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もっとおいしいお話し

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東京日帰り旅行

下の娘が、

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書道の審査会で、表彰されたので、その作品を見に、東京へ行って来ました。

 

もちろん、色んなところへ、立ち寄り、最後に、

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地元のスーパー銭湯で、癒されて来ました。

 

東京での様子は、近いうちにお話しさせて頂きますので、それまでお待ちください。明日まで、『佳肴 季凛』はお休みさせて頂きますが、仕込みをする予定です。

 

それでは、おやすみなさいませ・・・・・。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

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当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

万事休す、冷凍庫

夏休み2日目の朝は、アクシデントが、発生してしまいました。冷凍庫の異常が、確認されたのです。すぐに、専門の業者が来てくれたものの、どうにもこうにもならず、故障となってしまいました。

 

・・・・・、万事休す。

 

先週の時点で、不具合があったものの、部品交換しさえすれば、問題ないと言われていた矢先でしたので、奈落の底に突き落とされた気分でした。

 

そうは言っても、営業日でなかっただけでなく、昨日まで休みだった市場が、今日から開いていたのも、不幸中の幸いでもありました。

 

その時点で、市場の問屋に連絡を取り、冷凍庫の食材を保管してもらうことにし、その準備に追われ、急いで向かうことにしました。

 

着くと、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、

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荷物を下ろしました。

 

卸し終えると、

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崩れないように、大きなラップで、ぐるぐると、

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巻いてもらい、

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固定されました。ちなみに、

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荷物は、この2つの山で、市場用語で2パレットと呼んでいます。

 

そして、荷物は、

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リフトに積まれ、

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冷凍庫に、

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入っていきました。

 

中は、

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マイナス30度で、様々なものが、保管されていました。

 

とりあえず、これで一段落し、お腹も空いてきたので、食事を取るため、市場周辺に向かうと、

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駐車場は、どこそこ一杯でしたが、馴染みの問屋の駐車場に、

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停めさせてもらうことが、

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出来ました。

 

そんな状況ですので、市場近辺は、

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お祭り状態で、

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早朝の市場しか知らない自分にとっては、まさに別世界ゆえ、どこそこへ行っても、行列でしたので、いき付けの喫茶店で、

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コーラフロートで、喉を潤したものの、空腹感は満たされず、

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取り引き先の練り物屋さんの『やいづ屋商会』の出店に向かい、

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色々チョイスして、

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お昼もどきにしました。

 

朝からのバタバタで、飲まず食わずに近い自分は、

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これまた、ビールもどきで、喉を潤しましたが、やはり、もどきはもどきで・・・。

 

普段なら、本物の泡にするのですが、仕入れ用の車は、マニュアル車ですので、慣れない真由美さんには無理なので、冷凍庫の故障同様、泣く泣く・・・・。(涙)

 

一人仕事をしていると、全てが、自己責任です。事無く、日々の仕事が出来れば、良いのですが、天気同様、雨が降ったり、風が吹くこともあります。

 

そんな時、今日のように、泣きたくなることもありますが、最近では、自ら、人生三種の神器と呼ぶ努力、忍耐、工夫を、思い浮かべると、何故か、不敵に笑う自分を、感じます。

 

不惑を超えて、図太くなったのか、鈍感になったか、丸くなったのか、それとも・・・・・。でも、そんな自分にしてくれたのは、お客様だと思います。

 

そして、自分以上に、泰然自若としている真由美さんの仕草に、男たるもののあり方を、教えられつつある今日この頃です。

今日から、夏休み

今日(15日)から、18日(木)まで、

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お休みさせて頂くので、入口のメニュースタンドに、その旨を書いた紙を、貼っておきました。

 

最後の日は、仕込みをするので、完全なお休みは、3日間ですが、“休日出勤”が、日常茶飯事の自分としては、長いくらいです。   仕込みをしないと、お話ししたものの、今日は、

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買い出しに行って来ました。   賄い用のカレーのルーをはじめ、

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酢などの調味料や、

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片栗粉などを、

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買って来ました。

 

酒屋では、店用のウイスキーだけでなく、

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自分用の“馬力”も、調達して来ました。これが無いと、休みの意味がありませんから・・・。(笑)

 

仕込みをしないとは言ったものの、

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買ってきた調味料で、

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ポン酢を、仕込みました。

 

 

柑橘のゆこうと橙が、

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生のものですので、このまま冷蔵庫にしまっておかなければならず、休み中で、冷蔵庫が空いている時の仕込みとしては、好都合なので、今日仕込んだのです。

 

ゆこうと橙を、

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合わせたら

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冷蔵庫にしまっておきました。

 

仕込みとは言っても、包丁を使わないので、ポン酢ぐらいですと、仕込みとは言えません。ちなみに、ポン酢の作り方は、こちらをご覧下さい。

 

そして、夏休み初日の夕飯は、

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“おうちで焼肉”となりました。

 

こうして、夏休みは始まったのですが、あっという間に終わってしまうのは、間違いないでしょう。(笑)

グレードアップした『特別会席』

当店のお品書きを開き、

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コース料理のページにあるのが、

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『特別会席』というコースで、その料理内容については、以前お話ししたことがあり8,500円よりとなっているように、料理内容によって、お値段は、様々です。

 

そんな『特別会席』ですが、今夜お出ししたものは、かなりのグレードアップした料理でした。先付は、

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天然のとらふぐの白子で作った“白子豆腐”でした。これは、ランチや通常の会席料理などでもお出ししているので、グレードアップしたうちには、入りません。

 

この次にお出ししたのが、焼物の第一弾で、

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“和牛リブロースのたまり焼”で、手前にあるのは、粗目に卸した本山葵です。

 

実は、初めてお客様にお出しする料理で、焼く前は、

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このようにサシが入った霜降りでした。和牛は、静岡産のものです。

 

まだまだ、コースは始まったばかりで、次にお出ししたのが、

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刺身の第一弾の“ふぐ刺”で、今日のふぐは、静岡県沼津産の天然のとらふぐで、先日仕入れたものでした。

 

そして、その次は、

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揚物の“鮑の天ぷら”で、一緒に、

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肝醤油を添えてあります。

 

【鮑の天ぷら】は、これまでにもお出ししたことがあり、その作り方についても書いたことがありますが、自分は、“King of 天ぷら”と呼んでいるもので、ともかく美味しいの一言に尽きます。

 

さらに、コースは続き、

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刺身の第二弾として、“生の南鮪”を、お出ししました。ご覧のように、赤身と中とろを2切れずつ、盛り付けてあり、

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今日のは、ニュージーランド産のものでした。

 

これで、ようやくコースも折り返し地点となり、

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“すっぽん鍋”を、お出ししました。すっぽんを味わうには、やはり鍋しかありません。その出汁は、他の食材にはないもので、旨味の宝庫そのものです。

 

通常なら、最後でお出しする食事(ご飯もの)ですが、お腹が空いているというような感じで、コースが進んでいたので、

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食事の“秋刀魚御飯”を、お出ししました。もちろん、新秋刀魚で作ったもので、このように、作ります。

 

土鍋で炊き、仕上がったものをお客様にお出ししたのですが、一度、厨房に下げてから、

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混ぜ合わせたら、お新香と茶碗をお出しし、

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お客様に取り分けてもらい、召し上がって頂きました。

 

“秋刀魚御飯”の後にお出ししたのが、

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“銀鱈の西京焼”で、焼物の第二弾で、“秋刀魚御飯”は、薄目の味付けにしてあるので、どちらの美味しさを消すことなく、召し上がって頂けました。

 

そして、デザートの前に、

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酢の物の“帆立の辛子酢掛け”を、お出ししました。この料理は、最初の“白子豆腐”同様、グレードアップしたものではありませんが、口直し的な料理として、欠かすことが出来ません。

 

ようやく、コースの〆となり、デザートは、

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“桃のアイス”をお出しし、全10品のコースは、終わりました。

 

ここまでグレードアップすると、お客様になりたい気分が本音で、作っている時も、かなりの楽しさがあっただけでなく、お客様のご感想が気になりました。

 

やはり、高評価を頂いたのは、“鮑の天ぷら”と“和牛リブロースのたまり焼”でした。特に、“和牛リブロースのたまり焼”は、グレードアップした『特別会席』の一品として、今後、欠かせないものとなりました。

 

どんなに、自分の頭の中で考えても、新しい料理が浮かぶのには、限度があり、そのヒントを与えてくれるのは、お客様であることもあります。

 

お客様に育てられるというか、鍛えられるというのは、料理人としては、有難い限りで、不断の努力を怠ることなく、厨房に立つことの重要性を、改めて感じましたし、そういう姿勢を大事にしながら、これからも、鍋と包丁を携え続けていきます。

ふぐ刺入りの刺身の五種盛り

夕べのお客様にお出しした刺身は、

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このようなものでした。

 

盛り付けてあるのは、

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生の南鮪(ニュージーランド)の中とろと赤身、帆立(北海道)、新子(佐賀)、湯葉です。

 

器の右側に、

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ふぐ刺を盛り付けてあるので、五種盛りということになります。ふぐは、一昨日仕入れた沼津産の天然のとらふぐです。

 

コース料理をメインにしているので、このような刺身を御用意するのは、殆どないのですが、その時に仕入れたもので、仕立てることは可能です。

 

また、予めご希望を仰って頂ければ、色々と御用意することも出来ます。刺身に限らず、他の料理についても同様ですので、お気軽に、お申し付け下さると、有難い限りです。

精勤賞

今週は、沼津の魚市場が開いている6日中5日、仕入れに行って来ました。皆勤賞にはあと一歩で、言うなれば、精勤賞でした。一週間のうちに、これだけ行くのは、久し振りのことでした。

 

というのも、鱧などの仕入れが多かっただけでなく、13日から15日まで、

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市場が休みになるので、

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小物類も、前倒しで、仕入れたからでした。

 

そんな一週間の様子を、ロシア民謡の『一週間』の替え歌にしてみました。字余り、字足らずなどは、ご容赦、ご理解のほど、よろしくお願いします。(笑)

 

ところで、この『一週間』は、検索してみたところ、様々な替え歌があり、かなり笑えるものが多く、夏休み中で、暇と時間を持て余している方は、【一週間の替え歌】で、検索してみてください。

 

それでは、『一週間』の始まりです。

 

♪ 日曜日に 市場へ出掛け~

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鱧などを買って来た~ ♪

 

(^^♪ テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー (^^♪

 

♪ 月曜日も 行って来て~

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火曜日は行かずに お弁当作り~ ♪

 

(^^♪ テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー (^^♪

 

♪ 水曜日は 再び市場~

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木曜日は

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4回目の市場~ ♪

 

(^^♪ テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー (^^♪

 

♪ 金曜日も市場~

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土曜日は 市場が休み~ ♪

 

(^^♪ テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー (^^♪

 

♪ 友達よ これが 自分の一週間の仕入れでした~ ♪

 

(^^♪ テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー
テュリャテュリャテュリャテュリャーリャー (^^♪

久々の活とらふぐ(天然)は、静岡県沼津産

今朝、沼津の魚市場の活魚売場に行き、

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生簀を見てみると、地物のとらふぐが、2本入荷していました。

 

1本は、

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0,7キロで、もう1本は、

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2,9キロのもので、自分がBIGちゃんと呼んでいるサイズです。

 

BIGちゃんとは、2,5キロ以上4,0キロ未満のもので、それ以上のものを、ジャンボちゃんと、呼んでいます。

 

どちらも、旋網や刺し網などにかかるもので、

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2,9キロのものは、鯵(あじ)や魳(かます)などの旋網のもので、毘沙門というのは、荷主である船=漁師の名前です。

 

別の売場に行き、

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見てみると、

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同じく毘沙門丸と書かれた札があり、

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魳や、

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鯵が、水揚げされていました。

 

例年、この時季の鯵や魳の旋網に、とらふぐが掛かることが多く、これまでにも何度も、仕入れたことがあります。今年も、何度か入荷していたのですが、良さげなものがなかっただけでなく、良さげなものがある時に限って、予想以上の高値がついて、撃沈の憂き目にあっていました。

 

それでも、とらふぐが入荷している以上、“ふぐに魅せられし料理人”の自分としては、素通り出来ないのは、当然のことで、今朝も、仲買人と作戦会議をし、セリに臨むことにしました。

 

結果として、

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2,9キロのものを、セリ落としてもらうことが出来ました。0,7キロの方は、あえて強気に出ることもしませんでしたし、BIGちゃんが本命でしたので、めでたしめだたしとなり、もちろん、気分は萌え燃え・・・

 

また、結果的に、活きたとらふぐを仕入れたのは、かなり久々のことでした。

 

そのまま生簀から、

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取り出し、

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締めたら、

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海水を注ぎ、

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血抜きをしました。

 

その後、『佳肴 季凛』に戻り、

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卸してから、水洗いし、拭き上げ、BIGちゃんの仕込みは、終わりました。

 

“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとっては、やはり、天然のとらふぐに敵うものはなく、まもなく訪れるふぐのシーズンが、待ち遠しいばかりです。

新しい食器洗浄機

どんな職場でもなくてはならない存在があり、それらは、人間ではなく、道具や設備であることが多く、『佳肴 季凛』にもあります。

 

その一つが

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食器洗浄機(食洗機)です。

 

『佳肴 季凛』にリニューアルする前からのベテランで、約20年も、ここに居座り、ただただ洗い物をしてくれていましたが、2,3年くらい前から、夏の時季になると、長年の疲れなのか、動きが悪くなっており、引導の渡し方を、頭の隅に置いていました。

 

それでも、老体に鞭を打たされ、騙されつつ、ここまで来てくれましたが、先週の半ばから、無理を強いても、応えらえない状況になったので、引導を渡しました。

 

そして、昨日のランチの営業後、新しい食洗機への代替わりをしました。旧型機は、

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ガス設備も使っていたので、その取り外しから、始まりました。

 

それが終わると、

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取り外すために、食洗機専門の業者が来て、

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作戦会議をしていました。

 

会議終了後、

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旧型機は、

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台車に乗せられました。まさに、『ドナドナ』の心境です。

 

そんな様子を尻目に、

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新型機は、灼熱の中、デビューを待っており、そんな新型機の居場所を、

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女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、掃除してくれていました。

 

その後、

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新型機が運ばれ、

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様々な微調整が、

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施され、

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無事に、収まりました。

 

そして、

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最終確認の後、

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使い方の説明を、真由美さんと一緒に、聞きました。

 

新型機は、旧型機と異なり、ガスを使うことがないので、洗い場の仕事も、今までよりは、楽になり、

途中で、冷却水を注入する必要も、ないかもしれません。(笑)

鱧(はも)の南蛮漬

今日は、

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お弁当の仕上げから、一日が始まりました。

 

仕上がったお弁当は、

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このようなもので、それぞれは、

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松前御飯、

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揚物と煮物、

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鶏肉の照焼と焼物などを盛り込んだ口取りでした。

 

口取りに、

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生の本鮪の南蛮漬を、盛り付けてありますが、先日御用意したお弁当では、

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生の本鮪の南蛮漬ではなく、

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鱧の南蛮漬でした。

 

鱧の南蛮漬以外には、御覧のように、玉子焼、サーモンの西京焼、海老の酒煮で、あしらいに、はじかみを添えてあります。この鱧の南蛮漬が、今回のお話しです。

 

骨切りをし、

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適当な大きさに包丁したら、

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軽く塩を振ってから、片栗粉をつけます。

 

それを、

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170度くらいの油で、

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揚げたら、

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盆ざるに移し、

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熱湯をかけ、油抜きをします。

 

その後、

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バットに入れ、

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塩でしんなりした玉葱を乗せたら、鱧の身を乗せ、

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玉葱と鷹の爪を入れたら、

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一番出汁に、てん菜糖、酢、薄口醤油などで調味した合わせ酢を注ぎ、

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ひたひたになったら、

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落としラップをして、味を含めるため、2,3日、冷蔵庫にしまっておきます。

 

お弁当用に仕込んだものですので、ランチをはじめ、通常のコース料理に限らず、鱧料理のコースですら、御用意したことはなく、それゆえ、鱧の南蛮漬は、当店の料理の中では、かなりのレアものと言っても、過言ではありません。

 

これまでにも、お弁当用に、仕込んだことは、何度かありますが、時季が限られた食材ですので、少ないのは事実ですが、お弁当という制限がある料理でも、季節の美味しさを味わって頂きたいので、機会があれば、また仕込んでみたいものです。

 

★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★

この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。

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当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。

二週連続の休日出勤

先週同様、定休日でしたが、今日は、沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。先ずは、

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鱧などを扱う問屋で、

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和歌山県産の鱧を、

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仕入れ、その場で、

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その場で、はらわたを抜きました。このようにするのは、お腹のえさの匂いが、身に回らないようにするためです。

 

その後、活魚売場で、

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山口と淡路島産の鱧を、

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1本ずつ仕入れ、先ほど同様、はらわたを抜いたのですが、悪食の鱧らしく、お腹の中から、

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小さい鯛らしき魚が、出て来ました。

 

また、この売場で、

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小肌の幼魚である新子も、仕入れました。有明海とあるように、佐賀県産のものです。

 

今度は、別の売場に行き、

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新子同様、佐賀県産のすっぽんを、

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2はいをはじめ、冷凍ものなどを仕入れ、市場から、帰ることにしました。

 

『佳肴 季凛』に戻ると、既に、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、明日のお弁当の折を、

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並べていました。

 

そんな様子を尻目に、自分は、

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新子の仕込みから、始めることにしました。

 

鱗を取り、頭を落とし、はらわたを抜いたら、

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氷水で洗ってから、開くのですが、小魚ゆえ、鮮度が落ちないように、

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氷の上に、バットを置き、

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大きさごとに並べて、

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開いてから、

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塩を振り、このままおいておきました。

 

その頃、カウンターの端で、下の娘は、

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夏休みの宿題を、やっていました。

 

大きさにより、塩加減を調節して、盆ざるに並べ、塩が回ったら、水洗いをして、

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酢に漬け込み、昆布で挟んでおきました。新子の仕込み方については、こちらを御覧下さい。

 

市場に行って、今夜の夕飯も仕入れて来たので、今度は、

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手巻き鮨用の鮨ねたを、仕込みました。

 

また、今日は、

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岩手県産の鰹が、

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入荷しており、お値打ち価格でしたので、仕入れることにしました。

 

ちなみに、刺身の中でも、鰹は、自分が最も好きな魚ですので、‟休日出勤”のご褒美には、願ったり叶ったりでした。そんな“鰹愛”については、こちらを、お読み下さい。

 

卸したら、

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背と腹の部分に分け、

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皮目の部分だけ、バーナーで炙り、粗熱が取れたら、

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このまま冷蔵庫へ、しまっておきました。

 

その頃、宿題を終えたというより、飽きてしまった娘が、厨房にやって来て、

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お弁当用の揚物の烏賊に、打粉をしてくれ、隣で、

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真由美さんが、新挽(しんびき)粉をつけていました。

 

また、お弁当の揚物は、さばふぐの唐揚げも御用意するので、

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下味をつけるため、薄口醤油と日本酒を同割にしたものに、漬け込んでおきました。

 

揚物の仕込みを終えた真由美さんは、

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お弁当用の生の本鮪の南蛮漬や、お新香を、カップに盛り付けてくれました。

 

これで、真由美さんはお役御免となり、この後、自分は、

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煮物の彩りに使う隠元を包丁したり、

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白子豆腐を仕込んだり、

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米を研ぎ、

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刺身の妻を包丁し、ようやく仕込みが終わりました。

 

そして、最後に、

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夕飯の手巻き鮨ようのねたを盛り付けたのですが、ねたは、

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メインの鰹(岩手)、

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北寄貝(北海道)、

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赤烏賊(島根)、青柳(北海道)、

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鯵(沼津)、生しらす(沼津)、

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甘海老(北海道)、小肌(佐賀)でした。

 

こうして、二週連続の“休日出勤”は終わり、一日の労をねぎらったのでした。

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