定置網の魚の入荷待ちゆえ、9時前に帰還
魚市場から戻って来るのは
その日の水揚げと
入荷次第ですが
今日戻って来たのは
過去最遅(さいち)
だったかもしれません
2026年2月25日
Vol.4846

「おはよう、親方🐡
帰って来るのが
マジ遅かったから
ちょっと心配していたよ」
と、熱血君が
言うように
沼津魚市場から
【佳肴 季凛】に
戻って来たのは

9時前でした
「その割には
魚が少なくね?」
「そうだね

こんだけだからね
仕入れて来た魚は
こちらです👇
①潤目鰯(ウルメイワシ)

②袈裟(けさ)こと
苛魚(イラ)

ケサとは
沼津近隣での
ローカルネームです
③胡椒鯛(コショウダイ)

④縞河豚(シマフグ)

⑤鷹羽鯛(タカノハダイ)

鷹羽鯛は
魚市場にキープ
タカノハダイと
シマフグは

熱海市網代(あじろ)の
定置網の魚で

6時15分
入荷予定でした
あくまでも
予定は未定ですので
入荷したのは
6時半過ぎで

魚を下ろしてから

仕分けをするのが
遅くなったからです
自分お目当ての魚の
ウルメイワシ、ケサ
コショウダイを
既に仕入れていたので
帰って来ても
良かったのですが
ここ最近
網代の定置網で
自分好みの魚が
水揚げされることが
多いので
それが、あろうと
なかろうと
待つことにしたのです
待てば海路の日和あり
と、言われるように

しまふぐと

タカノハダイが
1本ずついて

秤に掛けられることなく
セットで
仕切られました
数があったり
大きな魚から
仕切られていくので

シマフグもタカノハダイも
大トリになり

競りが始まったのは
7時半前で

仲買い人に
競り落としてもらったら

活〆にし

タカノハダイだけは
活かしておくことにしました

「こういう流れだったんだぁ
どっちにしても
最低1時間遅れだね
でもさぁ、親方好みの魚が
無かったら
どうしたの?」
「どうもこうも
骨折り損のくたびれ儲け
ってことかな」
「マジ、無駄じゃん」
「まぁ、こればかりは
どうにもならないからね」
「そっかぁ
こんな時間じゃ
仕込みを始めなきゃ
ならないから

今朝しいれたケサの話は
別の機会だね」
「そうだね
初めて仕入れた魚だから
乞うご期待!」
「わぁ~い♬」
網代は沼津近隣ではないものの
漁師が直接
持って来るので
地物と同じ扱いになります
地物の魅力は
何と言っても
鮮度!
の一言に尽きます
それこそが
地方の日本料理でしか
為せない技で
その魅力を伝えるのが
自分の使命の一つです
そして、もう一つの使命が
魚菜食文化の
日本料理を支えてくれる
漁師の代弁者として
声を出し続けることです
この二つを
実践し続けるためには
妥協という言葉は
存在しません

「明日のお昼の
会席料理の献立じゃん
地物が多いね
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
生簀の魚、全滅
読んで字の如く
活魚は
活きた魚です
活きているので
万事休すということも
珍しいことではありません
2026年2月24日
Vol.4845

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

今朝、沼津魚市場で
仕入れてきた
シマフグと
鷹羽鯛(タカノハダイ)です

「おはよう、親方🐡
ここ最近
どっちも仕入れて来ることが
多いけど
活〆したものじゃない
感じだけど・・・」
と、ミニふぐちゃん
「おはよう🐡
よく分かったじゃん」
と、言うと
「活〆にして来た時は
氷が少ないからね」
と、ドヤ顔で
答えてきました
「〆た時は
氷入りの海水で
冷やし込むけど
必要以上に冷やすと
死後硬直が早まるからね
そういう時は
濡れ新聞で
包(くる)んで来るんだよ
よく気付いたじゃん!」
「えへへ・・・♬
前に、そんなこと
教えてくれたはずだよ」
「あっ、そう
今度の年度末試験に出るから
ラインマーカーで
記しをしておいてね」
「はぁ~い♪」
「それはいいんだけど
今朝は、活魚売場にいた魚が
全滅だったんだよ」
「え゛~っ
どういうこと?」
「いつも通り
最初に活魚売場へ
行くんだけど

水槽の上にコンテナと
スチロールがあったんだよ
しかも、自分も
タカノハダイを
キープしていたから
探したら

万事休すだったんだよ」
「あちゃ~💦
でも、仕入れたのは
3枚じゃね?」
「籠から脱走して
その分は
後になって
見つけたんだよ」
「で、他の魚は?」
「鱸(スズキ)が
割と多くて

こんな感じだったね

そもそもスズキは
活かしておくのには
不向きな方だからね」
「不向きって?」
「そんなに強くないんだよ
強い平目(ヒラメ)ですら

落ちていたからね
で、シマフグも
落ちていたんだけど

これは行先未定だったから

一緒に
仕入れたんだよ」
「どうして
こんな風になったの?」
「昨日の着荷(ちゃっか)状態が
良くなかったのと
落ちが出始めると
それが伝染(うつ)ることが
よくあるんだよ
海水の状態が
良くないのも
原因なんだけどね」
「感染症ってこと?」
「そういうことになるかな

このあと
売場の担当者が

水槽の掃除を始めて
古い海水を
捨てていたよ」
「こんなことも
あるんだね」
「自分もだけど
キープしていた人には
災難だけど
想定内の事だからね」
「そうなんだぁ」
「で、これが
今朝の鷹羽鯛だけど

日曜日に
活〆にした魚と
比べると

こんなに違うよ」
「ヤバっ
別ものじゃん!」
「そうだよ
血抜きをしているかどうかで
魚の身は
別ものだからね

活〆にしてきた
シマフグだったら
刺身にすることも
出来るけど
血が残っていると
揚げても
雑味が残るから

中骨に

金串を刺して

血抜きをしてから

使うよ」
「で、タカノダイは
どうしたの?」
「南蛮漬にして

ランチとか会席料理の
先付(さきづけ)に
使うよ」
「締め方で
仕込みだけじゃなく
使い道も
変わるんだね」
「締めた時点から
仕込みが
始まるようなもんで
こういうのも
日本料理が
魚菜食文化であるのが
分かるでしょ?」
「ただただ
へぇ~って感じだね」
先程もお話ししたように
活魚が落ちる(死ぬ)ことは
想定内です
ただ、これで
活魚の手持ちが
無くなったので
振り出しに
戻ってしまいました
ということで
明日の仕入れは
仕切り直しです

「常連さんち用の煮物じゃん
んまそぉ~🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
連休ど真ん中の休市日に、活〆の鷹羽鯛(タカノハダイ)
2026年2月22日
Vol.4843

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
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支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます
「おはよう、親方🐡

市場が休みなのに
タカノハダイがあるのは
どういうこと?

【西京漬】用の銀ダラは
冷凍ものだから
いいんだけど・・・」
と、ふぐのぼり君が
訊いてきました
「おはよう🐡
市場に取りに
行って来たんだよ」
「市場は連休じゃね?」
「連休だから
仕入れって言うより
預けたものを受け取る
っていう言い方の方が
合っているかもね」
「へぇ~」
連休中日ということで

6時過ぎなのに

沼津魚市場は
観光客の車だらけ
そんな様子を尻目に
向かったのが

薄明りの構内

水槽の蓋を開けると

連休前の金曜日に
キープしておいた
鷹羽鯛(タカノハダイ)が
スイスイ
この中から
3枚選び

活〆にして

持ち帰り
三枚に卸したのち
冷蔵庫へ
そして、今夜の
会席料理の刺身に

薄造りに仕立てて
お出ししました

「うぅ~んまそぉ・・・🤤
このためだけに
市場へ行ったんだぁ」
「そうだよ
普通の三種盛りも
いいけど
魚市場の生簀に
活かしておけるからこそ
こういう刺身も
出せるし
朝〆だから
歯応えと旨味の
バランスが
黄金比率だね」
「おっ、お
黄金比率・・・✨
店にも
水槽があるのに
そこにはキープしないの?」
「魚市場の方が
設備がしっかりしているし
漁港がある魚市場のおかげで
海水はふんだんにあるから
そっちの方が
万事休す
ってことには
なりにくいからだよ」
「そっかぁ」
「そりゃ、活きているから
ダメになることも
ないわけじゃないけど
アクシデントは
付き物だから
その時は、その時さ」
「そうならないように
工夫もするんでしょ?」
「それもだけど
頻繁に市場へ
通っていれば
いろんな事を覚えるし
魚以外の仕入れも
大事なわけよ」
「素晴らしい・・・👏」
沼津魚市場には
メリットが多くあります
全国各地から
魚が送られて来るだけでなく・・・①
漁港が併設されているので
ハード面でも
充実しています・・・②
さらには
地元だけでなく
伊豆半島、伊豆七島
紀州、九州など
大勢の漁師が
水揚げをしてくれます・・・③
これらのメリットを
最大限に引き出し
日本料理という
魚菜食文化を
支えてくれる漁師の代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命に
他なりません

「おまけアイテム兼
賄いカレーが
出来たね🍛
そんじゃ、また明日」
by ふぐとらちゃん
競りの大トリの鱧(はも)のおまけは、鯵(あじ)
連休前の競りの最後で
仕入れた鱧(ハモ)には
おまけ付でした
そのおまけとは・・・?
2026年2月20日
Vol.4841

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます
仕入れを終え
沼津魚市場から戻ると
ふぐとらちゃんが
やって来ました

「おはよう、親方🐡
帰りが遅かったから
ちょっと心配していたけど
何かあったの?」
「最後の競りが
終わるのが遅かったから
遅くなっちゃったんだよ」
と、自分
「そうなんだぁ
ってことは
お目当ての魚を
GET出来たってこと?」
「そうだよ
最後の最後で
仕入れたのが

鱧(ハモ)と

鯵(アジ)だよ」
「これだけ?」
「他の魚は

稲取の鯥(ムツ)と

網代(あじろ)の
鷹羽鯛(タカノハダイ)だよ」
稲取も網代も
東伊豆で
鷹羽鯛は
生簀にキープしておいたものです
「鯥が入荷したのは

まだ暗い時間で

鱧とか

網代の魚が
入荷したのが
完全な朝になっていたのが
分かる?」
「うん♬
ってことは
2時間以上も
魚市場に、いたの?」
「少し離れた所へ
野菜とか食材の
仕入れにも行ったから
魚市場ONLY
じゃないんだけどね」
「それなら
帰りが遅くなるのは
しょうがないよね」
「まぁね」

準備が整い

本日最後の
熱海・網代の競りの
開始です

自分のお目当ての鱧は
一番端の生簀にいて
そこに鯵も
入っていました

どちらも
無事GET
アジに〇がついているのは
目方も小さく
秤にかけていないからで
鱧のオマケとして
GETしたようなものです
生簀から取り出したら

どちらも活〆にし

鱧は

締めてから

神経を抜きました

ようやく
魚市場から撤収
ということで
下処理を終えた
今日の魚達です

こちらが
鯥(ムツ)と鯵(アジ)で

鱧(ハモ)ですが
鷹羽鯛(タカノハダイ)は
消息不明・・・🙇

「もしハモもアジも
GET出来なかったら
骨折り損のくたびれ儲け
ってこと?」
「まぁ、そうなるねぇ
競りだから
高値を付ければ
どうにかなるけど
無駄に高いのも
骨折り損のナンチャラ
になるんだけどね」
「へぇ~
でもさぁ
連休前の競りの大トリが
ハモで
しかも、オマケ付きなんて
それこそ
残り物には福がある
って感じじゃん」
「そうだね
どっちにしても
気に入った魚を
仕入れることが
出来ないのが
一番のショックだし
気に入った魚を
仕入れる時は
ある程度まで
腹をくくらないとね」
「プライスレス?」
「一緒に
モチベーションも
仕入れるようなもんだからね」
「そのモチベこそ
親方らしいね」
\ \ だね! / /
自ら、魚市場に行くのは
魚だけでなく
モチベーション
さらには
覚悟も仕入れており
その覚悟とは
素材に息を吹き込み
料理として
新たな命を
全うさせることです

「親方は
パエリアに
ハマっているみたいだよ🥘
そんじゃ、また明日」
by ふぐゑびすさん
昨日と今日で、朝獲れの鯵(アジ)を使い分ける理由
昨日も今日も
ホームグランドの
沼津魚市場で
朝獲れの鯵を
仕入れてきました
2026年2月12日
Vol.4834

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「おはよう、親方🐡
今日もアジを
仕入れたの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
今日のは

熱海・網代(あじろ)ので
昨日のは

稲取(いなとり)ので
どっても、朝獲れの
死後硬直前のだったのは
分かっているでしょ?」
と、自分
「もちろん!
で、どんな感じだったの?」
「どうもこうも
鮮度バリバリだけど
こんなんじゃ
ダメでしょ?(笑)」
「ガッツリ説明したいんじゃね?(笑)」
「まぁね」
◆稲取(11日)

選んだら

秤にかけたら

瞬殺で

えらを抜いて
冷やし込み
◆網代(12日)
流れとしては
同じです

選んだら

計量後

えらを抜き
冷やし込み
と、仕入れて
市場での下処理までは
全く同じです

「昨日と今日のじゃ
鮮度が違うのは
サルでも分かるけど・・・」
「昨日のは
サイズが違うんだよ

こっちの方が

分かりやすいかな? 」
「サイズが違うような・・・
昨日と今日で
本数が違わね?」
「16本仕入れたけど
昨日のランチの刺身で
使ったんだよ

鯵以外は
目鯛(めだい)、湯葉ね」
「で、残りの14本は?」
「残りのうち
小さめのは

酢締めにして

大きい方は
フライ用に卸しておいたんだよ
で、これが
昨日のあらで

出汁を取るのに
これから焼くんだよ」
こんなやり取りの間に

今日の鯵の下処理が
終わりました

「あんなにあったけど
こんだけ?」
「今日のランチの刺身でも
使うように

血合い骨を抜いてから

刺身用に包丁して

これね」
「内容は
同じだけど
他の残りは?」
「えへへ・・・😎」
「その不敵な笑いは
もしのもしかして・・・」
「鋭いねぇ

朝獲れ鯵の叩き
で、ございます!
ってことだから
腹が減っては
何ちゃらってことで

いただきます🤤」
「ズ~っリぃ~

なんで、丼にしないの?」
「食べ過ぎちゃうからね

だから、酢飯にはしないで
白御飯のままだよ
真由美さんなんて

オンザライスにすると
進みまくるから
そうならないように
海苔で巻きながら
食べるようにするよ」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです
「食べ過ぎないように
しなきゃなんないくらいに

美味しいなんて
裏山Cぃ~🤤

朝獲れのアジだから

ピカピカしているね」
「この銀皮(ぎんがわ)が
鮮度バリバリの
真骨頂なんだけど

上手に皮を引かないと
剥がれちゃうから
意外と神経を
使うんだよ」
「へぇ~」
酢締めにした鯵も
仕上がり

昨日の鯵のあらも
出汁を取るため

焼いておきました
「焼いたのは

昨日のだけで

今日のは
どうして焼かないの?」
「今日のは新しいから
焼くと
身が弾けたりするし
旨味が出ないんだよ」
「そこまでするの?」
「そりゃ、そうだよ
気に入った魚を
気に入った分だけ
気に入った仕込みで
仕立ててこその料理だからね
だからこそ
早起きして
沼津の魚市場まで
仕入れに行くのが
分かった?」
「恐れ入ったよ」
鮮度の良さという
時空だけは
越えることが出来ません
そして、自分の包丁は
戻ることのない瞬刻を
切り付けているのです

「これって
パエリア!?
親方が作ったらしいよ・・・
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐゑびすさん
極寒の沼津魚市場
この3日間の天気は
南岸低気圧の影響で
極寒ゆえ
ホームグランドの
沼津魚市場周辺も
珍しく雪が
積もっていました
2026年2月9日
Vol.4832

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「♬ 雪は降る~⛄
魚は僅(わず)か・・・🥶 ♬
-場所:沼津港 魚市場
ってあるけど
実際には
どうだったの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「あの写真は
これなんだけど

地物メインの売場は
普段の半分弱は
入荷があったよ

SNSにもアップした隣の売場は
太刀魚(タチウオ)と
金目鯛(キンメダイ)が
あったけど

今日の状況を予想して
昨日の魚を
あえて売らずに
キープしておいたんだよ」
「そうなんだぁ
やっぱ、雪の影響なの?」
「そうだよ
富士よりも
沼津の方が暖かいんだけど

市場近くの緑道も

雪が積もっていたし

中伊豆だけじゃなく

沼津市内から
来た人達の車にも
雪があったからね」
「あっちの方が
寒かったんだね」
「そうだね」
「で、肝心の魚は?」
「地物のメインの売場で

地元の目鯛(メダイ)を
仕入れることが出来たから
良かったよ」
「漁師さんに
感謝だね!」
「よく言っているけど
魚菜食文化の日本料理には
魚が欠かせないし
漁師あっての
日本料理だから
代弁者兼応援団としては
有難いよ」
「しつこいくらい
親方は言っているもんね」

水洗いまで終えた目鯛は
鮮度保持のため

中骨に残っている血を
抜いたのち

弱めの真空パックをし
氷詰めしておきました
定休日だったので
市場へ行くだけの
休日出勤でしたが

戻って来た時
軽トラのシートの水も
凍っていたし

温めものをするのに
スチコン
(スチームコンベクションオーブン)
の電源を入れると
6度!
寒い時でも
7か8度なのに
昨日から今朝にかけては
ただただ
極寒の一言あるのみ

「どおりで
寒いわけだ・・・🥶
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
滅多に仕入れたことが無い鰯(イワシ)が、潤目鰯(ウルメイワシ)
明日が、休市日なので
今朝は、沼津魚市場に
仕入れに行ってきました
そんな今朝仕入れたのは
過去に数回程度しか
仕入れたことがない魚です
2026年2月2日
Vol.4825

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(玄米菜食)を
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を信条とし
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和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
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日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「おはよう、親方🐡
イワシっぽいけど
何て名前なの?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました

「おはよう🐡
潤目鰯(ウルメイワシ)だけど
漢字で書いてあるように
目がウルウルしていると
思わない?」
「あぁ~、確かに
漢字で書くと
よく分かるね」
「特徴に違いがあるから
名前も違うわけだからね」
「前から思っていたんだけど
どうして漢字で書くの?」
「カタカナで書くと
リアルの魚で
生物(せいぶつ)そのものにしか
見えないし
漢字で書くと
食材になるから
漢字にしているんだよ」
「料理人の視点って
違うんだね」
「まぁね
だからと言って
漢字で書く必要は
ないからね」
「うん♬
ウルメイワシって
【鰯の丸煮】のイワシとは
違うんでしょ?」
「そうだよ
【鰯の丸煮】用の鰯は
真鰯(マイワシ)だけど

今更だけど
「分かっているけど
商売上手いなぁ~(笑)
ウルメイワシと
マイワシの味の違いは?」
「真鰯の方が
脂が強いけど
潤目鰯の方が
弱いんだけど
味そのものとしては
ウルメの方が
良いんだよ」
「へぇ~
マイワシは
よく仕入れてくるけど
ウルメイワシって
あんまり仕入れて来ないよね?」
「そうだね
【鰯の丸煮】があるから
鰯=真鰯だしね
潤目鰯を仕入れてきたのは
数えるくらいで
5本の指で
数えられる程度だよ」
「え゛~っ
そんなに少ないんだぁ
で、さぁ
さっきの写真にある札からして
地元産なの?
「魚市場と同じ
沼津市西浦の定置網で
水揚げされたものだよ

今朝、着いたら
仕分けの最中だったんだけど

魚も少なかったから
終わる間際で

1キロ計って

速攻で
えらだけ抜いて
冷やし込んだんだよ」
「小魚でも
血抜きをすると違うって
よく言っているもんね」
「血も内臓の一部だからね
地物は
死後硬直前が
直後の魚が多いから
「鮮度バリバリだから
水洗いまでしておいて
明日、卸してから
酢締めにするよ
それにさぁ、今日は
定休日だから
この辺で終わらせたいからね」
「そうだったね
お疲れ様~♬」
その後
潤目鰯の仕込みに
取り掛かったのですが

今朝は
魚市場にキープしておいた
鷹羽鯛(タカノハダイ)も

活〆にしたのち

持ち帰り

こちらは
卸しておき
休日出勤は
この程度で終えることが
出来たのでした

「りんごのアイスの素を
仕込んだんだね
そんじゃ、また明日🍎」
by ふぐゑびすさん
沼津魚市場に、活越(いけこ)しておいた鷹羽鯛(タカノハダイ)
活越しとは
活きたまま
市場の生簀で
活かしておくことです
活越しをしていた
鷹羽鯛(タカノハダイ)が
増えた理由とは・・・
2026年1月30日
Vol.4822

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
認めます

昨日のランチで
お出ししたのが
鷹羽鯛(タカノハダイ)の
薄造りです

「薄造りってことは
朝、市場で
活〆にしたってことでしょ?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「そうだよ

活魚売場の生簀に
6枚いたんだけど

このうちの2枚を

活〆にしてから

神経を抜いて

血抜きをしてから

持って来たんだよ
「残りの4枚は
キープしておいたんだね」
「そうなんだけど

今朝、市場に行って
確認したら

2枚増えて
6枚になっていたんだよ」
「え゛~っ
生簀に入れて
叩いておくと
増えるとか!?
それこそ
♬ 生簀の中には
魚が4つ
叩いてみる度
魚は6つ ♬
ってことじゃね」
「それならさぁ
♬ そぉ~んな不思議な
生簀が欲しい ♬
ってことだけど
あり得ないよ」
「じゃ、どうして
増えたの?」
「昨日、遅くに入荷した後
競りがあったんだけど
行先が決まらなかったから
追加されて
増えたんだよ」
「そういうことね」
「生簀に入れて
増えるなら
とらふぐとか鱧を入れて
叩きまくるよ」
「次世代の養殖スタイルは
こういうのかもね」
「AIにやってもらう?」
「色んなことを
知っていても
それは出来ないんじゃね」
「そうだね」
沼津魚市場のように
漁港が併設されていると
不揃いの地物の活魚が
アウトレット化することも
珍しくありません
特に、タカノハダイは
未利用魚とも言われているので
今回のようなケースが
当てはまるのです
意外と人気がないにも関わらず
十分に
美味しい魚なので
素通りは出来ません
こういう魚の美味しさを
伝えることは
地方で魚菜食文化の
日本料理を生業としている
自分にとっては
恰好の魚にして
願ったり叶ったりなのです
それこそが
魚菜食文化の担い手の漁師の
代弁者の自分の使命に
他なりません

「今日は
ハモも仕入れたんだぁ
こんなに沢山
ヤバくね
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐゑびすさん
時化で無いながらも、鯵(アジ)と目近鮪(メジマグロ)GET
このところの時化で
魚の水揚げ
入荷に気を揉む日々ですが
そんな今日
仕入れて来た魚は・・・
2026年1月26日
Vol.4818

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
休みなのに
市場へ行って来たんだね」
と、ふぐのぼり君
「おはよう
明日は、市場が
休みだからね」
と、返しました
「休日出勤
お疲れ様~♬
で、今日の仕入れは?」

「目近鮪(メジマグロ)と
鯵(アジ)だよ」
「このところ
時化で魚が少ないとか
よく言ってたけど
魚があって
よかったじゃん」
「そうだよ

こんな状況だったけど

東伊豆の定置網の
山下丸の入荷があったから
スレスレのギリギリで
助かったよ」
「マジ、ギリギリじゃん」
程なくすると
入荷のアナウンスがあり
魚を下ろし始めました

先ずは
鯵(アジ)をGET

次に
目近鮪(メジマグロ)をGET

鯵は死後硬直前
目近鮪は直後だったので
というより
そういう魚を選び

えらを抜いたら

氷入りの海水で
一気に冷やし込みました

売場には
このように並べられ
その後のアナウンスで
熱海・網代(あじろ)の定置網の
入荷予定もありましたが
アジとメジマグロを
仕入れたので
撤収することに
定休日ですので

身だけでなく

焼いてから
出汁を取るための頭も
水洗いまでにしておきました

「これで
今日はお仕舞?」
「あとは
出汁を取るための準備と
米を研ぐだけだからね
たまには
休ませてよ」
「そうだね
お疲れ様~♬」
このところの
全国的な時化で
全国各地からの入荷は
無いものの
地元の漁師のお陰で
事無きを得ました
これも、沼津魚市場が
漁港を併設しているからです
また、彼らの存在があってこそ
魚菜食文化の日本料理が
成り立つ以上
漁師の応援団かつ
代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命に
他なりません

「夕べのうちに
明日のセットも
終わったんだね
お疲れ様~🐡」
by ミニふぐちゃん
エチオピアこと、鰭白万歳魚(ヒレジロマンザイウオ)の刺身
昨日初めて仕入れた
エチオピアこと
鰭白万歳魚
(ヒレジロマンザイウオ)を
刺身に仕立てました
2026年1月20日
Vol.4812

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます

昨日のお話しの続編ですので
何はさておき
こちらをお読み下さい👆
今日のランチメニューの
刺身替りとして
お出ししたのが
エチオピアこと
鰭白万歳魚
(ヒレジロマンザイウオ)の
刺身です



「こんな風になるんだね

見た目は黒いけど
白身なんだね」
と、ふぐゑびすさん
「そんなに大きくない魚だから

皮に包丁目を入れて

バーナーで
炙って

ひっくり返して
このまま冷蔵庫で
しっかり冷やしてから
包丁して
盛付けたんだよ」
「最後の器のは
3切れあるようだけど・・・」
「年配のお客さんだったから

薄めに引いて
3切れなんだよ」
「そうなんだぁ」
昨日、ガッツリと
お話しさせて頂いたので
今日は
軽めの投稿ですが
やはり、これで
終われません
ヒレジロマンザイウオのような
レア魚を目にし
仕入れることが
出来るのは
沼津魚市場が
漁港が併設されている
産地だからです
どんな理屈や
御託を並べようとも
鮮度という時空を
乗り越えることは
出来ません
素材の持つ最高の輝きを
自らの目利きで
手に取ることが出来るのは
地方ならではの料理人にとっては
最大のご褒美で
その恩恵に感謝しつつ
魚菜食文化という
日本料理文化を支えてくれる
漁師の代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命なのです

「寒いから、今夜は
おでんなんだぁ🤤
そんじゃ、また明日🍢」
by ミニふぐちゃん















