グローバルナビゲーション
  • 昼席
  • 夕席
  • ふぐ料理
  • はも料理
  • 西京漬
  • 鰯の丸煮
  • マクロビオティック
  • ブログ

もっとおいしいお話し

HOME ≫ ブログ

商工会チャレンジショップ アレモキッチン/コレモストア

昨日のお話しの最後で書きましたが、早めに仕込みを終え、向かったのは、

静岡市にある【静岡伊勢丹】でした。

 

やって来たのは、買い物が目的ではなく、【佳肴 季凛】の『西京漬』と、

zoutousaikyou.jpg

『鰯の丸煮』を、

s-s-P2240075

地下の食品売場にある【商工会チャレンジショップ アレモキッチン/コレモストア】で、

販売させて頂くため、打ち合わせをするためでした。

 

2ヵ月ほど前に、お話しを頂き、既に下見をしていたのですが、諸々の条件が整い、

この度、今月の30日(月)に決まり、改めて訪れ、冷蔵の陳列ケースにはじまり、

冷凍のケースを、

確認しました。

 

『西京漬』も『鰯の丸煮』のどちらも、日替りのおすすめ品としてのスポット販売ということなので、

こちらの冷蔵ケースが冷凍ケースに代わって並ぶことになり、今日の日替りは、沢庵や梅干しなどの漬物でした。

 

そして、当日の搬入方法、駐車場の場所、

こちらの詳細について、

記載しました。

 

その後、女将兼愛妻(!?)の真由美さんも、

担当者の方から説明を受け、売場を後にしたのでした。

 

今回の販売は、全くもっての初体験ゆえ、どうなるかは分かりませんが、次のステップに繋がるような契機の一つだったり、何かを学べる機会となるよう、願うばかりです。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

早出の休日出勤手当は、生の本鮪の鉄火丼

定休日の今日は、早めに仕込みを終わらせたかったので、

6時前に、厨房に行きました。

 

仕込みというよりは、明日のお弁当用の準備が中心で、焼物のサーモンの西京漬に串を打ったり、

冷凍庫から、

仕込み済みのお弁当用の鶏の唐揚げを、冷凍庫から出しておき、糠漬用の大根、胡瓜、人参を、

糠床に、

漬けておきました。

 

そうこうすると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんも、厨房に来てくれ、

生の本鮪の南蛮漬やお新香を、カップに盛り付けたら、

揚物の鯵に、新挽粉をつけてくれました。

 

仕込みというか準備を終えた自分は、お腹も空いたので、普段なら滅多に食べることのない朝御飯を食べることにし、早出の休日出勤手当ということで、

塩釜産の生の本鮪の赤身と中とろで、

鉄火丼を作り、

あっちゅう間に、平らげたのですが、真由美さんの分がなかったのは、朝御飯を食べたからで、少しばかり残念そうな面持ちで、鉄火丼を眺めており、どこかで、手当を出さないわけにはいきそうもありません。

 

その後、真由美さんは、

折を並べてくれ、自分は、洗い物をし、

玉子焼の鍋など、お弁当用の道具類を用意したら、

最後に、

白御飯用の白米と、

お弁当の昆布御飯用に、白米、押麦、もち米を合わせたものを研ぎ、早出の休日出勤が、終わったのでした。

 

結果的に、4週連続で休日出勤となり、来週の定休日は、どうなるかは分かりませんが、再来週の30日の休日出勤は、決まっており、休日出勤というより、出張と言うべきものです。

 

その出張については、明日お話しさせて頂きます。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、5月3日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

ふぐ刺入りの法事の料理

明日の月曜日が定休日ということもあり、一週間の最終日の今日は、法事の御席の準備や、料理の盛り付けから、一日が始まりました。

 

刺身を引いたり、

諸々の準備をする自分に対し、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

法事の御席だけでなく、ランチの準備などに追われていました。

 

また、今日の法事のお客様の御席は、

テーブル席をご希望でしたでの、そちらに御席を準備し、お子様もいらっしゃるので、

お子様の御席も、ご用意しておきました。

 

大方の準備も整ったので、真由美さんに手伝ってもらいながら、

料理の盛り付けを始め、ご来店時間を見計らい、

御席には、小鍋や御飯などをセットしておきました。

 

今日の小鍋は、

鰻鍋で、御飯は、

昆布御飯でした。

 

また、御予約のお時間も、遅めでしたので、フリーのお客様と重なることもなく、お客様のご来店が確認出来たら、

最初に、お子様料理を盛り付けました。

 

そして、お客様が御席に着き、献杯されたら、先付のうすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)を、

お出ししました。

 

うすい豆腐の次に、二品ある刺身の一つとして、

ハーフサイズのふぐ刺をお出ししたのですが、今日のふぐは、昨日入荷した福井県敦賀産の天然のとらふぐでした。

 

ふぐ刺の次が、二品あるうちの先付のもう一品で、

フルーツトマトのお浸し、同じく二品のうちの一品の刺身の三種盛りをお出ししたのですが、

三種盛りの内容は、生の本鮪(塩釜)、小肌(佐賀)、湯葉でした。

 

この頃までには、小鍋も温まり、お客様もお召し上がり始めており、様子を見ながら、

揚物(海老の彩り揚げ、鯵の新挽揚げ)をお出しし、法事の御席ということもあり、天紙は、

緑色で縁取られた仏事用のものです。

 

揚物の次が、蒸物の鱧しんじょう蒸しで、

もうじきすると、本格的に始まる鱧を、走りとして、召し上がって頂き、

酢の物の帆立の辛子酢掛け、最後に、デザートの苺のムースをお出しし、

今日の法事のコース料理が、終わりました。

 

法事のお料理に限らず、お客様のご要望やご予算に応じて、今日のように、ふぐ刺をコース料理の中でお出しすることも可能ですし、色々と対応させて頂いております。

 

また、当ブログの【特別会席】のページを御覧頂けると、ご参考になろうかと思いますが、詳細については、お手数ですが、直接お問い合せ下さい。

 

ところで、冒頭でお話ししたように、当店の一週間の終わりは、今日なのですが、今週の始まりの火曜日は、法事の御席の御予約で、一週間が始まり、その様子については、こちらをお読み下さい。

 

ということで、法事の御席で始まり、法事の御席で終わった一週間も、無事に終えることが出来ました。

 

来週も、お付き合いのほど、宜しくお願い致します。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。

zoutousaikyou.jpg
銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

ジャンボちゃんはじめ、3本の天然とらふぐ(福井県敦賀産)

 

今朝は、

宅配便び営業所に行き、

東京・築地から届くことになっていた生の本鮪と、

福井県敦賀から届くことになっていた天然のとらふぐを、

受取りに行って来ました。

 

【佳肴 季凛】に戻り、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が開けたのは、

天然のとらふぐの方であるのは、

言うまでもなく、

3本のうち、一番大きいものは、1本で9,5キロのジャンボちゃんとなれば、!!!キタ~()キタ~!!!

 

ジャンボちゃんとは、天然のとらふぐへの想いを込めて、自分が独断と偏見で名付けた呼び名で、4キロ以上の超特大サイズのものです。

 

残りの2本は、合計で3,2キロと、ごく普通のサイズのもので、このサイズのものを、自分は並とらと呼んでいます。

 

ジャンボちゃんといえば、これまでの最高記録の10,0キロには及ばなかったものの、

2本の並とらを、太刀持ちと露払いに仕立てた土俵入りに、萌え燃え・・・

 

また、もう一方の発泡スチロールを開けると、

宮城県塩釜産の生の本鮪が入っており、

バッチリとは言えども、ジャンボちゃんが、!!!キタ~()キタ~!!!以上、どんなに良くても、オマケと言わざるを得ません。

 

既に、ひととおりの仕込みも終わっていたので、ふぐを卸すことにし、

2本の並とらから取り掛かり、

どちらからも、

十分に成長した白子が出て来ました。

 

そして、満を持してのジャンボちゃんですが、

もちろん、

ひれもジャンボ。

 

仰向けにすると、

魚というより、得体の知れない物体そのものにしか見えません。

 

卸すというより、解体と言った方が正しいような感じでもなく、

先程の2本の並とらとは異なり、真子と呼ばれる卵巣が入っており、真子は猛毒ゆえ、食べると痺れてしまいます。

 

あまりの大きさですので、参考のために、

秤に乗せると、

1,9キロで、ちょうど全体重の2割の重さで、まさに泳ぐ生殖腺で、この目方だと、約100万粒あると推測され、全て孵化し、順調に成長し、さらに全てジャンボちゃんになったら・・・と、考えるだけで、萌え燃え・・・

 

卸し終えたら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、

自分が手直ししたのですが、真由美さんは、

ジャンボちゃんの水洗いに、かなり手こずっていました。

 

そして、洗い上げたら、

拭き上げたのですが、

2本の並とらは、

すぐに卸し、

刺身にするため、晒で包んでおきました。

 

ジャンボちゃんを刺身に仕立てる場合、晒を何度も替え、水分を抜かなくてはならないので、一週間近くかかることもあります。

 

ジャンボちゃんは大きいので、大味と思われがちですが、そのようなことは一切なく、むしろ天然のとらふぐ特有の繊細さを束ねたような味わいで、その味を知ってしまったら、虜になるのは確実で、自分もその一人なのです。

 

ですので、ジャンボちゃんが入荷すると、お客様にお出しするよりも、自分が食したい気分になってしまいますが、お客様が喜んで頂いてこその料理ですので、自分が最高だと思える食材をお出し出来るのは、料理人冥利に尽きること、この上ありません。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、5月3日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

 

明日(14日)のランチ

明日(14日)は、

都合により、ランチの営業をお休みさせて頂きます。

 

ところで、今日は、

沼津魚市場に行き、

鯵(島根)をはじめ、

【西京漬】に仕込むため、

サーモン(ノルウェー)を仕入れ、

別の売場では、

さばふぐ(由比)など、

色々と仕入れたこともあり、

その仕込みなど、週末らしき諸々に追われ、まさに“VS時間”の一日でした。

 

そして、一日の労をねぎらうため、

生の本鮪の血合いの醤油漬を焼き、“お疲れちゃん♪”と相成り、これにて4月13日(金)を締めさせて頂き、明日も宜しくお願い致します。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

10,0キロのジャンボちゃんこと、超特大とらふぐのひれ

先月、10,0キロのジャンボちゃんこと超特大の天然のとらふぐ(三重県産)ことジャンボちゃんを仕入れ、

そのひれを、

貼り付けておいたことをお話ししましたが、

今日まで、そのひれを干していました。

 

ジャンボちゃんとは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込め、独断と偏見で、名付けたもので、4,0キロ以上の超特大サイズのものです。

 

完全に乾き、

剥がれてしまいそうになっていたので、急いで、

剥がし、

チャック付きの袋に入れておきました。

 

普段なら、ひれ酒用に、大きさも関係なく、袋に入れておくのですが、これまでに仕入れたジャンボちゃんの最高記録でしたので、

入荷した日付と産地を書いておきました。

 

このようにするのは、さらに大きいジャンボちゃんの水揚げがあり、それを仕入れることが出来るように、願掛けをしたお守りですので、ひれ酒にすることなく、後生大事に取っておくためです。

 

もちろん、これまでに記録更新をしてきたジャンボちゃんのひれも、

後生大事に取ってあり、先程同様、日にちが無記載のものもありますが、日付と産地を書いてあります。

 

記録が更新されるまで取っておいてあり、古い順から挙げると、

25年3月の三重産(7,3キロ)にはじまり、

26年2月の焼津産(7,5キロ)と続くのですが、

記録更新でもないのにもかかわらず、

年3月の三重産(7,0キロ)のひれを取っておいてある理由は、自分でも不明です。

 

ただ、ここまで取っておいた以上、お守りですので、このままにしておくことにしています。

 

そして、この次が、

27年3月の三重産(8,0キロ)となり、これまでは、少しずつの更新だったのですが、この一年後の28年4月に入荷した富山県氷見産のジャンボちゃんは、

10キロまで0,2キロと、大幅に記録を更新しました。

 

そして、それから約2年もの間、記録が更新されることなかったのですが、冒頭にもお話ししたように、ついに10キロの大台に達することが出来、長きにわたり、恋い焦がれていた存在に出会えることが出来たのです。

 

まだまだ大きいジャンボちゃんもいるのですが、それに巡り会えるのは、なかなか難しいことだと思いますが、「願えば、叶う」という言葉があるように、日々願い続けます。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、5月3日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

5時スタートで、法事用のお弁当

法事用のお弁当のご注文を頂いていたこともあり、今朝は、

5時過ぎから、仕事を始めました。

 

魚市場に行くのに寝坊した程度に、早起きで仕事を始めたのは、数が多いというわけではなく、常連のお客様が、遠方にご実家にお持ちになるからです。

 

そんなこともあり、程なくすると、

家のことを済ませた女将兼愛妻(!?)の真由美さんも、厨房に来て、仕事を始めてくれ、自分は、鯵の新挽(しんびき)揚げ(写真 左)にはじまり、

しまふぐの唐揚(同 右)、

煮物(人参、牛蒡、つくね、白滝)、

玉子焼などを仕上げました。

 

その後、鶏肉の照焼を盛り付けたのですが、

真由美さんも早出したので、ご注文のお弁当と共に、

余りもので、娘のお弁当のおかずもついでに用意しました。

 

そして、真由美さんが、

折を、

テーブルに移動し、

御飯(昆布御飯)を盛り付けてくれたのですが、御飯を最後にするのは、煮汁などが落ちて、御飯のような色が薄い料理を台無しにしないためです。

 

そして、

このように、

仕上がり、

それぞれを重ねたら、

蓋をし、

仏事用の紐をし、

風呂敷で包んだら、

箱に詰め、お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。

 

お弁当は要予約となっており、料理内容、お引き渡し時間など、可能な限り対応させて頂いているので、詳細については、直接お問い合せ下さい。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

今日は法事の御席、明日は法事のお弁当

今日は、平日でしたが、法事の御席の御予約を頂き、

ひととおりの準備を終えたら、法事の料理の盛り付けから、始めたのでのすが、料理を盛り付ける時は、デザートから先付と、料理をお出しする順番とは反対に、盛り付け、冷蔵庫にしまっておきます。

 

今日のデザートは、苺のムース(写真 右)で、その隣にあるのは、酢の物の帆立の辛子酢掛けで、ドレッシングなどは、お出しする直前に掛けるので、このままです。

 

そして、先付のうすい豆腐(グリンピースの豆腐)と、

フルーツトマトのお浸しを盛り付けました。

 

ただ、刺身は、先付をはじめ、いくつかの料理をお出しした後にお出しするものの、盛り付けに時間がかかるので、一番最後に盛り付けてから、

冷蔵庫にしまっておくことが多く、今日の刺身は、生の本鮪(那智勝浦)、蛍烏賊(富山)、小肌(佐賀)、湯葉の四種盛りでした。

 

山葵がついていないことに、お気づきになるかもしれませんが、山葵がついていないのは、お出しする直前に、卸し立ての本山葵を盛り付けるからです。

 

そうこうしていると、ランチの営業時間となり、法事のお客様がご来店されるまでに、フリーのお客様がご来店され、忙(せわ)しなくなり始めたものの、無事に料理をお出し、お昼の営業を終えました。

 

そして、普段なら、夕方の時点で、明くる日のお弁当の下準備をしておくのですが、お昼の片付けなど、様々な雑用が重なったこともあり、夜の営業が終わってから、

お弁当の焼物のサーモンの西京漬に串を打ち、

玉子焼の鍋をはじめ、お弁当に使う道具類なども用意しておきました。

 

一方、テーブル席では、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

明日の法事用のお弁当用の折を、

並べてくれ、カウンターにも、

折を用意しておいたのですが、並べておかないのは、鶏肉の照焼を包丁しながら、盛り付けるからで、隣には、

法事用の風呂敷と紐も、用意しておきました。

 

明日は、お客様が取りに見えるのが、9時前ですので、この辺りでお暇させて頂きます。

 

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

s-20140826162548-550

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

三週連続で、休日出勤

明日(10日)は、

沼津魚市場が、

休みということもあり、

今朝は、仕入れに行って来ました。

 

明日は平日ですが、法事の御席があり、明後日はお弁当のご注文を頂いているので、市場へ行くだけでなく、仕込みをしなくてはならない状況にあるので、今日の休日出勤は、そういう点では、都合が良かったのです。

 

必ず一番最初に向かう活魚売場の生簀には、めぼしいものは無かったものの、注文しておいた佐賀産の小肌を仕入れたら、

構内を物色したところ、これまためぼしいものはなく、別の売場に向かうため、いったん外に出ると、

5時半前で、これぐらの明るさでした。

 

そして、この売場で、

今季初めて、

富山県産の蛍烏賊を、

仕入れることにしました。

 

3月になると、富山県産のものが入荷し始めるのですが、今年は入荷が遅く、値段も高値安定という嬉しくない状況が続いていたのも、4月に初入荷ということになった次第です。

 

ちなみに、兵庫県や福井県産の蛍烏賊は、1月の終わりくらいから入荷し始め、

今朝は、兵庫県産のものが、この売場に並んでいました。

 

蛍烏賊という同じ素材ですが、日本海と富山湾のものでは、大きさも味も、全く異なり、値段もかなりの開きがあり、富山湾産の方が、3~4倍くらいの高値で売られており、蛍烏賊の水揚げ高の全国一位は、兵庫県です。

 

その後、冷凍ものを扱う売場で、

『西京漬』用の銀鱈を確認したところ、

前回と同じ商社のもので、解凍しないと、実際の身質は分からないものの、何となく良さげな感じでしたので、

荷造りしてもらい、仕入れることにしましたが、1ケースに、

12本入っており、アラスカ産です。

 

これら以外にも、色々と仕入れ、全ての荷物を確認したので、魚市場から帰ることにし、【佳肴 季凛】に戻ると、

銀鱈を3本ずつ袋に入れ、

冷凍庫にしまっておき、

小肌の仕込みから、

始めました。

 

その頃には、女将兼愛妻(!?)の真由美さんも厨房に来てくれ、

蛍烏賊の掃除(目玉、軟骨、くちばしを取ること)をはじめ、

フルーツトマトのお浸しに仕込むため、フルーツトマトの皮むきや、

お弁当用の煮物の野菜の皮剥き、

揚物用の海老の伸ばしをしてくれたので、スムーズに仕込みが出来ました。

 

小肌が仕上がる頃までに、

お弁当用の海老の酒煮と煮物も、

仕込み終えたら、苺のムース、

サラダ素麺の野菜(長葱、茗荷、紫キャベツ、ピーマン、赤と黄色のパプリカ、アーリーレッド)、

フルーツトマトのお浸し、

酢の物用の蛇腹胡瓜なども、

仕込み終えました。

 

その後、

大根、人参、胡瓜を、

糠床に漬け、

米(白米、押麦、もち米)を研ぎ、仕込みが終わりました。

 

合間を見ながら、

真由美さんが洗い物や片付けをしてくれたので、

自分の片付けは、

包丁を砥ぐ程度で済み、

明日の法事用の器出しをし、最後の最後に、

春休み中に当店と知人の店で使った食品用廃油を、

2人の娘達が通っていた当時からの慣わしで、

地元の小学校へ持って行き、休日出勤は無事に終わりました。

 

ちなみに、先週の定休日は、魚市場へ行かなかったものの、

三重県産のジャンボちゃんこと超特大とらふぐが入荷したので、休日出勤をしましたし、先々週の定休日は、

今日同様、

魚市場に行き、仕込みをしたので、三週連続で休日出勤となった次第です。

 

休みは休みで欲しいのは本音ですが、一人仕事ゆえ、休日出勤も当然ですし、それを承知で、今の自分があります。

 

昨今、仕事を取り巻く事柄が色々と議論されているようですが、仕事を毛嫌いするような風潮を感じ、自分としては、悲しいというか、不思議でなりません。

 

仕事=働くということは、傍(はた=周りの人)を楽にするのが、語源とも言われており、生活の糧を得て、家族を楽にすることも働くだし、地域のために奉仕することも、働くだと思います。

 

お金をもらってももらわなくても働くことは色々で、そう考えると働くということは、本来楽しいはずです。

 

色んな仕事があって、世の中が成り立つわけですし、皆が皆、同じ日に仕事をし、同じ日に休んだら、余暇の楽しみも享受できなくなってしまうどころか、病気などになり、病院が休みだったら、それこそ一大事になってしまいます。

 

休みなしで仕事をすることを主張しているわけでは、毛頭もありませんが、仕事をするという意味を、もう一度、考えるべき時代になったような気がしてなりません。

 

★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★

当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。

zoutousaikyou.jpg
銀鱈、サーモン各3切入  3,480円     ※クール便にて発送可

店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。

 

山形県産『つや姫』

ここ数年の間、【佳肴 季凛】で使っていた白米は、

新潟県魚沼産の『こしひかり』で、ご存じの方も多いかもしれませんが、最美味しいとされている銘柄の一つです。

 

ただ、ここ2,3年の間、何となく美味しさに欠ける感じがしており、新米が入荷し、試食する度に、その旨を取引先の米屋に伝えていました。

 

そんな中、2月の終わりに、魚沼産の『こしひかり』が、【日本穀物検定協会による平成29年度産の米の食味ランキングで、「特A」から「A」に格下げになったことが報じられると、自分としては、妙に納得せざるを得ませんでした。

 

そして、代わりの銘柄を探すため、取引先の米屋さんと相談し、

北海道産の『ゆめぴりか』と、

山形県産の『つや姫』を勧められ、どちらも試食したところ、『つや姫』の方が、自分好みでしたので、『つや姫』を使うことにしました。

 

しかしながら、産地は同じでも、田んぼによって違いもあるので、使っている間に、また別の銘柄に代える可能性もあります。

 

米に限らず、素材というものは、自然相手ゆえ、その時によって、味に違いが生まれてしまうのは、致し方がありませんが、その違いを出来るだけ無くすのも、料理人の技量ですので、日々の仕事への注意を怠ることのないよう、仕事をしたいものです。

 

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

 

次回は、5月3日(木)の予定です。

s-ラジオエフ

s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

このページの上へ戻る