特大サイズの鱧(はも)の骨抜きに、初チャレンジ
特大サイズの
鱧の骨抜きをして
食したところ
その美味しさは
これまでの鱧の味とは
別次元のものでした
2025年9月14日
Vol.4710

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます
「ねぇねぇ、親方🐡

この間
仕入れたハモは
デカかったよね」
と、ふぐとらちゃん
「2本で
3,5キロだから

同じようなサイズだから
1本が
1,7キロってことだね」
と、言うと
「たしか、8月の頭にも
デカいハモを
仕入れていたようだけど・・・」
「そうそう

で、その後の
食レポっていうか

その時、ちゃんと
骨抜きが出来なかったから
チャンスがあれば
仕入れたかったんだけど
この間
やっとチャンスが来たんだよ

活かしの鱧だから

神経抜きの
活〆にして

仕入れて来たんだよ

これじゃ
サイズが分からないだろうから

こうすれば
分かるでしょ?」
「ヤバっ!太っ!」
「で、卸すと

こんな感じだったんっだよ」
「この時
骨抜きをしなかったのは

どうしてなの?」
「身が活きた状態だと
抜きにくいと
思ったからだよ」
「で、2、3日
経ってから
抜いたんだね」
「そうなんだよ
この一か月半の間
普通のサイズの鱧で
やろうと思ったんだけど
この前の時に
デカい鱧が
特別に美味しかったから
今日まで
待っていたんだよ
まぁ、大きい方が
抜きやすいのが
一番の理由なんだけどね」
「その間に
骨格についても
勉強したんでしょ?」
「そうだよ
色んなサイトを見たら

背の部分も
腹の部分も
骨の入り方が違うことが
分かったんだけど
ビックリしたよ

「Y字って・・・?」
「断面を見ると

こんな風に
骨が入っていることが
分かったんだよ」
「え゛~っ
確かにY字だ!
それが沢山あるんでしょ」
「これだけじゃ
分かんないから
大阪のふぐ屋の親方にも
教わったんだよ」
「で、解決出来たの?」
「理屈では
解決出来たんだけど
そう簡単っていうか
上手には
出来なかったんだよ

背にも

腹にも骨があるんだけど
この白い点が
骨が出ている部分だよ」
「超見づらいじゃん
知らなかっら
スルーしちゃうじゃん」
「たださぁ、このまま抜くと
Y字の部分が
残っちゃうから
包丁を入れて
骨の位置を探るんだけど

頭の方と
尻尾に近い方で
身の厚みが違うから
切り分けておくんだよ」
「この時点で
骨が折れるよ・・・」

真ん中辺りから
外側に包丁を入れて
開いたら

皮目に沿って
軽く包丁を入れたら
下準備が完了です
抜くと

Y字の骨が抜けました!
初めてのことですので
力加減も
分からないだけでなく
卸してから
時間が経っているので
抜き終えると

見るも無残な姿

「マジ酷くね」
「まぁまぁ・・・」
確かに酷過ぎます
赤点決定レベルです

適当な大きさに
包丁してから
天ぷらにしてみました

「これなら
ボロボロの身が
分かんないから
いいじゃん」
「まぁね」
「で、味は?」
「予想通り
別次元!
少し骨が
残っていたけど
こんなに違うなら
どうにかして
特大ハモの骨抜きを
マスターしたいね」
「普通サイズのハモじゃ
ダメなの?」
「特大サイズの味を
知った以上
規格外的なサイズで
やらないと
意味が無いね」
「そうなんだぁ」

抜いた骨は
出汁を取るのに使い

頭や中骨なども
出汁を取るため

焼いておきました

「この出汁も
普通サイズのと
違うんでしょ?」
「ゼラチン質が豊富だし
鱧スープだけでも
飲む価値はあるよ」
「へぇ~」
骨抜きは別にしても
骨切りしてまで
食べたいと思ったのが
鱧という食材で
さらに、骨切りをするためだけに
包丁まで
作ってしまったのです
さらに、様々な技法で
鱧の美味しさを追求した
先人の知恵と努力には
ただただ
頭を下げるしかありません
そういう技法が
今もって
なお受け継がれています
そんな技術だけでなく
日本料理を生業とし
数多くの伝統を受け継いだ以上
それを後世に伝えるのが
自分の使命なのです

「おぉ~、松茸
明日、使うんだって
どんな料理になるのかなぁ
そんじゃ、また🐡」
by 熱血君
2025年度のトロール漁(底引き網漁)が解禁
秋から冬にかけての
沼津魚市場の風物詩の
トロール漁
(底引き網漁)が
解禁になりました
2025年9月13日
Vol.4709

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「ねぇ、親方
静岡・駿河湾で
深海魚漁が解禁
ってあるけど
深海魚漁って・・・?」
と、ふぐのぼり君が
訊いてきました
「深海魚漁って
トロール漁のことで
底引き網漁とも
言うんだよ」
と、自分
「へぇ~
解禁ってことは
市場にも
魚が並んでいたの?」
市場とは
ホームグランドの
沼津魚市場のことです
「着いたら
こんな感じで

仕分けをしている
漁師もいたよ

今日が初日なんて
知らなかったけど
9月の半ばくらいから
来年の
ゴールデンウィーク過ぎまで
漁期があるんだよ」
「約9カ月もあるんだね」
「そうだね
トロール漁は
沼津市の志下(しげ)とか
戸田(へだ)の漁師が
操業していて
秋から春にかけての
沼津港の風物詩とも
言われているんだよ」
「それなら、沼津市も
もっと力を入れて
PRすれば
いいんじゃね?」
「色んな所に
良い顔をしたい
無限方角美人が
行政の習性だから
一点突破が苦手なんだと
思うよ」
「相変わらずの
毒舌炸裂じゃん!」
「いやいや
裏も表も無い
本音だよ
沼津は量こそ
減ったけど
干物の生産量は
全国シェアの
40%もあるんだよ」
「よ、よ、よんじゅう!?
そんなら利用しない手は
無いのにね」
「まぁ、自分の市じゃないから
関係ないんて
そんな安っぽい考えは
1グラムも無いし
いつも言っているように
魚菜食文化の
日本料理の魅力を伝えて
それを支えてくれる漁師の
代弁者である以上
声を出し続けるのが
自分の使命だからね
ともかく、視野を
広げないと
ダメなんだよ」
\ \ 👏👏👏 / /
そんな今朝は
トロール漁の魚を
仕入れることは
しませんでしたが
解禁したことにより
使える魚の選択肢が
増えたので
これまで以上に
魚市場に行く楽しみが
増えました
秋の訪れと共に
沼津魚市場も
秋、そして冬へと
季節は変わりつつあります

「この間の
特大ハモの事は
明日話してくれるんだって
そんじゃ、また🐡」
by ふぐとらちゃん
予想以上の美味しさのレア魚の偽橄欖剥(ニセカンランハギ)
ホームグランドの
沼津魚市場は
漁港が併設されているので
様々な魚が
水揚げされます
そんな魚を
仕入れて来ちゃいました
2025年9月12日
Vol.4708

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「ねぇ、親方
昨日仕入れた来た
この魚って
何て名前なの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました
/ /
偽橄欖剥
\ \
「それって
四字熟語?
それとも、中国語?」
「まぁ、四字熟語って言えば
四字熟語だね(笑)」
「っていうか
魚だから
くだらない事はいいから
何て読むの?」
/ /
ニセカンランハギ
\ \
「へぇ~
前から知ってたの?」
「普通レベルの魚なら
大体分かるけど
こういうレアな魚は
分かんないよ」
「じゃあ、誰に教わったの?」
「三重の魚屋さんだよ

って訊いたら

教えてくれたんだよ」
「で、橄欖って・・・?」
「オリーブのことだって」
「へぇ~
どうして
はらわたを抜いて
持って来たの?」
「ニザダイ系の魚っぽいから

活きていたんだけど

締めてから

神経を抜く前に
はらわたを抜いたんだよ」
「ニザダイって
この前
話していたようだけど・・・」
「これだよ
3カ月くらい前だね

仁座鯛(にざだい)は
三の字(さんのじ)とも
言うんだけど
締めたら
即はらわたを抜かないと
臭いが回って
使い物にならないんだよ
だから
秒で抜いたんだよ」
「今、復習したら
そう書いてあったよね」
水洗い後の魚体ですが

表面が赤っくなっているのは
生簀の中で
擦れてしまったからです
尾びれは
青い体表に
斑点があり
付根は
鮮やかな黄色をしています

背びれの付根は
鮮やかな青で
ひれ自体も黄色で

泳いでいる時は
さらに鮮やかで
水族館向けの魚と
言える感じでした
卸すと

手も脂で
光っており

腹骨も
メタボ状態

皮を引くと

皮目の赤い模様と
締めてから
時間が経っていないので
身も透き通っており
これが
典型的な白身の特徴です

「すぐには
刺身にはしないんでしょ?」
「夕方まで
キッチンペーパーに
挟んでから
刺身にするよ」
「ニザダイとの
味比べが
気になるね

見た目は
そっくりだけど・・・」
そして
夕方になり
薄造りに仕立てました

「おぉ~
う・つ・く・し・い 🤤

で、味はどうなの?」
「ニザダイよりも
美味しいね

ってことで
さっきの魚屋さんに
送ったんだよ」
「へぇ~」
「ニザダイよりも
クセが少ないからいいよ
それに、脂もあるから
こういう魚は
揚げるとフワフワになるから
活魚で見つけたら
買い一択だね!」
「そんなにいいの?」
「まぁ、基本的に
不味い魚って
殆どいないんだよ
そりゃ、平目(ヒラメ)とか
真鯛(マダイ)と比べれば
劣るのは
否定出来ないけど
使う価値は
大いにありだね」
「おぉ~」
これまでに何度も
お話ししているように
ホームグランドの
沼津魚市場は
漁港が併設されているので
変わり種の魚を
目にすることが
珍しくありません
それらを仕入れて
料理に仕立てることが
出来るのは
地方の料理人の特権です
その特権を最大限に
活かして
魚菜食文化の
日本料理の魅力を
大勢の方々に伝えるだけでなく
魚菜食文化の担い手の
漁師の代弁者にして
応援団として
声を出し続けることを
自分の使命として
厨房に立ち続けます

「トロール漁が
解禁になったんだね
そんじゃ、また明日🐡」
by ふぐのぼり君
鮮度バリバリのレア魚の偽高砂(ニセタカサゴ)は、伊東・川奈産
今日は
偽高砂(ニセタカサゴ)を
約一年振りに仕入れたのですが
料理人人生で
二度目のことです
2025年9月11日
Vol.4707

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、沼津魚市場から
戻って来ると
ふぐとらちゃんが
やって来ました

「おはよう、親方🐡
色々と仕入れて来たけど
この赤っぽい魚
前にも仕入れたことが
あるよね?」
と、ふぐとらちゃん
「おはよう🐡
二度目なんだけど

「そうだったね
思い出したよ

その時は
東伊豆の稲取の
定置網で獲れた
って言ってたけど
これも同じなの?」
「これも東伊豆なんだけど
稲取よりも
北の伊東の川奈の
定置で水揚げされたんだよ

漁師が魚を卸した時に
ニセタカサゴが
目に付いたから
自分で選(よ)り始めたら

親方が選別してくれて

好みのサイズを
選んだんだよ

鮮度バリバリの
死後硬直前の魚だから
秤にかけてもらったら

えらを抜いて

氷入りの海水で
一気に冷やし込んだんだよ」
「おぉ~
連携プレイ
素晴らしい!」

鱗(うろこ)を取り

頭を落とし
はらわたを抜いたら

水洗いしたのち

三枚に卸すと
ほぼほぼ活〆状態ゆえ
身が縮こまっていました

上から見ると
身は活きているので
こんもりとしています
酢締めにするのですが
身が落ち着いていない状態だと
多く水分が出るので
身を落ち着かせるため
明日まで
この状態にしておきました
また、小魚の割に
脂もあるので
大きめのところは
揚物用に
ストックしておきます
偽高砂のような
レア魚を目にして
仕入れることが出来るのは
漁港が併設されている
沼津魚市場の
最大のメリットです
そのメリットを最大限に
活かすために
足繁く、自ら
沼津魚市場に通うのは
魚の本当の美味しさ
つまり、魚菜食文化でもある
日本料理の魅力を
多くの人に伝える以外の
何物でもありません
さらにさらに
魚菜食文化の担い手である
漁師の応援団であるだけでなく
代弁者として
声を出し続けるのが
料理人の自分にとっての
使命そのものなのです

「この魚
初めて見るんだけど・・・」
「そうだよ
この魚のことは
明日ね」
「はぁ~い♬」
おひとり様の昼鱧(ひるはも)
ランチタイムでも
鱧料理、ふぐ料理などの
夜のコース料理が
可能です
また、いわゆる
おひとり様の御用意も
出来ます
2025年9月10日
Vol.4706

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

今朝、沼津魚市場で
仕入れた鱧(はも)です
どちらも
山口県産ですが

奥の活きている1本は

この中から

選んだものです

手前の6本は
落ち鱧と呼ばれ
輸送中もしくは
生簀の中で
死んでしまった鱧で

市場ではらわたを
抜いてきました
このようにするのは
お腹の中にエサが
残ったままだと
その臭いが回って
使い物にならないことが
あるからです
これらの鱧を見た
ミニふぐちゃん曰く

「おはよう、親方🐡
ハモ多くね?」
「おはよう🐡
昼鱧の予約があるからね」
「活きたのが
1本ってことは
人数は少ないの?」
「そうだよ
とりあえず、おひとりは
確定なんだけど
もう一人は
今の時点だと
未定なんだよ」
「そういうのって
ありなの?」
「常連さんだから
いいんだよ
こっちのスタイルも
知っているからね」
「そうなんだぁ」

活かしの1本を
水槽に入れたら
落ち鱧の下処理を始めました

水洗いを終えたら

卸したのですが
落ち鱧は
血抜きが出来ていないので
身は赤くなっています

その後は
鱧の下処理の
一番のヤマの
骨切りです
骨切りを終えたら
鱧しゃぶ用に包丁したら

その時点で
お昼の会席料理の
ご予約分の4名様分の
鱧しゃぶ用にも
包丁しておいただけでなく

鱧茶漬にする
照焼用の鱧にも
串を打っておきました
全ての準備が整い
ご予約時間を逆算し

水槽から取り出したら

活〆にしたのち

落とし(湯引き)用に
包丁しておき
おひとり様の
ご来店を待つばかりと
なりました

「予約のお客さんは
コースなんだね」
「そうだよ」
鱧料理のコースの
献立はこのような内容で

今日の鱧を使った料理は
こちらでした
◆刺身

◆鱧の天ぷら

◆鱧しゃぶ

◆鱧しんじょう蒸し

◆鱧茶漬

おひとり様のコースが
終わる頃までに

別のおひとり様が
ご来店されました

「おぉ、○○さん
いらっしゃいませ
いつも有難うございます♬」
「コンチワ♬
いつもブログで
見ているけど
楽しそうだね~
タイミング良く
来れて良かったよ
久々のハモだから
マジ楽しみ!」
こちらのお客様は
昼飲みも兼ねているので
何はさておき

落としをお出しし
その後は
お好みの料理を
少しずつ御用意しました

最後に
無花果(いちじく)の
アイスをお出する頃までには
最初のお客様が
Facebookに
投稿してくれました

リンクを貼っていないのは
公開設定が限られているためで
あしからず

「親方、こんな風に
書いてくれてあるよ」」
と、ミニふぐちゃん
「うん、そこにもあるけど
今まで
鱧の価値が分からなかったのは
ちゃんとした鱧を
食べたことが
無かったんだって
鱧だけじゃないけど
どんなものでも
最初から
ちゃんとしたものを
食べないと
ダメなんだよ
それでもダメなら
仕方がないけど
よっぽどじゃない限り
そういうことはないね」
「分かる分かる!
でも、ここまで
喜んでくれて
良かったよね」
「そうだね
こういう地方でも
ちゃんとした日本料理を
味わって欲しいがための
【佳肴 季凛】だからね」
\\ 👏👏👏 / /
日本料理と言うと
「敷居が高い」とか
「堅苦しい」などと
言われがちです
その原因は
日本料理店側にあるのは
否定出来ません
その偏見、先入観を
無くすために
魚菜食文化である
日本料理を
味わってもらうために
足繁く、沼津魚市場に通い
その魅力を多くの人に
伝えるのが
自分の使命です
さらには
魚菜食文化の
担い手の漁師の
応援団として
声を出し続けるのも
自分の使命なのです

「今度の15日は
夜だけ営業するんだって
お席の都合もあるから
予約をお願いしま~す♬」
by ふぐとらちゃん
休み明けに、ふるさと納税返礼品&鰤(ぶり)切り落としの【西京漬】
オンラインショップは
24時間365日
営業しているので
【西京漬】などの通販商品の受注も
基本的に同様です
2025年9月9日
Vol.4707

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
ちっさい段ボールと
発泡スチロールがあるけど
【西京漬】とかを
発送するの?」
と、ふぐのぼり君が
訊いてきました
「おはよう🐡
そうだよ

化粧箱は

これらは
【西京漬】の切落し用だよ」

切落しとは言っても
然るべき商品なので
ちゃんとシールを
貼らなくてはなりません

【西京漬】を
クッションで包み
リーフレットを添えたら
一時、箱詰終了です
一方、化粧箱の方には

クッションペーパーを敷き
【西京漬】を詰め終えました

「やっぱ、切身の方が
いいよね」
「そりゃ、そうでしょ」
「今日は休み明けだけど
この注文って
いつ入ったの?」
「昨日だよ」
「ってことは
普通に定休日じゃね?」
「季凛はね
ただ、オンラインショップは
基本的に
24時間365日
営業しているから
注文のメールだけは
確認しているよ」
「たいへんじゃん」
「メールだけのやり取りだから
そうでもないよ」
「そんならいいけど
この際
生成AIを上手く使えば
いいんじゃね?」
「まだまだ、その域には
達していないけど
それぐらいになるよう
頑張るよ」
「親方、FIGHT!」
送り状を貼り終えたら

冷凍庫へ
その後
夕方になったら
無事に発送しました

「ドライバーさん
暑い中
ご苦労様です!」
「いつも、有難うございます」
こうして
休み明けの【西京漬】の
発送が終わったのでした

「休み明けの今日は
フライヤーの掃除も
したんだね
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
料理人人生初!浜笛吹(ハマフエフキ)
魚市場に通うこと
3分の1世紀以上ですが
知らないというか
卸したことがない魚も
沢山います
そんな今朝
仕入れた浜笛吹
(ハマフエフキ)も
そんな魚の一つです
2025年9月8日
Vol.4706

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
この魚は?」
と、熱血君が
訊いてきました
「おはよう

浜笛吹(ハマフエフキ)
ってんだよ」
と、自分
「生簀にいるってことは
活きていたってこと?」
「そうだよ」
「話しは変わるけど
今日って
定休日じゃね?」
「そうだよ
明日の火曜日が
休みだから
行って来たんだけど
特に、仕込みもないし
早めに休日出勤を
終わらせたかったから
市場に着いたのは

4時過ぎで

6時前だったよ」
「早っ!
ハマフエフキって
初めて見るんだけど・・・」
「そうだよ
料理人人生で初!

今日のは
南伊豆の妻良(めら)の
定置網で
水揚げされた魚なんだけど
時々、沼津の西浦の
定置で獲れることもあるよ
生簀から出して

暴れないように
目隠しをしたら

えらと尾っぽの付根に
包丁を入れたら

秒で氷入りの海水に入れて
血抜き完了
その後

頭と尻尾から
針金を入れて

神経を抜けば
ミッション・コンプリート!」
「活〆とか神経抜きとか
よく聞くけど
こんな風にやるんだね」
あとは

鱗(うろこ)を取り
水洗いして

三枚に卸したら

下処理が終わりました

「活きていたから
身がすき透っているの?」
「そうだよ
皮を引くのは
使う直前だよ」
「へぇ~
白身だから
脂は少ないの?」
「そうでもないよ

内臓脂肪が
しっかりあったよ」
「そうなんだぁ
初めてって
言ってたけど
食べたことはあるの?」
「無い!
そんな沢山獲れる魚でも
ないからね」
「え゛~っ
じゃあ、味は
不安じゃね?」
「いや、卸し身の
感じからして
そんなこと無いよ
香りが強い感じで
夏場の高級魚の
目一鯛(めいちだい)に
近い感んだね」
「そうなんだぁ」
「メイチって言えば

今朝も妻良のが
入荷がしていたよ」
「ハマフエフキも
メイチも
珍しい魚なの?」
「珍しくはないけど
海水温が高くなったから
前よりも
水揚げ、入荷が増えたよ」
「市場に行っていると
そんなことも
分かるもんなんだねぇ」
「こういう様子を知るのも
大事なことだし
魚市場っていう
現場に行けば
今の御時世の
魚の状況が、よく分かるし
そういう意味じゃ
市場は教科書の
先生みたいなもんだよ」
「市場が先生かぁ
その割には
生徒の親方の方が
威張っているんじゃね?(笑)
「あはは・・・」
今日のハマフエフキに限らず
魚市場に並んでいても
食べたことも
卸したことがない魚も
沢山いるので
当分は
生徒のまま
魚市場に通い続けます

「夕飯に
秋刀魚を焼いたんだね
んまそ🤤」
by ミニふぐちゃん
伊東・川奈産の水魳(ミズカマス)こと、大和魳が1トン!
お盆過ぎから
10月くらいまで
爆獲れするのが
水魳(ミズカマス)こと
大和魳(ヤマトカマス)です
そんな今朝は
水魳が爆獲れしていました
2025年9月7日
Vol.4005

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方🐡
水カマスじゃん!」
と、ふぐとらちゃん
「おはよう🐡

川奈の魚を
1キロだったけど

水魳だけで
1トンあったよ」
「え゛~っ
1トンってことは
この1000倍じゃん!」
「さっすが~
算数の博士は
秒で答えちゃうね(笑)」
「まぁね
10本で1キロなら
1万本かぁ
ヤバっ!」

これからの時季
かなりの量が
まとまることがあるんだよ」
「凄っ!」

コンテナを開けると

ギッシリ
この中から
死後硬直前のものを
選り抜き

秤に掛けたのち

えらを抜き

氷が入った
海水の中で
冷やし込み
簡単に言えば
ほぼほぼ
活〆状態です

水洗いを終えたら

三枚に卸し

頭と中骨は
焼いてから
出汁を取るため
下処理をしておきました

「このミズカマスは
何にするの?」
「酢締めにするんだけど
卸したては
水分が多くて
仕込むのには
不都合だから
このままにして
おくんだよ」
「でも、そのまま
刺身はOKなんでしょ?」
「もちろん
今日は予定がないけど
揚げても
美味しいんだよ
軽く脂があるから
揚げると
フワ~っとして
これが堪んないんだよね」
「フワ~っ
訊くだけで・・・🤤」
このまま
全部、酢締め用になるかと
思ったら
昼過ぎになり
急遽、天ぷら会席の
ご予約を頂いたので

天ぷらにして
お出ししました

天ぷら会席は
3日前までのご予約で
なおかつ、カウンターでの
ご用意なのですが

お客様のご希望で
個室にお席を
用意しました
このようなことが
出来るのも
自分も性分を
十二分に
ご理解して下さっている
常連さんだからこそです
秋の魚と言えば
文字通り
秋刀魚(さんま)を
思い浮かべる方が
殆どですし
自分もそういう面が
無きにしも非ずですが
秋の水魳の美味しさは
知る人ぞ知る的なものですし
鮮度バリバリの水魳を
目にすれば
その良さに
惚れ込むこと
間違いありません

「さっき話していた
個室の天ぷら会席の
お席なんだね
そんじゃ、また明日🐡」
by 熱血君
大いなる不満の4700回目の更新
今日で
足掛け17年
4700回目の更新です
そうは言っても
断続的なのが
自分としては
大いなる不満でなりません
2025年9月2日
Vol.4700

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「親方、今日で
4700回目の更新なんて
素晴らしい!」
と、ふぐのぼり君
「まぁ、そうなるんだけど・・・」
と、返しました
「いつもは
何かにつけ
自信満々なのに
歯切れが悪いじゃん」
「コンスタントに
更新はしているんだけど
この1年くらい
少し時間がなくなると
更新出来なく時が
多いんだよね
だからさぁ
更新回数が
必ずしも
ずれていたり
するんだよ」
「平気平気
そんなの誰も気付かねぇし(笑)
どっちにしても
途切れ途切れでも
こんだけ更新していれば
いいんじゃね?」
「自分としては
1年365日
毎日更新してこそ
意味があると
思っているから
不完全燃焼の気分で
どうも落ち着かないんだよ」
「そうなんだぁ」
「それに
書き損ねているブログは
どうにかして
書きたいから
その穴埋めを考えると
やる気が出るのと同時に
萎えそうになるんだよね」
「じゃあ
思い切って
そこはパスするとかは
どうなの?」
「ダメダメ!
日本料理の魅力を
大勢の人に伝えたいから
どんなに遅れても
書かないと
続けるんだよ」
「もし、遅れることなく
コンスタントに
書いていたら
更新回数はいくつなの?」
「4800とか・・・
どっちにしても
やめる理由は無いから
続けるの一択なんだよ」
「じゃ、続けるしかないね」
「まぁ、何としてでも
穴埋めして
毎日更新を続けるよ」
「親方、FIGHT!」
ということで
遅れても
書き続けますので
お付き合いのほど
くれぐれも
宜しくお願いします

「おぉ、松茸じゃん!
どんな料理に
なるんだろう?
そんじゃ、また明日🐡」
by ミニふぐちゃん
レア!珍魚!鰤擬(ブリモドキ)
昨日に引き続き
レアな魚について
今日もお話しします
2025年9月1日
Vol.4699

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「昨日のクマサカフグも
レアものだったけど
この魚もレアものなの?」
と、ミニふぐちゃんが

「レアだし
名前も分かんないから
三重の魚屋さんに
訊いたら


こんな感じで
ブリモドキ(鰤擬)って
分かったんだよ」
「でも、年がら年中
色んな魚を見ていて
どんな魚の仲間とか
分かることはあるの?」
「何となくね
でも、調べているうちに
ネットサーフィンどころか
色んな波に飲まれて
時間が無くなるから
訊くんだよ
訊く時は
殆どの場合
さっきの魚屋さんだよ」
「そんなに詳しいの?」
「訊いた魚は
ほぼ百発百中

分かんなかったのは
これだけかな👆

だから
こんな感じ」
「じゃ、どうやって
調べたの?」
「ウミヘビ系っていうのが
分かったから
それで探したんだよ」
「ウミヘビってことは
爬虫類なの!?」
「ウミヘビって
言っても
爬虫類じゃないよ
魚の中で
ウミヘビってつく種類の魚が
いるんだよ」
「へぇ~
それでも
親方も色んな魚のこと
知っているんじゃね?」
「自慢じゃないけど
和洋中のジャンル関係なく
料理人としては
知っている方だとは
言えるね
何度も言ってるけど
日本料理文化って
魚菜食文化だから
その主役の魚についての
知識が無いのは
よろしくないし
それを支えてくれる漁師の
応援団って
言っているからには
理論武装も大事じゃん」
「っていうか
魚云々の前に
親方は理論武装の
鎧(よろい)と兜(かぶと)は
かなりのもんじゃね?(笑)」
「あはは・・・」
「で、味は
どうだったの?」
「これが卸し身なんだけど

見た目は
鰤(ブリ)の子供の
ワカシそっくりで
鰤擬’(ブリモドキ)って
名前はBINGOだね
ついでに言うと
ワカシって
漢字で書くと
魚と夏=魚夏
っていう当て字なんだよ
ちゃんとするなら
若子もありなんだって」
「さすが、理論派だね」
「あざ~っす!」
試食したところ
ワカシやイナダと
同程度にして
案の定の味わいでした
色んな魚に出会える
沼津魚市場は
自分にとっては
学校のようなものです
不登校になることなく
通い続け
漁師の代弁者として
声を出し続けます

「昨日は休みだから
ランチデートに
行ったんだぁ」
by ふぐのぼり君















