2種類のアジは、眼鯵(メアジ)と丸鯵(マルアジ)
漁港が併設されている
沼津魚市場のメリットの一つが
新鮮な地物の小魚が
水揚げされることです
2025年7月23日
Vol.4669

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、沼津魚市場から
戻って来ると
ふぐのぼり君が
やって来ました

「おはよう、親方
何だかんだ
色々、仕入れて来たね」
「おはよう🐡

こんな感じで
細かい魚が多いよ」
と、自分
「アジみたいなのが
多いけど・・・」
「みたいっていうか
アジ類が
2種類いるよ

眼鯵(メアジ)と

丸鯵(マルアジ)だよ
胡麻鯖(ゴマサバ)も
いるけど

これは
鯵じゃないからね」
「メアジとマルアジは
どこ産なの?」
「眼鯵も

丸鯵も

由比(ゆい)のだから
地物じゃないよ」
由比とは
静岡市にある小さい漁港です
「メアジは
これ以外にもいるけど・・・」
「そうだよ

沼津の西浦の定置網で
水揚げされたものも
いるよ」
「今更だけど
味も違うんだよね?」
「じゃが芋と里芋くらい
違うよ」
「ってことは
別ものじゃん!」
「そうだよ
今日の眼鯵のうち

大きめのは
揚物にして
小さいめのは
そのままだったり
卸したのを
南蛮漬にするよ
で、丸鯵の方は

酢〆(すじめ)に
したよ

あと、小鯖も
南蛮漬に仕込むんだけど

小さいから
そのままだよ

サバ繋がりで
1本だけど
サバフグもいるけどね
「メアジもマルアジも
そういう使い方を
するものなの?」
「サイズで
仕込み方を変えただけで
どっちも
同じ使い方が出来るよ」
「味も違う
って言ってたけど
どっちが美味しいの?」
「比べれば
丸鯵だけど
眼鯵も十分
美味しいよ」
「そうなんだぁ」
「それはそうと
そろそろ
お昼にするから

光物の盛合せを
作ってみたよ」
「んまそぉ~🤤

どれがどれか
説明してよ」
「まぁ、慌てなさんな

酢で〆た
眼鯵と

貝割(かいわり)で

叩きは
丸鯵だよ」
「カイワリは
この間も仕入れて

「そうだね
ただ、眼鯵と貝割は
昨日仕込んだものだよ」
「へぇ~
こんだけあると
アジの味比べだね」
「気の利いたこと
言うね~」
「えへへ (∀`*ゞ)エヘヘ」
サバフグ以外の小魚は
マイナー魚と言えるのですが
これらを仕入れることが
出来るのも
漁港が併設されている
沼津魚市場だからこそです
こういう
地方ならでは市場の
メリットを最大限に活かし
日本料理という魚菜食文化の
魅力を伝え続ける姿勢を
失うわけにはいきません

「今朝のブリは
ランチとか夜のコースの
西京焼用なんだって
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
最高レベルの漁師メシは、金目鯛(キンメダイ)のフライ
漁師メシと言うと
船で食べたり
水揚げ直後の浜で
食べる料理が
一般的ですが
それらとは違う漁師メシも
中にはあります
そんな漁師メシとは・・・
2025年7月22日
Vol.4668

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方
これって
キンメダイ?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「おはよう🐡
そうだよ

昨日、市場で
南伊豆の漁師から
もらったんだよ」
と、自分
市場とは
ホームグランドの
沼津魚市場のことです
「キンメなんて
超ヤバっ!」
「実はさぁ

別の漁師からは
これらも
貰っちゃったんだよ」
「マジで、ヤバっ!」
「普段の行いが
素晴らしい良い子になると
こうなるんだよねぇ」
「そういうことを
自分で言っているうちは
マジな良い子には
まだまだじゃね!?」
「あはは・・・」
で、これらが

昨日、卸した時点の
様子です
眼鯵(メアジ)など
殆どの魚は

揚物や南蛮漬用に
卸し

貝割(カイワリ)だけは
酢締めにし

こちらが
貝割(カイワリ)です

「これらは
いいんだけど
キンメダイは
何にするの?」
「フライだよ」
「え゛~っ
フライって
フライでしょ?」
「パン粉をつけて
揚げたフライだよ
まぁまぁ
仕上げは流々
御覧(ごろう)じろ」
「わぁ~い♬」

卸し身の
真ん中にある血合い骨を
抜きます

抜き終えたら

上(かみ)と下(しも)に
包丁し

塩、胡椒を振り

打粉(うちこ)をしたのち

生パン粉をつけ
揚げるだけです

油が切れたら

盛付けました

「見た目は
ごくごく普通の
フライだけど・・・」
「まぁ、これから
食べるから
待っていてよ」
そして、実食すると
「どうだった
どうだった?」
「魚のフライを
越えた味だよ」
「魚なのに
魚の味じゃないの?」
「鯵(アジ)フライみたいに
魚感ゼロなんだよ」
「魚感無しってことで
魚の味じゃないんだね」
「そうそう
金目鯛だけじゃないけど
脂が乗っている魚を揚げると
フワフワな食感になるんだ
しかも、生パン粉だから
サクサク」
「フワフワで
サクサクかぁ・・・🤤
でも、こんなフライを
どこで思い付いたの?」
「かなり前に
この金目鯛をくれた
漁師の奥さんが
市場で話していたのを
聞いたんだよ
いつかチャンスがあれば
やってみたかったんだけど
如何せん、金目鯛は
安くないから
おかずにするのには
かなり勇気がいるからね」
「ってことは
漁師メシじゃん」
「そうだね
漁師メシって言うと
船の上で食べたり
水揚げ直後に食べる
刺身の類が殆どだけど
ちゃんと調理した漁師メシも
ありだね」
「でもさぁ
親方の場合
自分で市場に行って
気に入った魚を仕入れて
その鮮度の良さを
最大限に活かすわけだから
料理人的漁師飯
になるんじゃね?」
「そうかもね
何だかんだ言っても
鮮度に勝るものはないし
漁港がある市場だからこそ
色んなマイナー魚を
仕入れることが出来るから
これからも
最大限に活かすよう
仕事をしていきたいね」
「👏👏👏」
地方には地方の
日本料理があり
それを支えてくれるのは
多くの漁師です
彼らの応援団
そして、代弁者として
魚菜食文化の
日本料理の魅力を
伝え続ける姿勢を
貫き続けます

「お持ち帰りの煮物じゃん
色々入っていて
んまそぉ🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐのぼり君
実は、かなり美味しい宗田鰹(ソウダガツオ)
魚は下処理次第で
味に大きな違いが
生まれます
また、鮮度さえ良ければ
まずい魚は
ありません
2025年7月21日
Vol.4667

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「親方、んまそうじゃん🤤
アジは分かるんだけど
赤いのは
カツオ?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「赤いのは
宗田鰹(ソウダガツオ)

っていうか
正確には
宗田(マルソウダ)だよ」
と、自分
「ソウダガツオには
ヒラソウダと
マルソウダがいて
マルソウダは
あんまり美味しくない
って、読んだことあるけど
本当はどうなの?」
「フェイクとまでは
言わないけど
正しくはないよ」
「ってことは
間違いなの?」
「正しくないって
言っているのは
あくまでも
味は好みの問題だからだよ
丸宗田の場合
鰹とか
平宗田に比べれば
味が劣るのは
言えるかもしれないけど
これだけなら
十分美味しいし
鰹や平宗田には無い
美味しさがあるよ
だから
仕入れて来たんだよ」
「そうだよね」
「鮮度が良い限り
ごくごく僅かな例外を除けば
不味い魚は
なかなかいないよ
丸宗田は
お値打ちだから
コスパで言えば
最高レベルだね」
「そっか~」
「丸宗田は
宗田節って言って
鰹節みたいな使い道が
あるんだけど
仮に美味しくなかったら
手間暇を掛けて
加工するわけないでしょ?」
「そうだよね
ってことは
ほぼフェイクじゃん」
「まぁ、そうなるし
ただの偏見だね」
「鮮度って
言ったけど
今朝、市場で
仕入れたんでしょ?」
「そうだよ」
市場とは
ホームグランドの
沼津魚市場のことです

今朝の丸宗田は
東伊豆の定置網で
山下丸が
水揚げしたもので

その目方は
約1,5トン

この中から
自分が選ったのが
この4本でした

比較的大きめのもので
4本で2,7キロでしたので
1本あたり
700グラム弱です
となると
1,5トンだと
2000本超となります
鮮度バリバリですので
すぐに
えらを抜きました

こうすることで
鮮度が保たれ
味が落ちることは
ありません

卸したら
皮に包丁目を入れ

バーナーで炙り
叩きにしました
十分に冷えたら
血合いを外すのですが
丸宗田の血合いは
時間が経つと
ヒスタミンが生成されるので
注意が必要です
が、しかし
鮮度が良いものを
丁寧に下処理すれば
全く問題ありません

ということで
こんな感じです
器の外側に盛付けたのが
鯵(あじ)で

この鯵は
知り合いの居酒屋さんが
もらった鯵のお裾分けで
貰い物の貰い物
ということになります
身がすき透っているのは
鮮度が良いだけでなく
えらを抜いてあったからです
なので
どんな魚でも
血抜きをすることで
見た目だけでなく
味にも
大きな違いが生まれます
こういう下処理をするのが
魚菜食文化の
日本料理には
欠かせません
そして
日本料理を
自らの生業とした以上
その魅力を
伝え続けるための努力を
怠るわけには
いかないのです

「娘ちゃんが作った
キッシュじゃん
んまそぉ~🤤」
by ミニふぐちゃん
既製品のチョコレートとバニラのアイスをアレンジしたクッキー&クリーム
遊びで作る料理は
楽しいものです
そんな今日は
既製品のアイスを
アレンジしたアイスを
作ってみました
2025年7月20日
Vol.4666

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「これって
親方が作るアイス
じゃないよね?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「どっちも既製品なんだけど

こっちが

チョコレートで

こっちがバニラだよ」
「何でも手作りするのに
どうして
こんなアイスがあるの?」
「業者さんに
付き合わされて
時々、おやつで
食べてたんだけど
何となく
遊んでみたくなったから
これから遊ぶんだよ」
「どうでもいいけど
食べ物で遊んじゃいけない
って教わらなかったの?」
「遊ぶって言っても
アレンジするんだよ」
「アレンジ!?」
「まぁまぁ
細工は流々(りゅうりゅう)
仕上げは御覧(ごろう)じろ」
「はぁ~い♬」

溶けかかった
チョコレートのアイスを
アイスクリームマシンに入れ
スタート

固まってきたら

クリームサンドクッキーを割り

投入

「クッキー&クリームじゃん!
んまそう~🤤」
「まだまだ
続くよ」
「おぉ~🤤」

固まったら
容器に移し

今度はバニラを投入

同じことを
繰り返すこと数回

チョコ&バニラの
クッキークリームが
出来上がりました
「ここまでやるなら

遊びじゃなく
ちゃんとした仕事じゃね?」
「まぁ、そうなるかな
遊びの中に
本気を入れないと
面白味がないじゃん
料理が好きで
料理人になったんだから
こういう楽しみは
譲れないんだよ
本気で遊べば
未知の可能性も広がるし
こういう遊び心は
絶対に大事だからね」
「ちゃんとした基礎の上に
アレンジすれば
料理の幅も
広がるしね
せっかくだから
盛付けてみてよ」
「はいはい
お待ちどうさん

溶けかかっているのは
ご愛敬ってことで・・・(苦笑)」
「どっちにしても
これなら
お客さんにも
出せるじゃん」
「出せるけど
出さないよ」
「え゛~っ
どうしてなの?」
「元のチョコとバニラが
自分が作ったものじゃないから
気乗りしないんだよ
だから、このアイスは
遊びなんだな」
「確かに
そうかもね
まぁ、何でも
手作りしないと
気が済まない親方だから
これいいんだよね」
「そうそう
こういう商売抜きの料理は
息抜きだしね」
「👏👏👏」
遊びから学び続けて
新しい料理の
ヒントや可能性を
追い求め続けます

「アイスって言えば
今日は
オーガニックココアと
バナナのアイスを
出したんだね
そんじゃ、また明日🍨」
by 熱血君
案の定の美味しさだった〆貝割(しめかいわり)
昨日仕込んだ
貝割(かいわり)は
案の定の美味しさでした
2025年7月19日
Vol.4665

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
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“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
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今夜の会席料理の刺身は
黒鯛(クロダイ)
貝割(カイワレ)
湯葉
の三種盛でした

「昨日話していた
カイワリじゃん」
と、ふぐのぼり君
「そうだよ
案の定の味で
良かったよ」
と、答えました

「夕べ遅くに
味見をして
良かったんだけど
さっき、食べたら
抜群だったね」
「抜群!?」
「そりゃ、本家の
縞鯵(シマアジ)には
劣るけど
なんちゃって縞鯵とか
縞鯵もどきって
言われるだけのことは
あると思うよ
名前とか表示に
うるさくない時代には
縞鯵で流通していたくらい
だからね」
「昨日も
そう言ってたよね」
「味もいいんだけど

皮を剥(は)いでも
銀皮(ぎんがわ)が
残るから
光った見た目が
綺麗なのが
いいんだよねぇ」
「うぅ~ん
キラキラしているから
いいじゃん♬
それこそ
THE 光物(ひかりもの)だね!」
「気の利いたこと
言うじゃん!」
「えへへ・・・♬」
貝割の良さを知った以上
ホームグランドの
沼津魚市場に行ったら
見逃すわけには
いきません

「今日の昼ごはんは
天ぷら付きで
そばだったんだって
んまそぉ🤤
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
初めて仕入れた貝割(カイワリ)を、酢〆(すじめ)に
ホームグランドの
沼津魚市場は
漁港が併設されているので
色んな魚が
水揚げされています
そんな今朝
仕入れたのは
貝割(カイワリ)でした
2025年7月18日
Vol.4664

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
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「おはよう、親方🐡
この魚は、シマアジ?」
と、ふぐのぼり君が
訊いてきました
「おはよう🐡
違うけど
シマアジなんて
よく知っているじゃん」
と、自分
「シマアジくらい
知っているさぁ
で、この魚は?」
「貝割だよ」
「カイワレって
野菜と同じじゃん」
「あはは・・・
漢字では
貝割だけど
読み方は
カイワリだよ」
「紛らわしいね
でも、カイワリを
仕入れるなんて
初めてじゃね?」
「初めてだよ

数がまとまる魚
じゃないけど
珍しい魚でもなくて

東伊豆の定置網で
水揚げされて
定置網は
色んな魚が
ごちゃ混ぜ的に獲れるのが
面白いんだよね」
「ごちゃ混ぜのかごが
並んでいるもんね」
「台風も来ていて
小物も少なかったから
仕入れたんだよ」
「こんなに
ちっちゃいと
どうやって使うの?」
「貝割は
酢で〆るんだけど
鯵(アジ)の仲間だし
見た目も
縞鯵(シマアジ)に
似ているだけあって
味も似たり寄ったりだよ
アジ類の中では
トップクラスだね」
「シマアジと同レベルなんて
ヤバっ」
「まぁまぁ
これから仕込むから
御覧(ごろう)じろ」
「はぁ~い♬」

こちらが
貝割の姿です
鱗(うろこ)を取り

頭を落とし

はらわたを抜いたら

水洗いしたら
第1ステージ終了

小出刃(こでば)を使い

三枚に卸したのが

こちらで
第2ステージクリア

「新しいから
身が透き通っているね」
「そうだよ
青魚にはなるんだけど
白身に近いから
美味しいのは
間違いないね
表示にうるさくない時代には
縞鯵で通ったくらいだから
味は抜群だよ」
「偽装は良くないけど
そう出来るくらいに
美味しいのは
嬉しいよね」
酢〆めにするため

盆ざるに塩を振り
卸し身を乗せたら

軽く塩を振っておき

こんな感じです

塩が溶けたら

氷水で
洗い流し

水気を取るため
酢で軽く洗い

この酢は
一度、酢〆に使った酢です
次に、新しい酢に漬けること
5分弱

全体が白っぽくなったら
盆ざるに上げ

キッチンペーパーで
挟んだ後

血合い骨と呼ばれ
身の真ん中にある
小骨を抜いたら

出て来る水気を取るだけでなく
旨味を加えるため
昆布に挟み
ようやく、〆貝割(しめかいわれ)の
仕込みが終わりました

「ここまで
手を掛けるんだぁ」
「元々、鮨屋にいたから
こういう小魚の仕込みって
意外と好きなんだよ」
「へぇ~
で、すぐに食べられるの?」
「そりゃ、食べられるけど
塩と酢のバランスが
いい感じになるのは
明日だから
それまで待った方が
いいんだよ」
「もったいぶるなぁ~(笑」
で、味は
どんな感じになるの?」
「要は、縞鯵を
〆たようなもんだから
味は間違いないね」
「楽しみだね🤤」
先程お話ししたように
貝割を仕入れるのは
初めてのことでした
というのも
数がまとまらない魚で
素通りしていたからです
こういう魚を目にするだけでなく
仕入れることが
出来るのは
自ら、沼津魚市場に
仕入れに行っているからで
そのメリットを
活かさない手は
ありません
この貝割のお陰で
魚の引き出しが
また一つ増えました
知らない
というより
使ったことがない魚は
まだまだあります
それらを求め
その美味しさを伝える努力を
惜しむわけにはいきませんし
それこそが
自分の使命です
バナナのリキュール 【バナナ】
アイスを仕込む時に
欠かせないのが
リキュールです
バナナを使ったアイスを
仕込むため
バナナのリキュールを
仕入れました
2025年7月17日
Vol.4663

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「昨日話していたけど
アイスを作るのに
バナナをリキュールを
使うんでしょ?」
と、熱血君が
訊いてきました
「そうだよ
香りをつけるには
必要だからね」
と、自分
昨日の話していたと
ありますが

バナナのリキュールには
いろんな銘柄がありますが

今回選んだのが

表示には
このように書かれています

「バナナって言うから
色も黄色かと
思っていたけど
ほぼほぼ透明だね」
「そうだね

色んなリキュールが
あるけど
少し色がついている
透明なのが
多い感じがするね」
「色はどうでもいいけど
香りが
THE バナナ的な
バナナそのままに近いね」
「色んなカクテルのレシピが
書いてあったけど
ソーダ(炭酸)割が
美味しかったよ」
「もう試したんだぁ」
「じゃないと
仕込みが出来ないじゃん
普通に美味しかったよ」
「へぇ~」
「これだけじゃなく

コーヒーリキュールの
【カルーア】も
使うよ」
「ってことは
チョコバナナのアイス?」
「チョコは使わないから
ちょっと違うんだな」
「じゃあ、何を使うの?」
「仕込む時まで
乞うご期待!」
「もったいぶるなぁ~」
バナナを使ったアイスの
仕込みの様子は
また改めて
お話しします

「お中元用の
【鰯の丸煮】が
仕上がったんだね
お疲れ様~🐡」
by ふぐのぼり君
⭐⭐ コエタス ⭐⭐
【西京漬】をはじめ
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心がある方は
御覧下さい
アイス用の焼バナナ
バナナを使ったアイスを
仕込むのに
バナナを焼きました
2025年7月16日
Vol.4662

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「茄子が沢山あるけど🍆
何にするの?」
と、熱血君が
訊いてきました

「いやいや
茄子じゃないんだよ
バナナだよ」
と、言うと
「そっ、そ、そんな
ババナ!?」
「じゃあ
ビフォア画像から
いくよ

これを
180度のオーブンで

15分焼くと

こんな風になって
皮を剥くと

ほら

バナナじゃん」
「う~ん、確かに
バナナだね

で、これを
どうするの?」
「アイスだよ」
「東京バナナっていうか
佳肴季凛バナナじゃん」
「まぁ、そういうことに
なるねぇ
あっ、どうでもいいけど
東京バナナじゃなく

【東京ばな奈】なんだけど
正式には

なんだよ」
「長っ!
でも、どうして
そんな名前なのかねぇ」
「そう言われると
思って

ほら👆」
「何でも調べるんだね
親方は・・・」
「まぁ、知りたがりだからね」
「で、アイスにする
って言ったけど・・・」
「全部剥いたら

フードプロセッサーにかけると

バナナペーストが
出来上がったよ

味と香りが
濃厚でしょ?」
「バナナの甘~い香りが
生の時よりも
強い感じだね

この香りに誘われて
ダイブしたい・・・🤤」
「思ったよりも
味もいいしね」
「思ったより
ってことは
実は初めてとか・・・?」
「そうだよ
もう何年も前に
バナナのアイスを作ったことが
あるけど
そん時は
生のものだったからね」
「そうなんだぁ」
「仕込み方っていうか
使うものも
少しアレンジするけどね」
「それこそ
佳肴季凛🐡バナナに
なるんじゃね」
「いやいや
デザートのアイスに
🐡はいらないから
佳肴季凛🍌バナナだよ」
「そっかぁ
親方=季凛=ふぐ
だから、ついつい(笑)」
「で、アイス用に仕入れたのが

バナナのリキュールだよ」
「こんなのもあるんだぁ

ヤバっ」
「長くなるから
リキュールの事は
明日にしようよ」
「そうだね
お疲れ様~🍌」
ということで
明日は
バナナのリキュールについて
お話しします
2025.7.16|デザート 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
娘弁当の豚カツ弁当の後に、フライヤーの掃除
休市日は娘弁当用に
揚物を揚げることが多く
今日は
娘弁当用に
トンカツを揚げました
2025年7月15日
Vol.4661

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
朝から豚カツ
ってことは
娘ちゃん弁当?」
と、ふぐとらちゃん
「おはよう🐡

今日は市場が休みだし
普段の段取りが済んだら
フライヤーも
掃除したいからね」
と、答えました

そして、仕上がると

「んまそぉ~🤤
これが
揚げたてだったら
マジでヤバいよね」
「まぁ、揚げ物だけじゃないけど
料理は出来立てに
勝るものは
無いからね
揚げたてじゃないけど

うちらの早お昼も
豚カツだよ」
「ズルっ
裏山C~」
濾し終えた油を見ると

「十分きれいじゃん」
と、言ってきました
「マメに濾すように
しているからね」
そうこうしていると
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが
フライヤーの掃除を
してくれていました

「おはよう、真由美さん
油もきれいだから
フライヤーの掃除も
簡単に終わったね」
「おはよう🐡
そうだね

ほら✨✨✨」
「おぉ~

すばらしい!」
こんな感じで
定休日明けの一日だけでなく
新しい一週間が
始まったのでした

「バナナじゃん🍌
こんなに沢山
どうするのかなぁ~
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
予想外に、台風5号の影響が少なかった沼津魚市場
台風5号の影響で
魚の水揚げ、入荷が
心配でしたが
思ったより
影響は少なく
無事の仕入れをすることが
出来ました
2025年7月14日
Vol.4661

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
台風が来ていたけど
今朝は、市場に
魚があったの?」
と、ミニふぐちゃん
市場とは
沼津魚市場のことです
「おはよう🐡

どの売場も

沢山じゃないけど

まぁまぁって
感じだったし

帰る頃には
伊東・川奈の定置網の魚も
入荷してきていました
「そんなら
良かったじゃん

で、何を仕入れたの?」
「黄目近(キメジ)と

鰹(カツオ)なんだけど

どっちも
宮崎の漁師が
水揚げした魚なんだけど

鰹は

漁師から
貰っちゃった♬」
「わぁ~
漁師から
休日出勤手当を
貰ったなんて
良かったじゃん!」
「そうだよ

白いゴム長靴を
履いている二人だよ」
「この格好は
ザ・漁師だね
台風が近づいていたけど
こういう時って
漁師はどうしているの?
宮崎の漁師って
言ってたけど・・・」
「どこかしらの漁港に
停まっているんだって」
「それって
漁師に訊いたの?」
「そうだよ
こういう事って
興味ない?」
「無くは無いけど
訊くほどまででも
無いような・・・」
「リアルな食の現場のことを
大勢の人に
伝えたいし
日本料理が魚菜食文化だからこそ
どんな些細なことでも
知らないと
気が済まないんだよね」
「ヤバっ
熱血料理人らしく
熱くなってきたよ」
「あはは
で、さっきの話に
戻るんだけど
かつては
台風とかの悪天候の時って
情報が少なかったから
かなり大変だったんだって
だけど、今は
ネットのおかげで
天気、潮、風、波
っていう自然現象が
瞬時に分かるから
便利なんだって」
「海の上でも
ネットが欠かせないんだね」
「そうは言っても
一度、漁に出たら
2、3日は
陸(おか)に戻れないことは
当たり前だから
そういうのは
マジで大変だと思うし
それを仕事にしている漁師には
頭が下がるよ
しかも、食の根本を
支えてくれているんだから
もっと感謝すべきだよ
特に、“先生”と
呼ばれる人達だよ」
「あぁ、あの人達ね」
「選挙が近くなると
市場に来たりするんだけど
そんなことする前に
一週間でも
船に乗って
漁師の手元でも
やってみやがれだね」
「あの人達に
出来るわけないんじゃね?」
「百発百中で
出来ないよ
口から出任せの
言うだけ番長だから
無理無理!」
「さすが
漁師応援団にして
代弁者の親方だから
ますます
ヒートアップしてきたね」
「当然でしょ
国家の根幹政策は
食料とエネルギーだからね
まぁ、これ以上
熱くなると
気温も上げちゃうから
勘弁してあげるけど(笑)
この問題だけは
自分には
一生付いて回るから
言い続けるよ」
「👏👏👏」

黄目近は
水洗いした後
キッチンペーパーに包(くる)み
冷蔵庫へ
一方の鰹は

卸したら

バーナーでFIRE🔥

そして、今夜のおかずに・・・🤤

「んまそぉ~🤤
これぐらいの量だと
鰹好きの親方的には
一人前でしょ?」
「自分的には
二人前だね」
「そんなにも
好きなの?」
「毎日、毎食
とまではいかなくても
週2、3回くらいなら
間違いなく飽きないはずだし
好きな食べ物ランキングの
断トツ、ぶっちぎりの
一番だね🏆」
「そこまでとは・・・・
筋金入りの鰹好きなんだね」
「イエ~ス🏆」
ということで
休日出勤手当を
堪能したのでした
これからの時季は
台風などの影響で
魚の水揚げ、入荷が
思わしくないことも
ありますが
そのすき間を
掻(か)い潜(くぐ)り
仕入れが出来るよう
願うばかりです

「明日の娘ちゃん弁当は
豚カツ弁当!?
いいなぁ~
そんじゃ、また🤤」
by ふぐとらちゃん















