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御祝い用のお弁当と、法事用のお子様弁当

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3647回目の今日も認(したた)めます。

昨日ご用意したお弁当は、

このようなもので、

紅白の紐をかけると、

ふぐネット29人衆曰く、「親方、このお弁当は、御祝い用だね。」

「正解!」

また、今日のお弁当の掛け紐は、

紫と白だったこともあり、ふぐネット29人衆がやって来て、「これは、法事のお弁当だね。」

「正解!」

「これも、法事用?」

「そうだよ。」

「箸が、お子様用みたいだけど・・・。」

「っていうか、みたいじゃなくて、お子様用。」

「どっちのお弁当も見た~い!」

「これから、お話しするから、あとで読んでみて。」

「はぁ~い♬」

大人のお客様のお弁当は、

このようなお弁当で、法事用ですので、

天紙も緑でふち取られたもので、揚物は、さばふぐの唐揚げと鯵の新挽(しんびき)揚げです。

一方のお子様用のお弁当は、

このように仕立てました。

御飯は、

鰹節と韓国海苔のハーフ&ハーフで、白御飯をよそったら、

下半分にホイルをかぶせたら、軽く塩を振ったのち、

鰹節を盛付けます。

今度は、鰹節の方にホイルをかぶせたら、

韓国海苔を盛付け、韓国海苔ですので、塩は振っていません。

揚物は、

海老フライとハムカツで、海老フライは、召し上がりやすいように、尻尾を取ってあり、盛付の都合で、丸くしてあり、

紙皿と仕切りの間に、ソースを入れておきました。

また、法事用ですので、天紙も大人の弁当と同様です。

口取(くちとり)は、

サーモンの西京焼、じゃが芋のチーズ焼、玉子焼で、大人のお弁当の焼物は、

鰆(さわら)の西京焼で、偶然、どちらも骨の無い部分ですが、お子様用のお弁当は、必ず骨の無い尾の部分を使っています。

お子様が召し上がるので、不都合があると、宜しくないのは、言うまでもありません。

最後が、

鶏肉の照焼でした。

お子様用のお弁当の内容は、その時によって様々で、様々なのは、お子様の好み、年齢などを考慮しているからです。

そんなこともあり、可能な限り対応させて頂きますので、お気軽にお申し付け下さい。

お弁当の盛付も、“昼ふぐ”も個室

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3646回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

南蛮漬やお新香などお弁当用の料理は、普段なら、お弁当のご注文を頂いている前日に盛付けるのですが、

今日は、明日もお弁当のご注文を頂いているので、今日、用意しました。

その後、

揚物(鯵のしんびき揚げ、鶏の唐揚げ)にはじまり、

銀鱈の西京焼、玉子焼などを仕上げたら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛付けてくれ、

このように仕上がり、今日のお弁当は、お祝の御席ということもあり、

紅白の紐をかけておきました。

お弁当を盛付け終えたら、

真由美さんは、“昼ふぐ”の御席の準備をしてくれ、一方の自分は、

ふぐちりを盛付けたら、

ふぐ刺を引き終えると、

「おはようございます、親方♬あと、お弁当もお疲れ様でした。」と、ミニふぐ達。

「おはよう。今朝も、

市場に行って来たから、

ダブルでお疲れかな!?市場からの富士山も、こんな感じだったよ。」

「それはそれは、改めてお疲れ様でした。」

「ところで、ふぐ刺って、白いイメージがあるけど、このふぐ刺は薄く赤い色をしているけど、なんで?」

「このふぐは、ジャンボちゃん(4キロ以上の天然とらふぐ)のもので、大きくなると、皮目の模様がはっきりしてくるんだよ。」

「へぇ~!じゃあ、僕たちは真っ白だよね。もっと言うと、僕たちの心も純白だよ。」

「心の純白さは、どうだろうねぇ。(笑)ラップをかけるから、手伝って。」

「はぁ~い。」

冷蔵庫にしまい、程なくすると、ランチの営業時間となり、お客様も御来店され、二品の先付にはじまり、先程のふぐ刺、

唐揚、厨房で温めてから、ふぐちりをお出しし、今更ですが、ふぐ料理のコースでお出ししているふぐは、全て天然のとらふぐです。

ふぐちりを召し上がったら、土鍋を下げ、厨房でふぐ雑炊を作り、再びお客様の元へ。

“昼ふぐ”の合間には、通常のランチメニューを召し上がったお客様もいらっしゃり、気忙(ぜわ)しい朝から昼を過ごし、夜の営業に備えたのでした。

お弁当用の西京焼は、銀鱈(ぎんだら)、鰆(さわら)、サーモン

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3645回目の今日も認(したた)めます。

今朝、沼津魚市場に着き、

最初に向かったのは、

【西京漬】用のサーモン(ノルウェー産)を扱う売場でした。

山積みにされた中から選んだのは、

5,3キロのもので、

加熱調理するとは言え、

えらを見て、鮮度を確認した上で仕入れています。

また、サーモン同様、

【西京漬】に仕込む鯖(さば)も仕入れたのですが、

昨日仕込んだので、

そのまま冷凍庫へ。

荷物の整理が終わったら、サーモンの下処理をしようとすると、

ミニふぐ達がやって来ました。

「おはようございます、親方♬」

「おはよう。」

「さっきの写真で気になったことがあるんだけど、どうして、サーモンなのに、鰤(ぶり)の発泡スチロールに入っているの?」

「1ケースに4~5本入れた状態(20~25キロ)で出荷され、国内の問屋が小分けして売るからで、サーモン専用のスチロールは無いんだよ。」

「ふぅ~ん。」

「そもそも商売人は、そんなことに頓着しないし、するのは、魚の良し悪しだからね。こんな説明で分かったかい?」

「いつも色々教えてくれて、有難う。今日も仕事、頑張ってね!」

「はいよ~。」

サーモンは切身にしたのち、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしてお手製の西京味噌と共に真空パックし、

サーモンの【西京漬】の仕込みが終わりました。

ところで、明日と明後日は、お弁当のご注文を頂いており、焼物はいつものように、西京焼を御用意するのですが、明日は、

銀鱈で、明後日は、

鰆(さわら)で、お子様用のお弁当のご注文も頂いているので、お子様には、

サーモンを御用意します。

その後、

煮物(人参、ごぼう、つくね、白滝)を仕込んだら、

明日と、

明後日用に分け、煮物のあしらいに使う隠元(いんげん)も、

同様にして、冷蔵庫へ。

また、揚物(鯵のしんびき揚げ)は、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが打粉をしてくれ、

同様にしておき、お弁当の仕込みが終わる頃には、ランチの営業時間となり、夜の営業が終わったら、

道具類を用意し、明日に備えたのでした。

午前のお弁当と夕方のお弁当

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3637回目の今日も認(したた)めます。

昨日お話ししたように、今日は、午前と夕方にお弁当の御注文を頂いていたので、ルーチンの段取りをしながら、午前のお弁当の仕上げをすることにしました。

御飯は、どちらも筍御飯(たけのこごはん)ですので、

煮含めておいた油揚げと出汁を分け、

炊き始めました。

筍御飯に限らず、全ての料理は、仕上がり時間の午前と夕方に分けて、仕上げるのですが、海老の酒煮(さかに)だけは、

煮汁から上げ、夕方の分は、冷蔵庫へしまっておきました。

海老の酒煮の煮汁は、

煮物の彩りの隠元(いんげん)を煮含ませるために使います。

そして、揚物(鯵のしんびき揚げ、鶏の唐揚げ)にはじまり、

煮物(人参、ごぼう、つくね、白滝)、

サーモンの西京焼、玉子焼を仕上げたら、自分はお役御免となり、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛付けてくれ、

仕上ると、チビふぐ三羽烏がやって来て、

「おはようございます、親方&真由美さん」

「おはよう♬」と返したものの、自分は他の仕込みがあるので、この場から立ち去り、様子を眺めていると、色々と話をしていたのですが、その入れ知恵が杞憂(きゆう)であらんことを・・・。

仕上ったお弁当は、

掛け紐をしてから、箸(はし)とおしぼりを挟み、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。

そうこうしていると、ランチの営業時間となったのですが、

夕方のお弁当の引き渡し時間が早かったこともあり、1時閉店(12時半LO)とさせて頂いたのですが、お断りしてしまったお客様には、この場を借りて、改めて、お詫びさせて頂きます。

夕方のお弁当には、

鶏肉の照焼が入るので、スチコン(スチームコンベクションオーブン)に下拵えをした鶏肉と煮物を入れ、加熱し始めました。

鶏肉の加熱時間は1時間10分と長く、お弁当に使う時は、一番最初に始める仕事で、加熱温度は70度です。

そのため、煮物を完全に仕上げることは出来ないものの、同時に行うので、スムースに仕事が出来ます。

その後、

サーモンの西京焼、玉子焼、揚物(さばふぐの唐揚げ、鯵のしんびき揚げ)を仕上げると、

真由美さんが盛付けを始めてくれ、

スチコンから煮物を出し、

煮上げて、盛付け終わったら、

折をカウンターに移動しました。

移動したのは、鶏肉の照焼は、包丁して、そのまま盛付けるからです。

加熱し終わり、

たれを掛けながら焼き上げると、

再び、個室に移動し、

煮物の彩りの隠元、筍御飯を盛付けたら、出来上がりです。

すると、

朝同様、チビふぐ三羽烏がやって来て、

「揚物の天紙(てんし)の縁(ふち)が、緑色になっているのは、どうしてなの?」と、訊いてきました。

「このお弁当は、法事用のお弁当だからだよ。」

「へぇ~。」

「あと、掛け紐も、

法事用のものだから、

白と紫のものだよ。」

「そうだね。朝の紐は、緑のものだったから、特別なお弁当じゃないってこと?」

「正解!鋭い。ちなみに、お祝い事のお弁当の御注文をもらった時は、紅白の紐にしているよ。」

「へぇ~。色々なものがあるんだぁ。」

「また今度、色々教えてやるから、今日はここまでにしておこうね。」

「はぁ~い。」

お客様が仕上ったお弁当を取りに見えた頃には、夜の営業時間となっていたのでした。

お弁当の引き渡し時間に関しては、ご指定の時間に合わせますので、お気軽にお申し付け下さい。

バスツアーの日に、明日のお弁当の仕込み

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3636回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

土曜日は、沼津魚市場が休みなので、仕入れに行くことはありませんが、今朝は、娘達のお弁当作りを手伝いました。

また、バスツアーのお客様が見えるだけでなく、明日のお弁当の仕込みもしなくてはならなかったので、

5時過ぎからのスタートです。

先ずは、

お弁当用のチキンカツを揚げると、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが仕上げ、今日のように、魚市場に行かず、仕事に追われることが確実な時は、揚物をお弁当のおかずにし、結果として、自分が揚げることになります。

とは言え、こういうことが為せるのは、店舗兼住宅の最大のメリットであるのは言うまでもありません。

その後、出汁を引くなど、普段の仕込みをしながら、

バスツアーのお客様用の料理の盛付けをし、

全て終わったら、

お弁当の煮物の仕込みから始めました。

真由美さんに、

人参と牛蒡(ごぼう)の皮を剥いてもらい、包丁したら、

下茹でを始めると、

ジャンボちゃんとふぐ子ちゃんが、厨房に。

「親方、おはようございます。」

「おはよう♬」

「どうして、水から茹で始めているの?」

「人参や牛蒡のような根菜は、火が入るのに時間がかかるから、水が茹でるんだよ。」

「へぇ~。」

「葉物(はもの)のように、青いものは、熱湯で茹でてから、氷水に落とすなどして、色が飛ばないようにするんだよ。根菜と違って、すぐに火が入るからだよ。」

「ふぅ~ん。」

「ちなみに、明日の煮物の彩りに使うのが、

隠元(いんげん)なんだけど、隠元もそういう風にするんだよ。」

「あと、牛蒡と白滝だけ、

ざるに入れてあるの?」

「これらは、火の通る時間が違うからだよ。」

「なるほどね~。」

「バスのお客さんも見えるまでに、出来るだけ仕込みをしたいから、今日はこの辺にしとこう。あと、バスのお客さんのお見送りもお願いね。」

「はぁ~い♬」

下茹でを終えたら、

つくねを加え、

下のざるには、牛蒡と白滝が入っています。

鍋にこれらを入れたら、

出汁、日本酒、てん菜糖、薄口醤油、塩で味を調え、頃合いを見て、火を止めたら、

朝と夕方用に分け、

冷蔵庫へ。

3つあるのは、明後日の月曜日の娘達のお弁当用で、明後日の月曜日も、お弁当作りを手伝うことになったのですが、頂き物の筍で、筍御飯を炊くので、実は想定内のことです。

とりあえず、煮物の仕込みが終わったので、

早お昼を食べることにし、バスのお客様が見える時は、ほぼカレーで、今日はチキンカツカレーにしました。

ランチの営業時間となり、しばらくすると、

予定どおり、バスが到着したのですが、バスツアーのお客様が見える時は、フリーのお客様をお断りすることも多く、今日も然りで、この場を借りて、改めてお詫びさせて頂きます。

デザート以外の料理を出し終えると、外から、

「♬ で~んでん虫虫 かたつむり ♬」の歌声がしたので、外に行くと、「
親方、今日のバスは、かたつむりのイラストが描いてあるよ。 」

「そうだね。天気がいいから、このまま外にいてね。」

「はぁ~い。」

店内に戻り、デザートをお出しし、程なくすると、出発時間となり、

お見送りをすると、「親方、僕たちもバス旅行に連れてって~。」の声。

当然、聞こえぬふりをして、店内に戻り、

葉血引(はちびき)の南蛮漬、沢庵(たくあん)などを用意したり、

西京焼用のサーモンに串を打ち、お弁当の仕込みや準備をしている頃、

真由美さんは洗い物をしており、仕込みを終えた自分も参戦し、終わったら休憩を取りました。

そして、夜の営業が終わったら、

玉子焼用の鍋をはじめ、道具類を準備し、一日が終わった次第です。

刺身と西京焼用の鰆(さわら)は、三重県熊野灘産

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3635回目の今日も認(したた)めます。

今朝、

沼津魚市場に行くと、

三重県熊野灘産の鰆(さわら)が並んでいました。

焼物の中で、自分が最も好きな魚が、鰆の西京焼ですので、仕入れる必要がなくても、足を止めざるを得ません。

西京焼用に仕込んだものがあったものの、刺身用にする魚の仕入れをしなくてはならなかったので、 状態を確認することにしました。

3キロ台が、

4キロ台のものが、

それぞれ3本ずつあり、

4,4キロのものを仕入れることにしたのですが、3キロ台のものは、最初から素通りです。

というのも、3キロ台と4キロ以上の鰆を比べると、脂の乗り、身質など、全ての点で、全くの別物だからで、自分にとっての鰆は、最低でも4、0キロないと、鰆とは呼ぶことが出来ません。

『佳肴 季凛』に戻り、鰆の仕込みを始め、頭を落とした時点で、乳白色をしていたので、脂があることが確認出来、水洗いをすると、

再確認出来ました。

鰆は、魚の中でも、最も身割れしやすい魚なので、

卸す時には、

細心の注意が必要で、身割れさせることなく、卸すことが出来、ひと安心。

上身(頭を左にした時に、上になる身)から、切身にしていったのですが、

尾に近くなり、形の良い切身が取れそうもなくなった部分を、刺身用にすることにしました。

もう半身つまり、下身の方は、

上身の尾の部分と同じような位置で包丁し、

キッチンペーパーで挟み、

冷蔵庫へしまうことにし、仮に刺身として使わなくても、お弁当用の西京焼するので、このような方法を取ったのです。

西京焼用に切身にすると、

チビふぐ三羽烏がやって来て、

「おはようございます、親方。」

「おはよう。」

「親方が鰆を好きなのは、前々から知っているんだけど、どうして、

通販や持ち帰り用の【西京漬】には、並んでいないの?」

「実は、お客さんにも言われたことが、何度もあるよ。」

「やっぱりね。」

「鰆の美味しい時季って、限られていて、本当に良い鰆を仕入れて、納得がいくものを仕込むと、商品化するのは、すごい難しいことだからだよ。」

「なるほど~。春ってついているから、春が一番美味しいの?」

「いやいや、寒鰆(かんざわら)っていう呼び方もあるくらいだから、12月から3月くらいまでかな。」

「へぇ~。あと、商品化しない理由もあるの?」

「自分が気に入って仕込んだものだから、焼き上げるところまで、見ていたいっていう半分冗談、半分本気というのもあるね。」

「いやいや、親方のことだから、本気じゃないの?」

「どうだろうねぇ~。そんなことより、仕込みをするから、これにて解散。」

「はぁ~い♬」

切身にしたら、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、袋に入れ、冷蔵庫にしまい、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、

掃除をし、その合間に、

出汁を取るため、あらの部分も焼いておきました。

ランチの営業が終わると、刺身用の魚の手持ちが不安になったので、サブとして用意しておいた鰆の皮目を炙っておくと、今朝の仕入れが功を奏し、

今夜の会席料理の刺身として、

焼津産の鯵(あじ)、富山産の蛍烏賊(ほたるいか)、湯葉と共に、お客様のもとへ。

そんな合間を見ながら、

鰆の真空パックし、天然のとらふぐ命の陰に隠れた鰆命の自分の一日が終わったのでした。

お弁当の後に、フライヤーと厨房の掃除

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3629回目の今日も認(したた)めます。

法事用のお弁当の仕上がり時間も早かった今日は、

5時前から、仕事を始めました。

魚市場に行く時は、4時起きですので、30分以上遅れの起床は、かなり楽なのは、間違いありません。

煮物(人参、牛蒡、さつま揚げ、蒟蒻)にはじまり、

揚物(さばふぐの唐揚げ、鯵のしんびき揚げ)、

玉子焼、サーモンの西京焼、

鶏肉の照焼などを仕上げると、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛付けてくれ、

このように仕上りました。

法事用のお弁当ですので、

紐は、紫と白のもので、

おしぼりと箸を挟んだら、袋に入れ、箱詰し、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。

その後、フライヤーの油を漉し、

フライヤーの掃除をすることにし、最初に真由美さんが洗い、

自分が仕上げをし、素手でやっているのは、汚れの落ちを確認するためです。

フライヤーが終わったら、

厨房の床や側溝の掃除をし終えると、

チビふぐがやって来て、「親方、フライヤーの中って、こんなになっているんだね。」

「そうだよ。見るのは、初めてだっけ?」

「うん、初めて。きれいになると、見ている方も気持ちいいよ。」

「食べ物を作る以上、きれいにしておかいないとね。それに、美味しい料理はきれいな厨房と道具しか出来ないってことを、浜松にいた時の親方に教わったことを、今でも守っているだけだよ。」

「へぇ~。何年くらい前?」

「22か23年前だね。その親方とは、今でも連絡を取っているよ。」

「そういう付き合いって、いいよね。」

「どんな形であれ、同じ人と10年付き会えるのは、お互いが良い関係で、お互いを認めていることだから、二人が素晴らしいってことだと思うよ。」

「ほぉ~。それは、良いことを聞いたね。」

「まだ、他の掃除とかもあるから、下がっていて。」

「はぁ~い。」

そして、漉した油をフライヤーに戻したら、

新しい油を注ぎ足し、早朝からの仕事が、ひと段落したのでした。

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『西京漬』の仕込みも、お弁当用の西京焼も、サーモンと葉血引(ハチビキ)

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3628回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今朝、沼津魚市場に着いたら、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG8497.jpg

最初に、こちらの売場に向かいました。

最初に向かったのは、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-key-3.jpg

『西京漬』用のサーモン(ノルウェー産)を仕入れるためで、

加熱調理するとは、

鮮度の確認は不可欠で、

5,6キロのものを、

仕入れ、

34枚の切身にし、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、真空パックしたのち、冷蔵庫へ。

②と書いてあるのは、

尾の部分で、お弁当用のものです。

すると、

29匹のふぐネット達がやって来て、「34枚あるから、皆で1枚ずつ、食べられるね。それでも余るよ。親方に、訊いてみようか!?」と話していました。

当然、こういう話は聞いて聞かぬというか、聞こえぬふりの自分であるのは言うまでもありません。

それでも、まだ話しているので、

「切り落としの部分は、おまけアイテムだから、焼いてあげるよ。」

「やった~!それでも、いいよ。」

「良い子じゃなく、良いふぐにしていたら、考えるよ。まだまだ、仕込みが沢山あるから、撤収、撤収!」

「はぁ~い♬」

また、お弁当用の切身の隣にあるのは、

葉血引(ハチビキ)のかまの部分で、葉血引は、

昨日仕入れた、神津島産のもので、かまの部分は、賄いなどにしています。

ところで、明日、明後日と法事用のお弁当の御注文を頂いているので、

揚物(鯵のしんびき揚げ)、

煮物などの仕込みをし、西京焼用のサーモンと、

葉血引に、

串を打っておき、サーモンの方が明日用で、葉血引が明後日用です。

明日のお弁当は仕上がり時間も早く、5時前には始める予定で、3日連続の早起きとなるので、この辺りで、失礼させて頂きます。

西京漬&西京焼デー

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3626回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今日はお弁当のお弁当の御注文を頂いていたので、その仕上げから一日が始まったのですが、その前に、ひと仕事をし、

娘達のお弁当の揚物(海老フライ、ハムカツ)を揚げました。

お弁当は、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、このように盛付け、娘達のお弁当を作るのは、基本的に真由美さんです。

そのまま、仕事を始め、

煮物にはじまり、

サーモンの西京焼、玉子焼など、全ての料理を仕上げたら、

真由美さんが盛付けてくれ、

このように仕上がり、今日の御飯は、筍御飯でした。

一方の自分は、

お持ち帰り用の銀鱈とサーモンの西京焼を仕上げると、

ミニふぐがやって来て、

「おはようございます、親方。お弁当の切身とは、全然違うね。どっちも美味しそうだけど、やっぱり一品用の方がいいなぁ~。」

「おはよう。そりゃ、そうだよ。切り落としで良ければ、今夜食べてみる?」

「マジで!?食べたい、食べたぁ~い♬」

「じゃあ、下がっていてね。」

「はぁ~い。」

冷めた西京焼は、

真空パックして、冷凍庫へ。

これらを焼いている間に、

3種2入と呼んでいる銀鱈、サーモン、鯖が各2枚入ったギフト用の『西京漬』を箱詰めしておくと、

真由美さんが包装したら、

冷凍庫へ。

ランチの営業時間まで余裕があったので、真由美さんが、

『西京漬』のリーフレットに、

“さらに美味しく焼けるレシピ”のQRコードのシールを貼っていると、ミニふぐ達がやって来て、

珍しいことに、おとなしく見ていました。

おとなしく見ていたのは、夜の西京焼のお預けを食らわないためなのは、言うまでもありません。

そして、一日の営業が終わり、

銀鱈の切り落としの西京焼を焼くと、

間髪入れずにやって来て、「親方、焼けたね。いただきま~す♬」

「どう?」

「脂乗り乗りで、ご飯泥棒なのは、間違いないね!」

「でしょ。じゃあ、これをつまみにするかな。」

「明日、魚市場に行くんだから、控え目にしてね。」

「はいはい。」

こんなことを言われたのは初めてのことで、リーフレットの仕事をしていた時に、真由美さんに入れ知恵されたのは、間違いないはずです。

そんなこんなで、西京漬&西京焼デーとも言うべき一日が、終わったのでした。

明日と明後日のお弁当の仕入れと仕込み

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3625回目の今日も認(したた)めます。

今朝は、

沼津魚市場で、

静岡県焼津産の鯵(あじ)などを仕入れ、鯵を仕入れたのは、明日と明後日のお弁当の揚物に使うためです。

二日分のお弁当の仕込みにはじまり、定休日明けゆえ、他の仕込みも多く、いつも以上の覚悟で、 仕込みを始めました。

出汁を引くなどのルーチンの仕込みをしながら、 鯵の下拵えに取り掛かり、

鱗と、

ぜいごと呼ばれる尾の付け根の硬い部分を取り、

頭を落とし、はらわたを抜くと、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、 水洗いをしてくれました。

また、焼いてから、出汁を取るため、頭と中骨の下処理をしたら、

焼台へ。

その後、真由美さんは、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG8316.jpg

お弁当に使う海老の酒煮(さかに)の海老の背わたを取ってくれたのですが、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG8314.jpg

二つに分けてあるのは、明日と明後日のものと、今週末のお弁当のものです。

背わた取りと同時進行で、

自分は、尾の先端を切り落としておきました。

先端を包丁でしごいてから、切り落とすことによって、加熱しても、黒くなりにくくなり、仕上がりが綺麗になるので、このような手間を惜しむわけにはいきません。

週末の分は、

金曜日まで、冷凍庫にしまっておきました。

その後、

鯵を三枚に卸したのですが、

明日と明後日のお弁当用、

来週末のバスツアー用、

その他用と、使い勝手に応じた卸し身にし、お弁当用以外のものは、

真空パックしたのち、冷凍庫へ。

鯵の下拵えが終わったので、

まな板周りとカウンター内を掃除し、

先ずは、今日の仕込みの第1ステージクリア。

その後、真由美さんが、

鯵に打粉をしてくれ、

明日と明後日用に分けて、冷蔵庫へ。

そうこうしているうちに、ランチタイムの営業時間となり、仕込みは水入り。

ランチタイムのラストオーダーも近づいたので、

お弁当用の煮物の仕込みをすることにしました。

野菜の皮剥きをしてくれるのは、真由美さんで、剥いたそばから、自分が、

包丁していき、この切り方を乱切りと呼んでいます。

乱切りにするのは、表面積が大きくなり、火が通りやすくなり、その結果、味がしみやすくなるからです。

すると、

チビふぐ三羽烏がやって来て、

「親方、人参の皮はどうするの?あと、牛蒡(ごぼう)の半端もあるけど・・・。」

「これらは、細かく包丁しておき、賄い用のカレーに使うんだよ。」

「そう言えば、賄いだけじゃなくて、食事に見えたお客さんも、差し上げているよね。」

「そうそう。」

「他にも色々入っているよね。」

「ともかく、物を捨てるというか、粗末にするのは、嫌だから、必ず使い切ることにしているし、大事なことだからね。そんなことより、仕込みに追われているから、今日はここまでね。」

「はぁ~い。仕込み、頑張ってね。」

その後、煮含めた煮物(人参、牛蒡、蒟蒻、つくね)は、

粗熱が取れたら、

明日と明後日用に分け、冷蔵庫へ。

さらに仕込みは続き、

西京焼にするサーモンに串を打ち、明日と明後日用に分けておきましたが、唯一、明日の分だけなのは、

筍御飯用の筍と油揚だけでした。

全ての仕込みが終わったら、休憩を取り、夜の営業が終わったら、

個室に折を並べておき、

厨房には、お弁当用の道具を準備し、休み明けの一日が終わったのでした。

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