グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

ふぐ皮入りの冷やしトムヤムクン・ラーメン

 

昨日、『日本料理風のトムヤムクン』についてお話ししましたが、それをさらにアレンジし、ラーメンに仕立ててみました。

 

乾麺のラーメンを茹で、氷水に落とし、

ザルに上げ、水気を切ったら、

冷やしたトムヤムクンと共に、つけ麺として、食べてみました。

 

ただ、クンつまり海老の代わりに、浅蜊が入っているので、正確には、トムヤムホイラーイということになり、ホイラーイとは、浅蜊のことで、もちろんタイ語ですが、お話しを分かりやすくするため、トムヤムクンとして書くので、ご理解のほど、宜しくお願いします。

 

つけ麺仕立てということで、冷やしたスープには、酢を少し入れてあり、酸味と辛味で、食欲がそそられ、暑い時季には、ぴったりの料理とも言えます。

 

ただ、つけ麺では、面白味に欠けるので、さらにこれをアレンジして、タイトルにもあるように、“ふぐ皮入りの冷やしトムヤムクン・ラーメン”にしてみました。

 

ラーメンを器に盛り付けたら、

そこにスープをはり、

ふぐ皮、

胡瓜、

甘酢につけたらっきょう、

さらに、ふぐ皮を乗せ、

最後に、

刻んだ葱をちらし、出来上がりです。

 

らっきょうが味にアクセントを加え、トムヤムクンの酸味と辛味が、別感覚のものとなり、日本料理とタイ料理のコラボレーションとも言うべき味わいは、なかなかのものでした。

 

また、“天然とらふぐをこよなく愛す料理人”の自分としては、新たなふぐ料理のアレンジが出来たのも、文字こそ同じでも、幸いというより、幸せでした。

 

ところで、以前“ふぐ皮入りの冷やし中華”についてお話ししたことがありますが、これらとは別もので、それぞれに美味しさがあり、甲乙をつけることが出来ません。

 

ただ言えるのは、ちゃんとした仕事をしたものならば、如何様にもアレンジが出来るということで、どこまでいっても、基本を怠ることは出来ないということでした。

 

この道に転がり、20年以上経ちますが、まだまだ未熟ゆえ、日々の仕事を重ねることで、日本料理の伝統を大事にしつつ、工夫をしながら、料理というより、料理道に携わっていく所存です。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

日本料理風のトムヤムクン

昨日、タイのお土産のお話しをし、その中に、

トムヤムクンがあり、早速作ってみることにしました。

 

タイ料理が日本で広く知られるようになって、かなりの時間が経ちますが、トムヤムクンはその代表的な料理で、辛味と酸味、複雑な香りが特徴的なスープで、世界三大のスープの一つです。

 

トムは煮る、ヤムは混ぜる、クンはエビのことで、海老入りのトムヤムスープという意味であり、海老の代わりに鶏肉を使ったり、烏賊を使ったりすることがあり、鶏肉の場合は、トムヤムガイ、烏賊の場合はトムヤムプラームックとなるとのことで、自分も初めて知りました。

 

ちなみに、世界三大スープとは、トムヤムクン、ボルシチ、ブイヤベース、ふかひれスープですが、三大スープなのに、四つのスープが入っているのは、それぞれを組み合わせて、世界三大スープとすると言われているからです。

 

トムヤムクンの袋の中には、

香辛料や調味料だけでなく、

作り方の説明書きも入っており、日本語だけでなく、英語、ハングル語などでも書かれていました。

 

同じように作ってみても面白味に欠けるだけでなく、アレンジをして、より美味しく食べたいので、説明書きは目を通すだけにし、香辛料をバットに入れ、

水を注ぎ、

蒸すこと20分、

香辛料の煮汁が出来たのですが、この中で分かるのは、唐辛子とレモングラスで、他のものが気になるので、ググってみたところ、こぶみかんの葉とガランカルらしきものでした。

 

漉したら、

調味料に加え、

混ぜ合わせたところ、この時点で、辛い風味が漂い、日本料理店の厨房でありながら、タイ料理店のような感じになりました。

 

味見をしたところ、酸っぱいながらも、辛いというトムヤムクン独特の味わいでしたが、これだけでは旨味に欠けるので、

鰹節、宗田節、昆布、椎茸の足で取った一番出汁と浅蜊で、

出汁を取り、

この出汁に、

トムヤムクンの素を加えたところ、味が決まらないので、

味噌、

醤油、

酒粕を加え、味が調ったら、

玉葱、人参、ひら茸、えのきを入れ、火が通ったら、浅蜊を盛り付けた器に、スープをはり、

刻み葱をちらしたら、日本料理風のトムヤムクンが出来上がりましたが、海老ではなく、浅蜊ですので、トムヤムクンではありません。

 

そこで、タイ語での浅蜊の呼び方を調べると、ホイラーイということが分かり、正確には、日本料理風のトムヤムホイラーイということになります。

 

肝心の味ですが、トムヤムクンに味噌汁を加えた味わいで、酸っぱ辛いながらも、コクがあり、意外な美味しさで、単語でしかありませんが、いくつかのタイ語を覚えられたのも、大きな収穫でした。

 

市販のたれや、ソースなどの類は、一つの味として完成されているものですので、アレンジの仕方によって、かなりのレベルまで、バージョンアップすることが出来、その典型とも言うべきものが、カレーなどのルーです。

 

この後、トムヤムクンもとい、トムヤムホイラーイをアレンジして、ラーメンに仕立ててみたのですが、これについては、次回お話しさせて頂きます。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

タイのお土産

タイ帰りのお客様から頂いたのが、

こちらです。

 

タイ料理の代名詞にして、

その三羽烏と言うべきトムヤムクン、

パッドタイ、

グリーンカレ-でした。

 

どれもこれも、

タイ料理ゆえ、

辛いのは、

覚悟していますが、そのままでは、自分の好みには合わないかもしれませんので、賄い用にアレンジしてみます。

 

ただ、自分の本業である日本料理はもちろんのこと、料理そのものを別角度で見ることが出来たとしたら、幸いです。

 

その賄いについては、後日お話しさせて頂きますが、未体験ゾーンゆえ、どうなることでしょう?

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

週末は、大間の鮪、天然とらふぐ、鱧の揃い踏み

今朝は、仕込みの前に、

宅配便の営業所に行き、

東京・築地から届いた鮪を、受取りに行って来ましたが、今日の鮪は、

青森県大間産の生の本鮪でした。

 

そんな今日は、ふぐ料理、鱧料理、特別会席などの御予約を頂いていたので、

ランチの営業の合間を見ながら、ふぐちりを盛り付けたりしたのですが、今日の特別会席のメインは、趣を変え、

今日の本鮪の中とろと赤身の部分を使い、しゃぶしゃぶに仕立てることにしました。

 

これまでにも、

生の本鮪と天然とらふぐのしゃぶしゃぶや、

すっぽん鍋仕立ての生の本鮪、天然のとらふぐ、鱧のしゃぶしゃぶこと、とんでもないしゃぶしゃぶをお出ししたことがあるように、仕立て方は、ほぼ同じ感じで、生の本鮪と一緒に添えた野菜は、

白菜、長葱、水菜、榎、くずきり、豆腐でした。

 

言うまでもなく、鮪は刺身でお出しするのが殆どですので、

ふぐ料理のお客様には、中とろと赤身を、先付の一品としてお出しし、特別会席のお客様には、

帆立(北海道産)、湯葉と共に盛り付け、冷蔵庫にしまっておいたのですが、鱧料理の刺身は、

生の本鮪だけ盛り付けておきました。

 

このようにするのは、落とし(湯引き)に仕立てた鱧を冷蔵庫にしまうと、ゼラチン質が固まっていまい、食感を大きく損ねるからで、落としに仕立てるのは、お客様が御来店してからです。

 

その後、ふぐ料理と、

特別会席でお出しするふぐ刺を引き終え、冷蔵庫にしまったら、

水槽から、

鱧を取りだし、

締め、

神経を抜き、

卸し、骨切りをしてから、落とし用に包丁しておきました。

 

ところで、水槽の鱧を取り出すのに、ざるを上下にしてあるのは、鱧は長い魚ですので、網で捕まえにくいだけでなく、追いかけ回し、興奮させてしまうと、噛み付かれる恐れがあるので、頭と尾の方から、挟み撃ちするように、ざるに追い込むようにしています。

 

最後に、ふぐちりの土鍋と、

生の本鮪のしゃぶしゃぶの土鍋を、厨房に用意し、夜の営業時間となったのですが、御来店時間が重なっていたこともあり、バタバタモードはMAXに達し、怒濤のような時間が流れたものの、無事に一日を終えることが出来、

同じく無事に、“お疲れちゃん♪”

 

かくして、大間の鮪、天然のとらふぐ、鱧と、『佳肴 季凛』の三役とも言うべき食材が揃い踏みした週末の一日は、更けていったのでした。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

台風20号の風強し

昨日に引き続き、今朝も沼津魚市場に行って来ましたが、

“送り”と呼ばれる陸送便の魚も、

地物の魚も、台風19号と20号の影響はありながらも、それなりの入荷がありましたが、台風20号の影響もあり、

地元の漁船は漁に出られず、停泊していました。

 

ただ、沼津港の外港と内港を結ぶ航路から進入する津波などの波から守るための大型水門のびゅうおの水門が、

閉じられているので、

時化が収まるまで、漁に出ることは出来ません。

 

通称“浜”と呼ばれ、漁港が併設されている沼津魚市場には、周りに風を遮るものはなく、

折からの強風ゆえ、

岸壁周辺の扉は、閉まっていました。

 

また、別棟の売場だけでなく、

個人の問屋の入口の扉も、

半開きで、時折吹く強風は、

このような感じでした。

 

こんな状況でしたが、今朝の仕入れは、

小肌の幼魚の新子(佐賀)、

岩牡蠣(宮崎)、

白魚(茨城・霞ヶ浦)などで、自分の仕入れには、大きな影響もなかったのが幸いで、二日連続で仕入れに行った自分への労いを兼ね、

新子をお供に、“お疲れちゃん♪”

 

8月末になると、新子もそれなりの大きさになり、光物特有の味わいを堪能出来るようになるだけでなく、走りの頃に比べ、値段もかなり落ち着き、そうなると、

新子丼にして食べるのが、例年のことで、その時を心待ちにしている今日この頃です。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

台風は来ないながらも、怒濤のような半日

台風19号と20号と、二つの台風が近づいているのにも関わらず、今朝の沼津魚市場の魚の入荷状況は、

予想していたよりも、

少ないということはありませんでした。

 

そんな様子を尻目に、

活魚売場に行くと、

南伊豆・妻良産のめいち鯛が入荷しており、めいち鯛は、夏の終わりから初秋のごく限られた時季が旬の魚で、この時季の高級魚の一つでもあります。

 

とは言っても、自分には入り用ではなく、この時季の自分の入り用と言えば、

鱧(はも)で、

今朝は、和歌山と大分産のものが入荷していました。

 

今日は、活かしの鱧は必要なかったので、

落ち鱧と呼ばれ、生簀などで死んでしまった大分産のものを、3本仕入れることにし、その場で、

はらわたを抜いてから、別の売場に行くことにしました。

 

このように、はらわたを抜いておく理由ですが、落ち鱧は、お腹の中にエサが残ったまま死んでしまっていることもあり、その臭いが回ってしまい、使い物にならないようにするためです。

 

別棟の売場に行くため、外に出ると、

地元の船は漁に出ておらず、富士山を見ると、

笠雲と呼ばれる雲が頂上にかかりつつありました。

 

笠雲が頂上にかかると、雨が振ることが多く、天気予報の降水確率も、昼前後から60%でしたので、台風の直撃はなくとも、雨が降る可能性が高いことを覚悟しながら、魚市場から帰ることにし、富士市に入ると、

頂上は、笠雲に隠れてしまいました。

 

そして、『佳肴 季凛』に戻ると、

ランチタイムに、バスの団体のお客様がお見えになるので、座敷では、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、御席の準備をしていました。

 

こんな状況でしたので、魚の仕入れは最低限にし、ひととおりの段取りを終えたら、

最後に出すデザートの桃のムースにはじまり、

山掛け、

先付のもろこし豆腐などを盛り付けたら、冷蔵庫にしまい、その後、

蒸物の鰯つみれ錦糸蒸しを盛り付け、あんをはり、蓋をしたら、熱々のままお出しするため、

温蔵庫にしまい、大方の盛り付けを終えました。

 

その後、小鍋の盛り付けを女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せ、自分は、

鱧を卸すことにしたのですが、このような状況ゆえ、

骨切りはせずに、冷蔵庫へしまい、再びバスのお客様用の料理の準備をすることにしました。

 

バスの団体のお客様は、幹事や乗務員の方に、途中で連絡して頂くようにお願いしてあり、大体の御来店時間の目安もつくので、頃合いを見ながら、

準備をすることが出来、御来店を待つばかりとなりました。

 

そして、到着される頃には、

富士山に笠雲がかかっていたように、既に雨が降り始めており、そんな中、

バスが到着し、一気にバタバタモードに。

 

御食事を終える頃には、雨ということもあり、

玄関前まで、バスが移動し、お客様が乗り込むと、

お見送りをしました。

 

そして、店内に戻ると、片付けをすることにしたのですが、夏休み中ということもあり、

下の娘が片付けを手伝ってくれ、仕込みを終えた自分が洗い場にまわり、

真由美さんだけでなく、

娘の奮闘もあり、

思ったよりも早く、片付けを終えることが出来、台風が来なかったものの、怒濤のような半日が、無事に終わったのでした。

 

最後になりましたが、今日で、当ブログ『もっと美味しいお話し』は、2300回目の節目の更新となりましたが、これからも、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

『地獄のカレー』と『悪魔のカレー』

今日のお昼の賄いは、

長崎産の胡麻鯖を〆鯖にし、それを丼にしました。

 

予想以上に脂が乗っており、前日の一昨日は、

つまみにして、“お疲れちゃん♪”

 

そんな一昨日のお昼は、

揚げ茄子カレーにしたのですが、マクロビオティック(玄米菜食)を基本に据えていることもあり、雑穀御飯で、中には、玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きびが入っています。

 

ところで、カレーと言えば、今日は、

『地獄のカレー』と、

『悪魔のカレー』を買って来ました。

 

先週買い出しに行った時に、『夏には辛いもの!』のような企画として、店頭に並んでいて、気になったものの、その時は、素通りしたのですが、幾つか残っていたので、買うことにしたのです。

 

味云々よりも、怖いもの見たさで、買ったのですが、

この写真を自分のFacebookに投稿したところ、経験した方もいて、コメントをつけて下さり、その投稿については、こちらですが、Facebookは、アカウントの無い方が御覧になれないので、あしからず・・・。

 

さらに、気になった自分は、Instagramで、#地獄のカレーや、#悪魔のカレーで検索したところ、経験者の投稿を目にしたところ、かなり勇気と覚悟がいるようですが、辛いものがそれほど得意ではないので、どうなることやら・・・。

 

実食した暁には、SNSに限らず、こちらでもお話しさせて頂きますので、それまでお待ち下さい。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

ごみ集積場の燃し木

一昨日、近所のごみ集積場の前を通ると、

束ねられた木が、

置かれていたというか、捨てられていました。

 

一本の木を伐採したと思しき状態で、

太いものにはじまり、

中くらいのもの、

細い枝の部分が、置かれていました。

 

場所柄、ごみゆえ、殆どの方にしてみれば、ごみそのものですが、10年来の薪ストーブユーザーですので、

割り箸にはじまり、河川などにある流木など、燃し木になるものと思しきものを目にすると、居ても立ってもいられません。

 

というよりも、その特徴こそが、薪ストーブユーザーで、もっと言うと、薪ストーブユーザーの殆どは、ヘビーユーザーになり、最終的には、ストーブ症候群なる病に罹ります。

 

しかも、薪ストーブ症候群は、ワクチンはおろか特効薬もなく、薪ストーブを使わなくなるまで治らない病気と言われており、薪ストーブの恩恵に与っている以上、使わなくなることはあり得ません。

 

つまり、薪ストーブを知ったら、行き着くところまで、行くしかないのです。

 

失敬したいのは山々でしたが、

この看板を見るまでもなく、黙って持ち去るわけにはいかないのは、承知ですので、その場から立ち去りました。

 

ただ、自分が重度の薪ストーブ症候群でないのは、ごみ収集車を待ち伏せし、懇願してこの燃し木を貰わなかったことで、証明出来ますが、ここまでの展開を考える以上、重度のステージになるのは、時間の問題なのは、否定出来ません。

 

最後になりましたが、伐採済みであっても、そうでなくても、不要な木などがございましたら、可能な限り頂きたいと思っておりますので、お声を掛けて頂けると、幸いです。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

【まちゼミ(親子で天ぷらを揚げてみよう!)】

今日は、定休日でしたが、これまでに何度かお話ししてる【ふじのまち得ゼミナール(まちゼミ)】の当日で、

参加した『佳肴 季凛』が企画した講座は、

《親子で天ぷらを揚げてみよう!》というものでした。

 

先々週の月曜日に予行練習をしたものの、初めての企画ですので、普段の営業日よりも神経を使うだけでなく、厨房というバックヤードを、一般の方に使ってもらうこともあり、昨日は、

油を濾し、

フライヤーを洗っておきましたが、いつも以上に神経を使い、洗いました。

 

フライヤーを洗う時は、

厨房の排水溝も、

掃除するのですが、フライヤー同様、普段やらないような箇所も、

入念に掃除しておきました。

 

そして、夜の営業が終わったら、

厨房の盛台をきれいにし、

天ぷらと素麺などを盛り付ける器を用意しておきましたが、言うまでもなく、今回の企画は、作った天ぷらを、お昼ご飯を兼ねて、食べて頂くものです。

 

そして、迎えた当日の今日は、

厨房に、天ぷらの衣を合わせるための道具や、

衣に使う粉も準備しておきましたが、『佳肴 季凛』で使っているものは、業務用ですので、一般の方が購入するのには、不都合ということもあり、普通に販売されている天ぷら粉とコーンスターチを使うことにし、コンスターチを使うのは、サクサク感を増すためです。

 

その後、今日の天種を用意することにしたのですが、粉同様、ご家庭でも準備しやすいものを考慮して、

竹輪、ウインナー、茄子、ピーマン、

天種の王道とも言うべき海老を準備し、海老は皮を剥いてから、伸ばしてもらうため、このままで、茄子とピーマンは、切り方を説明したいので、

丸のままのものも、用意しておきました。

 

その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

食事をしてもらうため、テーブルに半月盆などを準備し、

素麺を用意していました。

 

そうこうすると、

2組の参加者が見え、身支度をし、

手を洗い、《親子で天ぷらを揚げてみよう!》の開始です。

 

海老の皮を剥いたら、伸ばすために、自分が包丁目を入れたら、

真由美さんが、

伸ばし方のコツを、

伝授。

 

その後、天種に、

打粉をし、

衣を合わせることにしました。

 

大体の分量を伝えたら、

適当な硬さになるまで、卵、水、天ぷら粉、コーンスターチを混ぜ合わせてもらうと、案の定、お母さん達からの質問でした。

 

天ぷら専門店をはじめ、日本料理店のやり方とは違う部分はありますが、ご家庭で、出来るだけ簡単に天ぷらを揚げるコツを覚えて頂きたいので、このようなやり方にしたのは、ご承知おき下さい。

 

打粉をし終えたら、

見本ということで、

揚げることにし、その後、

真由美さんが手を取りながら、油に入れるコツを伝え、

一緒に揚げてあげました。

 

最初の女の子が揚げた天ぷらが、

こちらで、男の子の天ぷらが、

こちらでした。

 

天ぷらを揚げている間に、自分は、

素麺を茹で、

天ぷらを盛り付ける準備をしておき、

見本を、盛り付けておきました。

 

そして、見本を見つつも、思い思いで、

盛り付け、

それぞれの天ぷらが、

出来上がりました。

 

天ぷらを揚げている時、片方のお母さんから、大葉や海苔の揚げ方についての質問があったので、

ついでに揚げ、一緒に食べてもらうことにし、

麺つゆ兼天つゆを用意したら、

 

いよいよ、試食を兼ねたランチタイムです。

 

どちらのお母さんも、「お店屋さんのと同じで、美味しい!何となく、自分でも出来そうな感じです。」と、言ってくれ、お子様達も、「おいしいねぇ~♬」と、大満足の表情でした。

 

実習中に、何となく会話を交わすようになったこともあり、お互いが打ち解けて、食事をして下さったのも、喜ばしい限りでした。

 

最後に、主催した『富士商工会議所』のアンケートに回答してくれたところ、

先日行った予行練習が、功を奏したのか、自分達が予想していた以上のご感想を頂けたのが何よりで、人に教えることの難しさを改めて、感じた次第です。

 

参加してくれた方達がお帰りになったら、

夏休み中の娘達も加わり、今日のお昼ご飯は、別バージョンで《親子で天ぷらを揚げてみよう!》となりました。

 

今後も、食の大切さや料理を作る楽しさを知ってもらえるだけでなく、人のためになる役割を担えるような機会があれば、一介の料理人でしかありませんが、何らかの形で、可能な限り参加させて頂くつもりです。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、9月6日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

頂き物の鰹(かつお)

昨日の昼過ぎ、釣り好きの知人から、「志村さん、カツオ釣ってきたんですが、1本もらってもらえませんか?」というメールがあり、すぐさまに、折り返しの電話をし、程なくすると、

この鰹を持って来てくれ、仕事柄、目方が気になるり、秤にかけると、

3,1キロで、

朝釣ったものゆえ、鮮度は抜群で、

背の尾びれに近い部分は、青みがかっており、反対の腹側の同じ箇所を触ると、鮮度が良いこともあり、ザラザラしていました。

 

以前お話ししたことがあるように、自分は、刺身というより、ありとあらゆる食べ物の中で、鰹がもっとも好きですので、嬉々としながら、その場で頭を落とし、水洗いしてから、

卸し、

半身を、

背と腹に分け、皮目の部分だけ、FIRE!

 

そのまま冷蔵庫にしまい、御客様がお帰りになったら、

鰹を包丁し、

ホールスタッフ、

女将兼愛妻(!?)の真由美さん、

そして、自分用に、刺身を盛り付けました。

 

一日の労をねぎらい、

ハイボールで喉を潤したら、

熱燗にシフトし、“お疲れちゃん♪”

 

ちなみに、一年365日、自分は熱燗で、冷酒を飲むことは、殆どありません。

 

明くる日の今日のお昼は、ちぎった海苔をちらした酢飯に、

包丁した鰹を乗せ、

万能葱、茗荷、大葉、胡麻をちらし、天に卸し生姜をあしらったら、出来上がり、

これが自分の分で、一方の真由美さんのが、

こちらでした。

 

鰹丼にする時は、

酢飯となじみやすいように、鰹の切身は、刺身の半分くらいの厚さです。

 

居ても立ってもいられない気分で、

卸し生姜入りの醤油を上から掛け、

食べ始めたのですが、これだけあると、食べるというよりも、穿(ほじ)ると言った方が、妥当かもしれません。

 

案の定、終わりに近づくにつれ、酢飯に比べ、鰹の方が多くなり、

酢飯が終わっていたので、

替え玉ならぬ替え飯ということで、白御飯を追加投入。

 

大満足のうちに、

完食し、夜は夜で、

最後の鰹を肴に、“お疲れちゃん♪”と相成り、頂き物の鰹を堪能したのでした。

 

ところで、この鰹を下さった知人のFacebookに、鰹の釣行日記が投稿されており、鰹好きの自分としては、お話ししないわけにはいかないので、お話しさせて頂きます。

 

朝4時に、

地元の富士市の田子の浦港から出港し、

漁場(ぎょば)である焼津沖まで、

船を走らせること、

約2時間、漁場に着き、ここからが真剣勝負の始まりです。

 

知人によると、「通常この時期、御前崎付近でよくカツオが獲れますが、今年は台風も多く、駿河湾にカツオが多く入っている様です。船に乗っているみんなで鳥山を見つかればその下にカツオやマグロがいますが、今年は海鳥がほとんどいない為、駿河湾に散らばった漁船の無線情報で、一気に船が集まります。漁場につくと、仕掛けを投入してから約10秒ほどで勝負がつきます。カツオ釣りの場合は1回で12時間近く船に乗ることもあります。」とのことで、

運良く、

GET!

 

そして、自分の下へ辿り着き、大好きな鰹を堪能した次第で、知人のYさんに、この場を借りて、お礼を申し上げると共に、機会があれば、また鰹がYさんの釣竿にかかるよう、鰹の神様に手を合わせておきました。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

s- すずしげ.jpg

当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

このページの上へ戻る