お弁当の盛付も、“昼ふぐ”も個室
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3646回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
南蛮漬やお新香などお弁当用の料理は、普段なら、お弁当のご注文を頂いている前日に盛付けるのですが、

今日は、明日もお弁当のご注文を頂いているので、今日、用意しました。
その後、

揚物(鯵のしんびき揚げ、鶏の唐揚げ)にはじまり、

銀鱈の西京焼、玉子焼などを仕上げたら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛付けてくれ、

このように仕上がり、今日のお弁当は、お祝の御席ということもあり、

紅白の紐をかけておきました。
お弁当を盛付け終えたら、

真由美さんは、“昼ふぐ”の御席の準備をしてくれ、一方の自分は、

ふぐちりを盛付けたら、

ふぐ刺を引き終えると、

「おはようございます、親方♬あと、お弁当もお疲れ様でした。」と、ミニふぐ達。
「おはよう。今朝も、

市場に行って来たから、

ダブルでお疲れかな!?市場からの富士山も、こんな感じだったよ。」
「それはそれは、改めてお疲れ様でした。」
「ところで、ふぐ刺って、白いイメージがあるけど、このふぐ刺は薄く赤い色をしているけど、なんで?」
「このふぐは、ジャンボちゃん(4キロ以上の天然とらふぐ)のもので、大きくなると、皮目の模様がはっきりしてくるんだよ。」
「へぇ~!じゃあ、僕たちは真っ白だよね。もっと言うと、僕たちの心も純白だよ。」
「心の純白さは、どうだろうねぇ。(笑)ラップをかけるから、手伝って。」
「はぁ~い。」
冷蔵庫にしまい、程なくすると、ランチの営業時間となり、お客様も御来店され、二品の先付にはじまり、先程のふぐ刺、

唐揚、厨房で温めてから、ふぐちりをお出しし、今更ですが、ふぐ料理のコースでお出ししているふぐは、全て天然のとらふぐです。
ふぐちりを召し上がったら、土鍋を下げ、厨房でふぐ雑炊を作り、再びお客様の元へ。
“昼ふぐ”の合間には、通常のランチメニューを召し上がったお客様もいらっしゃり、気忙(ぜわ)しい朝から昼を過ごし、夜の営業に備えたのでした。
お弁当用の西京焼は、銀鱈(ぎんだら)、鰆(さわら)、サーモン
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3645回目の今日も認(したた)めます。
今朝、沼津魚市場に着き、

最初に向かったのは、

【西京漬】用のサーモン(ノルウェー産)を扱う売場でした。
山積みにされた中から選んだのは、

5,3キロのもので、

加熱調理するとは言え、

えらを見て、鮮度を確認した上で仕入れています。
また、サーモン同様、

【西京漬】に仕込む鯖(さば)も仕入れたのですが、

昨日仕込んだので、

そのまま冷凍庫へ。
荷物の整理が終わったら、サーモンの下処理をしようとすると、

ミニふぐ達がやって来ました。
「おはようございます、親方♬」
「おはよう。」
「さっきの写真で気になったことがあるんだけど、どうして、サーモンなのに、鰤(ぶり)の発泡スチロールに入っているの?」
「1ケースに4~5本入れた状態(20~25キロ)で出荷され、国内の問屋が小分けして売るからで、サーモン専用のスチロールは無いんだよ。」
「ふぅ~ん。」
「そもそも商売人は、そんなことに頓着しないし、するのは、魚の良し悪しだからね。こんな説明で分かったかい?」
「いつも色々教えてくれて、有難う。今日も仕事、頑張ってね!」
「はいよ~。」
サーモンは切身にしたのち、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしてお手製の西京味噌と共に真空パックし、

サーモンの【西京漬】の仕込みが終わりました。
ところで、明日と明後日は、お弁当のご注文を頂いており、焼物はいつものように、西京焼を御用意するのですが、明日は、

銀鱈で、明後日は、

鰆(さわら)で、お子様用のお弁当のご注文も頂いているので、お子様には、

サーモンを御用意します。
その後、

煮物(人参、ごぼう、つくね、白滝)を仕込んだら、

明日と、

明後日用に分け、煮物のあしらいに使う隠元(いんげん)も、

同様にして、冷蔵庫へ。
また、揚物(鯵のしんびき揚げ)は、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが打粉をしてくれ、

同様にしておき、お弁当の仕込みが終わる頃には、ランチの営業時間となり、夜の営業が終わったら、

道具類を用意し、明日に備えたのでした。
“母の日”用の【西京漬】
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3642回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
来週の今日は、

“母の日”ということもあり、

【西京漬】のご注文の中に、“母の日”用のものを目にしています。
頂くご注文の殆どは、

一番人気の銀鱈、サーモン、鯖が各2枚入ったもので、次いで、

当店の『西京漬』の王道の2種3入と呼んでいる銀鱈とサーモンが3枚ずつ入ったものです。
また、母の日用ということもあり、

箱詰、

包装したら、

「ありがとう」と書かれたシールも用意しておきました。
あえて貼らないのは、手渡しのものだからで、お客様の中には、御自身でメッセージカードなどを用意されている場合もあるからです。
ところで、御中元や御歳暮の時季のように、【西京漬】の仕込みに追われるようなことはないものの、ご注文が重なったこともあり、今朝は、

6時前には仕事を始め、

冷凍庫から、【西京漬】用の鯖(ノルウェー産)を出したら、

軽く風をあてること20分足らずで、包丁が入るようになったので、

腹骨の一部を欠き、上(かみ)と下(しも)に包丁したら、

脱水シートに挟み、

冷蔵庫へ。
今日の鯖用だけでなく、明日はサーモン、

明後日以降に銀鱈も『西京漬』に仕込むので、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、真空パック用の袋を用意してもらいました。
そして、ランチの営業が終わったら、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、真空パックすると、

「親方、お疲れさまです♬」というチビふぐ達の声。
「天気が良くなかったけど、出掛けていた?」
「うん。雨が降っていたから、映画を見に行って来たよ。」
「いいじゃん!どうだった?」
「面白かったよ。そんなことより、

1枚入のものと、

2枚入のものがあるけど、どうして?」
「さぁ、

みんなで考えよう!」
「親方、これって・・・?」
「昭和の終わりから平成になる頃にやっていた『クイズ世界はSHOW_by_ショーバイ!!』っていうクイズ番組のシーンなんだけど・・・。」
「それで?」
「っていうか、考えた?」
「余計なことを考えさせられたから、ますます分からない。」
「1枚入は、ギフト用が基本で、2枚入は店用だよ。でも、やみくもに2枚入を、店用にしているわけじゃないんだよ。」
「そうなの?」
「店用は、自分が焼くから、身割れしても、串の打ち方でどうにかなるんだけど、ギフトや自宅用となると、お客さんが焼くから、焼きやすいというか、身割れしないようなものにしているんだよ。」
「へぇ~。」
「あと、鯖に限ったわけじゃないけど、見た目は普通でも、触った時に、身が崩れるようなものもあるんだよ。」
「何、それ?」
「ジェリーミートっていう身質のものがあって、そんな感じのものを、目の届かないギフトやお持ち帰りのものに使うわけにはいかないから、怪しいものは、自分が使うようにしているんだよ。」
「ほぉ~。」
「焼けば、○か✖が分かるし、だめな場合、事情を説明して、焼き直せば、お客さんは理解してくれるでしょ?」
「うんうん。」
「あと、2枚入は、全部同じ部位にしてあるのに、気付いた?」
「もちろん!」
「予約の状況によって、入り数を変えるけど、2と1で組めば、ロスなく対応が出来るし、同じ御席で、明らかな見た目の違いは、よろしくないからね。」
「なるほど~。」
「なるほどって言えば、

『なるほど!ザ・ワールド』って番組もあったよ。」
「これも、昭和?」
「そうだけど、昭和の日も終わったばかりということで、この辺にしておくかな。」
「明日は市場へ行くようだから、早めに寝るようにね。」
「はいはい、有難うね。」
というわけで、明日は魚市場へ行くので、この辺りで・・・。
2本のジャンボちゃんこと、超特大とらふぐ(天然)の皮とひれ
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3643回目の今日も認(したた)めます。
今週の火曜日に、三重県熊野産のジャンボちゃんこと、超特大とらふぐ(天然)を仕入れたのですが、

この2本の皮とひれの仕込みが済んでいなかったので、

その仕込みをすることにしました。
皮は、粘膜と棘を取り除いてあり、

水から上げ、部位ごとに分けておき、タッパの中に残っているのは、

ひれだけ、ひれは、干せるだけにしておいてあります。
ジャンボちゃんだけの皮の仕込みをするだけでは、手間が惜しいので、冷凍しておいた皮も追加し、

開封したら、

同様に、

部位ごとに分けたら、

湯引きしました。
自分が包丁したのは、

さめ皮とも呼ばれる真皮で、表面の棘のある部分で、ゼラチン質が強いので、出刃包丁でしなくてはなりません。
他の部分は、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが包丁してくれたのですが、量こそ多いものの、普通の包丁で出来るので、力は不要で、同じ時に始めても、終わるのは、真由美さんの方です。
全て包丁したら、

皮の入ったボウルに水を注ぎ、混ぜ合わせたら、ざるに上げておきました。
水気が切れたら、

小分けして、

真空パックすると、

当店のジャンボちゃんとふぐ子ちゃんがやって来て、「親方、お疲れ様♬これって、QRコードみたいだよね。」
「実はね、これを読み込むと、うちの店のふぐ料理のページを見ることが出来るよ。」
「え゛~っ!?」
「そんなことあるわけないじゃん。」
「そうだよねぇ~。ビックリしたよ。」と、言いながら、外に出ると、

真由美さんが、

乾かすため、ひれを貼り付けてくれていました。
外に出来た2匹は、

「僕たちのひれと比べてみたいから、そばに連れてって、親方。」
「はいはい。どう?」

「大体、同じだね。」
干したひれは、こんがりと炙ってから、ひれ酒にするのが一般的ですが、当店では、

天然のとらふぐの美味しさを引き立たせるため、自家製の『ぽん酢』にも使っています。
休憩前までに、皮とひれというより、皮の仕込みを終えることが出来、夜の営業に備えたのでした。
沼津魚市場と食遊市場の仕入れ
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3640回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
今日(4月29日)は、

祭日でしたが、

ホームグランドの沼津魚市場は、

開市日で、

他所からの入荷、地物の水揚げのどちらもまずまずでした。
ただ、GW(ゴールデンウィーク)前にして、昨日の休市日明けでありながらも、月末、休市日前ということもあり、

冷凍ものを扱う売場は静かで、それに連動するかのように、

宮崎県産の岩牡蛎(いわがき)をはじめ、自分の仕入れも少なめでした。
仕入れを終え、向かったのが、

車で15本ほどのところにある食遊市場で、野菜をはじめ、

食材などを仕入れ、こちらの仕入れの方が多く、中でも野菜の仕入れは、

このような感じで、【佳肴 季凛】に戻り、他の荷物を片付けていると、ミニふぐ達が、

「おはようございます、親方♬仕入れ、お疲れ様です。」
「おはよう。」
「このアスパラは、太いね。」
「直径が、

2センチくらいあって、

栃木県産だよ。」
「どんな料理にするの?」
「天ぷらだよ。」
「美味しそうだね。」
「今夜、お出しするから、それまでの楽しみにしていて。」
「はぁ~い。」
アスパラは、

根元の皮を剥き、4つに包丁したら、串を打ち、

天ぷらにすると、予定通り、ミニふぐ達がやって来て、「美味しそうだね、親方。」
「でもね、これより凄いアスパラがあるんだよ。」
「え゛~っ!?」
「片付が終わったら、そのブログのことを載せておくから、読んでみて。まだ、お客様の料理を出さなくてはならないから、離れていて。」
「はぁ~い。」
その凄いグリーンアスパラガスについて書いたのが、

『北海道・今金町産の極太のグリーアスパラガスの天ぷら』というお話しで、お読みになると、その違いをお分かり頂けるはずです。
ところで、GW期間中は、5月2日の月曜日も、

通常通り、営業しておりますが、仕入れの都合によっては、ご用意出来ない食材もございますので、ご理解の程、宜しくお願いします。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
2022.4.29|魚 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
仕込んだ当日に発送した【野菜感溢れるドレッシング】
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3641回目の今日も認(したた)めます。
今日は、ひととおりの段取りを終えたら、フライヤーの掃除をするため、

油を抜いてから、

漉し、掃除を終えると、

一部始終を見ていたチビふぐ三羽烏が、「おはようございます、親方♬今朝は、いつもよりゆるい雰囲気だね。」
「そうだね。 沼津の魚市場が休みだから、魚の仕入れも仕込みもないから、こうなるんだよ。でも、これから【野菜感溢れるドレッシング】を仕込むんだけど、見てみる?」
「見た~い、見た~い!」

「出来たから、

ボトル詰めして、

発送の準備をするから、

離れていてね。」
「はぁ~い。このドレッシングって、無添加、無化調でしょ?」
「ほら、

ラベルを見てごらん。」
「あっ、本当だね。」
「だから、賞味期限もあえて、短くしてあるんだよ。

ほらね。」
「今日が、4月28日だから、45日しかないの?」
「イエ~ス!それ以上に持つのは間違いないけど、自分の目の届かないところに行く以上、こうするようになっちゃうんだよ。」
そして、発送の準備を終え、

ランチの営業中に、発送したのでした。
2022.4.28|野菜感溢れるドレッシング |permalink|コメントはまだありません
とらふぐの石膏プレート
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3640回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
当店の“癒やしのふぐギャラリー”の数々を作って下さっている【PLUSROSE(プラスローズ)】さんが、

昨日届けてくれたのが、

とらふぐの石膏プレートです。
中心の画像は、

ゆるキャラファミリーが、本物のとらふぐを眺めているもので、

この時のお話しについては、こちらをお読み下さい。
すると、ゆるキャラファミリーのボスキャラ的存在のジャンボちゃんとふぐ子ちゃんがやって来て、

「親方、いいじゃん、これ!」
「いいでしょ。」
「 僕たちの産みの親の【PLUSROSE】さんらしい作品で、これだけでも、親方は萌え燃え・・・ 💖 しちゃうでしょ?」
「BINGO!」
「飾る以外にも使い道は、あるの?」
「アロマオイルをしみ込ませて、香りを楽しむアロマストーンとしても使うことが出来るって、 【PLUSROSE】さん が教えてくれたけど、うちは料理屋だから、それは出来ないけどね・・・。」
「ふぅ~ん。じゃあ、ふぐギャラリーのところに置くしかないね。」
「飾っておくから、見張っといてね。」
「はいは~い♬」
ということで、

ふぐギャラリーに鎮座することになり、コレクションが、また一つ増えたのでした。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
両手にジャンボちゃんこと、超特大の天然とらふぐは、三重県熊野灘産
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3639回目の今日も認(したた)めます。
今朝、沼津魚市場に着き、一番最初に行ったのが、

こちらの売場でした。
普段から、この売場では、鰆(さわら)、葉血引(はちびき)などを仕入れていますが、今朝の魚は、

三重県熊野から、

自分宛に届くことになっていた天然のとらふぐで、

延着することなく、届いていたので、ひと安心すると共に、萌え燃え・・・ 💖
氷詰めになっていますが、

昨日、活締めにされてから、送られて来たものです。
仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻ったら、


「5,2キロと、

5,6キロだよ。」
「僕たちの4129(良いふぐ)グラムよりも重いじゃん。この間みたいに、白子が入っているといいね。あと、Wジャンボちゃんだから、抱っこするでしょ?」
「そうだね。じゃあ、卸し始めるから、あとでね。」
「バイバ~イ♬」
これまでにも、お話ししているように、ジャンボちゃんというのは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込めた呼び方で、4,0キロ以上のとらふぐのことです。
ということで、

抱っこして、両手に花ならぬ、ジャンボちゃん 💖
萌えモードから、

燃えモードにシフトし、卸すことにしたのですが、まな板が汚れているのは、

とらふぐ同様、

魚市場で仕入れた鹿児島産の鯵(あじ)の下拵えをしたからで、

こうするのは、まな板を洗う手間が省けるからです。
最初の1本は、

残念ながらメスで、

2本目もメスでしたが、そもそも天然のとらふぐは、オスとメスで成長のスピードが違うので、大きいものほど、オスの数が少なくなるのです。
オスの生殖腺の白子は可食部位にして、美食中の美食であるのに対し、メスのそれの真子は、不可食部位ゆえ、食べると痺れてしまいます。
卸し終えたら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、

とらふぐの前には、先程の鯵の水洗いもしてくれたのは、言わずもがなです。
ジャンボちゃんを卸し終えた自分が、

手直しをし、

拭き上げると、

「今日は残念賞だね、親方。」と、ジャンボちゃんとふぐ子ちゃんが声を掛けてきました。
「そうだね。」
「白子と言えば、面白い話があるんだけど・・・。」
「なに、何、ナニ?」
「この時季のとらふぐは、産卵が近くなるから、白子も真子も大きくなるのは、分かるよね?」
「うんうん。」
「4月は家庭訪問があるんだけど、家庭訪問の日と、とらふぐを卸した日が同じで、大きい白子が入っていたんだよ。」
「家庭訪問と白子が、繋がらないんだけど・・・」
「まぁまぁ。」
「ほぉほぉ。」
「店をやっているから、家庭訪問も、カウンターで仕事をしながら、3人で話をするようになるんだよ。」
「お店、あるあるね!」
「担任の先生が理科専門で、話が脱線して、魚とかの生き物の話になって、白子の話にたどり着いたんだよ。」
「それで?」
「たまたま、リアルジャンボちゃんを卸した日と家庭訪問の日が重なり、元々の目方と白子の目方を伝え、白子を見せてあげたら、写真を撮ったんだよ。」
「え゛っ~。そんなのあり!?」
「まぁ、断る理由もないけど、1本の目方に対しての白子の目方に、先生も驚いていたよ。」
「だよねぇ~。」
そんなやり取りをしていると、

真由美さんが掃除を始めたので、

井戸端会議を終え、

ランチの営業に備えたのでした。
定休日の西京漬と西京焼
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3638回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
定休日の今日は、

娘達のお弁当作りの手元をし、手元と書いたのは、娘達のお弁当の献立を考えるのは、女将兼愛妻(!?)の真由美さんだからです。
今日の場合、筍御飯、煮物(さつま揚げ、ごぼう、白滝、つくね)、鰤の西京焼を、自分が仕上げ、盛付は真由美さんでした。
また、今日に限らず、魚市場に行かない時は、手伝うこともしばしばで、そういう時は、揚物を揚げたりしており、店舗兼住宅のメリットとも言えます。
そんな今日は、仕込みの必要がなかったのですが、金曜日に仕込んだ鰆の西京漬が仕上ったので、

冷凍庫にしまおうとすると、ミニふぐ三羽烏がやって来て、

「これも、 西京漬みたいだけど、

どうして、これは冷凍しないの?」
「これは切り落としの部分で、賄いにするためのものだよ。個人的に、鰆の西京焼が一番好きだから、楽しみ楽しみ・・・♬」
「いいなぁ~。僕たちも食べたい、食べたい!」
「近いうちにね・・・。」
こんなやり取りをしながら、

夕飯用に、先日頂いた三重県産の鰤(ぶり)の切り落としの西京漬を焼き、その美味しさを再確認したのでした。
午前のお弁当と夕方のお弁当
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3637回目の今日も認(したた)めます。
昨日お話ししたように、今日は、午前と夕方にお弁当の御注文を頂いていたので、ルーチンの段取りをしながら、午前のお弁当の仕上げをすることにしました。
御飯は、どちらも筍御飯(たけのこごはん)ですので、

煮含めておいた油揚げと出汁を分け、

炊き始めました。
筍御飯に限らず、全ての料理は、仕上がり時間の午前と夕方に分けて、仕上げるのですが、海老の酒煮(さかに)だけは、

煮汁から上げ、夕方の分は、冷蔵庫へしまっておきました。
海老の酒煮の煮汁は、

煮物の彩りの隠元(いんげん)を煮含ませるために使います。
そして、揚物(鯵のしんびき揚げ、鶏の唐揚げ)にはじまり、

煮物(人参、ごぼう、つくね、白滝)、

サーモンの西京焼、玉子焼を仕上げたら、自分はお役御免となり、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛付けてくれ、

仕上ると、チビふぐ三羽烏がやって来て、

「おはようございます、親方&真由美さん」
「おはよう♬」と返したものの、自分は他の仕込みがあるので、この場から立ち去り、様子を眺めていると、色々と話をしていたのですが、その入れ知恵が杞憂(きゆう)であらんことを・・・。
仕上ったお弁当は、

掛け紐をしてから、箸(はし)とおしぼりを挟み、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。
そうこうしていると、ランチの営業時間となったのですが、

夕方のお弁当の引き渡し時間が早かったこともあり、1時閉店(12時半LO)とさせて頂いたのですが、お断りしてしまったお客様には、この場を借りて、改めて、お詫びさせて頂きます。
夕方のお弁当には、

鶏肉の照焼が入るので、スチコン(スチームコンベクションオーブン)に下拵えをした鶏肉と煮物を入れ、加熱し始めました。
鶏肉の加熱時間は1時間10分と長く、お弁当に使う時は、一番最初に始める仕事で、加熱温度は70度です。
そのため、煮物を完全に仕上げることは出来ないものの、同時に行うので、スムースに仕事が出来ます。
その後、

サーモンの西京焼、玉子焼、揚物(さばふぐの唐揚げ、鯵のしんびき揚げ)を仕上げると、

真由美さんが盛付けを始めてくれ、

スチコンから煮物を出し、

煮上げて、盛付け終わったら、

折をカウンターに移動しました。
移動したのは、鶏肉の照焼は、包丁して、そのまま盛付けるからです。
加熱し終わり、

たれを掛けながら焼き上げると、

再び、個室に移動し、

煮物の彩りの隠元、筍御飯を盛付けたら、出来上がりです。
すると、

朝同様、チビふぐ三羽烏がやって来て、

「揚物の天紙(てんし)の縁(ふち)が、緑色になっているのは、どうしてなの?」と、訊いてきました。
「このお弁当は、法事用のお弁当だからだよ。」
「へぇ~。」
「あと、掛け紐も、

法事用のものだから、

白と紫のものだよ。」
「そうだね。朝の紐は、緑のものだったから、特別なお弁当じゃないってこと?」
「正解!鋭い。ちなみに、お祝い事のお弁当の御注文をもらった時は、紅白の紐にしているよ。」
「へぇ~。色々なものがあるんだぁ。」
「また今度、色々教えてやるから、今日はここまでにしておこうね。」
「はぁ~い。」
お客様が仕上ったお弁当を取りに見えた頃には、夜の営業時間となっていたのでした。
お弁当の引き渡し時間に関しては、ご指定の時間に合わせますので、お気軽にお申し付け下さい。















