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もっとおいしいお話し

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クラブツーリズムの最上級バスの旅「ロイヤルクルーザー 四季の華」

今日は、ランチタイムに、バスツアーのお客様がお見えになるので、ひととおりの段取りを終えたら、その準備をしたのですが、今日のお客様は、いわゆる団体ではなく、

【クラブツーリズム】という旅行会社の募集型のツアーの中でも、

最上級バスの旅『ロイヤルクルーザー 四季の華』という企画ということもあり、人数も限られているので、忙しなさを感じることなく、準備をし、御席は、

椅子、テーブルの個室に、

お二人ずつ、御席を御用意しました。

ご用意と言えば、大型バス用の駐車スペースは、

いつものように確保し、予定時間通り、

ロイヤルクルーザーが到着。

先程お話ししたように、いつものバスのお客様とは異なり、忙しなさは一切なく、全ての料理をお出しすることが出来、

出発時間まで、

余裕があったので、 ロイヤルクルーザーの中を拝見させて頂くと、

3人並びの御席が6列の18人の定員ですが、そのうちの一つは、添乗員用ですので、17人がお客様用です。

通常の大型バスの定員は補助席を含めると、約50人ですので、単純計算で、3倍のスペースとなるのですが、ゴージャスなバスゆえ、

シャワールームの無い化粧室も完備されており、通常のバスの最後尾の席のスペースゆえ、やはりゴージャス。

中を拝見させて頂いていて、思い出したのは、

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ロイヤルクルーザー同様の豪華バスのスターペガサスでした。

そして、

出発時間となり、

いつものように、お見送りをしたのですが、いつものように済まなかったのは、女将兼愛妻(!?)の真由美さんの「こういうバスで、旅行したいよね~。」で、「そうだね~。」と、はぐらかすのが、関の山でした。

ところで、4月には、《足元ゆったり17席バスで行く 富士山側のお部屋に宿泊“ハイランドリゾートホテル&スパ” 桜咲く富士五湖と富士山ぐるっと一周 2日間》という企画があり、当店がその時のお食事場所となっています。

募集型のツアーゆえ、現段階では未定ですが、そういう場に選ばれたことは、有り難い限りで、いつ何時でも、多くのお客様に喜んで頂けるよう、努力を怠るわけにはいきません。

misaki coffee(ミサキコーヒー)

仕入先の沼津魚市場には、週に何度か行くのですが、仕入れるものがあろうとなかろうと、余程のことが無い限り、最初に向かうのが、

活魚売場で、今朝も然りでした。

生簀の中をひととおり覗いたら、

構内を物色しながら、

隣にある別棟の売場に行きます。

この売場は、

活魚売場がある建物の売場が出来るまでのもので、

ひと昔どころか、昭和の魚市場そのものとは言え、魚の鮮度には問題は無く、今朝仕入れたのは、

島根県産の鯵(あじ)でした。

そして、次に向かうのが、

鮮魚や冷凍ものを扱う売場で、この中には、

様々な問屋があり、自ずと、仕入れるものも様々にして、ここまでで、大体の仕入れが終わるのが、いつものことです。

そして、競りで買うものがあったり、時間で届くものを待っていたりするので、

小休止を兼ねて行くのが、

【misaki coffee】という喫茶店です。

入口はこちらですが、

“裏口入学”も時々し、こういうのが、チェーン店にないのが魅力なのは言うまでもありません。

今朝は、開店時間の5時半も過ぎていたので、普通に入店すると、

同業者の先輩にして、良き相談相手でもある沼津市にある居酒屋【きえい】のご主人と共に、

いつものように、世間話をし、ブレイク・タイム。

同業とは言えども、ジャンルが違うだけでなく、離れた場所で商売していることもあり、何ら遠慮することなく、話せるのが貴重で、お互いのストレスを解消出来ます。

魚市場に来ないで、地元の魚屋で雑談をしていたら、牽制をするどころか、お互いの足を引っ張ることをするような邪なことを考えるような気がしてならず、早起きをして、魚市場に来る方が健全で、早起きは三文の得という諺以上に、人としての在り方を忘れずに済む原点のような気がしてなりません。

ただ、自分がこの業界に転がったきっかけが、東京の鮨屋で、その店は、誰かしらが交替で、かつての河岸である築地に仕入れに行っていたこともあり、仕入れ=魚市場という等式を教わっていたので、魚は魚市場で仕入れることしか頭に無い自分としては、やはり原点なのです。

店内は、魚市場にある喫茶店らしく、

魚市場の休みが貼ってあるだけでなく、

来るお客さんも、

長靴を履いているのが殆どで、昨今流行の横文字やアルファベットの喫茶店というより、カフェとは程遠い空間です。

とは言え、こちらのオーナーは、女性ということもあり、

シフォンケーキや、

クッキーなどは様々で、お菓子を食べる機会が少ない自分でも、お気に入りのものもあるくらいです。

それだけでなく、

昨日お話ししたように、

店内には、

駿河湾産の高足蟹(タカアシガニ)の甲羅で作ったお面が飾られており、これらは、全てオーナーお手製で、

沼津市戸田(へだ)地区では、魔除のアイテムしての言い伝えがあり、店内にも、魔除の甲羅が飾られています。

ただ、先程の壁が、いくらか殺風景に見えるのは、少し前まで飾ってあったお面が売れてしまい、知る人ぞ知るものになりつつあるような、ないような・・・。

【misaki coffee】のようなところは、仕入れつまり、自らの商売を左右する場の魚市場に来る人達にとっては、早起きした時の休憩場所であるだけでなく、自らの商売を共有できる場でもあり、プロの空間とも言えます。

魚市場にあっても、一般の方もウェルカムにして、心配無用ですので、機会があれば、是非是非。

高足蟹(タカアシガニ)の甲羅のネコバス

2月11日の今日は、

建国記念の日で、

元々の日とは別の日に移った多くの祝日とは異なり、変わらずにいる少ない祝日で、祝日というものは、こうあって欲しいものでならず、建国記念の日同様、人為的に移せない日の一つが誕生日で、今日は、次女の14歳の誕生日でした。

誕生日が祝日ということは、間接的であれ、多くの人から祝福されているだけでなく、余程のことが無い限り、忘れらえることはありませんし、暮れも暮れ、しかも、クリスマスの直後の12月27日生まれの自分にとっては、羨ましい限りです。

とは言え、営業日だったこともあり、誕生日会を兼ねた食事は出来なかったのですが、仕事が終わったら、次女が好きなキャラクターのミニオンズのアイスケーキで御祝いをすることにし、

明日の仕度を終えた次女が部屋から出てくるタイミングを見計らい、

部屋の電気を消し、

自分、女将兼愛妻(!?)の真由美さん、長女の3人で、♬Happy Birth Day to You♬

その後、3人からのプレゼントタイムとなり、

自分があげたのは、

アニメ映画『となりのトロロ』に出て来る “ネコバス”だったのですが、この“ネコバス”は、

駿河湾産の高足蟹(タカアシガニ)の甲羅で作ったものです。

自分が作ったものではなく、沼津魚市場にある喫茶店の【misaki coffee】のママさんが作って販売しているもので、

この画像を見た次女が、この中から見つけたものです。

ただ、最初に自分が見せたのは、

お気に入りのミニオンズだったのですが、それこそ隅にあったネコバスを見つけてのリクエストでした。

先ほど14歳と書いたように、次女は中2ですが、意外と学年は分かっても、年齢となると、分からないだけでなく、昭和生まれの自分にとっては、平成の年となると、変換出来ないものがあります。

いずれにしても、無事に成長してくれていることは何よりで、これからも、そうあって欲しい限りでなりません。

3週連続で、南京豆腐

定休日の今日は、

夕方になったら、厨房へ行き、

先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)を仕込んだり、

米を研いだら、

糠床の手入れをしたのですが、この時季、

大根は仕上がるまでに時間を要すので、昨日から漬けてあります。

こんな感じで、仕込みとは言えない仕込みをしたのですが、

先週の定休日も、

南京豆腐を仕込み、

先々週の定休日も、然り。

ちなみに、三週間前の定休日は、

バスツアーのお客様がお見えになっただけでなく、お弁当の仕込みもあったりと、かなりハードでした。

実を言うと、定休日の仕込みは、今日のようなことが殆どですが、包丁を使わなければ、自分の中では、仕込みとは言えませんし、米を研ぐだけなら、言葉が見つかりません。

というのも、料理の世界に転がったのが鮨屋で、休みの日でも、酢飯用の米を研ぎに行くこともあったからです。

段取り良く、次の仕事をするためには、些細なことが欠かせず、そんな境遇にあったことが有り難いことで、昨今の【働き方改革】なるものは、少なくとも、食を扱う者にとっては、意味を無しません。

「三つ子の魂、百まで」とは、よく言ったもので、仕事は、身体と心で覚える理屈無きものです。

それが、我が道ゆえ、明日も明後日も、その次も、そして、未来永劫、歩くのみ。

ふぐ刺付きの法事や御祝いの料理

週末は、法事や御祝いの御予約を頂くことが多いのですが、料理内容は、お客様によって様々です。

身内しか集まらないということで、ランチメニューの方もいらっしゃれば、その反対に、身内が集まる機会が、たまにしかないから、

『特別会席』(おひとり 9,500円より)のような方もいらっしゃいます。

そんな御席で、ここ数年、料理内容で御希望が多いのが、ふぐ刺を献立に入れて欲しいという声で、今回のお話しは、ふぐ刺入りの法要料理についてです。

法事や御祝いの御席は、人数もそれなりに集まることが多いので、

小鍋だけでなく、お食事(御飯もの)も、

セットしておきます。

食事は、昆布御飯で、小鍋は、

鰻鍋で、中に入っている笹がき牛蒡(ごぼう)が、蒲焼にした鰻の風味にアクセントを加えてくれます。

お客様が御席に着き、乾杯や献杯をされたら、

先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)をお出ししたら、

ふぐ刺です。

勿論、天然のとらふぐで、この日のとらふぐは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、独断と偏見そして、想いを込め、ジャンボちゃんと呼んでいる超特大サイズのもので、

ジャンボちゃんの刺身は、皮目の赤い色が、その特徴です。

ふぐ刺の次が、

お凌ぎのサラダ素麺で、当店のオリジナル料理の一つでもあります。

そして、ふぐ刺とは別に、三種盛りの刺身もお出しし、

内容は、銚子産の生の目鉢鮪(めばちまぐろ)、佐賀産の小肌、湯葉です。

刺身の次が、揚物の海老の彩り揚げと、

鯵の新挽(しんびき)揚げで、法事の御席の時は、

天紙は、緑で縁取られたものを使うことにしています。

揚物の次が、

蒸物の鰯つみれ錦糸蒸しで、

酢の物のずわい蟹の辛子酢掛け、

デザートのココナッツミルクのムースと続き、全10品となります。

これまでに何度もお話ししているように、料理内容は、ご予算、ご要望に応じて、対応させてい頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

複数のお昼の御予約

今日のお昼は、

法事、顔合せ、通常のランチの御予約を頂いており、ひととおりの段取りを終えたら、その盛り付けを始めました。

冷蔵庫にしまっておく都合で、最初に盛り付ける料理は、最後に出すデザートで、料理の順番とは逆に盛り付け、その時の数や状況に応じて、変化することもあり、今日のデザートは、ココナッツミルクのムースでした。

盛り付けたら、

番重(はんじゅう)や、

その蓋に、

御来店時間と人数を貼り、冷蔵庫の前にも、

庫内の置き場所を貼っておくのが、こういう時の常のことです。

ちなみに、+1とあるのは、お子様の人数を意味しています。

御覧のように、御予約の時間がずれていたこともあり、特に追われることもなかったのが幸いでした。

当店は、ランチ、夕席とも、御予約なしで御来店されても、お召し上がり頂けますが、今日のような場合、御席の御用意が出来ないこともございますので、予めお問い合わせを頂くだけでなく、御予約をお勧め致しております。

お手数ですが、くれぐれも宜しくお願いします。

2本のジャンボちゃんのひれ

ひれ酒用にするための天然のとらふぐのひれを干すのが、

この時季の当店の風物詩で、

一際大きいのが、

先週の木曜日に仕入れた三重県熊野産のジャンボちゃんこと、超特大とらふぐのひれです。

そして、今日、

この下に、

今週の火曜日に仕入れた4,8キロのジャンボちゃんのひれを、

貼っておきました。

乾いても、このままにし、次のジャンボちゃんのひれを干すため、“予約席”にしておきます。

廃食用油のポリタンクの回収

今週の月曜日に、地元の小学校に廃食用油を持って行ったのですが、その時のポリタンクを、回収していなかったので、

今朝は、仕込みをする前に、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、回収に行って来ました。

空っぽですので、

5分とかからず、

小学校を後に。

『佳肴 季凛』に戻り、

ポリタンクを下ろしたら、

軽トラの掃除は、

いつものように、

真由美さんに任せ、

自分は、

仕込みを始め、

かくして、一日が始まったのでした。

2020年1月の鮪(まぐろ)コレクション

今朝、川崎北部市場から入荷したのが、

千葉県銚子産の生の目鉢鮪(めばちまぐろ)でした。

この時季にしては、脂の乗り具合もなかなかで、身全体に脂が回るのは、2,3日後ぐらいで、今日使うには、早いような感じのものです。

ところで、今回のお話しは、月1恒例の鮪コレクションの1月版で、1月の仕入先は、今日と同じく、川崎北部市場で、しかも、全て千葉県銚子産のものでした。

昨年あたりから、川崎から仕入れることが増えているのは、仕入れ単価によるものです。

東京・豊洲の方が、質が良いのですが、その分も値段も高く、他の食材とはじめ、ありとあらゆるものの値段が上がったこともあり、如何せん、無理が生じないようにするため、その時の状況に応じて、仕入れるようにしています。

そんな1月のトップバッターは、

生の本鮪で、その次が、

真梶木(まかじき)でした。

真梶木はマグロ類ではないものの、どこの魚市場でもマグロ類と同様に扱われているので、鮪屋の商材ということもあり、鮪に準ずるものとして、鮪コレクションにも入れてありますが、言わばオープン参加のようなものです。

そして、1月最後が、

今日と同じ目鉢鮪で、身の質もなかなかでした。

例年2月は、時化により、マグロ類の水揚げが少なくなることもあり、心配していますが、ピンポイントで、良いものが入荷するのを祈るばかりです。

ジャンボちゃんは三重・熊野、並とらは静岡・舞阪

定休日明けの今朝、三重県熊野産と、

静岡県舞阪産から、

届くことになっていたので、沼津魚市場に仕入れに行って来ました。

熊野産の方は、4キロオーバーの超特大サイズのジャンボちゃんで、舞阪産の方は、普通サイズの並とらで、どちらも、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、独断と偏見にして、天然のとらふぐへの想いを込めて、名付けたものです。

ちなみに、サイズごとに、呼び名があり、0,5キロ以下のものがチビとら、0,6キロ以上2,5キロ未満のものが並とら、2,6キロ以上4キロ未満のものがBIGちゃん、4キロ以上がジャンボちゃんで、あくまでも、自分が名付けた

最初に向かった売場には、

熊野産のものが、

届いており、中を確認すると、

スイスイとなれば、萌え燃え・・・❤

そのまま、車に積んだら、舞阪産のとらふぐが届く売場に行こうとすると、電話が鳴り、

車を停めた場所を伝えると、そこまで持って来てくれ、

自分の車に移したら、薄暗いながらも、無事を確認し、再び萌え燃え・・・❤

基本的に、メインの仕入れは、初っ端にするので、気分揚々のまま、他の仕入れを終え、魚市場から帰ることにし、『佳肴 季凛』に戻ったら、

締めてから、

血抜きのため、

再び海水の中へ。

ちなみに、それぞれの目方ですが、

舞阪の方は、

4,6キロ(4本)で、熊野のそれは、

4,8キロ(1本)です。

どんなに数があっても、魚は、ワイルド感のあるデカい魚にかなうものはなく、ましてや、それが天然のとらふぐとなれば、語るまでもなく、それこそ、

束になっても敵いません。

そして、出汁を引くなど、ひととおりの段取りを終えたら、

卸すことにし、並とら全てメスで、

大トリのジャンボちゃんのお腹の膨らみに期待したものの、

中からは、真子(卵巣)。

ただ、それほど気落ちしなかったのは、ジャンボちゃんの殆どはメスが多いからで、メスが多いのは、オスとメスの成長のスピードに違いがあるからです。

真子は、美食の極みと呼ばれる白子(精巣)とは異なり、猛毒ゆえ、食べると痺れてしまいます。

その後、かまの部分を外す時、

喉の奥に、鉤素(はりす)が見つかり、その先にある釣針に注意しながら、卸すと、

釣針が出て来ました。

全て卸し終えたものの、

ランチの営業時間も近づいていたので、

まな板周りの掃除を、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せ、水入り。

そして、ランチの営業の合間を見ながら、

いつもの流れで、

真由美さんが水洗いしたものを、自分が手直しをし、

洗い上げたものを、真由美さんが拭き上げ、

仕込み終了。

ジャンボちゃんと並とらは、大きさで区別がつくものの、ジャンボちゃんの皮目は、

並とらのそれに比べ、

鮮やが特徴で、大きいと大味と思われがちですが、基本的に食材は、大きいものの方が味わいが深く、天然のとらふぐの場合、繊細さを束ねた味で、特に、ふぐちりに仕立てると、天然のとらふぐの美味しさの新境地に遭遇し、その虜になること必至です。

水洗いをし、シンクも汚れたので、

今日2回目のシンクの掃除をし、休み明けの長引いたふぐの仕込みが終わったのでした。

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