富士市立第一小学校で、職業講話
昨日のお話しの中で、少しふれましたが、昨日は、富士市立第一小学校で、職業講話の講師をさせて頂きました。
行く前に、玉子焼と桂剥きを実演することになっていたので、
色々と道具類を用意し、
その確認をし、ここに書かれているものは、完璧でした。
しかしながら、一つ用意するものを書き忘れ、その忘れ物に小学校の教室に着いて、準備するまで気付かず、授業内容の一部を、変更せざるを得ませんでした。
そんな忘れ物のことは、一切頭になく、
小学校に着き、校舎に入ると、
この案内にあるように、
校長室へ、
校長室へ向かいました。
校長室のテーブルには、
自分の名前が書かれたタグが置かれており、それを確認したら、
道具類を台車に乗せて、
家庭科室へ入り、
玉子焼を焼くための用意をし、桂剥きをするため、荷物を確認すると、包丁などはあったものの、肝心の大根がありません。
先程お話ししたように、書き忘れているので、無いのは当然で、万事休す。
近くに八百屋さんや、スーパーがあるわけでもありませんし、校長室での打ち合わせに遅れるならまだしも、全体の開始時間に遅れるわけにもいかないので、諦めることにしました。
この場を借りて、大根を忘れるというチョンボをしたことをお詫びさせて頂き、とりわけ生徒の皆さん、申し訳ありませんでした。
打ち合わせが終わり、
体育館で、職業講話の授業を受ける6年生と、顔を合わせましたが、この写真は、職業講話の依頼元の【fきゃる】の職員の方が、撮ってくれたものです。
ちなみに、自分以外の講師の方達の職種は、保育士、警察官、パティシエ、インテリアデザイナー、声優、イラストレーターで、自分を含め、7職種でした。
その後、
各教室に分かれ、授業が始まりました。
授業が始まったとは言え、チョンボをした手前、緊張以上の緊張というか、焦りもあったのですが、先ずは玉子焼を焼き、
それを、生徒達に試食してもらうことにしましたが、予想通りの反応を引き延すことで、するはずだった桂剥きの時間を穴埋めし、
この職業についた経緯などを話しましたが、それについては、こちらをお読み下さい。(ただ、最後の方なので・・・)
そして、結論というか、本題としてお話ししたのが、自分で選んだ職業というより、選んだ道を全うしてもらいたいこととで、そうは言っても、自分も全う出来るかどうかは、全く分かりません。
自分も、流れの中で、料理人となり、所謂オーナーシェフという選び望んだ道でさえも、もがく毎日で、いずれにせよ、地道にして地味に、進む努力を怠るわけにはいきません。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
職業講話の内容確認
明後日の6日(月曜日)は、
地元の富士市立第一小学校で、
職業講話をすることになっているので、
その内容を確認しておきました。
対象の学年は、6年生ということですが、玉子焼と桂剥きの実演をし、色々とお話しする予定で、同じ授業内容を2時間続けることになっています。
また、そのために、
必要な道具などを書き出しておきましたが、暗号というか象形文字のようですが、書いた本人はわかっているので、ご心配なくと言いたいのですが、解読不能に陥ることもことも、たまにあるような、ないような・・・!?(笑)
道具類の準備は、明日する予定ですが、当日の様子は、後日お話しするので、機会がありましたら、お読み下さい。
★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★
当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
2000回目の更新は、大間の鮪&ふぐ料理と共に・・・
今日で、当ブログ『もっと美味しいお話し』が、2000回目の更新となりました。足掛け9年1ヵ月、これからも懲りずに、地道に更新して行きますので、改めて宜しくお願いします。
そんな今日は、2000回を祝福しているような一日で、仕込みを終えたら、ランチと夜のふぐ料理のお客様の盛り付けを始めました。
先ず、デザートのブルーベリーのムース、
お新香と、
盛り付けたのですが、盛り付ける順序は、冷蔵庫にしまっておくため、最後にお出しするものから、取り掛かります。
そうこうしていると、
宅配便の車が止まると、
ドライバーが、
東京・築地から届いた生の本鮪を配達してくれたのですが、
取り出すと、
予定通り青森県大間産の生の本鮪で、とりあえず冷蔵庫にしまっておき、再び盛り付けを始めることにしました。
ふぐ料理の薬味などを盛り付け、
冷蔵庫にしまう頃には、ランチの営業時間も近づいていました。
ランチの営業時間の合間を見ながら、
ふぐちりを盛り付け、
冷蔵庫にしまい、片付けも終わったので、休憩を取ることにし、休憩後、
ふぐ刺を引き、ラップをし、ふぐちりと入れ替えに冷蔵庫へしまったら、
先付の生の本鮪(大間)の中とろを盛り付け、ふぐ刺同様、冷蔵庫にしまっておき、お客様がご来店するのを待つばかりとなりました。
お客様がご来店され、最初のお飲み物をお出ししたら、
先付の鱧の子の煮凝り、
生の本鮪をお出ししました。
そして、
薬味と共に、
ふぐ刺をお出ししましたが、刺身の後は、唐揚となるのですが、
20人近い御席でしたので、ふぐちりをお出ししました。
その後、
唐揚、
焼白子と続いたのですが、今夜お出ししたふぐは、全て三重県熊野灘産の天然のとらふぐでした。
頃合いを見て、土鍋を下げ、出汁を漉したら、
ふぐ雑炊を作り始め、
お新香と取皿をお出ししたのですが、お新香は、キャベツの浅漬け、大根、人参、千成瓜(隼人瓜)の糠漬、キムチを盛り付けてあります。
キムチを盛り付けてあるのは、雑炊に少し入れると、アクセントが生まれ、違った味わいを楽しめるからです。
雑炊の後に、
ブルーベリーのムースをお出し、
コースの締めとなりました。
片付けも終わったのですが、明日は、三重県から天然のとらふぐが届くので、
まな板周りを養生しておき、今日の仕事が終わりました。
タイトルにあるように、2000回目の更新でしたので、
大間の鮪の手くずと、ふぐの白子の切り落としを焼いたもので、“お疲れちゃん♪”と相成り、一日の労をねぎらうと共に、2000回の更新の余韻に浸ったのでした。
次回の更新が2001回目となりますが、これからも、お付き合いの程、くれぐれも宜しくお願いします。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、11月2日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
定休日明けの段取り
定休日明けの今日(24日)は、
普段通う沼津魚市場が、
休市日ということもあり、鮮魚の仕込みは無かったものの、昨日お話ししたように、
冷凍庫から出しておいた『西京漬』に仕込む銀鱈(アラスカ産)を卸すのが、唯一の魚の仕込みでした。
銀鱈と一緒に、
冷蔵庫から出したのが、ひれ酒用の天然のとらふぐのひれで、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、ひれを板に張り付けてくれました。
ひれを張り付け終えた真由美さんは、
揚物用の油を捨てるため、
フライヤーの掃除を、
始めてくれ、その後、
排水溝の掃除を始めました。
一方の自分は、
卸した銀鱈を切身にし、脱水シートに挟んでおき、冷蔵庫にしまう頃、真由美さんは、
カウンター内の排水溝の掃除をしてくれたら、
きれいになったフライヤーに、
新しい油を入れ、ランチの営業の準備もほぼ整い、先程の油も冷めたので、
リサイクル用に、娘が通う小学校に持って行くため、ポリタンクに移していました。
それまでに、自分は、
サラダ素麺の野菜(写真 左)と刺身のつま(同 右)も晒し終え、ザルに上げておき、そうこうしているうちに、開店時間の11時半を過ぎると、最初のお客様がご来店され、
先付の“鱧の子の煮凝り”をお出しし、今日というより、今週も始まりまったのですが、午後になり、台風22号が発生したようで、その動きが気になるばかりです。
明日の準備いろいろ
夜の営業が終わると、明くる日の器を準備するのですが、
明日の夜は、団体のお客様の御予約を頂いており、営業時間の合間を見ながら、その準備をしました。
明日のお客様は、ふぐ料理をメインにした【特別会席】の御予約ですので、
ふぐ刺の器をはじめ、
刺身の器、
先付のもろこし豆腐の器などを、
全ての器を準備して、一日の仕事が終わりました。
また、御予約のお客様の御席は、
お座敷にセットし、男性のお客様が多いということで、揚物の盛り合わせもお出しするので、
御席には、ふぐちりの器(写真 左)と、取皿なども準備しておきました。
こんな状況ですので、明日のランチは、
12時半ラストオーダー、1時閉店とさせて頂きますので、宜しくお願い致します。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、10月5日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
キリン零ICHI(ゼロイチ)
【佳肴 季凛】のお飲み物のメニューを開くと、
最初にあるのが、
ビールのページです。
御覧のように、生ビール(ヱビス)、瓶ビール(スーパードライ)、ノンアルコールビール(キリンフリー)が書かれています。
瓶ビールは、開店当時から変わりませんが、生ビールは、昨年の2月から、ヱビスにしており、それについては、こちらをお読み下さい。
そして、ノンアルコールビールとして、キリンフリーを、
お出ししておりましたが、生産中止となったので、
零ICHI(ゼロイチ)に変えることにしました。
キリンフリーも、
零ICHIも、
0,00%のノンアルコールで、
炭酸飲料とあるように、
所謂ジュースですが、原材料も違うので、もちろん味も違います。
あればあるだけ“飲みたい”だけでなく、何もしなくていのなら、朝から“飲みたい”性分の自分ですので、ノンアルコールというか、アルコールフリーのビールを飲むことは、ありません。
ただ、お客様にお出しする以上、味見をしなくてはならないので、零ICHIを飲んだところ、
ホッピーに近い感じでした。
ホッピーも、ノンアルコールビールになるのですが、
僅かながらアルコールが入っているので、要注意でもあります。
メニューもしばらくは、キリンフリーのままですが、お出しするのは、零ICHIですので、ご承知のほど、宜しくお願いします。
法事の後の片付けのお手伝い
週末のお昼は、法事の御席やお祝いの御席の御予約を頂くことが多く、法事の御予約を頂いていた昨日は、準備や料理の盛り付けから、一日が始まりました。
料理の盛り付けは、最後にお出しするデザート(ブルーベリーのムース)から始め、
最後に、刺身を盛り付けるのですが、
昨日の刺身は、生の本鮪(青森・三厩)、蛸(愛知)、新子(佐賀)、湯葉の四種盛りでした。
全ての準備が終わり、お客様がご来店するのを待つばかりとなり、
ご来店されると、
お飲み物をお出しし、献杯が終わり、御食事が始まりました。
先付(もろこし豆腐)に始まり、
刺身など、
料理をお出ししていくのですが、法事の御席は、ペースが速いこともあり、否応なしに、時間との闘いとならざるを得ません。
しかも、テーブル席では、ランチのお客様もご来店されていたこともあり、
最後に、
デザートをお出ししたのですが、その頃、洗い場では、
下の娘(小6)が、洗い物をしてくれ、乾いた器を、
片付けてくれていました。
そうこうしていると、お客様がお帰りになり、
娘は、お座敷の片付けを始め、それが終わったら、
トイレ掃除を始めてくれました。
一人のバイトが休んだにもかかわらず、娘のお陰で、片付けも早く終えることが出来ました。
娘のお手伝いの様子を、Facebookなどに投稿すると、「えらい!」、「いい娘さんですね。」、「お小遣いをはずんであげて下さい♬」などと、お褒めのコメントを頂き、非常に嬉しい限りです。
また、中には、「ご両親の働く姿を見ているからこそ、お手伝いが出来ると思います。と、コメントをして下さる方もいらっしゃいます。
しかしながら、飲食店という環境が、そうさせているだけとしか、自分と女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、思っていません。
働くというのは、傍(はた)を楽にするということが転じたものとも、言われており、まさにそのもので、周りの人を楽にすることは、非常に尊いことだと思います。
自分には、娘が2人いるのですが、どんな形であれ、ちゃんとした職業に就いてもらいたいものですが、その前に、今まで以上にお手伝いしてくれることを、この場を借りて、お願いしておきます。(爆)
★☆★ 『みんなのニュース』WEB版 ☆★☆
9月18日に、フジテレビ系列『みんなのニュース』で、“ハイブリッドふぐ”について放送され、自分が取材を受けました。
放送の様子は、こちらをクリックして頂けると、御覧になることが出来るので、見逃した方だけでなく、
一度とは言わず、何度も御覧になりたい方は、是非是非。
今日で、丸9年
先日のことです。
今日で、
9周年ということで、
常連さんから、お花を頂きました。
また、今日は、
お花だけでなく、
ケーキなども頂いたりと、有り難い限りで、身に余る思いです。
片付けも終わり、
娘達と共に、4人で、Happy Birthday~♬
写真こそありませんが、6本ある蝋燭のうち、3本は自分が消し、残りの3本は女将兼愛妻(!?)の真由美さんが消しました。
そして、
“お疲れちゃん♪”と、相成りました。
どうにかこうにか、9年間続けることが出来ましたが、これまでのことを振り返る余裕は、一切なく、未だに不安の塊です。
それでも、歩き出した以上、どんな結末が待っていようとも、10年という節目に向かい、明日からも、地道に歩き続けます。
これからも、不肖志村、そして、自らの現し身とも言うべき『佳肴 季凛』を、宜しくお願いします。