいまでが、もっとも美味しい時季です。

そして、食事の前に酢の物をお出しし、酢の物は、春らしく、

蛍烏賊(富山湾)の辛子酢掛けで、4月も半ばを過ぎると、日中は暑いこともあり、器は義山(ギヤマン)と呼ばれるガラスの器にしました。

食事は、すっぽん鍋ということで、

すっぽん雑炊で、この流れは王道にして、鉄板です。

そして、コースの締めは、

ブルーベリーのアイスで、勿論お手製です。

これまでにも、すっぽん鍋をメインにした『特別会席』は、何度もお出ししたkとがあるのですが、もう間もなくすると、

すっぽん鍋仕立ての鱧しゃぶや、さらにバージョンアップし、鱧だけでなく、生の本鮪と天然のとらふぐも加えたしゃぶしゃぶも、

御用意することも出来ます。

先程お話ししたように、『特別会席』の献立は、全てお客様次第ですので、詳細については、お手数ですが、直接お問い合せください。

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毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、5月2日(木)の予定です。

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放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

日曜日に、Wバス

昨日お話ししたように、今日は、お昼に2組のバスの団体のお客様が見える“Wバス”の日だっただけでなく、夜に、お祝いのお席のご予約も頂いていたので、

6時過ぎから、仕事を始めました。

 

出汁を引くなどの普段通りの段取りを終えたら、盛り付けを始めたのですが、今日のように、昼と夜のご予約がある時は、冷蔵庫にしまっておいても、差し障りのない料理というか、刺身以外のものを盛り付けておき、

お新香、

デザート、

ふぐ刺やしゃぶしゃぶの薬味、

酢の物、

先付の南京豆腐を盛り付け、冷蔵庫へ。

 

また、Wバスのお客様は、献立が異なり、片方のお客様は、刺身替わりとして、

山掛けをご用意し、もう一方のお客様には、

刺身をご用意し、刺身は、

生の本鮪(銚子)、小肌(佐賀)、湯葉の三種盛りで、山葵(わさび)がついていないのは、お出しする直前に、卸したての本山葵を添えるからで、この後、冷蔵庫にしまっておきました。

 

ここまで盛り付けたら、盛り付けは終わったようなもので、最後に、

小鍋を盛り付け、乗務員からご来店時間の連絡があったので、

お座敷、

 

テーブル席に、御飯(昆布御飯)とお新香も、

配膳しておき、今日の小鍋は、

ひじきと野菜の小鍋仕立てで、マクロビオティック(玄米採食)を基本にした“身体に優しい、美味しい日本料理”をお出ししている当店のマストアイテムともいうべき料理で、雑穀(玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きび)をはじめ、20種類近い食材を使用しています。

 

全ての準備が整い、予定時間通りに、

最初のバスが到着し、お食事を始め、バタバタするのはいつものことで、しばらくすると、次のお客様もご来店されると、バタバタモードは、MAXに達しました。

 

それでも、大きな支障もなく、

全てのお料理をお出し、

最初のバスがお帰りになったのですが、女将健兼愛妻(!?)の真由美さんは、店内でお客様とお話しをしていたので、ホールスタッフとお見送りをしました。

 

最初のお客様がお帰りになって、程なくすると、

次のお客様もお帰りになったので、今度は、3人でお見送りをしました。

 

その後の店内は、先程とは別のバタバタモードとなったのですが、日曜日ということもあり、“一家総動員法”を発令し、

二人の娘達が手伝ってくれ、

かなり早く、

片付けを終え、

夜のお席の準備をし、夜に備えたのでした。

週末は、大間の鮪、天然とらふぐ、鱧の揃い踏み

今朝は、仕込みの前に、

宅配便の営業所に行き、

東京・築地から届いた鮪を、受取りに行って来ましたが、今日の鮪は、

青森県大間産の生の本鮪でした。

 

そんな今日は、ふぐ料理、鱧料理、特別会席などの御予約を頂いていたので、

ランチの営業の合間を見ながら、ふぐちりを盛り付けたりしたのですが、今日の特別会席のメインは、趣を変え、

今日の本鮪の中とろと赤身の部分を使い、しゃぶしゃぶに仕立てることにしました。

 

これまでにも、

生の本鮪と天然とらふぐのしゃぶしゃぶや、

すっぽん鍋仕立ての生の本鮪、天然のとらふぐ、鱧のしゃぶしゃぶこと、とんでもないしゃぶしゃぶをお出ししたことがあるように、仕立て方は、ほぼ同じ感じで、生の本鮪と一緒に添えた野菜は、

白菜、長葱、水菜、榎、くずきり、豆腐でした。

 

言うまでもなく、鮪は刺身でお出しするのが殆どですので、

ふぐ料理のお客様には、中とろと赤身を、先付の一品としてお出しし、特別会席のお客様には、

帆立(北海道産)、湯葉と共に盛り付け、冷蔵庫にしまっておいたのですが、鱧料理の刺身は、

生の本鮪だけ盛り付けておきました。

 

このようにするのは、落とし(湯引き)に仕立てた鱧を冷蔵庫にしまうと、ゼラチン質が固まっていまい、食感を大きく損ねるからで、落としに仕立てるのは、お客様が御来店してからです。

 

その後、ふぐ料理と、

特別会席でお出しするふぐ刺を引き終え、冷蔵庫にしまったら、

水槽から、

鱧を取りだし、

締め、

神経を抜き、

卸し、骨切りをしてから、落とし用に包丁しておきました。

 

ところで、水槽の鱧を取り出すのに、ざるを上下にしてあるのは、鱧は長い魚ですので、網で捕まえにくいだけでなく、追いかけ回し、興奮させてしまうと、噛み付かれる恐れがあるので、頭と尾の方から、挟み撃ちするように、ざるに追い込むようにしています。

 

最後に、ふぐちりの土鍋と、

生の本鮪のしゃぶしゃぶの土鍋を、厨房に用意し、夜の営業時間となったのですが、御来店時間が重なっていたこともあり、バタバタモードはMAXに達し、怒濤のような時間が流れたものの、無事に一日を終えることが出来、

同じく無事に、“お疲れちゃん♪”

 

かくして、大間の鮪、天然のとらふぐ、鱧と、『佳肴 季凛』の三役とも言うべき食材が揃い踏みした週末の一日は、更けていったのでした。

 

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次回は、9月6日(木)の予定です。

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カウンターで、おひとり様の『昼特』

今日は、昼間の『特別会席』こと、『昼特』の御予約があり、おひとりでの御予約だったので、

カウンターに、お席をご用意しました。

 

基本的に、『特別会席』は、二名様からのご注文となっておりますが、お出しする料理内容次第では、一名様でも御用意することも可能です。

 

また、その料理内容は、お客様のご予算に応じて、自分との相談の上で、決めさせて頂いておりますので、これまでに様々な献立で御用意しており、『特別会席』の料理については、こちらを御覧下さい。

 

そんな今日の『昼特』の献立が、今回のお話しです。

 

先付は、

とうもろこしで作った豆腐のもろこし豆腐でした。

 

会席料理の献立では、この後、お吸い物などの御椀となるのですが、自分は、温かい料理をお出しするようにしており、お出しするのに時間のかからないからです。

 

また、夜のお席だと、ビールで乾杯ということも多いので、そのつまみには喜ばれることが多いこともあり、そのようにしています。

 

今日は、旬真っ盛りの鱧を、

天ぷらにしてお出しし、その次に、刺身の第一弾として、

ふぐ刺をお出ししたのですが、勿論ふぐは、天然のとらふぐで、静岡県舞阪産のものでした。

 

お客様のご希望で、鱧同様、盛りの岩牡蠣をお出しすることにしたのですが、

「軽く焼いた方が、岩牡蠣の美味しさを味わえ、個人的には、焼いたものが好きです。」と、お伝えしたところ、お客様も、「それなら、是非。」ということで、焼いたものをお出しし、この岩牡蠣は徳島県産のものでした。

 

このようなやり取りが出来るのも、カウンターで御食事をする良さで、お話しをすることによって、距離感が縮まり、時には、料理内容を微調整をすることもあります。

 

そして、刺身の第二弾として、

三種盛りをお出しし、今日の刺身は、生の南鮪(ニュージーランド)、鱧(山口)、蛸(愛知)でした。

 

刺身の後は、焼物で、お客様のご希望で西京焼となったのですが、

生の本鮪の西京焼をお出ししたのですが、生の本鮪の西京焼は、隠し球ともいうようなもので、それについては、こちらをお読みください。

 

今日の御客様は、常連さんということもあり、当店でお出ししている西京焼は勿論のこと、【西京漬】をご購入され、ご自宅でも召し上がっているのにも関わらず、唯一召し上がったことがなかったのが、この西京焼で、「鮪=刺身という考えが、変わりました。」と、ご感想を言って下さいました。

 

焼物の後は、蒸物の鱧しんじょう蒸し、

酢の物の白魚の胡麻酢掛けをお出しし、

白魚は、茨城県霞ヶ浦産のものでした。

 

そして、御食事の鱧茶漬、

デザートの苺のアイスをお出し、

おひとり様の『昼特』は、〆となりました。

 

おひとりで、贅沢な御食事をされる方の殆どが、「仲の良い友達と話をしながら、美味しいものを食べたいこともあるけど、タイミングを逃すと、鱧のような季節のものを、食べられなくなってしまうことが、よくあるんですよ。」と、仰います。

 

「行きつけのお店で、親方と女将さんと話をしながら食べるのは、食そのものを味わえ、これはこれで、楽しいものですよね。」と、続けられます。

 

料理というか、食事の楽しみ方は、人それぞれ、千差万別で、どれが一番んだとは断言出来ません。

 

ただ、料理本来の目的は、美味しく食べることですので、その手助けをするのが、あくまでも料理人です。

 

料理を作るのが好きで、料理人になった自分ですが、その原点は、美味しいものが好きなだけでなく、それを食べたいということで、それは今も変わりません。

 

しかも、今日のように、いくつかのご要望を訊いた上で、料理を作り、その反応を目の前で目にすることが出来るのは、緊張しますが、喜びであり、今後の糧でもあります。

 

そんな想いを忘れることなく、これからの仕事に臨む所存です。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月6日(木)の予定です。

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放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

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