お裾分けを頂戴した生の本鮪(ほんまぐろ)
ここ最近
沼津魚市場で
本鮪(ほんまぐろ)が
水揚げされています
デカすぎるので
自分には
手が出せない魚ですが
運良く、そのご相伴に
預かることが出来ました
2026年2月16日
Vol.4837

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「まぐろの刺身が
超んまそぉ~
なんだけど
この盛付けだと
お客さん用じゃないよね?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「おかず用なんだけど
それだけじゃなく
ブログとかSNS用も
兼ねているから
日本料理らしい盛付に
してみたんだよ」
と、自分
「マグロって
あんまり使わないよね」
「そうだね
もう5、6年くらい
使っていないよ」
「それまでは
使っていたの?」
「豊洲に移ったけど
その前の築地とか
川崎の北部市場から
生のマグロ類を
仕入れていたよ
もう5、6年経つかなぁ」
「刺身って言えば
まぐろじゃね?」
「そうなんだけど
コロナで
世の中の流れが変わったから
市場での仕入れの
スタイルも変えて
地物の魚を使うように
なったからだよ
で、市場に行く回数も
増えたら
漁師や仲買人との会話も
同じように増えて
それだけじゃなく
仲が良くなった人も
大勢になって
おかずとかを
あげていたら
自分も色々と
貰うようになったんだよ」
「わらしべ長者
みたいじゃね」
「それに近いね
で、この鮪は
うちの窓口とは違う
問屋の仲買人から
もらったんだよ」
「おぉ~
で、このマグロは
何マグロなの?」
「本鮪だけど

尻尾の部分だから

こんな形をしていたよ」
「これで
何キロくらい?」
「量る必要もないけど
1キロちょっとかな」
「でも、生のホンマグロで
1キロだったら
これだけでも
20万円じゃん!」
「もしかして
初競りの5億円の
マグロのこと・・・?」
「そうだよ
違うの?」
「違うも何も
あれはアレだからね」
「アレね・・・
あの値段でないにしても
本マグロって
沼津でも獲れるの?」
「獲れるっていうか
水揚げがあるんだよ

貰った尻尾は
金曜日の本鮪の
どれかなんだけど

三重、和歌山の漁師が
伊豆七島方面で
釣ってきた魚で
漁場から近いのが
沼津だから
沼津で水揚げするんだよ」
「へぇ~」
尻尾の部分は
筋っぽいので
煮るか、焼くかの
加熱調理をすることが
多いのですが
鮮度も良いので
刺身にすることにしました

身

皮

骨に分けたら
皮と骨に残っている身を
スプーンで

こそげ取ったら

筋を取り除きました

これが
いわゆる、すき身で

このように
盛付けました

骨だけでなく

皮も

筋の部分は焼いておき
これらは出汁用です
「刺身にして
食べられる部分は
少ないけど

アラの部分も使うってことは
ほぼ100%
食べてたのと同じじゃね?」
「そうだね
マクロビオティック
(玄米菜食)の
一物全体
(いちぶつぜんたい)の考えを
実践しているだけだよ」
「ここまで使ってくれたら
漁師も嬉しいだろし
仲買人さんも
嬉しいだろうね」
「どんな食材も
命あるものだから
どんなことがあっても
粗末にするわけには
いかないんだよ」
「刺身だけじゃなく
骨、皮、筋も
使いこなすなんて
ヤバ過ぎ~!
仲買人さんからのお裾分けが
親方の手に掛かったら
強烈なキラーパスに
変わったんじゃね」
「ただのおかず程度の
使いにくい部分で
終わらせるか
決定的なシュートに
出来るかどうかは
料理人の技次第だからね
出汁まで取って
最後まで本鮪の味を
引き出すのが
自分流に一物全体で
マクロビベースの
身体に優しい
美味しい日本料理の
真骨頂なんだよ」
「親方、間違いなく
MVPじゃね🏆」
漁師がいてこそ
魚菜食文化の
日本料理が成り立つ以上
漁師の代弁者として
声を出し続けるのが
自分の使命に
他なりません

「この準備ってことは
ふぐかな・・・
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐとらちゃん
約一週間、沼津魚市場にキープした天然とらふぐ
魚市場の生簀に
魚を活かしておくことを
活越(いけこし)と
呼びます
これまでに
色んな魚を
そうしたことがありますが
今回、初めて
とらふぐ(天然)を
活越させました
2026年2月15日
Vol.4836

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます
「おはよう、親方🐡

今朝の仕入れは
このトラフグだけなの?」
と、熱血君が
訊いてきました
「おはよう🐡
そうだよ

どうしてなの?」
と、訊き返すと
「Facebookの投稿は
こうなんだけど

どういうこと?」
と、改めてのクエスチョン
「そういうことね

籠の下に

とらふぐがいて

先週の火曜日から
活かしておいた魚なんだけど
鷹羽鯛
(たかのはだい)は
昨日、帰った後に
入荷があったんだから
仲買人が競り落としてくれて
そのままキープして
おいたんだよ」
「そういう裏技も
あるんだぁ」
「魚によっては
前日に行先未決の
時もあって
今日の場合
明くる日だから
フライングゲットにはなるけど
実際には
ラストゲットだね」
「へぇ~
こんなやり方も
ありなんだあ」
「特に、活魚は
特殊なジャンルなんだけど
元々、活魚が好きなんだよ」
「どういうこと?」
「最初入った鮨屋が
活〆(いけじめ)の白身が
推しの店で
そこで
色んな白身を覚えたからだよ
その店は
毎日、築地に行って
4、5種類の白身を
仕入れていたから
それこそ日替わり白身状態で
楽しくて
しょうがななかったなぁ
それが今でも
続いているんだよね
天然のとらふぐと
鱧(はも)が
うちの一押しだし
どっちも活かしが
基本の魚だから
余計に活魚が
好きになったんだよ」
「へぇ~
活魚ってことは
なんちゃって水族館だから
リアル水族館も
好きなの?」
「嫌いじゃないよ」
「親方らしい
言い方だなぁ~」
「あそこにいるのは
鑑賞用だし
食用魚を餌付けしている以上
養殖っていうか
畜養だから
大して興味が
沸かないんだよ」
「そうなんだぁ~」

卸したとらふぐを
水洗いしてくれるのは
毎度の如く
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんで

そのあとに
自分が手直しをし
拭き上げ

とらふぐの仕込みが
終わりました
当ブログやSNSを
チェックしている方は
ご存じかもしれませんが
今朝のとらふぐは

それを
魚市場の生簀に
キープしておき
3回に分けて
持ち帰り
卸しました
当店にも
水槽はありますが
沼津魚市場の生簀は
海水が循環し
温度管理もされているので
この方が
魚には優しく
活かしておくことが
可能です
ただ、餌付けをしないので
否が応でも
痩せてしまいますが
今回仕入れたものは
活け越しが出来そうだったので
約一週間
キープ出来ました
天然ものゆえ
その時の状態で
活け越しが
出来ない時もあり
そういう場合は
届いた時点で
活〆にして
卸します
魚市場で問屋買いするほどの
資金力はありませんが
長きに渡り
取引があるので
融通が利くのは
有難いこと
この上ありません
自分の料理を支えてくれるのは
漁師だけでなく
魚を扱う大勢の人が
いるからこそ
為せる業(わざ)です
前から言っているように
魚菜食文化の日本領料理を
生業とした以上
真摯な姿勢で
水産業に携わる人達の代弁者として
声を出し続けます

「このマグロ
メッチャんまそぉ~🤤
どうしたんだろう?
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
春立ち、紀州のマグロ船の入港す
ホームグランドの
沼津魚市場には
地元の漁船だけでなく
他所の漁船も
入港して来ます
そんな漁船が
水揚げする魚とは・・・
2026年2月14日
Vol.4835

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます
「ねぇ、親方🐡

昨日のFacebookに
アップした写真の
大きい魚は
マグロでしょ?」
と、ふぐのぼり君が
訊いてきました
「あっ、これね

そうだよ

この位置からの方が

分かりやすいかな?」
「デカっ!
何マグロなの?」
「本鮪(ほんまぐろ)だよ

全部で
11本だね」
「ってことはだよ・・・

お正月の初競りで
1本が5億円だったから
55億ってこと!?」
「え゛っ
アレはアレにしても
話半分どころか
それこそ桁違いだよ」
「そうだよねぇ~(笑)
沼津辺りにも
マグロ漁師が
いるってことなの?」
「沼津にはいないけど
南伊豆の下田の
須崎(すざき)にはいて
沼津の市場にも
持って来るよ」
「で、昨日のは
そこの漁師なの?」
「いや、他所だよ」
「他所って?」
「三重、和歌山の
紀州だよ

昨日はいなかったけど
宮崎、鹿児島からも
来るよ」
「そんな遠くから
来るんだぁ」
「毎年、春先になると
伊豆七島で操業して
沼津で水揚げするんだよ」
「ってことは
旅に出ているの?」
「そうだよ
紀州ぐらいの漁師なら
途中で戻ることも
あるようだけど
宮崎とか鹿児島の
九州のマグロ漁師は
3、4カ月くらい
こっち方面にいて
県内の焼津で
燃料や食料を積んで
漁に出るんだって」
「へぇ~
誰に訊いたの?」
「漁師に決まってるじゃん
AI先生は
知らないはずだね(笑)

って書いている以上
訊いてみるんだよ」
「いきなり
訊いちゃうの?」
「そうだよ
知らないことは
気にならない?」
「そりゃ、そうだけど
僕には無理だな
どうやって、訊くの?」
「どうもこうも
『○○(地名)から
来ているなんて
お疲れ様です』
って感じだけど
訊き方のハウツーが
他にもあるの?」
「まぁ、無いけど・・・
親方の言う通りだね」
「特に、三重だと
とらふぐの仕入れ先で
知っている魚屋も
何人かいるから
『三重なんだぁ
時季になると
三重の熊野とか
安乗(あのり)から
とらふぐを仕入れているんだよ』
って言うと
話も盛り上がるよ」
「フレンドリーっていうか
馴れ馴れしいっていうか
僕には無理ゲーだよ」
「商売やっていれば
初対面の人なんて
当たり前に来るわけだから
そう思えば
ぜ~んぜん気にならないよ」
「恐れ入ったよ」
「昨日の漁師で
話したことがあるのは
恵丸(めぐみまる)の親方で

普通に声を掛けて
おかずを渡したよ」
「おかずって?」
「賄いのカレーとか
フレークとか
色々だよ
漁に出れば
その合間に
食事時間だから
どうしても
簡単なものに
なっちゃうじゃん
漁師ファンを自称する以上
食料補給で応援するのが
手っ取り早いじゃん」
「へぇ~
魚市場で
そんな付き合いをする人って
いるの?」
「あんまりいないと思うよ
普通の話
売場に並んでいる魚にしか
関心を持たないのが
普通だろうし
何年か前までは
自分もそうだったからね」
「最初から
突撃隊じゃなかったんだね」
「そりゃそうさ
通う回数が増えてくると
同じ漁師なのに
一日違うだけでも
獲れる魚が変わることに
気付き始めたんだよ
その漁師がいれば
声を掛けるようになったのが
最初かな」
「なるほどね」
「そもそも
飽きっぽい性分だから
とっかえひっかえ
魚を仕入れたいんだよ」
「それなら
いつでも新しい魚だもんね」
「何だかんだ言っても
鮮度には
かなうものがないからね」
「確かに、時間だけは
どうにもならないもんね」
「仕入れる=買う
っていうのも
応援だけど
そうじゃないのも
ありだし
漁港がある地方だからこそ
そういう変わりもんの
料理人がいても
いいんじゃないの!?」
「やっぱ
変わってるわ」
「あはは・・・」
立春を過ぎ
暦の上でも
春になったものの
2月半ばゆえ
冬そのものです
獲れる魚だけでなく
それを獲る漁師の動きでも
季節を感じることが出来るのも
魚市場の面白さでもあります
春本番ともなると
黄肌鮪(きはだまぐろ)の
水揚げも増えて来ますが
今年の春は
どうなることでしょう

「今夜のふぐ刺も
んまそぉ~🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
初めて作ったパエリアで、気付いたこと
料理人生活も
3分の1世紀以上
経ちましたが
作ったことがない料理は
沢山あります
そんな初体験のパエリアを
次女の誕生日ディナーに
作りました
2026年2月13日
Vol.4834

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「ねぇ、親方🐡
これって・・・?」
と、ふぐゑびすさんが
訊いてきました

「見ての通り
パエリアだよ」
と、自分
「パエリアを
お客さんに出したの?」
「出すも出さないも
料理人人生
3分の1世紀にして
初めて作ったんだよ
だから、初めて」
「え゛~っ
どうして
パエリアなんて
作ったの?」
「真萌子(まほこ)の
誕生日ディナー用に
作ったんだよ」

「まほこちゃんは
イベント続きで
いいじゃん♬
パエリアパンが
あるってことは
何度か作ったことあるの?」
「いや、初めて」
「初めてなのに
ここまで出来るの?」
「ジャンルは違っても
食べたこともあるし
ネットを見れば
どうにでもなるからね」
「まぁ、確かに
肝心の味は?」
「端っこを味見したけど
まずまずだよ
たださぁ
米=ご飯の考えが
ガラリと変わったよ」
「どういうこと?」
「パエリアは
ご飯ものじゃなく
米料理ってことだよ」
「分かるような
分からないような・・・」
「ご飯って
主食でしょ
米料理って言うと
魚料理、肉料理みたいに
料理の1カテゴリー
ってことだよ」
「なるほどねぇ」
「少なくとも
作った時に
炊くっていう感覚は
なかったからね」
「それじゃあ
考えが変わるわけだよね」
「そういう意味じゃ
楽しかったよ」
「パエリアパンがあるけど
これは、どうしたの?」
「前に食べた時に
作ってみたくて
買ったんだけど
買ったのが
4、5年前で
やっと、デビューしたよ」
「料理なら
すぐに試さないと
気が済まない親方にしては
珍しくね?」
「そうかもね」
「まずまずの出来って
言い方だと
また作るの?」
「そうだね」
「今日のとは
違う食材を使うの?」
「そりゃ、そうでしょ
この時季だよ
アレしかないでしょ
アレだよ・・・😎」
「その不敵な様子だと
もしのもしかして・・・」
「まぁまぁ
出来た時まで
待っててよ」
「チィッ」
先程のやり取りにも
あるように
パエリアが
ご飯ではなく
米料理ということが
何よりの発見でした
実は、もう一つの発見が
あったのです
それは
ぱえりあ
と入力すると
予測変換として
パエリアの絵文字が
出ることです
ということは
パエリアなるもの
かなりの認知度があると
言わざるを得ません
多種多様な料理が
日本の食文化や
日本人の食生活に
入ってくることは
大いに結構ですが
これにより
日本料理文化の存在が
薄くならないよう
その魅力を伝えることが
自分の使命なのです

「今夜はフライじゃん
パエリアもいいけど
これもいいなぁ~🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐのぼり君
⭐⭐ 謹製・西京漬の切落し ⭐⭐
チョイ贅沢なおかずとして
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熱烈歓迎で
お待ちしております
昨日と今日で、朝獲れの鯵(アジ)を使い分ける理由
昨日も今日も
ホームグランドの
沼津魚市場で
朝獲れの鯵を
仕入れてきました
2026年2月12日
Vol.4834

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「おはよう、親方🐡
今日もアジを
仕入れたの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
今日のは

熱海・網代(あじろ)ので
昨日のは

稲取(いなとり)ので
どっても、朝獲れの
死後硬直前のだったのは
分かっているでしょ?」
と、自分
「もちろん!
で、どんな感じだったの?」
「どうもこうも
鮮度バリバリだけど
こんなんじゃ
ダメでしょ?(笑)」
「ガッツリ説明したいんじゃね?(笑)」
「まぁね」
◆稲取(11日)

選んだら

秤にかけたら

瞬殺で

えらを抜いて
冷やし込み
◆網代(12日)
流れとしては
同じです

選んだら

計量後

えらを抜き
冷やし込み
と、仕入れて
市場での下処理までは
全く同じです

「昨日と今日のじゃ
鮮度が違うのは
サルでも分かるけど・・・」
「昨日のは
サイズが違うんだよ

こっちの方が

分かりやすいかな? 」
「サイズが違うような・・・
昨日と今日で
本数が違わね?」
「16本仕入れたけど
昨日のランチの刺身で
使ったんだよ

鯵以外は
目鯛(めだい)、湯葉ね」
「で、残りの14本は?」
「残りのうち
小さめのは

酢締めにして

大きい方は
フライ用に卸しておいたんだよ
で、これが
昨日のあらで

出汁を取るのに
これから焼くんだよ」
こんなやり取りの間に

今日の鯵の下処理が
終わりました

「あんなにあったけど
こんだけ?」
「今日のランチの刺身でも
使うように

血合い骨を抜いてから

刺身用に包丁して

これね」
「内容は
同じだけど
他の残りは?」
「えへへ・・・😎」
「その不敵な笑いは
もしのもしかして・・・」
「鋭いねぇ

朝獲れ鯵の叩き
で、ございます!
ってことだから
腹が減っては
何ちゃらってことで

いただきます🤤」
「ズ~っリぃ~

なんで、丼にしないの?」
「食べ過ぎちゃうからね

だから、酢飯にはしないで
白御飯のままだよ
真由美さんなんて

オンザライスにすると
進みまくるから
そうならないように
海苔で巻きながら
食べるようにするよ」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです
「食べ過ぎないように
しなきゃなんないくらいに

美味しいなんて
裏山Cぃ~🤤

朝獲れのアジだから

ピカピカしているね」
「この銀皮(ぎんがわ)が
鮮度バリバリの
真骨頂なんだけど

上手に皮を引かないと
剥がれちゃうから
意外と神経を
使うんだよ」
「へぇ~」
酢締めにした鯵も
仕上がり

昨日の鯵のあらも
出汁を取るため

焼いておきました
「焼いたのは

昨日のだけで

今日のは
どうして焼かないの?」
「今日のは新しいから
焼くと
身が弾けたりするし
旨味が出ないんだよ」
「そこまでするの?」
「そりゃ、そうだよ
気に入った魚を
気に入った分だけ
気に入った仕込みで
仕立ててこその料理だからね
だからこそ
早起きして
沼津の魚市場まで
仕入れに行くのが
分かった?」
「恐れ入ったよ」
鮮度の良さという
時空だけは
越えることが出来ません
そして、自分の包丁は
戻ることのない瞬刻を
切り付けているのです

「これって
パエリア!?
親方が作ったらしいよ・・・
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐゑびすさん
自分史上最大かつ最長にして、特大の鱧(はも)は、2,6kg、120cm
今日、仕入れた鱧は
特大サイズにして
自分の記憶の中では
過去最大です
2026年2月11日
Vol.4833

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「おはよう🐡
あのデカい魚は
もしのもしかして
ハモじゃね?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
BINGO!

地物の鱧で、2,6キロの
超特大サイズだよ
野締めの鱧だけど
競りの後

はらわらただけは
抜いてきたよ」
と、自分
「お腹の中に
エサが残っていると
臭いがついて
使えないから
抜いて来たんでしょ?」
「そうだよ
さすが、ブログを
チェックしている良い子は
言うことが、違うね
素晴らしい👏」
「えへへ・・・♬
2,6キロって
言われても
僕達みたいな素人には
よく分かんないんだけど・・・」
「確かに、そうだよね
魚だけじゃなく
肉も目方で
取引されるからね」
「で、何センチ?」
「卸す時に
計ってみるかい?」
「わぁ~い♬」
先ずは、ヌメリ取りを
しなくてはなりません
いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
ヌメリ取りをしていると
ミニふぐちゃん達が
茶々を入れてきました

「おはよう、真由美さん♬
デカいっしょ
あとで
親方が計ってくれるけど
ほぼシンクの長さと
同じじゃね?」
「おはよう♬
そうだね
いつも私が
ぬヌメリを取るけど
ここまで大きいと
掴むだけでも
マジで大変だよ」
「掴むだけでも
ハードだね」
「今日のは
活きていないから
それほどでもないだけど
活きていると
ヌメリが多いし
クネクネするから
もっとハードだよ」
「長いものに
巻かれる訳には
いかないね」
「上手いこと
言うじゃん
座布団は
親方に請求してね」
「はぁ~い♬」
水洗いを終え
まな板に乗せると

長過ぎて

乗りません

スチロールで延長して
計測すると
120cmなので

小学生3、4年生と
ほぼ同じです

デカくても
チビでも
卸すプロセスは
同じです

尾の方は使わないので
正味だけでも
7~80cmくらいあり

3つに包丁し
6つの柵にしておきました
このサイズゆえ
骨抜きをしなくては
なりません
骨抜きは
それこそ
骨が折れるどころか
心が折れる仕事ですが
特大サイズの鱧の美味しさに
目覚めた自分としては
シーズンの夏に
多くのお客様に
届けたいがため
その習得に
躍起になっています
ただ、1,5キロ以上の
特大サイズは
レアサイズゆえ
入荷が少ないのが
実状です

鱧の出汁には
他の食材には
代え難い味があり
あらも使います
焼いてから
出汁を取るため
下処理をしておきました

「デカ過ぎはいいんだけど
もしかして
親方史上
最大にして
最長とか?」
「うちらは
長さは関係ないけど
目方は過去一だね」
「ヤバっ!」
「ただ、この鱧が
活かしでなかったのが
残念なんだよ
このサイズの活かしに
会いたいね」
「それって

⭐ スクープ ⭐
天然のとらふぐ命の
佳肴季凛の親方の
浮気発覚!
っていう
文春砲!?」
「あはは・・・
っていうか
全くもっての
別ものだから
そんなわけないよ
とらふぐ、鱧に
今日はいないけど
すっぽんを入れた
3つの食材は
日本料理の極上三傑で
料理人なんて
ある意味、何刀流の
覚悟を求められるから
文春砲なんて
蹴散らすよ」
「あはは・・・
っていうか
真由美さんは?」
「大人をからかうんじゃない!」
「ご馳走様です・・・🥰」
この半年間
ハマっている
鱧の骨抜きも
どうにかこうにか
形になりつつあります
日本料理に限っては
大体のことを
マスターしてきたつもりですが
まだまだ知らない仕事も
数多くあり
料理人たるもの
本物の一皿と向き合うために
生涯、修練の日々を
こなさなくては
ならないのです

/ /
♬ ハッピーバースデー
まほこちゃん
ハッピー ハッピー 20歳 ♬
おめでとう~🎉
\ \
by 佳肴季凛ふぐs 一同
暗闇の休市日に、天然とらふぐ
休市日でしたが
沼津魚市場で
静岡県遠州灘産の
とらふぐ(天然)を
仕入れました
2026年2月10日
Vol.4832

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます
「おはよう、親方🐡

SNSの投稿は
7本って書いてあるのに

3本しかないけど
どういうこと?」
と、熱血君が
訊いてきました
「おはよう🐡
よく気付いたじゃん

これね」
と、自分
「誰でも
気付くと思うけど・・・」
「残りの4本は
市場の生簀にいるよ」
「どういうこと?
しかも、今日は
休市日じゃね?」
「どうもこうも
順を追って
話すよ」
「はぁ~い♬」
休市日の沼津魚市場に着くと

暗闇の中に
自分宛の天然とらふぐ
(静岡県遠州灘産)が
届いていました
休市日でも
荷物が届くのは
豊洲など、多くの市場が
開いているからです
発泡スチロールを積み
魚市場本棟へ行くと

当然、真っ暗闇
売場の電灯を点け

活魚売場へ

スチロールから取り出すと

7本全て
スイスイとなれば

萌え燃え・・・😍

この中から
ひれが擦れていたり
痩せ気味の3本を選び

活〆にし

冷やし込んでから

持ち帰ることにし

残りの4本の生簀に
買い番の札を貼り

魚市場から撤収
「こういう流れなんだぁ

ってことは
明日も萌え燃え・・・😍
出来るなんて
嬉しいんじゃね?」
「まぁね
意外とそういう時に
限って
地元のとらふぐがあったり
ここんとこ
ハマっている
ジャンボ鱧(はも)が
あったりして・・・😊」
「なんだか
やたら楽しそうだけど・・・」
「あはは・・・😊」

卸した後の
水洗いをしてくれるのは

いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです

「おはよう、真由美さん♬
水、冷たくね?」
「おはよう♬
手袋しているから
そうでもないよ」
「そんなら
いいけど
今日みたいな3本だと
淋しくね?」
「ちょっと
もの足りないかな(笑)」
「さすが
ふぐオタクの妻!」
「あっ、これね

私のインスタ
見てくれているの?」
「当然じゃん
お弁当🍱とお花🌹が
よくUPされているじゃん」
「嬉しいなぁ
親方みたいな
SNSオタクじゃないから
そんなに更新
出来ないけどね」

卸し終えたら

自分が手直しをし
拭き上げている間に

真由美さんが
掃除をしてくれ

休み明けにして
休市日のふぐ仕事が
終わったのでした

「常連さんちの
夕飯用の煮物じゃん
んまそぉ~🤤
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
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熱烈歓迎で
お待ちしております
極寒の沼津魚市場
この3日間の天気は
南岸低気圧の影響で
極寒ゆえ
ホームグランドの
沼津魚市場周辺も
珍しく雪が
積もっていました
2026年2月9日
Vol.4832

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「♬ 雪は降る~⛄
魚は僅(わず)か・・・🥶 ♬
-場所:沼津港 魚市場
ってあるけど
実際には
どうだったの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「あの写真は
これなんだけど

地物メインの売場は
普段の半分弱は
入荷があったよ

SNSにもアップした隣の売場は
太刀魚(タチウオ)と
金目鯛(キンメダイ)が
あったけど

今日の状況を予想して
昨日の魚を
あえて売らずに
キープしておいたんだよ」
「そうなんだぁ
やっぱ、雪の影響なの?」
「そうだよ
富士よりも
沼津の方が暖かいんだけど

市場近くの緑道も

雪が積もっていたし

中伊豆だけじゃなく

沼津市内から
来た人達の車にも
雪があったからね」
「あっちの方が
寒かったんだね」
「そうだね」
「で、肝心の魚は?」
「地物のメインの売場で

地元の目鯛(メダイ)を
仕入れることが出来たから
良かったよ」
「漁師さんに
感謝だね!」
「よく言っているけど
魚菜食文化の日本料理には
魚が欠かせないし
漁師あっての
日本料理だから
代弁者兼応援団としては
有難いよ」
「しつこいくらい
親方は言っているもんね」

水洗いまで終えた目鯛は
鮮度保持のため

中骨に残っている血を
抜いたのち

弱めの真空パックをし
氷詰めしておきました
定休日だったので
市場へ行くだけの
休日出勤でしたが

戻って来た時
軽トラのシートの水も
凍っていたし

温めものをするのに
スチコン
(スチームコンベクションオーブン)
の電源を入れると
6度!
寒い時でも
7か8度なのに
昨日から今朝にかけては
ただただ
極寒の一言あるのみ

「どおりで
寒いわけだ・・・🥶
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
鱧(はも)きゅう巻恵で、恵方巻
このところ
沼っている
特大サイズの鱧で
遊んでみました
しかも、2月3日となれば
その遊びは
推して知るべし!?
2026年2月3日
Vol.4826

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「ねぇ、親方🐡
この太巻は・・・?」
と、ふぐゑびすさん
「今日は
何月何日?」
と、訊くと
「2月3日だけど
それが、どうかしたの?」
「どうもこうも・・・」
「あ゛~っ
節分しかも
恵方巻じゃん!」
「恵方巻っていうか
太巻きで
遊んでみたんだよ」
「遊びって・・・?」
「遊びって言えば
遊びなんだけど
巻物の芯っていうか
具材が
何だか分かった?」
「きゅうりが入っているのは
分かるんだけど
茶色いのは
アナゴとか・・・!?」
「う~ん、惜しい
穴子じゃないんだな」
「アナゴを使うことは
あんまり無いもんね」
「ってことは・・・?」
「もしかして、ハモ?」
「BINGO!」
「でも、ハモって
夏が旬の魚じゃね?」
「そういう言い方を
するってことは

読んでないの?」
「・・・・」
「ほら~(笑)
早く読んでごらん」
「はぁ~い」
しばらくして
「どうだった?」
と、訊くと
「こんなにデカいと
ヤバいじゃん
で、このハモは
どう仕込んだの?」
と、訊かれました
「細かいことは
またにして

こんな感じに
煮たんだよ」
「へぇ^
どんな感じに
太巻にしたの?」
「まぁまぁ
細工は流々
仕上げを御覧じろ
ってことで
よく聞いてね」
「わぁ~い♬」
巻簾(まきす)に
海苔を置き

酢飯を乗せたら

本山葵(ほんわさび)

大葉

鱧(はも)

胡瓜(きゅうり)

茗荷(みょうが)を乗せて

巻きました
鱧は蒸し器で
温め直してから

皮と身を

バーナーで炙ってあります
恵方巻は
丸かじりが基本なので
このままでも
構いませんが
鮨屋中退の自分としては
巻物である以上
6つに包丁してこその
巻物です

ということで

鱧きゅうこと
鱧の太巻きが
出来上がりました

「改めて見ると
んまそぉ~
寿司って言うと
握り寿司なんだろうけど
握りの方が
難しいんでしょ?」
「甘いどころか
甘過ぎる!
巻物の方が
100倍難しいんだよ」
「え゛~っ!?」
「自分がいたのは
江戸前の鮨屋で
そういう鮨屋の巻物は
細巻なんだけど
具材が真ん中になって
パンクさせないように
巻いてから
6つに切るのが
ともかく難しいんだよ
ちゃんとした、要は
90点以上の巻物が
出来るようになるには
2、3本でいいから
一年以上毎日、巻かないと
マスター出来ないんだよ」
「マジ・・・!?
経験者の親方が
言っている以上
間違いないかぁ」
「まぁね」
「じゃあ、握りは?」
「毎日30個を
一か月もやれば
形にはなると思うよ」
「簡単に見えるものの方が
難しいんだぁ」
「巻物を卒業しないと
握りには
バージョンアップ出来ないんだよ
まぁ、今は
回転寿司みたいに
ラフな店もあるから
決め付けることは
出来ない時代になったけど
どんな仕事でも
最低限のものってあるから
そこだけは押さえないとね」
「そっかぁ
本物の職人仕事は
簡単じゃないんだね」
「そりゃそうだよ
お金を貰うからこそ
プロな訳だし
あれは出来ない
これは出来ないじゃ
素人と変わらないからね
それでいて
お金を貰うなんて
お客さんに対して
失礼過ぎるじゃん」
「確かに
親方の言う通りだよね
さっき、遊びって
言ってたけど
この巻物は
賄い用なの?」
「そうだよ
最近、デカい鱧の骨抜きを
マスターするのに
ハマっているから
その余興だよ」
「余興の割には
贅沢じゃね?」
「役得ってことで
いいんじゃないの(笑)
ともかく
デカい鱧は
普通サイズの鱧とは
別次元の味だし
って言うよりも
別の魚って
言ってもいいくらいなんだよ」
「そんなに美味しいの?」
「まぁ、あの味を
知ったら
鱧の虜になるね
最高に難しいけど
最高に面白くて
最高に美味しいんだよ
それが鱧の魅力だね!
骨抜きを完璧にマスターして
その美味しさを
沢山のお客さんに
知って欲しいし
それ以上に
魚菜食文化の日本料理の
魅力を知ってもらって
漁師の応援団として
声を出し続けるのが
使命だから
行き着くとこまで
行かないと
気が済まないからね」
「親方のお得意の台詞じゃん
👏👏👏」
鱧という魚は
他の魚には無い
美味しさがあるだけでなく
骨切にせよ
骨抜きにせよ
他の魚には無い
仕込みが必要です
だからこそ
日本料理では
ふぐ、すっぽんと並び
この3つを習得すれば
免許皆伝ということになります
ただ、特大の鱧の骨抜きは
発展途上ゆえ
お客様にお出しするには
しばし、お待ち下さい
それぞれ、ひと通りの
仕込みは出来ますが
鱧に限っては
骨抜きを知った以上
新たなスタート地点に
立ってしまった以上
その道を究め続けるしかありません

「明日は
銀ダラを【西京漬】に
仕込むんだね
そんじゃ、また🐡」
by ミニふぐちゃん
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
当店謹製の【西京漬】など
お取り寄せの品々を
召し上がった方々が

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ご興味、ご関心のある方は
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滅多に仕入れたことが無い鰯(イワシ)が、潤目鰯(ウルメイワシ)
明日が、休市日なので
今朝は、沼津魚市場に
仕入れに行ってきました
そんな今朝仕入れたのは
過去に数回程度しか
仕入れたことがない魚です
2026年2月2日
Vol.4825

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が認めます

「おはよう、親方🐡
イワシっぽいけど
何て名前なの?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました

「おはよう🐡
潤目鰯(ウルメイワシ)だけど
漢字で書いてあるように
目がウルウルしていると
思わない?」
「あぁ~、確かに
漢字で書くと
よく分かるね」
「特徴に違いがあるから
名前も違うわけだからね」
「前から思っていたんだけど
どうして漢字で書くの?」
「カタカナで書くと
リアルの魚で
生物(せいぶつ)そのものにしか
見えないし
漢字で書くと
食材になるから
漢字にしているんだよ」
「料理人の視点って
違うんだね」
「まぁね
だからと言って
漢字で書く必要は
ないからね」
「うん♬
ウルメイワシって
【鰯の丸煮】のイワシとは
違うんでしょ?」
「そうだよ
【鰯の丸煮】用の鰯は
真鰯(マイワシ)だけど

今更だけど
「分かっているけど
商売上手いなぁ~(笑)
ウルメイワシと
マイワシの味の違いは?」
「真鰯の方が
脂が強いけど
潤目鰯の方が
弱いんだけど
味そのものとしては
ウルメの方が
良いんだよ」
「へぇ~
マイワシは
よく仕入れてくるけど
ウルメイワシって
あんまり仕入れて来ないよね?」
「そうだね
【鰯の丸煮】があるから
鰯=真鰯だしね
潤目鰯を仕入れてきたのは
数えるくらいで
5本の指で
数えられる程度だよ」
「え゛~っ
そんなに少ないんだぁ
で、さぁ
さっきの写真にある札からして
地元産なの?
「魚市場と同じ
沼津市西浦の定置網で
水揚げされたものだよ

今朝、着いたら
仕分けの最中だったんだけど

魚も少なかったから
終わる間際で

1キロ計って

速攻で
えらだけ抜いて
冷やし込んだんだよ」
「小魚でも
血抜きをすると違うって
よく言っているもんね」
「血も内臓の一部だからね
地物は
死後硬直前が
直後の魚が多いから
「鮮度バリバリだから
水洗いまでしておいて
明日、卸してから
酢締めにするよ
それにさぁ、今日は
定休日だから
この辺で終わらせたいからね」
「そうだったね
お疲れ様~♬」
その後
潤目鰯の仕込みに
取り掛かったのですが

今朝は
魚市場にキープしておいた
鷹羽鯛(タカノハダイ)も

活〆にしたのち

持ち帰り

こちらは
卸しておき
休日出勤は
この程度で終えることが
出来たのでした

「りんごのアイスの素を
仕込んだんだね
そんじゃ、また明日🍎」
by ふぐゑびすさん















